iPhoneを再起動する方法は?強制的に再起動する方法や実行できない場合の対処法も紹介
iPhoneの動作に不具合が発生して動かなくなった場合、一般的には再起動で解決することがあります。
しかし、iPhoneを再起動、あるいは強制的に再起動する方法は機種やiOSのバージョンによって異なります。
今回は、iPhoneを再起動する方法を紹介します。また、再起動できない場合の対処法も紹介するので、参考にしてください。
iPhoneを再起動する方法
iPhoneを再起動する方法は機種ごとに異なります。
それぞれ順番に解説します。
iPhone X、iPhone 11、iPhone 12、iPhone 13、iPhone 14、iPhone 15を再起動する方法
iPhone X、iPhone 11、iPhone 12、iPhone 13、iPhone 14、iPhone 15を再起動する方法は以下のとおりです。
- 電源オフスライダが表示されるまで音量調節ボタンの片方とiPhoneの右側にあるサイドボタンを同時に長押しする
- スライダをドラッグして、デバイスの電源が切れるまで30秒ほど待つ
- Appleロゴが表示されるまでサイドボタンを長押しして、電源を入れる
音量調節ボタンは音量を大きくするボタンと、小さくするボタンの2種類がありますが、どちらを選んでも問題ありません。
iPhone 6、iPhone 7、iPhone 8、iPhone SE (第2または第3世代)を再起動する方法
iPhone 6、iPhone 7、iPhone 8、iPhone SE (第2または第3世代)を再起動する方法は以下のとおりです。
- 電源オフスライダが表示されるまでサイドボタンを長押しする
- スライダをドラッグして、 デバイスの電源が切れるまで30秒ほど待つ
- Appleロゴが表示されるまでサイドボタンを長押しして、電源を入れる
iPhone 6、iPhone 7、iPhone 8、iPhone SE (第2または第3世代)では、音量調節ボタンを押す必要はありません。
iPhone SE(第1世代)、iPhone 5以前を再起動する方法
iPhone SE(第1世代)や、iPhone 5以前の機種を再起動する方法は以下のとおりです。
- 電源オフスライダが表示されるまでトップボタンを長押しする
- スライダをドラッグして、デバイスの電源が切れるまで30秒ほど待つ
- Appleロゴが表示されるまでトップボタンを長押しして、電源を入れる
iPhone SE(第1世代)やiPhone 5以前の機種にはサイドボタンがないため、iPhoneの上部にあるトップボタンを操作します。
iPhoneを強制的に再起動する方法
上記の方法は、iPhoneの電源が入っている、あるいは操作に反応する場合の再起動方法です。
iPhoneが反応せず電源をオフにできないなどの不具合がある場合、強制的に再起動する必要があります。
ただし、強制再起動はシステムの整合性に影響を与える可能性がある最終的な手段です。わずかでも操作に反応するのであれば、多少時間がかかっても、まずは通常の再起動の手順を試してください。
なお、機種やiOSのバージョンによって強制的に再起動する方法は異なります。
iOS 16以降に対応しているiPhoneを強制的に再起動する方法
OSのバージョンがiOS 16以降に対応しているiPhoneは以下のとおりです。
- iPhone 15
- iPhone 15 Plus
- iPhone 15 Pro
- iPhone 15 Pro Max
- iPhone 14
- iPhone 14 Plus
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14 Pro Max
- iPhone 13
- iPhone 13 mini
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone XR
- iPhone X
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
- iPhone SE (第 3 世代)
- iPhone SE (第 2 世代)
上記のiPhoneでiOS 16以降にバージョンアップしているのであれば、以下の手順で強制的に再起動できます。
- 音量を上げるボタンを押してから素早く放す
- 音量を下げるボタンを押してから素早く放す
- Appleロゴが表示されるまでサイドボタンを長押しして、電源を入れる
上記の手順でもiPhoneが再起動しない場合は、リカバリや本格的な修理が必要になる可能性があります。
iOS 16非対応でFace IDを利用できるiPhoneを強制的に再起動する方法
iOS 16以降に非対応、もしくはバージョンアップをしていないiPhoneで、Face IDが利用できる機種の場合、以下の手順で強制的な再起動が可能です。
- 音量を上げるボタンを押してから素早く放す
- 音量を下げるボタンを押してから素早く放す
- Appleロゴが表示されるまでサイドボタンを長押しして、電源を入れる
iPhone 8またはiPhone SE(第2世代以降)を強制的に再起動する方法
iPhone 8またはiPhone SE(第2世代以降)を強制的に再起動する場合の手順は、以下のとおりです。
- 音量を上げるボタンを押してから素早く放す
- 音量を下げるボタンを押してから素早く放す
- サイドボタンを押さえたままにする
- Appleロゴが表示されたらサイドボタンを放す
利用中のiPhoneの機種を知りたい場合は、設定画面で調べるか、LightningコネクターやUSB-Cコネクター、背面などにあるモデル番号を確認して公式ホームページと照らしあわせてみましょう。
iPhone 8のモデル番号はA1863、A1905、A1906、iPhone 8 Plusのモデル番号はA1864、A1897、A1898、iPhone SE(第2世代)のモデル番号はA2296、iPhone(第3世代)のモデル番号はA2782です。
iPhone 7を強制的に再起動する場合
iPhone 7を強制的に再起動する手順は以下のとおりです。
- 音量を下げるボタンとスリープ/スリープ解除ボタンの両方を同時に押さえる
- Appleロゴが表示されたら、両方のボタンを放して電源を入れる
モデル番号は背面カバーに記載されており、iPhone 7はA1660、A1778、A1779で、iPhone 7 PlusはA1661、A1784、A1785です。
iPhone 6sまたはiPhone SE(第1世代)以前を強制的に再起動する場合
iPhone 6sやiPhone SE(第1世代)以前の機種を強制的に再起動する手順は以下のとおりです。
- スリープ/スリープ解除ボタンとホームボタンの両方を同時に押さえる
- Appleロゴが表示されたら、両方のボタンを放して、電源を入れる
iPhone 6sやiPhone SE(第1世代)以前の機種では、強制再起動する際に音量調節ボタンを押す必要はありません。
どんなときにiPhoneを再起動するべき?
以下のような現象が起こってしまった場合は、iPhoneの再起動を検討しましょう。
- iPhoneの動作が重い
- 自動的に再起動を繰り返す
上記を順番に解説します。
iPhoneの動作が重い
iPhoneを利用していると、内部で過剰な負荷が発生して操作に対する反応が遅くなったり、アプリの立ち上げに時間がかかったりするなどのトラブルが発生する場合があります。
その際、再起動すると負荷が解消されてiPhoneが操作しやすくなる可能性があります。「動作が鈍くなった」と感じたら、再起動を試してみましょう。
自動的に再起動を繰り返す
iPhoneを起動しても、何らかのトラブルで自動的に再起動を繰り返すことがあります。
この場合の原因として考えられるトラブルは、主に以下の4点です。
- 水没
- ソフトウェアのバグ
- アップデートの失敗
- ハードウェアの故障など
自動的に再起動を繰り替えしても、強制的に再起動すると解決する場合があります。ただし、トラブルの内容によっては強制的に再起動しても解決できず、修理が必要になる場合があります。
iPhoneを再起動できない場合の対処法
ここまで紹介した方法を試してもiPhoneを再起動できない場合は、次の対処法を実行してみましょう。
- リカバリモードで復元する
- iPhoneの修理サービスに依頼する
- 買い替えを検討する
リカバリモードで復元する
iPhoneを再起動できない場合は、ご自身でリカバリモードを実行して復元をしてみましょう。
リカバリモードとは、iPhoneが通常の方法で起動、再起動、復元などができない場合にパソコンを利用して次の手順で行う方法です。
- Macの場合、macOSが最新の状態であることを確認、Windowsパソコンの場合、iTunesが最新のバージョンであることを確認する
- iPhoneをUSBケーブルでコンピュータに接続する
- Macの場合はFinderを開き、Windowsパソコンの場合はiTunesを開く
- iPhoneを接続した状態で各機種の強制的に再起動する方法を実行して「コンピュータに接続」画面を表示させる
- コンピュータ上でiPhoneを選択する
- 「アップデート」か「復元」の選択肢が表示されたら「復元」を選択する
- 途中でリカバリモード画面が閉じたら、手順3からやり直す
- 復元が終了するまで待つ
リカバリモードにはパソコンが必要です。また、実行するとiPhone内部のデータがすべて消去される可能性があるため、定期的にバックアップを取っておきましょう。
iPhoneの修理サービスに依頼する
リカバリモードで復元できない場合は、Appleが提供している「iPhoneの修理サービス」の利用も検討してみてください。
「iPhoneの修理サービス」は、主に以下のようなサービスやオプションを受け付けています。
サービス |
概要 |
---|---|
持ち込み修理 |
Apple正規サービスプロバイダーやApple Storeに製品を持ち込んで修理してもらう |
配送修理 |
Apple指定の配送業者が引き取って、Appleへ配送して修理してもらう |
Appleサポートに問い合わせる |
Appleサポートのアドバイザーと電話やチャットで相談しながら修理手続きをする |
すべてのトラブルに対応できるとは限りませんが、依頼することで今起こっている不具合を解消できる可能性があります。
なお、iPhoneの修理費用は、故障の程度と機種によって異なります。
iPhoneの機種 |
再起動できない損傷の修理費用の目安 |
---|---|
iPhone 15 |
87,800円~114,800円 |
iPhone 14 |
87,800円~114,800円 |
iPhone 13 |
59,400円~96,800円 |
iPhone 12 |
59,400円~96,800円 |
iPhone 11 |
59,400円~96,800円 |
iPhone XR |
59,400円~96,800円 |
iPhone 8 |
48,200円~59,400円 |
iPhone 7 |
42,800円~48,200円 |
iPhone SE |
37,400円~44,000円 |
ただし、上記の金額はあくまでも目安であり、最終的な料金は実機検査を行ったうえで確定されるため、利用時は注意してください。
買い替えを検討する
修理サービスへの依頼を断られてしまった方や、修理を受け付けていない機種を利用している方は、iPhoneの買い替えも視野に入れてみましょう。
たとえばAppleでは、販売店への供給を停止した日から7年以上が経過した製品をオブソリート製品と呼び、修理を受け付けていません。もしも今起こっているトラブルを解消できたとしても、今後も同様のトラブルが発生し対応に困る可能性があります。
トラブルがあった際に安心して修理サービスを受けるためにも、新しいiPhoneへの買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
iPhoneの再起動は機種によってやり方が異なる
iPhoneの再起動方法の手順は、機種やiOSのバージョンによって異なります。
最新のiPhoneでの再起動は、音量調節ボタンとサイドボタンを同時に長押しし、「電源オフ」のスライダをドラッグします。
通常の再起動や強制的に再起動しても、問題が解決しない場合は、修理サービスへの依頼、またはスマホの買い替えを検討しましょう。
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