iPhoneに標準搭載のカレンダーアプリとは?機能・使い方を解説
iPhoneにはカレンダーアプリが標準搭載されており、「予定の種類ごとに色わけする」「ほかのアプリと同期する」など、便利な機能があるので積極的に活用しましょう。
今回は、iPhoneのカレンダーアプリの機能・使い方をご紹介します。iPhoneをお持ちの方や、これから購入する予定の方は、ぜひ参考にしてください。
iPhoneのカレンダーアプリとは
カレンダーアプリはiPhoneに標準搭載されている、スケジュールを管理するためのアプリです。紙のスケジュール帳を持っていなくても、スマホで仕事のアポイントメントや私生活の約束などをメモすることが可能です。
なお、仕事用・家庭用・学校用など、複数のカレンダーを作成して、ひとつの画面に表示させたり、特定のカレンダーだけを選んで表示させたりできます。
iPhoneのカレンダーアプリの基本的な機能・使い方
iPhoneを持っていても、カレンダーアプリは利用したことがない方がいるかもしれません。
そこで、まずは表示単位(年、月、週・日)の変更方法や、予定の種類ごとに色わけする方法など、基本的な機能・使い方をご紹介します。
表示単位(年、月、週・日)を変更する
iPhoneのカレンダーアプリでは、表示単位(年、月、週・日)のスムーズな切り替えが可能です。タップするだけで切り替わるため、上司や同僚、友人・知人などから予定を尋ねられた際に、スピーディーに返答できるでしょう。
たとえば、年間カレンダー表示の状態で、任意の月をタップすると、月間カレンダー表示に切り替わります。また、月間カレンダー表示の状態で、任意の日付をタップすると、週・日単位のカレンダー表示に切り替わります(切り替わらない場合は、画面右上から3つめにある月表示アイコンをタップして「リスト」以外のいずれかを選んでから操作します)。
予定の種類ごとに色わけできる
iPhoneのカレンダーアプリでは、仕事・趣味など、予定の種類ごとに色わけすることが可能です。
まずは、画面下の「カレンダー」から「カレンダーを追加」を選択しましょう。続いて、新規カレンダーの名称と色を設定し、「完了」をタップしてください。そして、予定の種類ごとに作成した専用のカレンダーをひとつの画面上で同時に表示させましょう。
色を見るだけで、どのような予定なのかを判断できるため、スムーズにスケジュールを管理できます。
iPhoneのカレンダーアプリの便利な機能・使い方
iPhoneのカレンダーアプリには、上述した基本的な機能・使い方だけではなく、以下に示すように、より便利な機能・使い方もあります。搭載されている機能を使いこなして、スムーズなスケジュール管理を実現しましょう。
- ドラッグ&ドロップでスムーズに予定を編集
- 定期的な予定をスムーズに登録できる「繰り返し」機能
- 移動時間や乗り換え情報の登録
- ほかのカレンダーアプリとの同期
それぞれに関して詳しく説明します。
iPhoneのカレンダーアプリでは、ドラッグ&ドロップでスムーズに予定を編集できる
iPhoneのカレンダーアプリでは、スケジュールを変更したい場合、ドラッグ&ドロップによって登録済みの予定をスムーズに編集できます。別の時間帯に、再度、文字などを打ち込む必要はありません。
仕事などで急なリスケジュールが発生する場合がありますが、ドラッグ&ドロップによる編集機能を活用して、スケジュール管理を効率化しましょう。
定期的な予定を登録する場合は、「繰り返し」機能を活用しよう
「週に1回」「月に1回」など、定期的に繰り返される予定(たとえば、職場の会議や習いごと)を登録する場合は、「繰り返し」機能を活用しましょう。
あらかじめ決まった曜日・時間などを設定しておけば、都度、スケジュールを登録する手間が省け、効率的に管理できます。
移動時間や乗り換え情報も登録できる
会議の開始時間・終了時間や訪問先などを登録していても、電車による移動時間や乗り換え情報に関しては登録しないままスケジュールを管理している方がいるかもしれません。
しかし、遅刻の原因になりかねないため、移動時間や乗り換え情報も登録するべきです。
iPhoneのカレンダーアプリには、「Google マップ」など、外部アプリの乗り換え情報を取り込む機能があります。移動に要する時間や電車などの乗り換えに関する情報をスムーズに登録可能であり、遅刻の防止に役立つでしょう。
ほかのカレンダーアプリ(「Googleカレンダー」など)と、iPhoneのアプリのスケジュールを同期できる
iPhoneのカレンダーアプリでは、「Googleカレンダー」など、ほかのカレンダーアプリとスケジュールを同期できます。長年、Android™のスマホを利用していて、Googleカレンダーでスケジュールを管理していた方は、同期機能の活用も検討しましょう。
なお、パソコンではGoogleカレンダーを利用し、スマホではiPhoneのカレンダーアプリを利用するという使いわけも可能です。
iPhoneに標準搭載されているアプリ以外を利用することも可能
iPhoneに標準搭載されているカレンダーアプリ以外でスケジュールを管理することも選択できます。たとえば、「Googleカレンダー」や「Yahoo!カレンダー」といったアプリの活用もご検討ください。
以下、それぞれの特長を詳しく説明します。いずれのアプリも、iPhoneに標準搭載されているカレンダーアプリと同期可能です。
Googleカレンダー
Googleカレンダーは、Googleが提供するスケジュール管理ツールです。Androidのスマホだけではなく、iPhoneでも利用可能で、iPhoneのカレンダーアプリとスケジュールを同期できます。
ほかのGoogleサービス(Gmailなど)とスムーズに連携できることが、Googleカレンダーの特長です。Googleのサービスを利用する機会が多い方は、iPhoneに標準搭載されているカレンダーアプリよりも、Googleカレンダーの方が使いやすいかもしれません。
Yahoo!カレンダー
Yahoo!カレンダーは、LINEヤフー株式会社が提供するスケジュール管理ツールで、Yahoo! JAPANのサービスとスムーズに連携できます。たとえば、天気予報の情報を自動的に反映させることが可能です。
また、2024年9月23日時点では、iPhoneのカレンダーアプリとスケジュールを同期できます。
なお、従来のYahoo!カレンダーは独立したアプリとして提供されてきましたが、「Yahoo! JAPAN」アプリへ統合されます。2025年5月26日にはカレンダーのアプリの提供が終了しますが、すでに「Yahoo! JAPAN」アプリからもカレンダー機能を利用できるため、利用している方は早めに移行しましょう。
便利なiPhoneのカレンダーアプリの使い方を覚えて活用しよう
iPhoneには、カレンダーアプリが標準搭載されています。便利な機能が数多くあるので、ぜひご活用ください。
また、快適な通信環境で利用したい場合は、ご自身に適した携帯電話会社への乗り換えも検討しましょう。
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