iPhoneのバッテリー交換は意味がない?タイミングや劣化の症状を解説

「iPhoneのバッテリーを交換したのに電池持ちが改善しなかった」という話を聞き、交換に意味がないのではと疑問に思う人もいるかもしれません。
改善しないときは、原因がバッテリー以外にある可能性が考えられます。
今回は、バッテリー交換をしても意味がないケースや交換すべきタイミングなどを紹介します。
iPhoneのバッテリー交換は意味がない?
バッテリーの劣化が原因でiPhoneを使用できる時間が短くなっているなら、バッテリーを交換することで改善が期待できるため、交換には十分意味があります。
スマホのリチウムイオンバッテリーは、充放電のたびに化学的な経年劣化が進み、バッテリーの持ち時間が少しずつ短くなっていきます。
iPhoneの場合、iPhone 14以前では500回、iPhone 15以降では1,000回のフル充電サイクル(合計100%の充電または放電で1回と数えるもの)で、バッテリーの最大容量が新品時の80%になるように設計されています。
バッテリーの寿命は一般的に2~5年とされており、長期間使用することで徐々に劣化していくため、明らかに持ちが悪くなっている場合はバッテリー交換を検討しましょう。
iPhoneのバッテリー交換をしても意味がないケースは?
バッテリーが劣化している場合は、交換により電池持ちの改善が見込まれる一方、以下のような場合にはバッテリー交換をしても意味がないと考えられます。
・バッテリーが劣化していない場合
・iPhoneの設定や使用環境に問題がある場合
・iOSに問題がある場合
・iPhoneに基板故障などのハードウェアの問題がある場合
・古い機種を使っている場合
バッテリーが劣化していない場合
そもそもバッテリーの劣化が進んでいない場合は、交換しても電池持ちはあまり改善されません。
iPhoneの場合、一般的にバッテリーの最大容量が新品時の80%以下になったときが、バッテリー交換や買い替え時期の目安となります。
iPhoneの最大容量は、「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」or「バッテリーの状態」から確認が可能です。
iPhoneの設定や使用環境に問題がある場合
iPhoneの設定や使用環境が原因で電池持ちが悪い場合、バッテリー交換をしても症状は改善されません。
たとえば、以下のような設定の場合、バッテリーの持ち時間は短くなります。
・画面の輝度が必要以上に高く設定されている
・画面の自動ロックまでの時間が長い
・インターネット共有(テザリング)がオンのままになっている
・位置情報の許可が「常に」になっているアプリが多い
・アプリのバックグラウンド更新がすべてオンになっている
また、以下のような使用環境の場合、バッテリーの持ち時間は短くなります。
・高負荷なアプリがバックグラウンドで動作している
・ゲーム、動画撮影、動画編集など高負荷な使い方をしている
・寒い日に低温環境でiPhoneを使用している
・電波が弱い場所でiPhoneが電波を探し続けている
心当たりがある場合は、設定や使用環境を見直してみましょう。
iOSに問題がある場合
使用中のiPhoneのiOSバージョンで不具合があり、電池持ちが悪くなっている可能性もあります。iOSが問題の場合、バッテリー交換では症状が改善されません。
手持ちのiPhoneのiOSが最新ではない場合は、アップデートを試してみましょう。iOSアップデートは「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」から可能です。
※iOSアップデートの手順についての詳細はこちらをご確認ください。
iPhoneに基板故障などのハードウェアの問題がある場合
iPhoneの基板やメモリなど、ハードウェアの故障により、電池持ちの問題や不具合が発生している場合があります。特に水没や落下の直後に電池持ちが悪くなったなどの症状があれば、ハードウェアの故障が疑われます。
故障の場合はバッテリー交換ではなく、iPhone本体の修理や買い替えが必要です。
古い機種を使っている場合
iPhoneの動作が遅いとバッテリーの劣化を疑いがちですが、実際には古い機種の性能不足が原因となっていることもあります。
アプリやシステムの要求スペックは年々高くなっているため、古い機種では十分な性能を満たせず、快適に動作しないことがあります。
さらに、古い機種はiOSのサポート対象から外れて、最新機能が使えなかったり、セキュリティに問題が生じたりすることもあります。
iPhoneのバッテリー交換を検討したいタイミング・劣化の症状は?

それでは、どのような場合にバッテリー交換をした方がよいのか紹介します。主に以下のような症状があるときは、バッテリー交換を検討したいタイミングです。
・フル充電から電池切れまでが早い
・スマホ本体が熱くなる
・iPhoneの電源が急に落ちる
それぞれ詳しく紹介します。
フル充電から電池切れまでが早い
購入当初は1日持っていたバッテリーが明らかに短くなり、電池切れまでが早くなったと感じる場合は、バッテリー交換を検討すべきタイミングです。
バッテリー消費を節約する、モバイルバッテリーを持ち歩いてこまめに充電するなどの対処法もありますが、根本的に解決するならバッテリー交換をおすすめします。
バッテリーの最大容量が実際に少なくなっているかは、「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」or「バッテリーの状態」から確認が可能です。最大容量が80%以下になっている場合は、積極的にバッテリー交換を検討しましょう。

iPhone 15以降の場合、バッテリーの状態、充放電回数、製造日、使用開始日などの詳細も確認できます。
スマホ本体が熱くなる
バッテリーが発熱している場合も、交換を検討すべきタイミングです。異常な発熱が続くと、バッテリー内部でガスが発生し、膨張や発火につながるリスクがあります。
特に、高負荷な操作をしていないにもかかわらずスマホ本体が熱くなる場合は、バッテリーの劣化が原因として疑われます。高負荷な操作とは、長時間のゲームプレイや動画撮影などです。
iPhoneの電源が急に落ちる
iPhoneの電源が急に落ちるときは、本体の不具合や使用環境の問題に加えて、バッテリーの劣化が原因の可能性もあります。
特に、フル充電からそれほど時間が経っていないのに電源が切れる場合などは、バッテリーの性能が低下しているサインかもしれません。そのような症状が繰り返される場合は、最大容量を確認したうえでバッテリー交換を検討しましょう。
iPhoneのバッテリーを劣化させてしまう使い方
iPhoneのバッテリーは、使い方次第で劣化のスピードが大きく変わります。せっかく交換しても、またすぐに劣化してしまっては意味がありません。
ここでは、iPhoneのバッテリーを劣化させてしまう使い方の例を紹介します。日頃の使い方を見直し、バッテリーをできるだけ長持ちさせましょう。
・バッテリー残量が0%や100%のままにする
・iPhoneを操作しながら充電する
・極端な高温・低温の環境でiPhoneを使用する
・純正品や認証品以外の充電アクセサリを使用する
バッテリー残量が0%や100%のままにする
バッテリーが0%のまま放置する「過放電」や、バッテリーが100%の状態で充電を続ける「過充電」は、バッテリーの劣化を早めます。
iPhoneでは、バッテリー残量が一定以下になると充電を促す通知が表示されるため、そのタイミングで充電をはじめましょう。
また、多くのiPhoneには、バッテリーが100%に達すると自動的に充電を停止する機能が搭載されており、過充電のリスクは低く抑えられています。
とはいえ、フル充電の状態で長時間充電し続けるのは望ましくありません。十分に充電が完了したら、iPhoneを充電器から外すようにしましょう。
iPhoneを操作しながら充電する
スマホを操作しながら充電すると、動作と充電による発熱が重なり、本体が高温になりやすいとされています。このような高温状態が続くと、バッテリーの劣化を早める原因になります。
そのため、充電中はできるだけiPhoneの使用を控えましょう。
極端な高温・低温の環境でiPhoneを使用する
極端に暑い場所や寒い場所でiPhoneを使用すると、バッテリーの劣化や不具合につながる可能性があります。
特に、夏場の車内、暖房器具の近くなどの高温環境での使用は、バッテリーに負荷がかかり、劣化が早まる原因になります。
一方で、低温環境での充電はさらに注意が必要です。バッテリー内部で短絡(バッテリー内部に異常な大電流が発生し、それによって性能が低下したり発熱したりする現象)を起こし、発煙や発火などの事故につながるリスクがあります。
純正品や認証品以外の充電アクセサリを使用する
純正品や認証品以外の電源アダプタや充電ケーブルの中には、品質や規格への対応が不十分なものがあり、バッテリーの劣化を早める原因になることがあります。
充電時のトラブルやバッテリーへの負荷を避けるためにも、メーカー純正品や認証取得済みの充電アクセサリなど、動作確認が取れている製品を選びましょう。
純正品の電源アダプタや充電ケーブルは、メーカー公式のWebサイトや正規取扱店、携帯電話会社などで購入できます。
iPhoneのバッテリー交換費用や依頼先は?

iPhoneのバッテリーは使い方に注意すれば長持ちしますが、劣化が進んだ場合は早めに交換しましょう。
iPhoneのバッテリー交換は、Apple StoreやApple正規サービスプロバイダで依頼が可能です。Apple認定の修理サービスでは、「持ち込み修理」や「配送修理」を依頼できます。
持ち込み修理は、事前に日時を予約して店舗で対応を受けます。配送修理は、Apple指定の宅配業者に集荷を依頼し、製品を送付して修理を受けます。いずれもWeb上から予約や依頼が可能です。
バッテリー交換の費用は機種ごとに異なります。たとえばiPhone 17/17 Pro/17 Pro MaxやiPhone Airのバッテリー交換の費用は、次のとおりです(2025年12月時点)。
・iPhone 17:15,800円
・iPhone 17 Pro/17 Pro Max:19,400円
・iPhone Air:19,400円
バッテリー交換をしても最大容量が100%にならない場合は、バッテリーの初期不良の可能性も考えられます。初期不良が疑われるときは、バッテリー交換を依頼した店舗に問い合わせましょう。
iPhoneのバッテリー交換についてよくある質問
iPhoneのバッテリー交換について、よくある質問をQ&A形式でまとめました。
iPhoneのバッテリー交換時間の目安はどれくらい?
Apple StoreやApple正規サービスプロバイダへの持ち込みでは、最短即日でのバッテリー交換も可能です。持ち込みでのバッテリー交換は、最短数時間程度で完了します。
一方で、Apple公式サイトから申し込みをして配送修理をする場合は、郵送のため日数がかかり、即日ではバッテリー交換が完了しません。
iPhoneのバッテリー交換は自分でできる?
自分でバッテリーを購入して交換することもできますが、推奨されていません。自分でバッテリー交換をして損傷が生じた場合、製品保証は適用されない可能性があります。
また、非純正のバッテリーに交換した場合、蓄電容量が不足する、性能面・安全面でトラブルが起こる、本体に収まらないなどの問題が生じるリスクがあります。
iPhoneの正規店・Apple Storeの修理はどこでできる?
Apple公式Webサイト内の「Apple正規修理拠点を探す」のページから、Apple StoreやApple正規サービスプロバイダの場所を検索できます。
また、バッテリー交換を受ける際には、事前に来店予約をしておくと、予約した時間にスムーズに対応が受けやすくなります。来店予約は「iPhoneの修理サービス」のページから申し込みが可能です。
iPhoneのバッテリーを交換しても減りが早い場合はどうする?
バッテリーを交換しても電池の減りが早い場合や電池持ちが悪化した場合は、交換したバッテリーに初期不良があるか、バッテリー以外の故障などの可能性が考えられます。
交換後も最大容量が100%ではないなど、バッテリーの初期不良が疑われる場合は、バッテリー交換を依頼した店舗に問い合わせましょう。
iPhoneのバッテリー交換の意味を知って交換や買い替えを検討しよう
バッテリーが劣化している場合は、交換によって電池持ちが改善される可能性が高く、バッテリー交換には十分な意味があります。
一方で、設定や使用環境、iOSの不具合、故障などが原因で電池持ちが悪くなっている場合、バッテリーを交換しても症状が改善しないケースがあります。
まずは、バッテリーの最大容量や設定・使用環境を確認し、原因がバッテリーにあるかを見極めることが重要です。最大容量が80%以下の場合は、バッテリー交換を検討しましょう。
また、バッテリー交換のタイミングでiPhoneを買い替えることも選択肢です。特に古いiPhoneで本体の不具合が増えているなら、買い替えがおすすめです。買い替えの際には、携帯電話会社を見直すと、自分にあった料金プランが見つかる可能性があります。
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