海外旅行でスマホを使う4つの方法!設定方法や選び方、注意点を紹介

海外旅行でスマホを使う4つの方法!設定方法や選び方、注意点を紹介
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2025.07.29

海外旅行を計画しているものの、「渡航先でスマホを利用する方法がわからない」と悩んでいる人がいるかもしれません。

海外ローミング(データローミング)や海外用のSIM、Wi-Fi®などを利用すれば、旅行中でもスマホでインターネットに接続できます。
そこで今回は、海外旅行でスマホを利用する方法を詳しく解説します。設定方法や注意点などを紹介するので、海外旅行を計画している人はぜひ参考にしてください。

目次

海外旅行でスマホ(iPhone・Android™)を利用する場合、設定はどうする?

渡航先でスマホを利用するには、スマホの設定を海外向けに変更する必要があります。

インターネットに接続する場合もあれば、接続せずに一部の機能のみを利用する場合もあるでしょう。以下では、大きく3つにわけて対応方法を紹介します。

・インターネットに接続する場合

・電話機能やSMSのみ利用する場合

・スマホのカメラや時計などの機能のみ利用する場合

インターネットに接続する場合

情報の検索やSNSの閲覧・投稿などをする場合は、インターネットに接続する必要があります。海外旅行中にスマホでインターネットに接続する方法は、主に以下の4種類です。

1.海外ローミング(データローミング)

2.渡航先のモバイル回線に対応したSIMカード・eSIM

3.海外用のモバイルルーター

4.現地(空港・ホテル・飲食店など)のフリーWi-Fi

海外ローミング(データローミング)とは、日本で契約している携帯電話会社を介して渡航先のモバイル回線を利用し、通信する仕組みです。SIMとは、スマホをモバイル回線に接続するために必要な契約情報が記録されたもので、スマホに差し込む物理的な「SIMカード」と、スマホ内蔵型の「eSIM」があります。

4種類の接続方法の特徴は、自分に適した海外でのインターネット接続方法はどれ?以降で紹介しているため、メリット・デメリットを把握して、自分に適した方法を選択しましょう。

電話機能やSMSのみ利用する場合

電話機能やSMS(ショートメッセージサービス)のみを利用する場合は、モバイルデータ通信やデータローミングをオフにしましょう。

まず、iPhoneでの設定手順を紹介します。

1.「設定」アプリを開いて「モバイル通信」をタップし、「モバイルデータ通信」をオフにする

2.前の画面に戻って「通信のオプション」をタップし、「データローミング」をオフにする

次に、Android™スマホでの設定手順を紹介します。製品によって項目名や手順が異なる場合があるため、詳しくは取扱説明書や各メーカーの公式Webサイトをご確認ください。

1.「設定」アプリを開いて「データ使用量」をタップし、「モバイルデータ通信」をオフにする

2.前の画面に戻って「モバイルネットワーク」をタップし、「データローミング」をオフにする

モバイルデータ通信やデータローミングをオフにしても、フリーWi-Fiには接続可能です。

詳しい内容は、海外でのインターネット接続方法④ 現地(空港・ホテル・飲食店など)のフリーWi-Fiで紹介します。

なお、国際通話や国際SMSは有料となる場合が多いですが、携帯電話会社によっては、特定の国・地域で一部のサービスが無料になることもあります。

スマホのカメラや時計などの機能のみ利用する場合

スマホのカメラや時計などの機能のみを利用し、インターネット接続・電話・SMSを利用しない場合は、データ通信を無効にするために機内モードをオンにしましょう。

iPhoneでの設定手順は以下のとおりです。

1.コントロールセンターを開く

2.飛行機型のアイコンをタップし、機内モードをオンに切り替える

コントロールセンターは、Face IDを搭載したiPhoneの場合、画面の右上隅から下にスワイプすることで開けます。ホームボタンを搭載したiPhoneの場合は、画面の下端から上にスワイプしてください。

Androidスマホでの設定手順は以下のとおりです。

1.画面上部から下方向にスワイプし、クイック設定ツール(クイック設定パネル)を開く

2.機内モードのアイコンをタップし、オンに切り替える

クイック設定ツールに機内モードのアイコンがない場合は、「設定」アプリを開いて「接続」をタップし、機内モードをオンに切り替えましょう。

なお、Androidスマホの場合は製品ごとに項目名や手順が異なるため、詳しくは取扱説明書や各メーカーの公式Webサイトでご確認ください。

自分に適した海外でのインターネット接続方法はどれ?

海外でのインターネット接続方法には、それぞれ以下のようなメリットとデメリットがあります。

方法

メリット

デメリット

海外ローミング(データローミング)

・普段使っているスマホとSIMを、海外でもそのまま利用できる
・設定が簡単で、渡航前後に手間がかからない

・高額な料金が発生するケースがある
・ローミング対象外の地域では利用できない

渡航先のモバイル回線に対応したSIMカード・eSIM

・国内の携帯電話会社を介さずに通信できる
・音声SIMなら現地の電話番号での発着信が可能

・SIMの入れ替えやeSIMの切り替えを自分で行う必要がある

海外用のモバイルルーター

・パソコンやタブレットなど、スマホ以外の機器でもインターネット接続が可能
・家族や友人など、複数人で利用できる

・モバイルルーターや充電器などの所持品が増える
・機器の受取・返却や充電の手間がかかる

現地(空港・ホテル・飲食店など)のフリーWi-Fi

・無料でインターネットに接続できる
・渡航前後に手間がかからない

・利用できる場所が限られる
・インターネット接続が不安定な場合がある
・セキュリティ面でリスクがある

以降でそれぞれ詳しく紹介します。

海外でのインターネット接続方法① 海外ローミング(データローミング)

海外ローミング(データローミング)では、日本で利用しているスマホと回線を渡航先でもそのまま利用できるため、所持品が増えません。

ただし、渡航先によっては、ローミング対象地域外の場合があります。

また、定額サービスの対象外エリアでデータ通信を行うと、利用量に応じた従量課金が適用され、利用料金が高額になる場合があります。想定外の請求を防ぐためにも、契約している携帯電話会社の公式Webサイトなどで、対象エリアや料金体系を事前に確認しておきましょう。

海外でのインターネット接続方法② 渡航先のモバイル回線に対応したSIMカード・eSIM

渡航先のモバイル回線に対応した物理的なSIMカードやeSIMを購入・契約する方法もあります。

携帯電話会社で海外用SIMを追加契約するか、プリペイド式SIMを購入することで利用可能です。プリペイド式SIMは、日本国内の家電量販店やECサイトで旅行前に購入できるほか、現地の空港などでも購入できます。

海外ローミングと異なり、海外で利用できるSIMを使って新たに回線を契約するため、国内で契約中の携帯電話会社を介さずにインターネットに接続できます。音声SIMであれば、現地の電話番号を用いた電話の発着信が可能です。

ただし、自分でSIMカードの入れ替えやeSIMの切り替えを実施する必要があるため、手間がかかります。

なお、機種によってはSIMカードやeSIM非対応の場合があるため、事前に公式Webサイトの製品ページなどでSIMの対応状況を確認しておきましょう。

海外旅行でeSIMを利用するメリットや注意点については、こちらをご確認ください。

海外でのインターネット接続方法③ 海外用のモバイルルーター

海外用モバイルルーターをレンタルすれば、スマホでWi-Fi接続してインターネットに接続可能です。出国前に空港カウンターなどでルーターを受け取り、現地到着後にルーターの電源を入れれば、すぐに利用できます。渡航先でフリーWi-Fiスポットを探す手間がかかりません。

同じモバイルルーターを使って、ほかのスマホやタブレット、パソコンでもインターネットに接続でき、同行した家族・友人など、複数人でも利用できることがメリットです。

ただし、Wi-Fiルーターや充電器を持ち歩く必要があり、充電に時間・手間がかかることがデメリットとして挙げられます。

海外でのインターネット接続方法④ 現地(空港・ホテル・飲食店など)のフリーWi-Fi

渡航先の空港・ホテル・飲食店などが提供しているフリーWi-Fiを利用することも選択肢のひとつです。iPhoneの場合は、以下の手順でフリーWi-Fiを利用できます。

1.「設定」アプリを開いて、「Wi-Fi」をオンにする

2.利用可能なSSIDを選び、パスワードを入力する

次に、AndroidスマホでフリーWi-Fiを利用する手順を示します。製品によっては項目名や手順が異なる場合があるため、詳しくは取扱説明書やメーカーの公式Webサイトをご確認ください。

1.「設定」アプリを開いて「接続」をタップし、「Wi-Fi」をオンにする

2.利用可能なSSIDを選び、パスワードを入力して「接続」をタップする

無料でインターネットに接続できることがフリーWi-Fiの魅力です。ただし、フリーWi-Fiスポットがない地域では利用できません。

また、インターネット接続が不安定な場合があるほか、不特定多数の人が利用するフリーWi-Fiでは、通信内容が盗み見られたり、フィッシングサイトに誘導されたりするリスクもあります。

そのため、フリーWi-Fiに接続した状態で個人情報やクレジットカード情報などを入力するのは避けましょう。

海外旅行でスマホを利用する際の注意点

海外ローミングを利用すると、高額な通信料金がかかるケースがあります。通信料金が高額になりそうな場合は、ほかの方法を選択しましょう。

携帯電話会社によっては、一定の容量までは追加料金不要で利用できる場合があります。対象外の地域では料金が発生するため、対象国・地域を事前にご確認ください。

通信料金が心配な場合は、アプリの自動更新やデータの自動バックアップをオフにしておきましょう。

また、フリーWi-Fiで接続する場合は、情報漏洩対策として、パスワードやクレジットカード番号などの入力を避けるべきです。

海外旅行時には自分に適した方法でスマホを利用しよう

海外旅行の際は、メリット・デメリットを踏まえ、自分に適した方法でスマホを利用しましょう。

海外でスマホを利用する予定がある場合は、海外ローミングの利用可否や利用可能なデータ量をチェックして携帯電話会社を乗り換えることもご検討ください。

海外に出かける際、「普段使っているスマホをそのまま持ち出して利用したいけど、必要な手続きがわからない」「料金プランが複雑で、滞在期間や利用量によっては費用が高額になりそうで心配」などといったお悩みもあるでしょう。

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データ通信(海外ローミング)についてはこちらをご確認ください。 
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