ショートメール(SMS)の着信拒否設定とは?ブロックとの違いや設定方法などを解説

身に覚えのないショートメール(SMS)が届いて不安を感じたり、特定の番号を拒否したいけれど相手にバレないか心配になったりすることもあるでしょう。
迷惑メッセージへの対策には、携帯電話会社のサービスとスマホ本体のブロック機能があり、それぞれ仕組みが異なります。
今回は、SMS着信拒否・ブロックの設定手順をわかりやすく解説します。
ショートメール(SMS)の着信拒否とブロックの違い

ショートメール(SMS)には、迷惑メッセージを受信しないための対策として「着信拒否」と「ブロック」という2つの方法があります。
どちらも不要な連絡を遮断する点は共通していますが、仕組みや設定方法が異なります。
着信拒否は、携帯電話会社が提供するサービスを使って拒否する方法です。携帯電話会社が提供している設定画面やアプリを開き、拒否したい電話番号を一括または個別に設定することで、スマホに届く前に通信網の段階でSMSを遮断します。手動設定だけでなく、悪質なメッセージを自動で検知して遮断する仕組みも提供されています。
一方、ブロックは、スマホの機能を使って拒否する方法です。スマホ本体やメッセージアプリなどから個別に拒否したい電話番号を設定することによって、届いたSMSをスマホ側で自動的にブロックします。
状況に応じて両方の機能を使いわけることで、より効果的な迷惑SMS対策が可能になるでしょう。
携帯電話会社ごとのショートメール(SMS)の着信拒否設定
次項より、SMSの着信拒否設定の手順を携帯電話会社ごとに解説します。
迷惑SMSを自動で防ぐ機能は、初期設定から自動的に適用されている場合が多いです。特定の相手からの受信を拒否したい場合や、自動判定により受信したいSMSが届かない場合などは、設定を変更しましょう。
各社が提供する公式アプリや公式Webページから、自分の希望にあわせて強度や拒否内容をカスタマイズできます。
楽天モバイルの手順
楽天モバイルを利用している場合、迷惑SMSを防ぐ機能は初期設定で有効になっています。必要なSMSが届かない場合などは、以下の手順で無効にしましょう。
- 「my 楽天モバイル」アプリの「契約プラン」へ進む
- 「プランに含まれるオプションサービス」内の「迷惑SMS拒否設定」のボタンをタップしてオフに切り替える
- 「設定する」をタップする
設定を行ってから変更の反映まで、最大で1週間かかる場合があります。再び有効にしたい場合は、同様の手順で設定を戻しましょう。
なお、着信拒否設定のオプションサービスは、「my 楽天モバイル」アプリでのみ設定可能です。
※楽天モバイルの迷惑SMS拒否設定について詳しくは、こちらをご確認ください。
※楽天モバイルの迷惑SMS拒否設定のご利用方法について詳しくは、こちらをご確認ください。
ドコモの手順
ドコモを利用している場合、SMSの着信拒否設定は以下の手順で内容を変更できます。なお、一部の機能は初期設定で有効になっています。
- 「My docomo」アプリを開く、または「dメニュー」アプリ/Webサイトを開いて「My docomo」のアイコンをタップしてログインする
- 「メール・各種設定」をタップする
- 「メール設定(迷惑メール/SMS対策など)」>「設定を確認・変更する」の順にタップする
- 「迷惑メール/SMS対策」内の「SMS拒否設定」をタップする
- 「全て拒否する」「条件を指定して拒否する」「電話番号を指定して受信する」「全て受信する」のいずれかを選択する
- 「次へ」をタップして画面の指示に従って操作する
- 反映された設定内容を確認する
ネットワーク暗証番号(ドコモと契約したときに設定した4桁の数字)を求められる場合は入力して認証してください。不明な場合は、ドコモ インフォメーションセンターや、ドコモショップで問い合わせてみましょう。
KDDIの手順
KDDIを利用している場合、迷惑SMSを防ぐ機能は初期設定で有効になっています。必要なSMSが届かない場合などは、以下の手順で無効にしましょう。
- 「My au」アプリにログインする
- 「スマートフォン・携帯電話」をタップする
- 「ご契約内容/手続き」をタップする
- 「ご契約情報」をタップする
- 「オプションサービス」内の「迷惑SMSブロックの無効化」の「変更」ボタンをタップする
- 「追加する」をタップする
- 「同意して次に進む」をタップする
- 画面の指示に従って操作する
設定を終えると、当日から「迷惑SMSブロック」が無効化されます。再び有効にしたい場合は、同様の手順で設定を戻しましょう。
ソフトバンクの手順
ソフトバンクを利用している場合、SMSの着信拒否設定は以下の手順で内容を変更できます。なお、一部の機能は初期設定で有効になっています。
- 「My SoftBank」アプリを開く
- 「照会・設定」をタップする
- 「迷惑メール対策」をタップする
- 「その他の迷惑メール対策」をタップする
- 「なりすましメールの拒否」や「URLリンク付きメールの拒否」の項目で、「SMSで拒否する」をオンに変更する
手順4から、特定の電話番号の拒否設定や迷惑SMSのフィルタ設定も可能です。
なお、途中でログイン画面やパスワードの入力画面が表示される場合があるため、事前に準備しておきましょう。
スマホOSごとのショートメール(SMS)のブロック設定
次項より、SMSをブロックする設定の手順をOSごとにわけて解説します。
iPhoneの手順
iPhoneでSMSをブロックする手順は以下のとおりです。
- iOS標準の「メッセージ」アプリを開く
- ブロックしたい相手とのチャットを開き、画面上部のアイコンをタップする
- 「連絡先をブロック」をタップする
また、以下の手順で、連絡先に登録されていない電話番号からのSMSを「不明な差出人」のフォルダに振りわけることも可能です。
- iOS標準の「メッセージ」アプリを開く
- チャットリストの右上にある「フィルタ(3本線のアイコン)」ボタンをタップする
- 「フィルタリングを管理」をタップする
- 「不明な差出人をスクリーニング」をオンにする
なお、OSバージョンによっては手順や項目名が異なる場合があるため、詳しくはApple公式Webサイトなどをご確認ください。
Android™の手順
Android™でSMSをブロックする設定の手順は以下のとおりです。
なお、Androidの場合、項目名や操作手順は製品によって異なるため、詳しくは公式Webサイトの製品ページなどをご確認ください。今回はAndroidの一例として「Galaxy S23」の手順をもとに紹介します。
- Android標準の「メッセージ」アプリを開く
- ブロックしたい相手のSMSを長押しする
- 画面右上の「メニュー(三点リーダー)」をタップする
- 「ブロック」をタップする
また、以下の手順で、連絡先に登録されていない相手からのSMSを登録済みの相手とわけて表示することも可能です。
- Android標準の「メッセージ」アプリを開く
- 右下の「マイページ」をタップする
- 「設定」>「メッセージ」の順にタップする
- 「連絡先未登録者をフィルタリング」をオンにする
携帯電話会社ごとの迷惑SMSの対応
ここまで紹介した手順には、手動で番号を指定して拒否する方法だけでなく、携帯電話会社側が自動で迷惑メッセージを判断して遮断してくれるサービスも含まれていました。
これらの自動拒否サービスは、フィッシング詐欺や不正サイトへの誘導といった悪質なSMSをネットワーク側で検知し、私たちのスマホに届く前に遮断するため、各社から独自のサービスとして提供されています。
改めて、主要な携帯電話会社が提供しているサービスの概要を一覧表でまとめました。
|
携帯電話会社 |
サービス名 |
自動適用 |
|---|---|---|
|
迷惑SMS拒否設定 |
◯(初期設定でオン) |
|
|
危険SMS拒否 |
◯(2022年3月24日以降の新規契約者) |
|
|
迷惑SMSブロック |
◯(2023年2月15日から全契約者) |
|
|
迷惑SMSフィルター |
△(標準設定で有効、強度調整可能) |
これらのサービスは、各社の判定基準に基づいて危険性が高いと判断されたメッセージを受信前に遮断する仕組みです。
多くの場合、契約時に自動で適用されていますが、強度の変更や解除も可能です。「必要なSMSが届かない」あるいは「自動設定だけでは不安」という場合は、前述した各社のマイページやアプリから設定をカスタマイズしてみてください。
ショートメール(SMS)の着信拒否やブロックに関するよくある質問
ここでは、SMSの着信拒否やブロックに関するよくある質問に回答します。
SMSの着信拒否と電話の着信拒否の違いは?
SMSの着信拒否と電話の着信拒否は、それぞれ対象となる通信手段が異なる独立した機能です。
SMS着信拒否はショートメッセージの受信のみを制限する設定であり、電話着信拒否は音声通話を遮断する設定です。
そのため、SMSを着信拒否しても電話による連絡は通常どおり受け取ることができ、電話を着信拒否してもSMSは届く可能性があります。
ただし、一部のスマホや携帯電話会社が提供する設定では、特定の番号からの電話とSMSを同時にブロックできる機能も存在します。
たとえば、スマホ側の番号指定拒否機能を利用すると、登録した電話番号からの着信とSMSを一括で拒否できる場合もあるため、利用しているスマホや携帯電話会社の設定を確認しましょう。
※着信拒否について詳しくは、こちらをご確認ください。
SMSを着信拒否すると相手に伝わる?
SMSを着信拒否に設定しても、通常は拒否やブロックの事実が送信者側に通知されることはありません。
送信者のスマホでは、SMSが正常に送信されたかのように表示されるため、相手が拒否設定をしているかどうかを判断することは困難です。
たとえば、iPhoneやAndroidの設定でブロックを行った場合、拒否した履歴や通知は一切表示されません。
また、携帯電話会社のサービスを利用してSMSを着信拒否した場合、メッセージはスマホに届く前にネットワーク側でブロックされるため、受信者側に通知が届くことはないとされています。
着信拒否している相手にSMSを送るとどうなる?
自分が相手を着信拒否に設定している状況でも、こちらから相手にSMSを送信すること自体は可能です。
着信拒否はあくまで受信側の設定であり、送信操作を制限する機能ではありません。
ただし、相手側がSMSの着信を拒否している場合、送信したメッセージは相手に届きません。
仮に相手に着信拒否されていても、送信者側のスマホには通常どおり送信が完了したかのように表示されます。一般的なSMSサービスでは、相手に実際に届いたかどうかを送信者側で細かく確認することはできません。
着信拒否している相手に連絡するための方法は?
自分が着信拒否した相手と連絡を取りたい場合、携帯電話会社やスマホの設定を変えて、一時的に着信拒否を解除することでSMSを使って連絡できます。
一方、相手側からSMSを着信拒否されている場合、SMSを使った連絡はできません。
SMSが着信拒否される主な原因は?
SMSが届かない場合、いくつかの原因が考えられます。主な原因は以下のとおりです。
- 携帯電話会社のフィルタリング設定
- スマホ本体のブロック設定
- 国際網接続(海外の通信網)を経由したメッセージの遮断
- メッセージ内容の不備やフィルタリング対象語の使用によるブロック
- 連絡先の登録状況や受信設定
海外の通信網(国際網)を経由して送られるSMSは、フィッシング詐欺や不正広告に悪用されるケースが報告されています。そのため、国内の携帯電話会社では利用者保護の観点から、国際網経由のメッセージに対して厳格なフィルタリングを実施しています。
※SMSが届かない原因について詳しくは、こちらをご確認ください。
ショートメール(SMS)を着信拒否してスマホを快適に利用しよう!

SMSは本人確認コードの受信や重要な通知の受け取りなどに活用される連絡手段です。
しかし、近年ではフィッシング詐欺(偽のサイトへ誘導し、IDやパスワードなどの個人情報を盗み取る手口)や迷惑な広告配信などの悪質な利用も増加しており、受信者側での適切な対策が求められています。
安全かつ快適にスマホを利用するためには、着信拒否機能やブロック設定の仕組みを正しく理解し、必要に応じて設定を行いましょう。
SMSの着信拒否設定には、携帯電話会社が提供するサービスを利用して遮断する方法と、スマホ本体の機能を使って遮断する方法があります。携帯電話会社によって提供されるサービスの内容や自動適用の有無は異なるため、新規契約や乗り換えを検討する際には各社のセキュリティ対策機能を比較してみるとよいでしょう。
また、携帯電話会社を比較する際は、料金プランも重要なポイントです。
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