Instagram(インスタグラム)のアカウントを削除する方法は?アカウントを削除できない場合の対処法も紹介
Instagram(インスタグラム)のアカウント削除方法に悩み、「Instagramのアカウント削除ページがどこにあるかわからない」、「Instagramのサブアカウントだけ削除したい」など、削除方法について検索している人もいるのではないでしょうか。
Instagramのアカウント削除は、公式アプリや公式Webサイトから簡単に行えます。しかし適切な手順で対処しないと、アカウントを削除したつもりなのにほかのユーザーからアカウントが見えていたり、データが残ってしまったりすることがあります。
そこで今回は、Instagramのアカウントを完全に削除する具体的な方法を詳しく紹介します。アカウント削除ができない場合の対処法もお伝えするので参考にしてください。
Instagramのアカウント削除とは?
Instagramのアカウント削除とは、アカウントに紐付けられてInstagramに保存されているデータをすべて消去することです。
アカウントを削除することで、以下のデータが削除されます。
・自分のプロフィール
・フィードやリールなどの投稿
・コメント、いいね
・フォロワー
データを消さず、一時的にほかの人から見えないようにしたいときは「一時的に利用解除」という方法があります。しかし、こちらはログインすると再開できるため、完全にアカウントを削除したいときには適していません。
Instagramの「アカウント削除」と「利用解除」、「ブロック」、「非公開」の違い
Instagramには、投稿の内容を誰かに見られたくない場合、アカウント削除のほかに一時的な利用解除やブロック、非公開という機能があります。それぞれ異なる点を見てみましょう。
・アカウント削除
利用していたアカウントを削除する方法です。プロフィールや投稿内容は削除をリクエストするとすぐにInstagram上から削除され、ほかの人からはアカウントに関する情報が見えなくなります。
アカウントの削除をリクエストした後、すぐにアカウントは表示されなくなりますが、データは30日間保存されています。その間に再度ログインすれば、削除のリクエストはキャンセルされます。
・一時的な利用解除
利用しているアカウントを、一時的にほかの人から見えなくする方法です。プロフィールや投稿内容が非表示になり、ほかの人から見えなくなります。
削除と同様にほかの人が検索しても「ユーザーが見つかりませんでした」と表示されますが、アカウントにログインすればすぐに復旧します。
・ブロック
特定の相手に対して自分の投稿内容を非表示にする方法です。ダイレクトメッセージ(DM)やコメントも制限できます。
ブロックすると、お互いの投稿内容などが一切見えなくなるので、相手にブロックしていることがわかることに注意しましょう。
・非公開アカウント
アカウントを非公開アカウントにすることで、フォロワー以外に自分のプロフィールや写真、動画の閲覧、シェア、ダウンロード、タグ付けなどを制限します。
しかし、既存のフォロワーに対しては制限できないほか、プロフィール写真やユーザーネームなどを伏せることはできません。
Instagramのアカウントを削除する方法
Instagramのアカウントは、アプリと公式Webサイトのどちらからでも削除できます。作業をしやすい方法を選びましょう。
Instagram公式アプリからアカウントを削除する方法
プロフィール画面の右上にある「≡」をタップして、メニューを表示します。メニューから「設定とプライバシー」をタップしてください。
「設定とプライバシー」で「アカウントセンター」をタップします。
Metaアカウントセンターの画面で「アカウント設定」にある「個人の情報」をタップします。
「個人の情報」で「アカウントの所有権とコントロール」をタップしてください。
「利用解除または削除」をタップします。
削除したいアカウントをタップします。Facebookアカウントやサブアカウントがある場合は、一覧に表示されるので、削除したいアカウントを選んでください。
操作の選択画面になります。アカウントを削除したい場合は、下の「アカウント削除」を選択して「次へ」をタップします。
次に「Instagramアカウントの削除」の画面で、削除理由を選択します。どの回答でも削除を思い止まるように促してくることはありませんので、安心して選択してください。該当の理由を選択したら、「次へ」をタップします。
パスワードを入力して、「次へ」をタップします。
確認画面で「アカウントを削除」をタップすると、アカウント削除のリクエストが送信されます。
「設定とプライバシー」をスクロールすると、下部に「ユーザーIDからログアウト」、「すべてのアカウントからログアウト」と表示されていますが、これはログアウトであって削除ではありません。
色と位置から間違えやすいのですが、ログアウトしただけではアカウントを削除できませんので、注意しましょう。
Instagram公式Webサイトからアカウントを削除する方法
Instagram公式Webサイトの左側に表示されているメニューで、「≡その他」をクリックします。
表示されたメニューから「設定」をクリックします。
「設定」画面の左上に「Metaアカウントセンター」が表示されるので、グレーの部分をクリックしてください。
Metaアカウントセンターで「個人の情報>アカウントの所有権とコントロール」の順にクリックします。
「利用解除または削除」をクリックします。
「利用解除または削除」の画面で、削除したいアカウントIDをクリックします。FacebookアカウントなどMetaアカウントセンターで管理しているほかのアカウントやサブアカウントがあれば、一覧で表示されます。
「Instagramアカウントの利用解除または削除」の画面で、「アカウントの削除」のラジオボタンをクリックして選択してから、「次へ」をクリックしてください。
パスワードを入力して「次へ」をクリックしてください。
続いて「Instagramアカウントの削除」の画面で、削除理由をクリックします。選択したら「次へ」をクリックしてください。
「アカウントの完全削除を確認」の画面で「アカウントを削除」をクリックすると、アカウント削除のリクエストが送信されます。
Instagramのサブアカウントのみ削除する方法
Instagramは、メインのアカウントに紐付けたサブアカウントを複数持つことができます。
サブアカウントはすべてMetaアカウントセンターで管理されているので、必要がなくなったサブアカウントだけを削除したい場合は、Metaアカウントセンターから前項で解説した手順を実行すると削除できます。
MetaアカウントセンターではInstagramのほか、FacebookやMeta Horizonのアカウントもまとめて管理されています。
複数のアカウントを紐付けて管理している場合、リストは以下のように表示されます。
サブアカウントにログインした状態でも、メインアカウントと紐付いているMetaアカウントセンターに接続するので、わざわざメインアカウントに切り替える必要もありません。
ただし、メインアカウントと紐付けをしていないアカウントの場合、Metaアカウントセンターでまとめて管理できないため、アカウントリストに表示されません。削除したいアカウントにログインして削除の手順を行う必要があります。
Instagramのアカウント削除ができない場合の対処法
Instagramのアカウント削除には必ずパスワードが必要です。パスワードを忘れてしまった場合は、あらかじめ再発行しておきましょう。
手順を進めたもののMetaアカウントセンターに削除したいアカウントがリストに出てこない場合、メインアカウントと紐付けがされていないアカウントの可能性があります。その場合、別途該当のアカウントにログインして削除する必要があります。
また、Instagramのアカウントを削除したはずなのに、削除できていなかった場合、考えられる理由は4つあります。
1)削除したアカウントにログインしてしまった
削除のリクエストを送信すると、すぐにアカウントは非表示になります。しかし、30日間はInstagramのサーバにすべてのデータが保存されているため、ログインすると削除のリクエストがキャンセルされ、アカウントが復活してしまいます。
確実に削除したいときは、30日間はログインしないようにしましょう。
2)利用解除をしただけだった
削除と利用解除はどちらもアカウントが非表示になりますが、実際には異なる機能です。削除は30日後に完全に削除されますが、利用解除は次にログインするまですべてのデータが保存されています。
アカウントを削除したい場合は、利用解除ではなく削除を選んで手続きを進める必要があります。
3)アプリを削除しただけだった
InstagramのデータはInstagramのサーバに保存されているため、アプリを削除してもアカウントを削除できません。所定の手順で削除する必要があります。
4)ログアウトしていただけだった
メニューの中に赤い文字で表示されているため間違えやすいのですが、ログアウトでは削除できません。アカウントは残っている状態のままなので、再度ログインしてアカウントを削除してください。
Instagramのアカウント削除後、ほかのユーザーからどう見えるのか
Instagramのアカウントを削除すると、ほかのユーザーには以下の3つの現象が起きます。
・投稿内容はすべて削除され、シェアしたものも見えなくなる
・アカウントを検索してもヒットしなくなる
・ほかのユーザーの投稿に送った「いいね」やコメントが削除される
アカウントを削除するとフォローやフォロワー、投稿が一気に消えてしまうため、親しく頻繁にやり取りをしていた相手がいると、削除に気付いて驚く可能性があります。
アカウント削除に伴うトラブルを避けたい場合は、親しい相手には事前に削除をする予定であることを伝えておくとよいでしょう。
さまざまなデータが消えるアカウント削除ですが、ほかのユーザーがすでに受信したDMは、相手のアカウントのデータとして保存されているため、自分のアカウントを削除しても消えずに残ってしまいます。
どうしてもDMを消してからアカウントを削除したい場合は、送信取り消しの機能でDMをひとつずつ消す必要があります。
Instagramのアカウントを削除するときの注意点
Instagramのアカウントを削除すると、投稿していた写真や動画が削除されてしまいます。相手側に届いたDMを除き、さまざまな内容が削除されるため、残しておきたいデータは事前にスマホに保存しておきましょう。
また、アカウント情報など自分の情報を保存しておきたい場合は、Metaアカウントセンターで「あなたの情報とアクセス許可」から、「個人データをダウンロード」もしくは「個人データのコピーを転送」で保存できます。
アカウントの削除をリクエストして30日後にすべての情報が完全に削除されますが、削除が完了するまでの30日間はInstagramの利用規約とプライバシーポリシーが適用されます。
さらに削除処理が開始されてから完了するまで、最大90日かかる場合があります。この90日が経過しても、災害などによるデータ損失に備えて設置しているバックアップに、投稿した内容のコピーが残っている可能性があることも覚えておきましょう。
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