インスタ(Instagram)で相手を制限するとどうなる?バレる可能性などを解説

インスタ(Instagram)には、特定のユーザーからの接触を制限する機能があります。
制限をかけても相手に通知されないため、相手にバレずに距離を置きたいときにおすすめの機能です。
適切に活用するために、制限する方法や制限された場合の変化などを知っておきましょう。今回は、インスタの制限の概要や制限する方法、制限を解除する方法などを解説します。
インスタ(Instagram)のアカウント制限とは

インスタのアカウント制限とは、特定ユーザーからのコメントをほかのユーザーには表示せず、そのユーザーからのDM(ダイレクトメッセージ)も通知されなくなる機能です。相手に制限したことは通知されないため、関係を悪化させることなく、オンライン上で距離を置けます。
一方、ブロックは特定ユーザーからのフォロー、閲覧、コメント、DMなどの接触を完全に遮断する機能です。相手との関わりを断ちたい場合は、ブロックを選択しましょう。
次の表は、特定のユーザーを制限した場合とブロックした場合にわけて、相手から自分のアカウントにできること、できないことをまとめたものです。
|
制限されたアカウント |
ブロックされたアカウント |
|
|---|---|---|
|
プロフィールの閲覧 |
〇 |
× |
|
投稿したコンテンツの閲覧 |
〇 |
× |
|
DM送信や閲覧 |
〇 |
× |
|
タグ付け |
× | × |
|
ビデオや音声通話 |
〇 |
× |
|
ユーザーネームでの検索 |
〇 |
× |
特定のユーザーを制限しても、自分が投稿した写真や動画、ストーリーズなどは相手に閲覧されます。見られたくない場合は、個別に表示設定するかブロックしましょう。
インスタ(Instagram)でアカウントを制限するとどうなる?
インスタで特定のユーザーのアカウントを制限した場合の変化は、以下のとおりです。
・制限されたアカウントのコメントはほかのユーザーには表示されない
・制限されたアカウントからの通知が届かなくなる
・制限されたアカウントのDMは「メッセージリクエスト」に移動する
それぞれ、順番に解説します。
制限されたアカウントのコメントはほかのユーザーには表示されない
インスタで特定のアカウントを制限すると、相手が自分の投稿にコメントを送っても、相手以外には表示されません。
フィード投稿やストーリーズの投稿者は、制限されたアカウントのコメントを確認してから、ほかのユーザーに表示させるかどうかを選ぶことができます。
しかし、制限されたアカウントのインスタでは普段どおりに処理され、通常どおりにコメントできたように見えるため、相手が制限に気付くことはほとんどないでしょう。
制限されたアカウントからの通知が届かなくなる
インスタには、投稿にほかのアカウントを関連付ける「タグ付け」や、ストーリーズ・コメントなどでほかのユーザーを指名する「メンション」の機能があります。
タグ付けやメンションをすると本来、相手に通知される仕組みですが、制限されたアカウントが制限したアカウントをタグ付けしたり、メンションしたりしても投稿に反映されないため、通知も届きません。
不要な接触やストレスを避けながらも、完全に遮断せず静かに距離を置けるのが、制限のメリットです。
制限されたアカウントのDMは「メッセージリクエスト」に移動する
インスタで特定のアカウントを制限すると、相手とのDMのやり取りは「メッセージリクエスト」へ移動します。
メッセージリクエストに届いたDMは開いても既読が付かないため、相手に読んだかどうかを知られることはありません。
また、メッセージリクエスト内では、メッセージの削除やブロック、制限の解除などの操作も簡単に行えます。
メッセージリクエストに届いたDMに返信することも可能で、その場合スレッドは一時的に通常の受信箱に戻ります。
やり取りを完全に拒否するわけではなく、相手の様子を見つつ対応を選べることが制限の特長です。
インスタ(Instagram)で相手を制限するとバレる?
インスタで特定のアカウントを制限しても、相手に通知が届くことはありません。
また、制限された側からも通常どおり投稿やストーリーズを閲覧できるため、大きな変化がなく、基本的には気付かれにくい仕組みになっています。
しかし、制限されたアカウントのコメントがほかのユーザーに表示されなかったり、DMに既読が付かなかったりするため、注意深い相手であれば違和感を覚える可能性があります。
あくまで、制限は「気付かれにくい」だけで、「絶対にバレない」とは断言できない点に注意しましょう。
インスタ(Instagram)で制限されるとどうなる?
インスタでほかのユーザーから制限されると、以下の変化が起きます。
・投稿したコメントへの返信がこなくなる
・制限した人物にDMを送っても既読が付かない
制限をかけられても、制限したユーザーの投稿やストーリーズの閲覧は可能なため、表面的には大きな変化がありません。
しかし、制限をしたユーザーの投稿にコメントを送っても、ほかのユーザーのインスタでは表示されず、投稿者が承認しない限り誰にも見られないままになります。また、制限したユーザーにDMを送信しても既読になりません。
これらの変化から違和感を覚えるかもしれませんが、制限をされていると確証を得るのは難しいでしょう。
インスタ(Instagram)で相手を制限する方法
前述のとおり、インスタで相手を制限しても通知はされません。相手に知られずに距離を置きたいときには、制限が便利です。
次項より、インスタで相手を制限する方法を順番に解説します。なお、iPhoneとAndroid™で手順の違いはありません。
コメントから相手を制限する
投稿した写真やストーリーズのコメントから、特定のアカウントを制限する手順は、以下のとおりです。
1.スマホで「Instagram」アプリを開く
2.投稿したコンテンツの「コメント」をタップする

3.「コメント」が表示されたら、制限したい相手のコメントを長押しする
4.「制限する」(または「アカウントを制限」)をタップする

ほかのユーザーのコンテンツに投稿されたコメントから制限はできません。コメントから相手を制限したいときは、自分のコンテンツに投稿されたコメントを長押ししましょう。
DMから相手を制限する
DMから特定のアカウントを制限する手順は、以下のとおりです。
1.スマホで「Instagram」アプリを開く
2.フィードの右上にあるメッセージアイコンをタップする
3.制限したい相手とのDMをタップする
4.チャットの上部にあるユーザーネームをタップする
5.「オプション」をタップする

6.「制限する」をタップする

7.もう一度「制限する」をタップする

「制限する」をタップすると、相手とのDMが「メッセージリクエスト」へ移動します。
仮に相手からメッセージが届いても通知されず、メッセージを開いても既読は付きません。
設定から相手を制限する
設定から特定のアカウントを制限する手順は、以下のとおりです。
1.スマホで「Instagram」アプリを開く
2.フィードの右下にあるアイコンをタップする
3.右上の「≡(メニュー)」をタップする
4.「他の人があなたとやり取りできる方法」の項目にある「制限中」をタップする

5.「次へ」をタップする

6.制限したいアカウントを検索する

7.ユーザーネームの横にある「制限する」をタップする
「アカウントが制限されました」と表示が出たら完了です。普段つながりのない相手を制限したい場合は、設定から行いましょう。
プロフィールから相手を制限する
相手のプロフィールから制限する手順は、以下のとおりです。
1.スマホで「Instagram」アプリを開く
2.フィードやストーリーズの投稿でユーザーネームをタップするか、特定のユーザーを検索して「プロフィール」を開く
3.「プロフィール」の右上にある「…(三点リーダー)」をタップする
4.「制限する」をタップする
制限したアカウントのプロフィール画面では、「〇〇(アカウント名)を制限しました」と表示されます。
インスタ(Instagram)で制限を解除する方法
インスタでは、コメントやDM、設定、プロフィールから相手の制限を解除できます。
次項より、インスタで制限した相手を解除する方法を順番に解説します。なお、iPhoneとAndroidでの手順は共通です。
コメントから制限を解除する
投稿した写真やストーリーズのコメントから、特定のアカウントの制限を解除する手順は、以下のとおりです。
1.スマホで「Instagram」アプリを開く
2.投稿したコンテンツの「コメント」をタップする

3.「コメント」が表示されたら、制限した相手のコメントを長押しする
4.「制限を解除」(または「アカウントの制限を解除」)をタップする

なお、アカウントを制限中に投稿されたコメントは、「コメントを見る」をタップすると内容を確認できます。
アカウントを制限したままコメントだけを表示したい場合は、「承認」をタップしましょう。
DMから制限を解除する
DMから特定のアカウントの制限を解除する手順は、以下のとおりです。
1.スマホで「Instagram」アプリを開く
2.フィードの右上にあるメッセージアイコンをタップする
3.「メッセージリクエスト」(または「リクエスト」)をタップする
4.「制限を解除」をタップする
「制限を解除」の隣に「ブロック」や「削除」があるので、間違えないようにしましょう。
設定から制限を解除する
設定から特定のアカウントの制限を解除する手順は、以下のとおりです。
1.スマホで「Instagram」アプリを開く
2.フィードの右下にあるアイコンをタップする
3.右上の「≡(メニュー)」をタップする
4.「他の人があなたとやり取りできる方法」の項目にある「制限中」をタップする
5.「次へ」をタップする
6.ユーザーネームの右にある「制限を解除」をタップする
「制限中のアカウント」では、自分が制限しているアカウントの一覧が表示されます。複数のアカウントの制限を解除したい場合は、設定から操作しましょう。
プロフィールから制限を解除する
相手のプロフィールから制限を解除する手順は、以下のとおりです。
1.スマホで「Instagram」アプリを開く
2.フィードやストーリーズの投稿でユーザーネームをタップするか、特定のユーザーを検索して相手の「プロフィール」を開く
3.「プロフィール」の右上にある「…(三点リーダー)」をタップする
4.「制限を解除」をタップする
プロフィール画面の「〇〇(アカウント名)を制限しました」の右側にある「制限を解除」をタップすることでも、相手の制限を解除できます。
インスタ(Instagram)の制限に関するよくある質問
次項より、インスタの制限に関するよくある質問に回答します。
インスタ(Instagram)で相手から制限されていると投稿は見られる?
インスタで相手から制限されていても、相手の投稿やストーリーズの閲覧は可能です。
ブロックとは異なり、アカウントへのアクセスが制限されるわけではないため、表面上は普段どおりの利用ができます。
なお、コメントの投稿も可能ですが、投稿者が承認しない限り、ほかのユーザーには表示されません。
インスタ(Instagram)で制限されているか確認する方法は?
インスタでは、誰かに制限されているかどうかを明確に確認する手段は用意されていません。
制限されても、制限されたことの通知は届かず、相手の投稿やプロフィールも引き続き閲覧できるため気付きにくいです。
ただし、以前はあったコメントへの返信が急になくなる、DMを送っても既読にならない、タグ付けしても投稿に反映されないなどの変化があった場合は、制限されている可能性も考えられます。
インスタ(Instagram)でストーリーズの閲覧を制限する方法は?
インスタの制限は、主に相手からのコメントやDMをコントロールする機能であり、ストーリーズの閲覧を防ぐことはできません。
相手にストーリーズを見せたくない場合はブロックが確実な方法ですが、ブロックは相手に気付かれる可能性が高く、相手との関係性によっては抵抗を感じるかもしれません。
特定の相手のストーリーズ閲覧を制限したい場合は「ストーリーズと動画を非表示」の設定をしましょう。
通常のブロックとは異なり、特定の相手だけに自分のストーリーズを見せないようにできる機能です。相手に通知されないため、関係を悪化させずにプライバシーを守ることができます。
※ストーリーズと動画を非表示にする方法については、こちらをご確認ください。
インスタ(Instagram)でフォローを外さずに相手の投稿を非表示にしたい場合は?
インスタの制限は、相手からのコメントやDMを制御する機能で、自分のフィードに表示される相手の投稿やストーリーズには影響を与えません。
そのため、特定のアカウントを制限しても、相手をフォローしている場合は、相手の投稿が自分のフィードに表示されます。
相手をフォローしたまま投稿やストーリーズを表示したくない場合は、「ミュート」機能を活用しましょう。
ミュートは、フォローを外さずに相手の投稿やストーリーズを非表示にでき、ミュートしたことが通知されることもありません。
インスタ(Instagram)の「アカウントの制限」と「アカウントの報告」の違いは?
「アカウントの制限」は、特定の相手からのコメントやDMを自分の画面上でコントロールする機能で、相手に知られることなく静かに接触を制限できます。
一方、「アカウントの報告」は、嫌がらせやスパム、不適切な投稿など、インスタの利用規約に違反していると思われるユーザーを運営に通報する機能です。運営が内容を確認し、必要に応じてアカウントに対する措置を講じます。
自衛のための「制限」と、問題行為を知らせる「報告」は、状況に応じて使いわけましょう。
「制限」の機能を利用してインスタ(Instagram)を快適に活用しよう!

特定のユーザーからのコメントやDMに悩んでいるなら、制限を活用しましょう。
制限なら、ブロックのように関係を断つことなく、相手に気付かれずに距離を置くことが可能です。
また、インスタの利用頻度が高い場合は、データ利用量を気にせずに写真や動画を閲覧・視聴するために、スマホの料金プランの見直しを検討してはいかがでしょうか。
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