通信速度のMbpsとは?上り・下りの目安や確認方法・改善策をわかりやすく解説!

通信速度のMbpsとは?上り・下りの目安や確認方法・改善策をわかりやすく解説!
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2026.04.22

通信速度が遅いと、動画が途切れたり通話が乱れたりしてストレスを感じやすくなります。そのようなときに確認したいのが通信速度を表す「Mbps」です。

今回は、Mbpsとはどのようなものなのかを徹底解説します。上り下りの目安や確認方法、遅い場合の改善策も紹介するので、通信速度でお悩みの方はぜひ参考にしてください。

目次

通信速度・回線速度の単位として用いられるMbpsとは?

Mbps(メガビーピーエス)とは、通信速度・回線速度の単位で、1秒間にどれくらいのデータ量(bit)を送受信できるかを意味します。「Megabit per second(メガビットパーセカンド)」の略であり、数値が大きいほど通信速度が速くなります。

bit(ビット)とは、コンピューターが認識できる最小単位です。1bitは、コンピューターが扱える2進法のデータ(「0」または「1」の数字)1個を意味します。

また、M(メガ)は、10の6乗(100万倍)を表す単位接頭辞(接頭語)です。つまり、1Mbpsは「1秒間に100万bitのデータを転送すること」を意味します。

「MB/s」や「Gbps」などとの違い

データを送受信する速度を表現する際に、「MB/s」という単位が用いられることがあります。MB/s(メガバイト毎秒)とは、1秒間にどれくらいのMB(メガバイト)の情報をやり取りするのかを示す単位です。

モバイル通信の回線速度はMbpsで表されるケースが多く、ハードディスクやSSDなどの転送速度はMB/sで表されることが一般的です。1Byte=8bitであるため、Mbpsの数値を8で割るとMB/sの数値に換算できます。たとえば、80Mbpsは、理論上、10MB/sに相当します。

また、Mbpsのほか、「Gbps」や「kbps」といった単位が用いられることもあります。Gbpsは、1秒間に転送されるデータの量が1,000Mbitであることを示す単位です。kbpsは、1秒間に転送されるデータの量が1,000bitであることを示します。つまり、「1,000bps=1kbps」「1,000kbps=1Mbps」「1,000Mbps=1Gbps」という関係です※。

※本記事では、一般的な通信速度の表記にあわせて、1Gbps=1,000Mbps(10の3乗)として換算します。

アップロード・ダウンロードで必要とされる通信速度(Mbps)の目安

用途別にデータのアップロード(送信・上り)およびダウンロード(受信・下り)に必要な通信速度(Mbps)の目安を紹介します。

一般家庭向けの固定回線と、スマホのモバイル回線の両方を想定しているので、回線選びの参考にしてください。なお、表中の数値は、「時間あたりの使用量」ではなく「その用途を実行する際に必要な速度」です。

上り通信速度(Mbps)の目安

用途別に必要とされる上り通信速度(Mbps)の目安を下表にまとめました。

用途

必要とされる上り通信速度の目安

メール・SNS・チャットなどの送信

テキストのみ:1Mbps程度

画像を含む場合:3Mbps程度

動画を含む場合:10Mbps程度

動画投稿・ビデオ通話・オンライン会議の利用(アップロード)

10Mbps程度

オンラインゲーム

30Mbps程度(プレイするゲームによって異なる)

これはあくまでも目安であり、コンテンツによっては上記数値より低くても十分なケースや、より高い数値が求められるケースがあるかもしれません。オンラインゲームをプレイする場合は、各ゲーム会社の公式Webサイトで必要な通信速度(Mbps)を確認しましょう。

下り通信速度(Mbps)の目安

用途別に必要とされる下り通信速度(Mbps)の目安を下表にまとめました。

用途

必要とされる下り通信速度の目安

メール・SNS・チャット・Webサイトの閲覧など

テキストのみ:1Mbps程度

画像・動画を多く含む場合:10Mbps程度

動画投稿・ビデオ通話・オンライン会議の利用(ダウンロード)

10~30Mbps程度

オンラインゲーム

30~100Mbps程度(プレイするゲームによって異なる)

下り通信速度は、上り通信速度よりも大きな数値が必要とされる傾向があります。詳細は、コンテンツを提供している事業者の公式Webサイトでご確認ください。

通信速度(Mbps)の平均(実測値)の目安は?

通信速度(Mbps)には、「理論値」「公称値」「実測値」といった表記・種類があります。

理論値とは「理想的な条件が整った場合の通信速度」、公称値とは「カタログ上で表記されている通信速度」を意味し、理論値と公称値は、一般的に近い意味で用いられます。また、実測値とは、「実際に利用した際の通信速度」です。

通信速度の実測値は、回線種別(4G/5G)・場所(屋内/屋外)・時間帯・製品・電波状況・混雑状況といった諸条件で変化します。

そのため、通信速度の実測値の目安を一概に把握することは困難です。実際の数値を知りたい場合は、回線種別や計測場所を決めたうえで、時間帯や機器を変えて何度か計測することで平均を求めるなど、条件を決めて調査することをおすすめします。ただし、測定のために一定のデータ量を消費する点にご注意ください。

通信速度(Mbps)を確認する方法

ブラウザを起動し、Googleで「インターネット速度テスト」または「internet speed test」という文言で検索しましょう。速度計測サービスを提供しているサイトがいくつか表示されるため、任意のサイトへアクセスしてください。

続いて、「速度テストを実行」や「測定開始」など(サイトによって異なります)のボタンをクリック/タップすると、上り・下り速度(Mbps)およびレイテンシ(Ping値)を計測できます。なお、速度テストに表示されるMbpsは、通信できるデータ量そのものではなく、「1秒あたりに送受信できるデータ量(通信速度)」を示す数値です。

レイテンシ(Ping値)とは、pingというコマンドを実行してから応答が戻ってくるまでに要する時間を意味します。ネットワーク上の特定の機器に対してリクエストを送ってから応答が戻ってくるまでの往復時間であり、単位はms(ミリ秒、1,000分の1秒)です。

スマホのスピードテスト(通信速度測定)について詳しくは、こちらをご確認ください。

オンラインゲームのプレイなどではPing値も重要

快適にオンラインゲームをプレイしたり、動画を視聴したりするためには、通信速度(Mbps)だけではなく、Ping値を確認することも重要です。Ping値が低いほど、反応が速いことを示します。

オンラインゲームをプレイしたり、オンライン会議を実施したりするのであれば、30ms以下が目安です。Ping値が大きい場合、スムーズにキャラクターなどをコントロールできなかったり、映像・音声にズレが生じたりする可能性があります。

なお、Ping値の目安は、Webサイト・SNSの閲覧では30~50ms程度、動画視聴では15~30ms程度です。

通信速度が遅い(Mbpsが低い)場合の改善策

通信速度が遅い(Mbpsの値が低い)場合、動画の視聴中やオンラインゲームのプレイ中にラグが発生したり、途中で止まったりする可能性があります。

以下では、家庭用インターネット回線(光回線など)やスマホのモバイル回線に関して、通信速度が遅い場合の改善策を紹介します。

Wi-Fi®ルーターの設置場所を見直す

自宅にWi-Fi®ルーターがあり、Wi-Fiでインターネットに接続している場合は、ルーターの設置場所を見直すことで改善する可能性があります。

具体的には、自宅の中央に近い場所、かつ、床から1~2m程度の高さで、見通しのよい場所に置くと、通信速度の改善が期待できます。

利用場所に近い位置や自宅の中央付近を目安にしつつ、間取りによっては窓側のほうがつながりやすいこともあるため、電波状況を見ながら調整しましょう。

壁や家具などの障害物が多い場所や、電磁波が発生する家電製品(電子レンジなど)の近くは、通信が不安定になりやすいので、できるだけ離すことをおすすめします。

Wi-Fiの通信速度が遅い原因や対処法について詳しくは、こちらをご確認ください。

機器の再起動やOSのアップデートを実施する

ルーターやスマホなどにソフトウェアの不具合が発生して、通信速度(Mbps)が低下するケースもあります。その場合は、機器・製品の再起動で改善されるかもしれません。これは、メモリ上の一時データがリセットされ、ソフトウェアの一時的な不具合が解消されることがあるためです。

iPhoneとAndroid™の再起動方法は以下のとおりです。

iPhoneの場合
1.片方の音量調節ボタンとサイドボタンを長押しする
2.電源オフスライダが表示されたら指を放す
3.電源オフスライダをスライドする
4.スマホの電源が切れるまで待つ
5.サイドボタンを長押しして、Appleロゴが表示されたら指を放す

Androidの場合
1.電源ボタン(電源ボタン+音量調整ボタン)を数秒間長押しする
2.画面に再起動アイコンが表示されたらタップする
3.スマホの電源が切れ、再起動してメーカーのロゴなどが表示されるまで待つ

また、ルーターなどの通信機器を制御するソフトウェア(ファームウェア)や、スマホのOSを最新バージョンにアップデートすることも、通信速度(Mbps)の改善につながる場合があります。

iPhoneのOSアップデートの手順について詳しくは、こちらをご確認ください。
AndroidのOSアップデートの手順について詳しくは、こちらをご確認ください。

インターネットを利用する時間帯を見直す

夜間や休日など、利用者が集中する時間帯は回線が混雑しやすく、通信速度(Mbps)が低下することがあります。回線の混雑が疑われる場合は、以下に示すような「データ利用量が大きい作業」を実施する時間帯を見直しましょう。

・大容量ファイルの送受信
・OSやアプリのアップデート
・クラウドストレージに保存しているデータの同期(バックアップ)

これらは、利用者が少ない時間帯(平日の日中や深夜・早朝など)に実施することをおすすめします。

最新の機器に買い替える

古い機器・製品は、最新の規格に対応していないため、通信速度(Mbps)が低下するケースがあります。古いルーター・スマホなどを利用している場合は、最新の機器・製品に買い替えることも検討しましょう。

新しい機器・製品は最新の規格に対応しているため、通信速度が向上する可能性があります。

通信障害発生の有無を確認する

通信障害(回線・サーバーの不具合)が発生して、一時的に通信速度(Mbps)が低下しているケースもあります。Wi-Fiに接続するなどして各事業者の公式Webサイトを閲覧し、障害の発生やメンテナンスに関する情報をご確認ください。

「通信障害が発生し、復旧対応を実施している」という情報が掲載されている場合は、復旧するまで待ちましょう。通信障害に関する情報が掲載されていない場合は、電話などで問い合わせることもご検討ください。

また、事業者自身や、ほかの利用者がSNS上で「通信障害が発生している」「復旧した」といった内容を投稿していることもあるので、閲覧して状況の把握に努めましょう。

回線や契約内容を見直す

自宅で家庭用インターネット回線(光回線など)を利用している際に「速度が足りない」と感じる場合は、契約内容を検討しましょう。回線・プロバイダーを変更することも選択肢としてご検討ください。

また、外出先などでスマホのモバイル回線を利用している際に「速度が遅い」と感じる人もいるのではないでしょうか。料金プランによっては、データ利用量が一定値を超えると通信速度が低下することがあります。通信速度が遅いと感じる場合は、料金プランの見直しや携帯電話会社の乗り換えも検討しましょう。

携帯電話会社を乗り換える際には、居住している地域で5G通信に対応しているかどうかをご確認ください。2026年3月時点では、5G(第5世代移動通信システム)は、高速・低遅延で多数同時接続が可能な通信技術です。5Gに対応している場合、5G対応のスマホを利用すれば、通信速度の改善が期待できる場合があります(ただし電波状況や混雑状況によって変動します)。

楽天モバイルのサービスエリアは、こちらをご確認ください。
5Gについて詳しくは、こちらをご確認ください。

通信速度(Mbps)に関するよくある質問

通信速度(Mbps)に関して、さまざまな疑問点・不明点をお持ちの人もいるのではないでしょうか。

以下、通信速度(Mbps)に関する「よくある質問」、および、それに対する「回答」を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

どのくらいの通信速度(Mbps)があればよい?

用途によって、必要とされる通信速度(Mbps)は異なります。

メールやチャットなど、テキスト中心のやり取りのみであれば、上り・下りともに1Mbps程度でも利用できることが多いでしょう(あくまで目安です)。しかし、動画を視聴したりオンラインゲームをプレイしたり、リモートワークなどのビジネス用途で利用したりするのであれば、より高速で通信できる環境を整える必要があります。

インターネット速度の目安について詳しくは、こちらをご確認ください。

通信速度(Mbps)の理論値と実測値は異なる?

携帯電話会社などが公式Webサイト上で公表している数値は、一般に「理論値(最大通信速度)」として示されることが多く、実際の利用環境で同じ速度が出るとは限りません。

実際には、さまざまな要素(機器の状態やルーターの設置場所など)が影響し、理論値よりも低い速度になることがあります。実際に利用する環境での通信速度(実測値)を測定した結果、Mbpsの値が低い場合は、前述した改善策を講じましょう。

100Mbps・1,000Mbpsの通信速度(Mbps)は速い?

通常のWebサイトやSNSを閲覧したり動画を視聴したりする場合は、一般的には、100Mbpsの通信速度があれば、快適に利用できることが多いでしょう。また、1,000Mbps(1Gbps)は高速な通信速度の目安であり、複数の製品・機器で同時に大量のデータをやり取りする場合でも安定しやすい傾向があります。

ただし、実際の通信速度は利用環境や回線の混雑状況、接続機器の性能などの影響を受けます。そのため、携帯電話会社などの公式Webサイトに記載されている数値よりも通信速度が下がるケースがあることを認識しておきましょう。

用途に応じた通信速度(Mbps)で通信環境を整えよう

用途によって、必要な通信速度(Mbps)は異なります。現状の通信速度と必要な通信速度の差を把握し、通信環境を整えましょう。

スマホのモバイル回線を利用する機会が多い場合、どのような料金プランを選択するかが重要です。料金プランによっては、データ利用量が一定値を超えると通信制限がかかり、速度が低下することがあります。モバイル回線での利用が多い人は、普段のデータ利用量に合う料金プランへ見直したり、携帯電話会社の乗り換えを検討したりしましょう。

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