LINEのトーク履歴を削除してしまったときの復元方法を詳しく解説

LINEのトーク履歴を削除してしまったときの復元方法を詳しく解説
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2025.01.24

LINEを利用している際に、操作ミスでトーク履歴を削除してしまうこともあるでしょう。

また、スマホが故障して、製品に保存されていたデータを閲覧できない状態に陥るかもしれません。
そこで今回は、LINEのトーク履歴を復元する方法を詳しく解説します。トーク履歴が消えてお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

目次

バックアップしていない場合はLINEのトーク履歴を復元できない

LINEのトーク履歴は、スマホのアプリによって管理されます。テキストデータは暗号化されてから日本国内のデータセンターで保存され、LINEヤフー株式会社のサーバー管理者でも内容を閲覧できません。

トークルームやアプリ自体を削除(アンインストール)したり、スマホを乗り換えたりした場合、バックアップなしの状態では復元できないため、ご注意ください。

LINEのトーク履歴を復元できるように、自動バックアップをONにしておこう

事前にトーク履歴をバックアップしておけば、操作を誤って削除したり、故障して新しいスマホに乗り換えたりした場合でも復元可能です。

手動でもバックアップできますが、忘れてしまう可能性があるため、自動バックアップをONにしておくことをおすすめします。

iPhoneの場合は、LINEを起動して、「ホーム」「設定(歯車のアイコン)」「トークのバックアップ」の順にタップしてください。そして、「バックアップ頻度」をタップして、自動バックアップの実施頻度を選択しましょう。

Android™の場合は、LINEを起動して、「ホーム」「設定(歯車のアイコン)」「トークのバックアップ・復元」の順にタップします。そして、「バックアップ頻度」をタップして「自動バックアップ」をONにし、実施頻度を選択してください。

iPhoneとAndroidのどちらでも、はじめてバックアップを作成するときは、PINコードの作成を求められます。表示に従って任意に決めた6桁の数字を入力してください。PINコードはスマホ変更時にトーク履歴を復元する際、必要になるので大切に管理してください。

LINEアカウントの引き継ぎで移行できるデータおよび移行できないデータ

「LINEアカウントの引き継ぎ」とは、スマホを変更・初期化する場合に、引き継いだアカウントと同じアカウントでLINEを利用するために必要な操作です。

下表に、同じOS間で引き継ぎをする際に移行可能なデータと、異なるOS間で引き継ぎをする際に移行可能なデータをまとめて紹介します。

同じOS間での引き継ぎで移行できるデータの例

異なるOS間での引き継ぎで移行できるデータの例

・友だち、グループ
・プロフィール情報
・アルバム、ノートの情報
・LINE VOOM
・スタンプ、着せかえ、絵文字
・LINE連動アプリ、サービスの情報
・LINE Pay、LINEポイント残高
・LINEコインなどのアプリ内通貨
・LYPプレミアムの特典やサービス
・トーク履歴(事前にトーク履歴のバックアップが必要)
・オープンチャットのトーク履歴(バックアップの有無にかかわらず、最大6カ月間分)

・友だち、グループ
・プロフィール情報
・アルバム、ノートの情報
・LINE VOOM
・スタンプ、着せかえ、絵文字
・LINE Pay、LINEポイント残高
・LYPプレミアムの特典やサービス
・14日間のトーク履歴(「かんたん引き継ぎQRコード」でのみ引き継ぎ可能)
・オープンチャットのトーク履歴(6カ月間分)

上記以外のデータは移行できないため、事前に手動で保存しておきましょう。

なお、LINE Payは2025年4月30日のサービス終了にともない引継ぎができなくなるため、注意が必要です。

スマホ変更時のLINEトーク履歴の復元方法

スマホ変更時に、バックアップしたLINEトーク履歴の復元方法は、iPhoneまたはAndroidなどによって異なります。ご自身が利用しているスマホで復元する手順を把握しておきましょう。

以下、iPhoneとAndroidで復元する方法、および、iPhoneからAndroid(またはAndroidからiPhone)に移行する場合のトーク履歴の引き継ぎ方法を紹介します。

iPhoneでLINEのトーク履歴を復元する方法

iPhoneの場合、LINEのトーク履歴を復元するためには、まずは以下の手順でiCloud DriveをONにする必要があります。

①iPhoneのホーム画面で「設定」をタップし、画面上部にある自分の名前をタップする

②「iCloud」「iCloudに保存済み」の順にタップし、「LINE」をONにする

そして、新しいスマホで引き継ぎの操作を進めてトーク履歴の復元画面が表示されたら、「トーク履歴を復元」をタップしましょう。

AndroidでLINEのトーク履歴を復元する方法

新しいスマホで引き継ぎの操作を進めて、トーク履歴の復元画面が表示されたら、バックアップを保存したGoogleアカウントを選んでから、「トーク履歴を復元」をタップしましょう。

異なるOSのスマホでLINEトーク履歴を引き継ぐ方法

iPhoneからAndroid(またはAndroidからiPhone)に移行する場合は、基本的に、「かんたん引き継ぎQRコード」でのみトーク履歴の引き継ぎが可能です。

なお、異なるOS間で引き継ぎできるトーク履歴は、原則として、直近14日間分に限定されます。15日以上前のトーク履歴は引き継げません。

LINEトーク履歴を復元する際の注意点

画像・動画など、すべてのLINEのトーク履歴をバックアップ・復元できるわけではありません。バックアップ中にエラーが発生することや、進行しなくなるケースもあることにご注意ください。以下、それぞれについて詳しく説明します。

LINEトーク内の画像・動画はバックアップ・復元できない

LINEトーク内には、テキストデータだけではなく、画像データや動画データも含まれていることが多いのではないでしょうか。

テキストデータに関しては、上述した方法でバックアップ・復元できます。しかし、画像・動画に関してはバックアップ・復元できないことにご注意ください。トーク内に重要な画像・動画がある場合は、事前に手動で保存しておきましょう。

LINEトーク履歴のバックアップ中にエラーが発生する場合がある

トーク履歴のバックアップ中にエラーメッセージ(「正常に処理できません」または「不明なエラー」)が表示される場合や、「読み込み中」から先に進まない場合があります。このような状態に陥ったら、以下の操作を試しましょう。

・iPhoneの場合:iCloud DriveとiCloudバックアップ(iPhoneに保存しているデータをクラウド上にバックアップする機能)をONに設定する

・Androidの場合:スマホの「設定」から「連絡先」の権限を許可する

上記操作を実行しても改善しない場合は、スマホを再起動するか、OSを最新版にアップデートしてください。

なお、iCloud Driveは、Apple社のオンラインサービス「iCloud」に含まれるファイルストレージ機能で、保存したファイルを自分のほかのデバイスと同期できます。

バックアップからLINEトーク履歴を復元できない場合の対処法

バックアップから復元できない場合は、トーク相手に頼んで過去のメッセージを教えてもらうこともご検討ください。

なお、LINEはパソコンでも利用可能です。パソコン版のデータは、通常は自動的にスマホ版と同期されますが、なんらかの原因で一時的に同期されないことがあります。

タイミングによってはパソコン版にトーク履歴が残っている可能性があるため、トーク相手に気軽に頼めない事情がある方は、早めにパソコン版の履歴をチェックしましょう。

LINEトーク履歴の復元に関するよくある質問

以下、LINEトーク履歴の復元に関する「よくある質問」、および、それに対する「回答」を示します。

Q1 削除して復元していない状態のメッセージは、相手のトークルームにも表示されなくなる?

「削除」したメッセージに関しては、送信者側でトーク履歴を復元しているかどうかにかかわらず、相手(受信者側)のトークルームには表示された状態のままです。

ただし、「送信取消」したメッセージに関しては、相手(受信者側)のトークルームにも表示されません(ただし、トークルームには「メッセージの送信を取り消しました」と表示されます)。なお、送信取消は、送信後24時間以内にのみ可能な操作です。

Q2 どのような場合でもLINEのトーク履歴は復元できる?

原則として、バックアップしていない場合は、トーク履歴を復元できません。こまめに手動でバックアップするか、自動バックアップをONにしておくことが重要です。

復元できないトーク履歴の内容を知りたい場合は、トーク相手に教えてもらうこともご検討ください。また、タイミング次第では、パソコン版に履歴が残っている場合もあります。

また、バックアップをしていたのにもかかわらず、何らかの理由で利用できない場合でも、バックアップ用のPINコードを設定していれば、直近14日間分のトーク履歴は復元できます。

大切なLINEトーク履歴を復元できるように、日頃からバックアップを実施しておこう

LINEトーク履歴を復元するためには、日頃からバックアップを実施しておくことが重要です。なお、LINEを利用していてデータ利用量が気になる方は、通信料金がおトクな携帯電話会社に乗り換えることも検討しましょう。

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