なりすましメールの対処方法

• なりすましメールとは
• 「楽メール」のなりすましメールフィルター
• なりすましメールを受け取ってしまったら

なりすましメールとは

「なりすましメール」とは、知り合いや有名企業などを装ったフィッシング詐欺メールの一種です。

• 信憑性の高い文章や緊急性の高い文章を使用したり、送信者の身元を詐称することで、メールの内容を確認させようとします。
• メール内のリンク先から個人情報を入力してしまったり、添付ファイルをダウンロードしたりしてしまうことで、ID・パスワードやクレジットカード番号などを盗まれる可能性があります。

過去に発生したなりすましメールの事例

このようなメールを楽天グループから送ることはありません！

• 件名が「楽天株式会社」で、本文が「楽天銀行株式会社」など、複数のサービス名が記載されることはありません。
• メールに記載されたURLはクリックせず、必ずスマホアプリやブラウザから楽天グループのサービスにログインしていただくようお願いいたします。

【ご注意ください】楽天を装った不正関連の事例について

「楽メール」のなりすましメールフィルター

面倒な設定も不要なフィルター機能でなりすましメールの受信を防止します。

「楽メール」では、DMARC※を利用したなりすましメールの検知および、ウイルスメールの検知などを含む「おすすめフィルター設定（強）」が初期設定として適用されています。

※ Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance

なりすましメールフィルターの設定をする

DMARCとは

• 電子メールの送信元アドレスのドメイン名を認証する「送信ドメイン認証」と呼ばれる技術の一つです。
• 「DMARC」は、受信したメールがなりすまされていないかをチェックするため送信元アドレスのドメインを認証し、認証に失敗した場合は、ドメインの管理者が設定したルールに基づき、受信拒否やゴミ箱フォルダへの振り分けといった処理を行います。これにより、不正サイトへのアクセスや、マルウェア・ウイルスのダウンロードを目的としたなりすましメールの受信を防ぐことができます。

なりすましメールフィルターが適用されないケースについて

「なりすましメールフィルター」では、「DMARC」を利用して受信拒否やゴミ箱への振り分けといった処理を実施していますが、以下のようなケースでは処理が正常に適用されない場合がございますので、ご注意ください。

• 送信元アドレスのドメイン管理者がルール（DMARCポリシー）を設定していないケース
• 送信元アドレスのドメイン管理者が設定したルール（DMARCポリシー）において、送信ドメイン認証に失敗したメールに「受信拒否やゴミ箱への振り分け」を行うよう設定されていないケース
• 該当メールが実在しない架空のドメインから送信されているケース

なりすましメールを受け取ってしまったら

まずは対処方法を確認し、該当のメールを窓口へ申告してください。

不審なメールには気をつけて、安全にメールを使いましょう！

1. 1. 対処方法を確認する

   対処方法は以下のページでご案内しています。

   ウイルスやマルウェアに感染してしまったスマートフォン等への対処方法

2. 2. 届いたなりすましメールを申告する

   届いたなりすましメールを窓口へ申告する方法は以下のページでご案内しています。

   迷惑メールを申告する方法

3. 3. 重要な情報の確認

   個人情報を入力してしまった場合は以下の項目を参考に、入力してしまった金融機関やクレジットカード会社、その他ネット上のサービス提供会社などへの確認・対応を行ってください。

   • キャリア決済、クレジットカード決済などの決済サービスで身に覚えのない支払いなどが行われていないか確認してください。
   • インターネットバンキング、SNSアカウント、Googleアカウントなどの各種サービスで利用しているアカウントのパスワード変更を行ってください。（楽天IDのパスワード変更はこちら）

   以下の記事や相談窓口も併せてご覧ください。

   フィッシング110番（警察庁 サイバー犯罪対策プロジェクト）

   国民生活センターまたは各地の消費生活センター

   法テラス

   フィッシング対策協議会