スマホのデータ容量とは?確認方法・増やす方法や料金プランの選び方を紹介

スマホのデータ容量とは?確認方法・増やす方法や料金プランの選び方を紹介
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2025.07.25

スマホのデータ容量が不足すると、Webページの読み込みやアプリのダウンロード速度などが遅くなることがあります。

データ容量は契約する料金プランによって異なるため、必要なデータ容量を把握して適切な料金プランを選択することが大切です。

今回はデータ容量の概要や確認方法、料金プランの選び方、データ容量不足への対処法を解説します。

目次

スマホの「データ容量」とは?

スマホのデータ容量には大きく2つの意味があります。

1つ目は、「スマホ本体に保存できるデータ容量」のことで、厳密にはストレージを指します。

2つ目は、「スマホ回線でインターネット接続時に利用できるデータ容量」のことです。

今回は、後者のスマホ回線でインターネット接続時に利用できるデータ容量について解説します。

スマホの空き容量(ストレージ)については、こちらをご確認ください。

データ容量の単位

データ容量は「メガバイト(MB)」や「ギガバイト(GB)」で表します。MBやGBはデータの大きさを表す単位で、1B(1バイト)は半角英数字の1文字を表現できるデータ量です。

バイトは1,024ごとに単位が変わります。

単位

読み方

大きさ

B

バイト

1B=半角英数字1文字分

KB

キロバイト

1KB=1,024B

MB

メガバイト

1MB=1,024KB

GB

ギガバイト

1GB=1,024MB

TB

テラバイト

1TB=1,024GB

データ通信で主に使われる単位はKB、MB、GBです。目安として、テキストが中心のデータはKB単位、ゲームアプリや画像が多いデータはMB単位、動画や3Dを多用したゲームアプリなど大容量のデータはGB単位で表されます。

データ容量の1GBとは、インターネット回線で1GB分のデータを送受信することを指します。

データ容量1GBで利用できる通信の目安

1GBのデータ容量でどれくらいのデータ通信ができるのか、一例を紹介します。

利用

通信量

1GBの目安

Webページの閲覧

Yahoo!などのニュースサイト
(約300KB/ページ)

約3,300回

メールの送受信(添付ファイル込)

500KB/通

約2,000通

インターネット電話

メッセージアプリ
(音声のみ1分300KB、ビデオ通話5.1MB)

音声通話:約55.5時間
ビデオ通話:約3.3時間

電子書籍(マンガ)のダウンロード

Kindle
(コミック1冊約50MB)

約20冊

YouTubeでの動画鑑賞

720p
(HD高画質、1分19MB程度)

約55分間

たとえばYouTubeなら、1GBあればHD高画質で1時間近く視聴できます。

スマホのデータ利用量を確認する方法

適切なデータ容量を知るには、まず毎月どのくらいのデータを使っているか、データ利用量を知る必要があります。1カ月のデータ利用量を調べる方法は2つあります。

1つは、スマホ本体の機能を利用して確認する方法です。もう1つは契約している携帯電話会社の公式Webサイトから会員ページにアクセスするか、公式アプリを利用して確認する方法です。

データ利用量を調べる手順を、iPhone・Android™にわけてご紹介します。

iPhoneの場合

iPhoneでは、現在までのデータ利用量の合計や、アプリごとのデータ利用量を確認できます。「設定」アプリを開き、「モバイル通信」もしくは「モバイルデータ通信」をタップしましょう。

画面を下にスクロールすると、モバイルデータ通信の項目に「現在までの合計」として現時点でのデータ利用量が表示されます。また、その下にアプリが並び、それぞれのデータ利用量を確認できます。

iPhoneの場合、スマホの利用を開始してから現在までの合計が表示されるため、直近のデータ利用量を確認するためには、別途携帯電話会社のアプリを利用する必要があります。

なお、この画面の下端にある「統計情報をリセット」をタップすると、計測したデータ利用量がリセットされ、「モバイルデータ通信」の項目の値がすべてゼロになります。

携帯電話会社の請求期間に合わせてリセットすれば、おおよその月間データ利用量をiPhone本体で計測できます。

Android™の場合

Androidスマホには、自動的に期間を区切ってデータ利用量を記録する機能があります。「設定」アプリを開き、「モバイルネットワーク」>「データ通信量」を順にタップすると、現在を含む一定期間のデータ利用量の合計と、アプリごとのデータ利用量を確認できます。

アプリごとのデータ利用量を一覧やグラフで確認できるため、残りのデータ容量を把握し、特定のアプリの使い過ぎに注意できます。

なお、表示されるデータ利用量はあくまでスマホで計測した概算値であり、実際のデータ利用量とは多少の誤差が生じることがあります。正しいデータ利用量は、携帯電話会社の公式Webサイトやアプリで確認しましょう。

また、Androidでは、機種ごとに項目名や操作手順が異なる場合があります。詳しくは取扱説明書や公式Webサイトなどでご確認ください。

自分の使い方に適した料金プランの選び方

スマホの通信速度や利用料金が気になる場合は、用途に対して過不足のないデータ容量の料金プランへの乗り換えがおすすめです。用途別におすすめの料金プランを紹介します。

Webサイトの閲覧やメッセージのやり取りがほとんどの場合

Webサイトの閲覧や通販の利用、メッセージのやり取りなど、比較的ライトな使い方をする方は、月1~3GB程度あれば足りる可能性があります。

Webサイトやメッセージは、ほかのコンテンツと比べてデータ容量の消費が少ないからです。

そのほか、主なスマホの用途が通話という方にも、データ容量が1~3GBの料金プランがおすすめです。

Webサイトの閲覧に加えSNSもよく利用する場合

Webサイトの閲覧に加えSNSの利用も多い方は、データ容量が20GB程度の料金プランがおすすめです。

テキストベースのSNSはデータ容量をあまり消費しませんが、画像や動画を表示するSNSは、データ容量の消費が多い傾向にあります。

20GB程度のデータ容量があれば、毎日SNSを利用しても、データ容量が足りなくなる可能性が低いでしょう。

ビデオ会議、動画の視聴、オンラインゲームでの利用が多い場合

スマホを仕事用として使う場合、テザリングやビデオ会議でスマホを活用する可能性があるため、少なくとも20GB程度は確保した方がよいでしょう。

テザリングやビデオ会議はデータ容量の消費が多く、容量の少ないプランではデータ容量が不足し、速度制限がかかる可能性があります。

また、動画配信アプリやオンラインゲームをよく利用する場合は、データ容量が50GB以上や、無制限のプランがおすすめです。

特に、自宅にインターネット回線がない場合は、大容量プランを選んだ方がよいでしょう。

楽天モバイルのテザリングのご利用については、こちらをご確認ください。

データ容量不足への対処法

スマホのデータ容量不足への対処法は、主に以下の3つです。

・Wi-Fi®を利用する
・アプリの設定を工夫する
・不足分のデータ容量を追加購入する

対処法を順番に解説します。

スマホの空き容量(ストレージ)を増やす方法については、こちらをご確認ください。

Wi-Fi®を利用する

自宅にインターネット回線がある場合、Wi-Fiを利用すると、スマホのデータ容量の消費を抑えられます。

Wi-Fiを使ってインターネット回線に接続する場合、スマホのデータ容量を消費せずに通信ができます。

自宅にインターネット回線がある方は、Wi-Fi接続を利用して、データ容量不足に対処しましょう。

アプリの設定を工夫する

一部のアプリは、設定を見直すことで、データ容量の消費を抑えられることがあります。

アプリ内の設定に「データセーバー」などの項目がある場合、アプリの利用中に消費するデータ容量を減らせます。

また、動画視聴アプリでは、画質を低画質やデータセーバーに設定し、データ容量の消費を減らすとよいでしょう。

不足分のデータ容量を追加購入する

一部の携帯電話会社では、データ容量を追加購入して高速で通信できる容量を増やせる場合があります。

ただし、追加するデータ容量ごとの料金は、事前に月間のプランとして契約するものよりも割高になる傾向があります。

データ容量を追加で購入する場合、プランを変える方がおトクなのか確認し、申し込むかどうかを決めるとよいでしょう。

データ容量・通信量を把握して自分に適した料金プランを探してみよう!

自分に適した料金プランを契約して快適にスマホを使いたいなら、まずデータ利用量を確認しましょう。

iPhoneやAndroidでは、スマホの「設定」アプリからデータ利用量の概算値を確認できます。目安を把握すれば、適したデータ容量の料金プランを選びやすくなるでしょう。

しかし、動画の視聴機会が増えたり、仕事のファイルのやり取りが増えたりすると、特定の月だけデータ利用量が増えることもあります。その結果、月によってデータ容量が不足してしまったり、反対に余らせてしまったり、従量制であればうっかり使い過ぎて意図せず高額になってしまったりすることもあるでしょう。

月によってデータ利用量の変動が大きい場合は、データ利用量に応じて料金が変動する料金プランへ乗り換えを検討しましょう。

楽天モバイルの料金プランでは、データ利用量に合わせて料金が自動的に変わるため、たくさん使う人にもあまり使わない人にもおすすめの料金プランです。

家族割引適用※1で、3GBまでは880円/月(税込968円)、20GB超過後はどれだけ使っても2,880円/月(税込3,168円)とデータ使い放題※2なので、データ容量を心配せず快適な通信をご体験いただけます。
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