LINEのリマインド機能とは？「リマインくん」の使い方や注意点も解説

便利な機能のため、使い方を知っておき、適宜活用しましょう。
今回は、LINEのリマインド機能や、人気のパーソナルリマインダーbot「リマインくん」、アナウンス機能の使い方などを解説します。

LINEのリマインド機能とは？

リマインドとは、「思い出させる」「思い起こさせる」などの意味を持つ英単語です。

最近は、ビジネスや日常生活で「会議の日時のリマインドをお願いします」「イベントの日時をリマインドしておいてね」など、「念を押す」「再確認する」などの意味で使われます。

LINEのイベント機能を活用すれば、設定した日時にスケジュールを知らせるリマインド通知を受けることが可能です。

たとえば、トークルームでイベントを作成すると、イベント開始時の5分前～1週間前までのいずれかのタイミングでリマインド通知が届きます。

また、イベントへの参加や不参加の確認を取る機能もあります。参加人数を把握したり、参加人数にあわせて調整したりできることがメリットです。

リマインド通知が届けば、仕事や家事で忙しくても大切なイベントを忘れずに済むでしょう。

LINEのリマインド機能を活用すれば、ちょっとした約束から大事な会議まで、イベントをうっかり忘れるようなミスを減らせます。スケジュールを効率よく管理したい方は、LINEのリマインド機能を活用してみましょう。

LINEのリマインド機能の使い方

LINEのイベント（リマインド）機能の使い方は以下のとおりです。

1.「LINE」アプリを開く

2.イベント（リマインド通知）を設定したい相手やグループとのトークルームを開く

3.トークルーム右上の三本線のマークをタップする

4.「イベント」をタップする

5.右上の「カレンダーマーク」をタップする

6.カレンダーが表示されたらイベントを入れたい日程を選択し、画面右下のプラス（+）のマークをタップする

7.イベント名を入力する

8.画面下の「完了」をタップする

イベント機能では、次の内容が設定可能です。

・イベントの名前

・日時

・場所

・「参加確認」のオン／オフ

・「通知を送信」のオン／オフ

「通知を送信」をオンにすると、イベント開始時刻から何分前にリマインド通知を送信するか設定できます。通知できるタイミングは以下のとおりです。

・5分前

・15分前

・30分前

・1時間前

・2時間前

・1日前

・2日前

・1週間前

イベント名や場所などの設定を済ませて画面下の「完了」をタップすると、トークルームの参加者全員に、イベントが追加されたことが通知されます。完了をタップする前に内容に間違いがないか確認しましょう。

なお、リマインド通知は上記のタイミングのうち、1回しか設定できません。同じイベントで段階的にリマインド通知を送りたい場合は、タイミングをずらして複数回、イベントを設定する必要があります。

LINEの「リマインくん」とは？

LINEのイベント機能は、個人間のトークルームやグループトークで参加している友だちとの間でスケジュールを共有するのに便利です。

しかし、帰宅時のお買い物や病院の予約日時など、個人的なスケジュールをリマインドするには適していません。

個人的な予定をリマインドしたい場合は、「リマインくん」を活用してみてはいかがでしょうか。

「リマインくん」とは、個人開発者によって作られたLINEで利用できるパーソナルリマインダーbotで、LINEの公式サービスではありません。

なお、紺色の認証済アカウントのバッジがついており、2025年4月末日時点で友だち登録数が約600万人のLINE公式アカウントです。

「リマインくん」は、事前に入力した予定やタスクを設定した時間に自動で通知してくれます。このように、ユーザーの代わりに特定の作業を自動で行うプログラムを一般的に「bot（ボット）」と呼びます。

「リマインくん」は、以下の手順で利用できます。

1.「リマインくん」の公式Webサイトで利用規約を確認する

2.「LINE」アプリで「リマインくん」を友だちに追加する

3.「リマインくん」のトークルームを開く

4.画面の「新しいリマインダ」をタップする

5.「リマインくん」の質問に回答して通知を設定する

たとえば、明日の12時にランチのリマインド通知を受け取りたい場合、「新しいリマインダ」をタップして「ランチ」「明日」「12時」と入力します。

すると、「リマインくん」はリマインド通知を送る時間を伝えてきて、設定した時刻になると「『ランチ』の時間だよ！」と教えてくれます。

ちょっとしたお買い物のメモや日々のタスク管理など、ご自身だけの予定を簡単に管理したい場合に役立つサービスです。

※詳細は「リマインくん」公式ページをご確認ください。

LINEの「リマインくん」の活用方法

「リマインくん」の主な活用方法は以下のとおりです。

・個人的な用事をメモ代わりに記録する

・グループLINEに追加して通知させる

・スケジュールを管理する

「リマインくん」はご自身の個人的な用事をリマインドしてもらうのに役立つサービスです。

また、グループLINEに「リマインくん」を追加すれば、グループの参加者にリマインド通知を一斉に送信でき、飲み会や会議の時間などを共有できます。

イベント機能に比べると簡易的なリマインド通知ですが、通知するタイミングを細かく設定できる点が「リマインくん」の特長です。

さらに、「リマインくん」は画面にある「詳しい一覧を見る」をタップすると、登録したリマインド通知が一覧として表示されるので、複数の予定を効率よく管理できます。

複数の予定をしっかりと整理したい方は、「リマインくん」を活用してみましょう。

LINEの「リマインくん」の注意点

「リマインくん」を利用する際の主な注意点は、以下のとおりです。

・複雑な内容は登録できない

・完璧な動作は保証されない

・圏外では通知されない

・仕様が変更される場合がある

「リマインくん」は設定したタイミングにイベント名だけを伝える機能です。イベント機能に比べると、場所の通知や参加確認などの機能がなく、複雑な内容は登録できません。

また、「リマインくん」は完璧な動作が保証されていないため、設定した時間に通知が届かない、通知が表示されない、などの可能性があります。

さらに、「リマインくん」は仕様が変更されたり、機能が追加されたりする可能性もあるため、気になる方は、定期的に「リマインくん」の公式Webサイトをチェックするとよいでしょう。

LINEのアナウンス機能とは？

前述のとおり、LINEのイベント（リマインド）機能は、設定したイベントが近づいたら、トークルームやグループルームにリマインド通知を送る機能です。

一方、LINEのアナウンス機能は、大切なメッセージや設定したイベントなどをトークルームの上部にピン留めする機能です。また、トークルームに参加している全員が同じ内容を確認できます。

・イベント機能…設定したイベントが近づいたらリマインド通知を送る

・アナウンス機能…メッセージやイベントを画面上部に固定する

たとえば、グループで決めた集合時間やイベント情報、共有しておきたい資料のリンクなどをアナウンスに設定すれば、メッセージが流れてしまってもすぐに確認できます。

大切な予定や連絡事項を見逃したくないときに活用しましょう。

LINEのアナウンス機能の使い方

LINEのアナウンス機能の使い方は以下のとおりです。

1.「LINE」アプリを開く

2.トークルームやグループルームを開く

3.ピン留めしたいメッセージを長押しする

4.メニューから「アナウンス」をタップする

「アナウンス」をタップすると、該当のメッセージが画面上部にピン留めされます。

たとえば、会議の議題や共有したい資料のURLをトーク画面の上部に固定しておけば、ほかのメッセージで流れてしまっても、すぐに確認が可能です。

また、イベント機能で設定したスケジュールを通達したり、伝言や重要なタスク、確認事項などをグループ全員に周知したりする際に役立ちます。

LINEのアナウンスを解除する方法

LINEのアナウンス機能は、最大5つまで固定でき、トーク画面の上部に最新のアナウンスがひとつ表示される仕組みです。5つを超えると、古いアナウンスが自動的に解除されるので注意しましょう。

固定しているアナウンスを確認したい場合は、アナウンスの右側にある「矢印」のマークをタップすると、一覧が表示されます。

Androidの場合は一覧を表示したまま、解除したいアナウンスを長押しして、「アナウンス解除」をタップしましょう。

iPhoneの場合は、解除したいアナウンスを左にスライドして、「アナウンス解除」をタップすれば解除できます。

LINEのリマインドやアナウンスでスケジュールを共有しよう！

LINEには、友だちやグループとスケジュールを簡単に共有でき、設定したタイミングでリマインドするイベント機能が備わっています。

イベントを作成しておけば、予定が近づいたタイミングで自動的にリマインド通知をしてくれるため、うっかり忘れてしまうようなミスを防ぐことが可能です。

また、LINEで利用できるパーソナルリマインダーbot「リマインくん」は、個人的な予定をリマインドするのに向いています。

重要な情報をトーク画面の上部にピン留めできる「アナウンス機能」もあり、目的にあわせて使いわけることで、よりスムーズな情報共有ができます。

ただし、「LINE」アプリとスマホのOSを最新版に保っていないと、LINEのイベント機能やアナウンス機能を利用できない可能性があります。

また、古いスマホでは、OSやアプリのアップデートに対応しないケースがあります。スマホのOSをアップデートできない場合は、新しいスマホへの買い替えを検討しましょう。

スマホの買い替えと併せて、通信料金の見直しや携帯電話会社の乗り換えもおすすめです。

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