Web3とは?Web1・Web2との違いやメリットをわかりやすく解説!

最近よく耳にする「Web3」という言葉ですが、具体的にどのような仕組みなのかわからず、難しそうだと感じている人も多いでしょう。
次世代のインターネットとして注目される一方で、これまでのWeb1やWeb2との違いや、自分にどのようなメリットがあるのかなど、自分の生活にどう関係するのかがイメージしにくく、メリットが見えづらいと感じる人もいるかもしれません。
今回は、Web3とWeb1・Web2の違いやメリット・デメリット、活用事例などを解説するので、ぜひ参考にしてください。
Web3(Web3.0)とは?
Web3(Web3.0)とは、ブロックチェーン技術(分散型台帳技術)や暗号資産などを用いて、データを特定の企業に集約せず、世界中の参加者で分散管理する新しいネットワーク環境や、その考え方を指します。読み方は「ウェブスリー」で、2020年代に入ってからこうした技術を活用したサービスが増加しています。
Web3では、企業などの中央管理者を介さずに人々が直接データをやり取りできるため、「分散型インターネット」とも表現されます。また、ゲーム内アイテムやデジタルアート(NFT)などのデジタル資産を、利用者自身が作り(共創し)、持ち(保有し)、売買する(交換する)ことができる点から、「価値のインターネット」と呼ばれることもあります。
Web1・Web2との違い
Web3を理解するには、これまでのインターネット(Web1・Web2)との違いを比較して捉えるとわかりやすくなります。Web1・Web2・Web3の大きな違いは、「誰がどのようにデータを管理・所有するか」という点にあります。
主な違いは以下のとおりです。
|
|
Web1 |
Web2 |
Web3 |
|---|---|---|---|
|
情報の閲覧 |
○ |
○ |
○ |
|
情報の投稿 |
× |
○ |
○ |
|
データの管理方法 |
中央集権型 |
中央集権型 |
分散型 |
|
データの管理主体 |
企業・サイト運営者 |
プラットフォーマー |
利用者自身 |
|
代表的なサービス例 |
企業サイトなど |
SNS・ブログなど |
ブロックチェーンを活用したサービス |
Web1は、1990年代~2000年代前半あたりの「閲覧中心のインターネット」で、企業などが一方的に情報を発信する「Read-only型メディア」が主な形でした。
Web2は、2000年代後半~2010年代にかけて普及したインターネットの形で、SNSやブログ、動画共有サービスなど、利用者が投稿・参加できる双方向型サービスが広がりました。データはプラットフォーマー(プラットフォームを運営する企業)によって一元的に管理されています。
そのためWeb2では、利用者が自分のデータを自由にコントロールできず、投稿やアカウントが削除されるケースもあります。また、データを管理しているサーバーがサイバー攻撃を受けた場合、大量の個人情報や利用履歴などが一度に漏えいするリスクも指摘されています。
一方でWeb3は、ブロックチェーン技術などを活用し、データや資産を利用者自身が保有・管理することを前提とした考え方です。特定の企業に依存せずにサービスを利用できるため、利用者が主体となってコミュニティに参加し、価値の創出や共有に関わる仕組みが広がっています。
Web3関連の基盤技術・キーワード
Web3の基盤技術・キーワードとして、「ブロックチェーン」と「暗号資産」があります。意味や特長をわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。
ブロックチェーン
ブロックチェーンとは、取引履歴などのデータを複数のネットワーク参加者で共有し、改ざんされにくい状態で記録する仕組み(分散型台帳技術の一種)です。「ブロック」と呼ばれるデータの単位・かたまりが、チェーン(鎖)のようにつながって保存されることで、データの信頼性が保たれます。
ブロックチェーンは、ビットコインやイーサリアムなど、さまざまな暗号資産の基盤技術として利用されています。特定の中央管理者を介さずに、取引や契約などを安全に行える点が特長です。
暗号資産
暗号資産とは、ブロックチェーン技術を活用したデジタル資産で、ビットコインやイーサリアムなど、多種多様な銘柄があります。
多くの暗号資産は、マイニング(取引の承認作業)やステーキング(保有・預け入れによるネットワーク参加)といった仕組みを通じ、その報酬として新たに発行されます。特定の中央管理者が存在せず、ネットワーク参加者によって分散管理される点が大きな特長です。
また、暗号資産とあわせて注目されているのが「NFT(Non-Fungible Token)」です。NFTは、ブロックチェーン上で発行されるデジタルデータの証明書のようなもので、どのデータを誰が所有しているのかといった情報や、そのデータが正規のものであることを記録できます。
たとえば、「著名人がサインした一点物のシャツ」のように、代替できない価値を持つ資産をデジタル上で表現できるのが特長で、ゲームのキャラクターやデジタルアートなど、さまざまな用途で活用されています。
Web3のメリット

Web3の主なメリットとしては、以下の3点が挙げられます。
・セキュリティが向上する
・プラットフォーマーを介さずに直接データをやり取りできる
・データ(個人情報)を自分で管理しやすい
それぞれ詳しく説明します。
セキュリティが向上する
Web1・Web2では、企業やプラットフォーマーが管理するサーバーにデータが保管されている状態です。そのため、サーバーがサイバー攻撃を受けると、データが改ざんされるリスクがあります。攻撃の結果、サービスが停止するケースもあるでしょう。
一方、Web3では、ブロックチェーン技術などでデータが分散管理され、ネットワーク参加者によってデータが改ざんされていないことが確認されます。特定のサーバーにデータが集約されていないため、サイバー攻撃によるデータ改ざんが困難です。また、一部が攻撃を受けても、ネットワーク全体が停止しにくいとされています。
プラットフォーマーを介さずに直接データをやり取りできる
Web1・Web2では、企業やプラットフォーマーを介してデータを他者とやり取りします。そのため、プラットフォーマーに個人情報を取得されたり、データを検閲・削除されたりする可能性があります。
一方、Web3では、プラットフォーマーを介さず、ブロックチェーン技術などを活用して、他者と直接データをやり取りできます。プラットフォーマーに個人情報を取得されたり、検閲されたりせずに済むほか、仲介コスト(手数料)が下がるケースがあることも魅力です。
データ(個人情報)を自分で管理しやすい
Web1・Web2では、企業やプラットフォーマーのサーバーにデータが蓄積・管理されます。利用者は、データの取り扱いを自由にコントロールできないケースがあります。
一方、Web3では、ウォレットなどを介して、利用者が自分で資産やデータに紐づく情報を管理する仕組みです。なお、ウォレットは暗号資産やNFTなどのデジタル資産を保管・管理するためのアプリやサービスを指します。
保有するウォレット・アカウントで、複数のサービスを利用できるケースもあります。特定の企業に依存せずに済み、情報の提供範囲を自分の意思で調整しやすいことが特長です。
Web3のデメリット
Web3には、メリットだけではなく、以下に示すデメリットもあります。
・専門用語や操作方法を理解しなければならない
・法整備が追いついていない
・管理者が不在で自己責任になりやすい
それぞれ詳しく説明します。
専門用語や操作方法を理解しなければならない
Web3関連技術で構築されたサービスを利用するためには、専門用語やアプリの基本的な操作方法などを理解しておく必要があります。
暗号資産を送金する場合は、特に「ブロックチェーン」という仕組みのイメージをつかみ、ウォレットの操作手順に慣れておくことが求められます。ウォレットによっては英語版のマニュアルしか用意されていないケースもあるため、翻訳ツールなどを活用して内容を理解する力も必要です。
法整備が追いついていない
Web3関連サービスでは、新しい技術・仕組みが用いられているため、法整備が追いついていません。習熟度の有無にかかわらず、詐欺などの犯罪行為の被害に遭うリスクがあります。分散型のシステム・ネットワークであるため、多額の資産が盗まれても、取り消したり回収したりすることが困難です。
今後、Web3関連サービスが普及すれば、法整備や被害者救済の仕組みが整備される可能性があるため、動向を注視しましょう。
管理者が不在で自己責任になりやすい
多くのWeb3関連サービスでは、特定の中央管理者を置かない設計になっています。そのため、トラブル発生時に公式の問い合わせ窓口が用意されていない場合も多く、利用者自身の判断と自己責任で対応することが求められます。
IT企業などが集権的に管理するWeb2のプラットフォーム・サービスであれば、「パスワード再発行」などの救済措置が用意されている場合が一般的です。一方、多くのWeb3サービスでは、パスワードや秘密鍵(ウォレットを操作するための重要な情報)を自分で管理する必要があり、誤操作や紛失が起きても十分な救済措置を受けられないケースがあります。
たとえば、暗号資産の秘密鍵や復元フレーズを失念・紛失すると、資産やアカウントにアクセスできなくなるリスクがあります。また、送金先のミスなどが発生すると損失につながるため、慎重に操作しましょう。
Web3関連技術の活用事例
近年、Web3関連技術を活用したサービス・仕組みが増加しています。代表例は、以下の3つです。
・DeFi
・DAO
・メタバース
今後、利用者が増加することが予想されるため、内容を理解しておくとよいでしょう。
DeFi
DeFiとは、ブロックチェーン技術を用いた分散型の金融サービスです。「Decentralized Finance」の略で、日本語では「分散型金融」と訳されます。
DeFiでは、イーサリアムなどのスマートコントラクト(契約内容を自動で実行する仕組み)に対応したブロックチェーン(基盤)が用いられます。金融機関(銀行・証券会社など)が介在することなく、直接、個人間で金融取引が可能です。
DeFi関連サービスを利用する場合は、暗号資産を取引所に預けた状態ではなく、自分で秘密鍵を管理する形で利用するのが一般的です。
たとえば、楽天ウォレット株式会社では、暗号資産の秘密鍵を自分で管理できるデジタル資産管理アプリを提供しています。暗号資産の管理に加え、NFTの取引にも対応しており、Web3関連サービスをより簡単かつ安全に利用したい場合の選択肢のひとつとなります。
※楽天ウォレットのWeb3サービスについて詳しくは、こちらをご確認ください。
DAO
DAOとは「Decentralized Autonomous Organization」の略で、日本語では「分散型自律組織」と訳されます。
ブロックチェーン上で管理・運営される分散型の組織で、参加者がフラットな関係で活動できます。従来型の中央集権的組織とは異なり、特定の中央管理者が存在しません。組織の方針を決定する際、投票に参加するためには、ガバナンストークン(意思決定の投票に使うトークン)を保有する仕組みが採用されることがあります。
営利事業のほか、新潟県長岡市山古志地域などでは地域活性化のためにDAOが活用されています。
メタバース
メタバースとは、インターネット上に作られた、3次元のゲーム世界のような仮想空間・仮想世界を意味します。「メタバース(metaverse)」は、「メタ(meta、超越)」と「ユニバース(universe、世界・宇宙)」を組み合わせた造語です。
自分の分身となるキャラクター(アバター)を作成して仮想空間・仮想世界の内部に入り込み、他者と会話したり、メタバース内の土地やアイテムなどを売買したりすることが可能です。
メタバースによっては、さまざまなコンテンツ・アイテム(衣装など)を創造できるケースも見受けられます。各種アイテムをNFT化することにより、特定の中央管理者の介在なしで自由に取引ができ、Web3と密接な関係があります。
Web3の概要を正しく把握したうえでインターネットを楽しもう
2026年1月時点では、多くのサービスがWeb1・Web2の技術で構築・提供されています。ただし、2020年あたりから、インターネットの発展段階がWeb3へと少しずつ移行しつつある状況です。Web3とはどのようなものなのかを正しく把握したうえでインターネットを楽しみましょう。
また、今後は、Web3関連技術を活用したコンテンツの増加が予想されます。各種サービスを頻繁に利用すると、データ利用量が増大するかもしれません。スマホでWeb3関連サービス(NFTの閲覧・取引など)を利用する場合は、使い方にあわせて料金プランの見直しや携帯電話会社の乗り換えもご検討ください。
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