3.4~4.2GHz帯において衛星からの電波を受信する専用設備をお使いの皆様へ

2019年7月3日

第5世代移動体通信(5G)は「大容量」、「超高速」だけでなく、「多数同時接続」、「低遅延・高信頼」といった新たな特徴も有しており、将来の電波利用ニーズの更なる増加や、高速通信サービスの加入数の増加、コンテンツの多様化などによる移動通信トラヒックの増加等、我が国の経済成長に不可欠なIoT時代のICT基盤として早期実現が期待されており、それらを実現するための周波数を確保するため、総務省は3600MHz~4100MHz帯(以下、3.7GHz帯)を第5世代移動通信システム用の周波数帯として選定し、携帯電話事業者5社(株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社/沖縄セルラー電話株式会社、ソフトバンク株式会社、楽天モバイル株式会社)が、総務省より2019年4月10日に当該周波数帯の割当てを受けました。
当該5社は、 3.7GHz帯の割当てに際して、総務省より認定された「特定基地局の開設計画」に基づき、今年度より当該3.7GHz帯で電波を送信する予定です。

第5世代移動通信システムの導入に伴い、3.4~4.2GHz帯において宇宙無線通信の電波(海外からの衛星放送など)の受信に支障が生じる場合があります。特定基地局の開設指針(平成31年総務省告示第24号)に従い、当該受信設備をご利用の皆様にお知らせ致します。
今後、第5世代移動通信システムの基地局が開設されたエリア及びその周辺では、これまで当該帯域の衛星放送で受信していたチャネルなどはご覧になれなくなる可能性があります。
なお、本件に関するお問い合わせは、以下の窓口にご連絡頂きますようにお願い致します。

【3.5GHz帯などにおける宇宙無線通信用受信設備に関するお問い合わせ窓口】
電話番号: 0120-959-195(通話料無料)
受付時間: 午前9時~午後5時 (土日・祝祭日及び年末年始を除く。)

※本窓口は、3400MHz~3600MHz帯(以下、3.5GHz帯)に割当てを受けた携帯電話事業者4社(株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、沖縄セルラー電話株式会社、ソフトバンク株式会社)が、開設したお問い合わせ窓口と共通の窓口になります。