iPhoneで複数のeSIMは使える?対応機種や切り替え方法をわかりやすく解説

iPhoneで複数のeSIMは使える?対応機種や切り替え方法をわかりやすく解説
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2026.05.27

iPhone 13以降は、1台で複数のeSIMを有効化できる「デュアルeSIM」に対応しています。SIMカードを使わずに、2つのeSIMを使うことで2回線を同時に利用でき、1台のiPhoneで電話番号・料金プランの使いわけが可能です。

今回は、iPhoneで複数のeSIMに対応する機種や切り替え方法を紹介します。記事の後半では、ひとつのeSIMを複数台で使えるかどうかも解説します。

目次

eSIMとは

eSIMとは、スマホに内蔵された本体一体型のSIMのことです。

SIMカードを差し込む代わりに、内蔵されたICチップに契約者情報や回線情報を書き込むことで、申し込みから開通までをオンラインで完結できます。

なお、1台のスマホでeSIMをいくつまで使えるかは機種によって異なります。

eSIMのメリット・デメリットについて詳しくは、こちらをご確認ください。
eSIMで楽天モバイルに申し込む手順について詳しくは、こちらをご確認ください。

1台のiPhoneで複数のeSIMは使える?

iPhone XS/iPhone XR以降の機種がeSIMに対応しています。

以下の対応機種なら8つ以上のeSIMを保存可能で、iPhone 13以降ではそのうち2つを選んで同時に有効化できます。

2つのeSIMを有効化できる機種

・iPhone 17e/iPhone 17/iPhone 17 Pro/iPhone 17 Pro Max/iPhone Air
・iPhone 16e/iPhone 16/iPhone 16 Plus/iPhone 16 Pro/iPhone 16 Pro Max
・iPhone 15/iPhone 15 Plus/iPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Max
・iPhone 14/iPhone 14 Plus/iPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Max
・iPhone 13/iPhone 13 mini/iPhone 13 Pro/iPhone 13 Pro Max
・iPhone SE(第3世代)

1つのeSIMを有効化できる機種

・iPhone 12/iPhone 12 mini/iPhone 12 Pro/iPhone 12 Pro Max
・iPhone 11/iPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro Max
・iPhone XS/iPhone XS Max/iPhone XR
・iPhone SE(第2世代)

2つのeSIMを有効化すると、2回線で同時に着信を待ち受けでき、利用する音声通信やデータ通信をその時々で切り替えて使えます。また、電波や回線の状況に応じたデータ通信回線の自動切り替えの設定も可能です。

2つの回線を同時に有効化することは「デュアルSIM」と呼ばれ、回線が両方ともeSIMの場合は「デュアルeSIM」と呼ばれます。

iPhone 13以降は、デュアルeSIMに対応しています。iPhone 12以前のeSIM対応機種では、SIMカード+eSIMの組み合わせであれば、デュアルSIMが実現可能です。

ちなみに、日本を含む一部の国・地域では、iPhone 17からeSIM専用となり、SIMを2つセットするデュアルSIMは、2つのeSIMの組み合わせでのみ実現できるようになりました。米国版では、日本よりも早いiPhone 14からeSIM専用となっています。

iPhoneで複数のeSIMを利用するメリット

複数のeSIMを有効化すれば、1台のiPhoneで複数の回線を持ち歩くことが可能です。iPhoneで複数のeSIMを利用するメリットを以下で見ていきましょう。

予備の回線として利用できる

複数のeSIMで異なる携帯電話会社を契約すれば、万が一、メイン回線で通信障害が発生した際には、2回線目を利用できます。

また、日常の中でも1回線目の電波がつながりづらいときに、2回線目に切り替えることで、電波の受信状況を改善できる可能性があります。

電話番号を2つ持てる

iPhoneで複数のeSIMを利用すれば、仕事用と個人用など、1台のiPhoneで2つの電話番号を使いわけることが可能です。なお、2つの電話番号は同時に着信を待ち受けることができます。

料金プランの使いわけができる

2つの回線を同時に契約して持ち歩きでき、携帯電話会社や料金プランの使いわけが可能です。たとえば、低価格で大容量を使える料金プランと通話がおトクな料金プランを組み合わせれば、1回線で使うよりも、上手に節約できる可能性があります。

スピード開通できる

SIMカードではなくeSIMを選ぶことで、スピード開通が可能です。eSIMであれば、申し込みから開通までオンラインで完結し、SIMカードを入手するまでの時間と手間が不要なため、最短即日などで開通できます。

1台のiPhoneで複数のeSIMを切り替える方法

eSIM対応機種(iPhone XS/iPhone XR以降)では、8つ以上のeSIMを保存でき、どのeSIMを有効にするかは、「設定」アプリで切り替え可能です。

また、iPhone 13以降で2回線を有効化しているときは、モバイルデータ通信に使う回線や、デフォルトの音声回線を2つの中から選んで切り替えられます。

以下の3つの設定方法を詳しく見ていきましょう。

  • 有効にする回線(eSIM)を切り替える方法
  • モバイルデータ通信の回線を切り替える方法
  • デフォルトの音声回線を切り替える方法

有効にする回線(eSIM)を切り替える方法

複数のeSIMを保存しているときに、どの回線(eSIM)を有効にするかはアプリで切り替えられます。

保存してあるeSIMのいずれかを有効にする手順は、次のとおりです。

1.「設定」アプリ>「モバイル通信」をタップする

2.回線名をタップする

3.「この回線をオンにする」のスイッチをタップしてオンにする

回線を有効化すると着信が可能になり、モバイルデータ通信の回線や、電話をかけるときに優先的に利用するデフォルトの音声回線として選べるようになります。

また、各回線の設定画面で「モバイル通信プランの名称」をタップした後に、使用したい名称をタップすれば、回線名称の変更も可能です。

用意されている名称のほか、オリジナルの名称を設定することも可能です。「カスタムラベルを編集」から編集すると、自分で入力した名称が選択されます。

モバイルデータ通信の回線を切り替える方法

2つの回線が有効化されている状態であれば、その2つから使用するモバイルデータ通信の回線を切り替え可能です。具体的には、以下の手順で切り替えできます。

1.「設定」アプリ>「モバイル通信」をタップする
2.「モバイルデータ通信」をタップする

3.通信に利用する回線をタップして選ぶ

「モバイルデータ通信」の画面で、「モバイルデータ通信の切替を許可」のオン/オフの設定も可能です。オンにすると、電波状況や回線利用状況に応じてモバイルデータ通信の回線が自動的に切り替わります。ただし、使用する回線を意図的に使いわけたいときは、オフにしてください。

通信回線を切り替えるまでの手順について詳しくは、こちらをご確認ください。
開通の際にeSIMのアクティベートが終わらない場合について詳しくは、こちらをご確認ください。

デフォルトの音声回線を切り替える方法

2つの回線が有効化されている状態であれば、その2つから標準の電話アプリで電話をかけるときに優先的に利用する音声回線の切り替えが可能です。

具体的には、以下の手順で切り替えできます。

1.「設定」アプリ>「モバイル通信」をタップする
2.「デフォルトの音声回線」をタップする

3.デフォルトの音声回線にする回線をタップして選ぶ

なお、一時的にデフォルト以外の回線で電話をかけたい場合、必ずしも「設定」アプリで切り替える必要はありません。

たとえば、「電話」アプリの中の「キーパッド」画面で電話番号を入力すると、画面上部に現在選択されている回線名が表示されます。そこをタップすると回線を切り替えられるため、そのままかけたい回線を選んで発信することが可能です。

また、「連絡先」アプリでは1人ずつに「優先する回線」を登録でき、「メッセージ」アプリで新規メッセージを作成すると、SMSの送信に使う回線を選択できます。

1つのeSIMを複数のiPhoneで共有はできる?

1つのeSIMを複数のiPhoneで共有して使えるのかどうか、疑問に思う人もいるかもしれません。

結論として、1つのeSIMを複数のiPhoneで同時に利用することはできません。

eSIMは基本的に1つの端末に紐づく仕組みのため、同じeSIMを複数の端末に設定してデータ通信を共有したり、同時に電話の着信を待ち受けたりすることは不可能です。

もしも現在iPhoneで使っているeSIMを別のスマホでも使いたい場合には、eSIMの転送や再発行といった手順が必要です。

eSIMを別のスマホで使う方法

利用中のeSIMをほかのスマホに移し替えるには、「eSIMクイック転送」と「eSIMの再発行」の2つの方法があります。それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

eSIMクイック転送

iPhoneの場合、携帯電話会社で対応していれば、対応するOSバージョンのiPhone同士で直接eSIMの転送(eSIMクイック転送)が可能です。

eSIMクイック転送は、以下の手順で実行できます。

1.「設定」アプリ>「モバイル通信」>「eSIMを追加」をタップする
2.転送するモバイル通信プランを選択する
3.画面の指示に従い、転送処理を確定する
4.転送先のiPhoneに表示される「モバイル通信プランの設定を完了する」バナーをタップする
5.携帯電話会社のWebページに自動遷移するので、eSIMの転送手続きを進める

また、上記の手順のほかにも、新しいiPhoneの設定中に電話番号を転送するよう案内された場合は、画面の案内に従ってeSIMを転送することも可能です。

eSIMの再発行

携帯電話会社でeSIMを再発行して移し替えることも可能です。

eSIMクイック転送に非対応の携帯電話会社やOSバージョンの場合、もしくはAndroid™スマホへeSIMを移し替える場合は、基本的にeSIMを再発行する必要があります。

携帯電話会社の公式Webサイトを確認し、案内されている手続き方法に従って再発行を依頼しましょう。

iPhoneのeSIMについてよくある質問

iPhoneのeSIMについてよくある質問をまとめています。

複数のeSIMに対応するiPhoneでは同時にいくつまで使える?

eSIM対応機種なら保存自体は8つ以上可能で、iPhone 13以降ではそのうち2つを選んで有効化できます。iPhone 12以前のeSIM対応機種では、1つのみ有効化が可能です。

有効化したeSIMの回線は、同時に着信の待ち受けができ、データ通信も2つを切り替えて使えます。電波や回線利用の状況に応じた通信の自動切り替え設定も可能です。

iPhone 12/iPhone 13/iPhone 14/iPhone 15/iPhone 16/iPhone 17でeSIMは複数使える?

iPhone XS/iPhone XR以降のeSIM対応機種であれば、eSIMの保存自体は8つ以上可能です。ただし、iPhone 12以前では、複数のeSIMを同時に有効化して使うことはできません。

一方で、iPhone 13/iPhone 14/iPhone 15/iPhone 16/iPhone 17では、2つのeSIMを同時に有効化して使えます。

なお、利用できる機能や対応状況は携帯電話会社によって異なるため、各社の動作確認済み製品を事前に確認しておきましょう。

楽天モバイルのすべての機能が使える「楽天回線対応製品」について詳しくは、こちらをご確認ください。

eSIMを追加する方法は?

携帯電話会社でeSIMの回線を契約して開通まで行うと、eSIMを追加できます。

申し込み後の開通までの手続きは、QRコードの読み取りやアプリでの設定など、携帯電話会社ごとに指定された方法で行います。

iPhoneで複数のeSIMを活用しよう

iPhone XS/iPhone XR以降の機種はeSIMに対応しており、1台に8つ以上のeSIMを保存できます。

特にiPhone 13以降の機種であれば、2つのeSIMを同時に有効化できる「デュアルeSIM」が利用可能です。eSIMなら最短即日で開通できるため、「通信障害に備えたい」「仕事とプライベートをわけたい」といったニーズにも柔軟に応えられます。

複数のeSIMを最大限に活用するために、最新のiPhoneへの買い替えも検討してみてください。買い替えの際には、料金プランを併せて見直すことで、よりおトクに利用できる可能性もあります。

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