Androidのスマホでデータを移行する方法と注意点を解説!

Androidのスマホでデータを移行する方法と注意点を解説!
このエントリーをはてなブックマークに追加
2022.04.01

「Androidのスマホに買い替えようか考えているけれど、自分でデータ移行ができるか不安…」と感じて迷っている方もいるのではないでしょうか。

スマホの中には写真や電話帳、メール、アプリなど、移したいデータがたくさんあります。「もし失敗して消えてしまったらどうしよう」と、不安になるのも当然でしょう。

データ移行の方法はひとつではないため一見複雑に見えますが、手順に沿って作業をすれば、安全にデータ移行をして、新しいスマホを使えます。

今回はAndroidのスマホからデータ移行をスムーズに行うための、具体的な方法を解説します。

目次

Androidのスマホで移行できるデータの内容

Androidのスマホからデータ移行するのであれば、Googleアカウントの利用がおすすめです。Googleアカウントで引き継げるデータは、次のような内容です。

  • 電話帳、通話履歴
  • Gmail、GoogleカレンダーなどのGoogleサービスアプリ
  • Wi-Fiなどのデバイス設定など

移行できる具体的なデータは以下のとおりです。

移行したいデータ

移行できるか

電話帳、通話履歴

Gmail、GoogleカレンダーなどのGoogleサービスアプリ

Wi-Fiなどのデバイス設定

画像や動画

メッセージアプリ

ゲームアプリ

おサイフケータイ

画像や動画、メッセージアプリ、ゲームアプリなどの一部のアプリは、アプリごとにデータ移行手続きが必要です。

なお、AndroidからiPhoneへデータ移行する場合は、「iOSに移行」アプリを使用することで、多くのデータを移行できます。

iPhoneとAndroidの間でデータ移行をする際の手順や移行できるデータについてはこちら。
データ移行の手続きについて詳細はこちら。
移行できるデータの種類や詳細はこちら。

データ移行の前にしておきたい設定やバックアップ

データ移行を行う前にデータのバックアップが必要です。お手持ちのスマホの連絡先やアプリを、Googleドライブにバックアップしておきましょう。

Googleドライブを使ったバックアップの方法について詳細はこちら。

スマホに保存されている画像や動画のバックアップは、「Googleフォト」や「Googleドライブ」のようなGoogleのアプリを使用して移行できます。

写真や動画のバックアップには、大量のデータ通信が発生します。Wi-Fiに接続しているか、もしくはデータ使い放題の料金プランでのデータ移行をおすすめします。

機種変更前、変更後のバックアップや復元の手順の詳細はこちら。

メッセージアプリや、楽天Edyをはじめとするおサイフケータイ、ゲームアプリは、アプリによってバックアップの方法が異なります。

新しいスマホでアプリの再インストールと引き継ぎ手続きが必要な場合があるので、事前に確認しておきましょう。

システム情報の設定やiCloud、Googleフォト、おサイフケータイの操作手順はこちら。

バックアップ機能やデータ移行機能を使ってもコピーできないデータとは?

Androidのスマホは、iTunesを使用したiPhoneのバックアップのように、すべてのデータを一括で保存し、新しいスマホに載せ換えることはできません。

カメラやAIアバターなどのスマホメーカー固有のアプリや、携帯電話会社に紐付けられているアプリもデータ移行ができないものが大半です。

これはAndroid特有の理由で、ひとつのメーカーがOSとスマホの両方を開発・販売しているiPhoneに対して、AndroidのスマホはGoogleが提供しているAndroidというOSを、スマホメーカーが自社のスマホに合わせてカスタマイズしているためです。

また、セキュリティに関係する指紋認証や顔認証、パスコードなどのデータも移行できません。

Androidのスマホでデータ移行をする3つの方法

Androidのスマホはすべてのデータを移行することはできませんが、Googleアカウントのバックアップと併用することで、Androidのスマホに入ったデータの大半を移行することができます。

移行する方法は下記の3つがあるので、それぞれ解説します。

  • スマホのデータ移行機能を使う
  • クイックスイッチアダプターを使う
  • パソコンを経由したデータ移行

スマホのデータ移行機能を使う

スマホメーカーが提供するアプリを使う方法です。メーカーごとに名称、操作手順は異なりますが、マニュアルに従って操作すれば、簡単にデータ移行することができます。

下記の画像は、シャープの「AQUOS sense4 plus」に搭載されたデータ引き継ぎアプリの画面です。

データ移行のためのアプリを新旧のスマホにインストールし、Wi-Fiを経由して移行します。移行できるデータ範囲が決まっているため、このアプリで移せないデータはGoogleアカウントのバックアップを併用すると良いでしょう。

移行できるデータの種類はメーカーによって異なるので、移行作業の前に必ず確認してください。

クイックスイッチアダプターを使う

新旧のスマホ同士を、クイックスイッチアダプターを装着したUSBケーブルで接続し、データ移行する方法です。

クイックスイッチアダプターとはスマホ同士をつなぐアダプターです。GoogleのPixelシリーズなどの一部のスマホに同梱しており、古いスマホと新しいスマホを接続することで、データを移行できます。

クイックスイッチアダプターを使うと、主に下記のデータが移行できます。

  • アプリとアプリ内のデータ
  • 音楽、写真、動画
  • Googleアカウント
  • 連絡先
  • テキストメッセージ
  • 壁紙
  • 通話履歴

パソコンを経由したデータ移行

スマホのデータをパソコンに移し、新しいスマホへ移行する方法もあります。

パソコン経由のデータ移行は、USBケーブルを接続して行います。Androidのスマホでの操作は次のとおりです。

Windowsの場合

  1. USBケーブルでスマホとパソコンとつなぐ
  2. スマホに表示されている「このデバイスをUSBで充電中」の通知をタップ
  3. 「USBの使用>ファイルを転送」を選択する
  4. パソコン側でエクスプローラーを起動する
  5. 表示されているデータをパソコンへ保存する
  6. 新しいスマホをUSBケーブルで接続し、パソコンに保存したデータを移動する

MacOSの場合

  1. MacのパソコンにAndroid File Transferをインストールする
  2. Android File Transferを開き、スマホのロックを解除する
  3. USB ケーブルでスマホとパソコンを接続する
  4. スマホで「このデバイスをUSBで充電中」の通知をタップし、「USBの使用」の下の「ファイル転送」をタップする
  5. MacのAndroid File Transfer上でファイルをドラッグして移動する

Chrome OSの場合

  1. スマホのロックを解除する
  2. USBケーブルを使って、スマホとChromebookを接続する
  3. スマホのロックを解除する
  4. スマホで「このデバイスをUSBで充電中」の通知をタップし、「USBの使用」の下の「ファイル転送」をタップする
  5. Chromebookでファイルアプリが開いたら、ファイルをドラッグして保存する

なお、Googleアカウントのバックアップでは、スマホに直接ダウンロードしたファイルなどは移行できません。
ダウンロードファイルを移行するためには、パソコンを経由してデータ移行する必要があります。
パソコンとAndroidの間でファイルを転送する方法について、詳しくはこちら。

iPhoneとAndroidの間でデータ移行する方法と注意点

異なるOS間でのデータ移行は次の方法で行います。

  • AndroidからiPhoneは、Appleの「iOSに移行」アプリを利用する
  • iPhoneからAndroidは、Googleアカウントとの連携、Googleドライブを利用する

iPhoneのデータ移行に関する操作手順はこちら

一部のアプリは、異なるOS間のデータ移行に対応していません。

特に多くのアプリで、Google Playやアプリ内で購入した権利を移行できません。その場合、データ移行後に再度、App Storeで購入手続きが必要になります。

また、Android向けのアプリがiPhone向けに開発されていない場合も多々あります。

Androidで愛用していたアプリがiPhoneでは使えないというケースも少なくないので、移行前に確認しましょう。

新しいAndroidのスマホを購入したらデータ移行とバックアップを忘れずに

新しいAndroidのスマホにデータを移す方法は、複数のやり方があります。自分の環境に合わせて、やりやすい方法を選ぶことで、スムーズにデータ移行ができるはずです。

注意点として、データのバックアップや復元には大量のデータ通信が発生します。特に写真や動画を保存するには多くのデータ通信が必要になるので、使えるデータ容量に制限がある状況では難しいかもしれません。

楽天モバイルの料金プランでは、データ利用量に合わせて料金が自動的に変わるため、たくさん使う人にもあまり使わない人にもおすすめの料金プランです。

家族割引適用※で、3GBまでは880円/月(税込968円)、20GB超過後はどれだけ使っても2,880円/月(税込3,168円)とデータ使い放題※1なので、データ容量を心配せず快適な通信をご体験いただけます。
※通話料等別
プログラム適用条件あり。詳細はこちらをご確認ください。

ぜひ楽天モバイルをご検討ください。

  • 家族割引適用で、0GB〜3GBまで880円/月(税込968円)
  • 家族割引適用で、3GB超過後〜20GBまで1,880円/月(税込2,068円)
  • 家族割引適用で、20GB超過後〜どれだけ使ってもデータ高速無制限2,880円/月(税込3,168円) ※1
  • Rakuten Linkアプリ利用で国内通話かけ放題※2
  • iPhone(iOS 14.4以降対象)をご利用の場合は条件をご確認ください。※3

※ 製品代、オプション料、通話料等は別費用。
※1 混雑時など公平なサービス提供のため速度制御する場合あり。
※2 アプリ未使用時30秒20円(税込22円)。一部対象外番号あり。データタイプのお申し込みでは、データ通信のみの利用となり通話・Rakuten Linkアプリはご利用いただけません。
※3 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE(第1世代)をiOS 14.4/14.4.1/14.4.2のバージョンでご利用になる場合、110/118/119への緊急通話で高精度な位置情報測位の正確性が低下します。iOS 14.5にアップデートすることで高精度な位置情報測位に対応いたします。楽天モバイルのご利用にあたり、iOS 14.4以降ならびにキャリア設定の最新バージョンへのアップデートをお願いいたします。
※ 掲載内容はプラン名・サービス内容の変更によって、一部内容を修正する可能性がございます。

  • この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
  • 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。
TAG : #Android