読めない漢字をスマホで調べる方法3つをわかりやすく紹介
読めない漢字に出会ったときは、手持ちのスマホで読み方を調べられます。
看板や雑誌の漢字なら、スマホのカメラで撮影してGoogleレンズで調べる方法が便利です。また、スマホに「手書きキーボード」を追加すれば、手書き入力で読めない漢字が調べられます。
今回は、読めない漢字をスマホで調べる3つの方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
読めない漢字を調べる方法
読めない漢字を調べる方法は、以下の3つが挙げられます。
- Googleレンズで調べる
- コピペで検索する
- 辞書アプリを使う
それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
Googleレンズで調べる
「カメラ」アプリで撮影した写真を「Googleフォト」アプリで表示すれば、アプリ内のGoogleレンズの機能で文字を認識して、そのまま検索が可能です。
Googleレンズで読めない漢字を調べる手順は、次のとおりです。
- 「カメラ」アプリで読めない漢字を撮影する
- 「Googleフォト」アプリで撮影した写真を表示する
- 画面下部の「レンズ」をタップ
- 画面上のテキストが認識されるので、読めない漢字の部分をタップ
- 「検索」をタップしてGoogle検索する
カメラで撮影した写真はもちろん、スクリーンショットもGoogleレンズで文字を認識させて検索が可能です。スマホ画面上の読めない漢字を調べるときに便利でしょう。
コピペで検索する
スマホに表示されている読めない漢字は、選択してコピーできる場合、コピペでWeb検索して読み方を調べることもできます。
特に、ブラウザアプリでWebページに表示されている読めない漢字は、多くの場合、単語を選択すればそのままWeb検索が可能です。
たとえば、 Android™ の「Google Chrome」アプリでは、単語を長押しして選択した後に、そのまま画面下部をタップして検索ができます。
iPhoneの「Safari」も長押しで単語を選択でき、そのまま「Webを検索」をタップして検索も可能です。
辞書アプリを使う
辞書アプリを使えば部首を選択して、漢字を調べることができます。
手書き入力に対応した辞書アプリもあり、手早く読めない漢字を調べることが可能です。専門的で詳しい情報が得やすいことも辞書アプリを使うメリットです。
漢字が分からないときにすぐに調べられるようにアプリをひとつインストールしておくと、便利に利用できます。
読めない記号・特殊文字の検索方法
スマホでは「きごう」と入力すると、各種記号や特殊文字が変換候補としてたくさん表示されます。
ブラウザアプリで「きごう」と入力して、調べたい記号へ変換すれば、検索して読み方を調べることが可能です。画像はGoogle Pixel 8(Android 15)で、こちらの場合は読み方も変換候補として表示されています。
また、Webページ上に表示されている読めない記号・特殊文字については、漢字と同様に、該当箇所を選択してWeb検索で調べる方法もあります。
読めず、変換もできなかった漢字は単語リストやユーザ辞書に登録できる
Androidでは「単語リスト」、iPhoneでは「ユーザ辞書」の機能があり、読むことができず、正しい読み方を入力しても変換できなかった単語を登録して、変換できるようにすることが可能です。それぞれの概要について、以下で見ていきましょう。
Androidの場合
Android では、以下の手順で「単語リスト」への登録が可能です。
キーボードを表示しているときに以下の手順で操作することで、「単語リスト」への単語の登録が可能です。
- キーボードの上の設定(歯車のアイコン)をタップ
- 「単語リスト」>「単語リスト」>「日本語」の順にタップ
- 右上の「+」のアイコンをタップ
- 「単語」と「よみ」を入力して「←」をタップ
単語リストに保存した単語は、登録した「よみ」を入力すると、変換時に単語が表示されるようになります。
iPhoneの場合
iPhoneでは、キーボードを表示しているときに以下の手順で操作することで、「ユーザ辞書」への単語の登録が可能です。
- キーボードの地球儀のアイコンを長押し
- 「キーボード設定」>「ユーザ辞書」>右上の「+」アイコンを順にタップ
- 「単語」と「よみ」を入力して「保存」をタップ
ユーザー辞書に保存した単語は、登録した「よみ」を入力すると、変換時に単語が表示されるようになります。
パソコンではIMEパッドで調べる方法もある
パソコンの場合は、IMEパッドで読めない漢字を調べる方法があります。
IMEパッドは、Microsoftが提供する文字入力のアプリケーションで、一覧から文字を探して入力したり、文字を手書き入力したりできるものです。
Windowsのパソコンでは、画面下部の「A」や「あ」のアイコンを右クリックして「IMEパッド」を選択すると、IMEパッドが開けます。
「部首」のタブでは、部首を選んで該当する漢字の一覧から漢字が選べます。
「手書き」のタブでは、マウスで漢字を手書き入力して、候補の一覧から漢字を選ぶことが可能です。候補の漢字にカーソルをあわせれば、読み方も確認できます。
読めない漢字の調べ方を理解して必要なときに活用しよう
読めない漢字は、Googleレンズ、コピペして検索、手書き入力、辞書アプリなどで調べることが可能です。
書面や看板などにある読めない漢字は、Googleレンズが便利です。スマホに表示されている読めない漢字は、コピペして検索すると手早く調べることができます。
そのほか手書きで調べたい場合は、手書きキーボードを有効にするか、辞書アプリを活用してみてください。
状況にあわせて最適な方法で漢字を調べましょう。なお、スマホを今よりフル活用したいなら、最新機種への買い替えもおすすめです。
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