SIMフリーとは?メリットやデメリットを解説

SIMフリーとは?メリットやデメリットを解説
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2023.10.31

携帯電話会社の乗り換えをするとき、「今使っているスマホは、そのまま使えるのだろうか?」と疑問に思って調べる方も多いのではないでしょうか。

ショップの店員に「SIMフリーかSIMロックが解除されていれば大丈夫」と言われたものの、SIMフリーとは一体なんなのかよくわからないという人も珍しくありません。

そこで今回は、お手持ちのスマホをそのまま使いながら携帯電話会社を乗り換えたいと考えている方に向けて、スマホのSIMフリーとSIMロック解除について詳しく解説します。

目次

SIMフリーとはどんな状態?SIMロックと併せて解説

SIMフリーとは、どの携帯電話会社のSIMカードでもスマホが使える状態のことです。

スマホは携帯電話会社から提供されたSIMカードやeSIMを使うことで、携帯電話回線を利用できます。このとき、利用できる携帯電話会社が制限されていない、もしくは制限が解除された状態を「SIMフリー」と呼びます。

SIMロックとは?

一方でSIMロックとは、携帯電話会社が自社のSIMカードだけ利用できるように制限(ロック)をかけて、他社のSIMカードを使えないようにすることです。

eSIM(スマホに内蔵された本体一体型SIM)もSIMロックがかかっているため、契約・購入した携帯電話会社とは異なる回線のeSIMを検討する場合、SIMロック解除が必要になります。

※SIMロック解除についてはこちらをご確認ください。

SIMロック解除は2015年に義務化

SIMロックの設定を原則禁止する「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」を受け、大手携帯電話会社4社から発売されているスマホは、2023年現在、最初からSIMロックが解除された状態で渡されています。

ただし、楽天モバイルを除く3社については、以下の指定日以前に発売もしくは購入されたスマホの場合、注意が必要です。

  • NTTドコモ:2021年8月26日以前に発売
  • KDDI:2021年9月30日以前に発売
  • ソフトバンク:2021年5月11日以前に購入

2015年から義務化されたSIMロック解除ですが、その後も2021年までSIMロックの解除には購入後101日以降でないと手続きができないなど、さまざまな条件が設定されていました。

そのため、2021年以前に携帯電話会社から購入したスマホは、解除の手続きをしていない場合、基本的にSIMロックがかっていると考えてよいでしょう。

※楽天モバイルは発売したすべてのスマホにSIMロックを設定していません。詳細はこちらをご確認ください。

そもそもSIMカードとは

 

SIMカードとは、契約者情報や電話番号などが記録されたICチップが搭載された、プラスチック製の媒体です。

携帯電話会社と契約をしたときに、SIMカードを選択すると、ICチップが付いた小さいカードが発行されます。このSIMカードをスマホのSIMカードトレイに差し込み、契約情報を認証することで、携帯電話回線が利用できます。

SIMカードは再発行に手数料がかかる場合があるので、差し替えるときには紛失しないよう気を付けて管理しましょう。

近年普及しているeSIMは、SIMカードを挿入する代わりに、スマホに内蔵されたICに契約情報を書き込む方法です。どちらのSIMも動作に異なる点はなく、同じように携帯電話回線が利用できます。

SIMカードは契約解除後に自分で破棄する場合と、貸与品として携帯電話会社に返却する必要がある場合があります。契約解除後の扱いにも注意してください。

※楽天モバイルのSIMカードは、各地域に合わせた分別で破棄をお願いいたします。詳細はこちらをご確認ください。

SIMカードには、異なるサイズとタイプがある

SIMカードには異なる3つのサイズのICカードと、ICがスマホに内蔵されているeSIMの4種類がありますが、現在の主流はnano SIMと呼ばれる親指の爪ほどの小さいSIMカードです。

日本国内で新しく発売されるスマホのほとんどでnano SIMを採用しています。しかし、古いスマホの一部はmicro SIMの場合があるので注意が必要です。

また、利用できる通信の種類によって、データ通信専用のデータSIM、データ通信とSMS(ショートメッセージサービス)が利用できるデータSIM、音声通話SIMの3つのタイプがあります。

データSIMはデータ通信だけが利用できるSIMです。音声通話は利用できません。SMSのオプションがあるSIMを利用することで、SMSだけは利用できます。なお、他社から乗り換え(MNP・携帯電話番号ポータビリティ)はできません。

音声通話SIMは「090」や「080」などの番号から始まる携帯電話番号が付与されたSIMです。データ通信や音声通話、SMSが利用でき、他社から乗り換え(MNP・携帯電話番号ポータビリティ)も可能です。

サイズ

標準SIM/micro SIM/nano SIM/eSIM

タイプ

データSIM/音声通話SIM/データ+SMS

SIMカードは、書き込まれている契約情報をスマホから変更することができません。そのため、SIMカードのサイズやタイプを変更する場合、携帯電話会社で手続きをして再発行を受ける必要があります。

サイズの異なるSIMカードを切る器具や、装着してサイズを変える器具が市販されていますが、スマホの故障やSIMの破損の原因になるため、利用を避けましょう。

eSIMの場合は、契約内容の変更手続きと同時に新しいQRコードの発行を受け、読み取ることですぐに書き換えが可能です。

eSIMについてはこちらをご確認ください。

SIMフリーに関する3つのメリット

SIMフリーのスマホは、主に利便性の面で大きなメリットがあります。

近年ではデュアルSIMやeSIMに対応したスマホが増え、異なる携帯電話会社の複数のSIMをひとつのスマホに入れている人も多く見られます。このような使い方も、SIMフリーならではといえるでしょう。

SIMフリーのスマホには具体的にどのようなメリットがあるのか、見ていきましょう。

より多くの携帯電話会社から選べて、乗り換えやすくなる

SIMフリーであれば、携帯電話会社の制限がありません。SIMロックがかかった状態では携帯電話会社選びが限られてしまいますが、SIMロックがなければ手軽に乗り換えができます。

また、SIMロックが最初から設定されていないスマホは、後からSIMロックを解除したスマホと異なり、受信できる周波数帯(バンド)の制限も少なくなります。

海外へ行ったとき、現地のSIMカードが使える

出張や旅行で海外に渡航したとき、海外ローミング※1や海外Wi-Fi®レンタルではなく、現地対応のSIMカードを使用する人も増えています。

SIMフリーのスマホであれば、現地対応のSIMカードを利用して通話やデータ通信ができます。渡航先や海外SIMの料金プランによっては、通話やデータ通信にかかる費用を節約※2できるでしょう。

※1海外ローミング(データ通信)についてはこちらをご確認ください。
※2プランのデータ利用量に加算。2GB超過後は最大128kbps。データ通信(海外ローミング)の注意事項についてはこちらをご確認ください。

選択できるスマホの種類が多く、2台持ちがしやすくなる

SIMフリーのスマホは利便性の高さから、中古スマホ販売店や、フリーマーケットアプリで多く取引されています。

さまざまなスマホが販売されており、携帯電話会社から発売されているよりも多くの種類のスマホから選ぶことができます。

旧モデルのスマホであれば、人気のあるスマホを安価に入手できるでしょう。安価なSIMフリーのスマホを購入して、プライベートと仕事で2台のスマホを使い分けている人も増えています。

SIMフリーに関する3つのデメリット

自由に携帯電話会社や料金プランを選ぶことができて、スマホを変えずSIMカードを入れ替えるだけで海外でも使えるなど、便利なSIMフリーのスマホ。しかし、SIMフリーのスマホにも以下のようなデメリットがあります。

  • スマホによっては携帯電話会社が提供する回線に対応していない場合もある
  • 携帯電話会社独自のサービスが利用できない場合がある

それぞれについて、どのような注意点があるか詳しく解説していきます。

スマホによっては携帯電話会社が提供する回線に対応していない場合もある

各携帯電話会社では、対応している周波数帯(バンド)があらかじめ決まっています。そのため、スマホによっては携帯電話会社が提供する回線に対応していない場合があります。対応している周波数帯(バンド)があらかじめ決まっているため、お手持ちのスマホが、乗り換えた先の携帯電話会社の周波数帯に対応しているとは限りません。

スマホの対応周波数帯と、乗り換えた先の携帯電話会社の周波数帯が一致しているかは事前に確認をしておく必要があります。

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルで利用できる4G LTE回線の周波数帯

周波数帯
Band

docomo

au

SoftBank

Rakuten Mobile

700MHz
Band 28

800MHz
Band 18/26

800MHz
Band 19/26

900MHz
Band 8

1.5MHz
Band 11

1.5MHz
Band 21

1.7MHz
Band 3

2.0MHz
Band 1

3.5MHz
Band 42

詳細については総務省の「各携帯電話事業者の通信方式と周波数帯について」を確認してください。

もしお手持ちのスマホが契約した携帯電会社が提供する回線の周波数帯に対応していない場合、スムーズに通話できない可能性があり、場所によって電波がつながらなくなるなどの不便が生じる可能性があります。

こうした不便を避けるためにも、お手持ちのスマホが、契約を検討している携帯電話会社の動作保証端末であるかは事前に確認をしておきましょう。

動作保証端末については、各携帯電話会社のWebサイトなどから確認できます。

楽天モバイルの動作確認済みスマホについてはこちらをご確認ください。

携帯電話会社によっては、店頭サポートがない

SIMロック解除後、他社のSIMカードの利用については、基本的にサポート対象外とする携帯電話会社がほとんどです。

また、SIMフリーのスマホを購入してSIMカードだけを契約した場合、スマホについてのサポートは原則的に受けられません。有料のサポートを受けられる場合もありますが、携帯電話会社によって対応が異なります。

携帯電話会社独自のサービスが使えない

メーカー直販のSIMフリーのスマホには、携帯電話会社が発売しているスマホに標準でインストールされているアプリがインストールされていません。そのため、携帯電話会社の独自サービスが使えない場合があります。

キャリアメールや、独自アプリなど、利用できないサービスは携帯電話会社によって異なるため、なにが使えるのかわからないときは、携帯電話会社に問い合わせたほうがよいでしょう。

SIMフリーのスマホを入手する方法・注意点

SIMフリーのスマホを入手するには、2通りの方法があります。

ひとつはSIMロックがかかっていないスマホの購入。もうひとつは所有しているスマホのSIMロックを解除してSIMフリーのスマホにする方法です。

それではSIMフリーのスマホを入手する2つの方法について詳しく見ていきましょう。

SIMフリーのスマホを購入する

SIMフリーのスマホは携帯電話会社のショップやWebサイト、家電量販店やECサイトでも購入することができます。

また、中古スマホ販売店などでも購入可能です。

SIMロックを解除してSIMフリーのスマホにする

携帯電話会社で購入したスマホをSIMフリーのスマホにするには、購入した携帯電話会社のWebサイトや電話、ショップ(店頭)でのSIMロック解除の手続きが必要です。WebサイトからSIMロック解除の手続きを行うと無料で解除できます。

NTTドコモの解除方法
KDDIの解除方法
ソフトバンクの解除方法

SIMロック解除についてはこちらをご確認ください。

SIMフリーのスマホを入手する際の注意点

SIMフリーのスマホを入手する際、中古スマホをフリマアプリなどで購入すると故障の際に保証が受けられない可能性があります。

スマホや購入方法によって異なるため、保証を受けたい場合は事前に確認することをおすすめします。

SIMフリーのスマホでSIMカードを使うための手順

SIMフリーのスマホを利用するには、別途携帯電話会社と契約してSIMカードを用意する必要があります。
ここでは、SIMフリーのスマホで利用するSIMカード契約までの流れを、楽天モバイルを例としてご紹介します。

(1)SIMフリーのスマホが楽天モバイルで使えるか確認する

自分のSIMフリーのスマホが契約しようとしている携帯電話会社で使えるかを確認しましょう。

楽天モバイルの場合、Webサイトで自分のスマホが楽天モバイル回線に対応しているかを確認できます。

eSIM対応の有無についても確認できますので、お手持ちのスマホが楽天モバイル回線の利用ができる場合は、申し込みから利用開始までWebサイトでSIMの設定まで完結できるeSIMの利用をおすすめします。

※2023年9月6日時点での情報です。変更される場合がありますので、最新の情報をご確認ください。

質問に沿って、選択肢をタップします。

自分のスマホが見つかったら、機種をタップしてください。すると、「対応サービス」や「SIMタイプ」などが記載された表が展開されます。

※2023年9月6日時点での情報です。変更される場合がありますので、最新の情報をご確認ください。

楽天回線対応端末以外は、当社の動作保証対象外となります。また、ご利用いただける機能であっても、OSやソフトウェアの更新等により、機能のご利用が制限される場合があります。ご利用はお客様ご自身の判断でお願いします。

楽天モバイルの動作確認済みスマホについてはこちらをご確認ください。

(2)SIMカードを契約する

SIMフリーのスマホの準備ができたら、続いてSIMカードの契約をします。SIMカードは携帯電話会社のショップやWebサイト、家電量販店やコンビニで契約・購入できます。

楽天モバイルでは、楽天モバイルショップやWebサイト、家電量販店でSIMカードの契約ができます。

Webサイトなら自宅でも申し込みができるので、「忙しくてモバイルショップまで行く時間がない」という方にもおすすめです。

※楽天モバイルのeSIMは、楽天モバイルショップやWebサイト、家電量販店で契約が可能です。
楽天モバイルのキャンペーンの最新情報についてはこちらをご確認ください。
最寄りの楽天モバイルショップをお探しの方はこちらをご確認ください。

(3)SIMカードが届いたら、入れ替えをして利用を開始

SIMカードが届いたら、スマホからSIMカードトレイを引き出し、SIMカードを挿入して、画面の指示に従って設定をしましょう。

eSIMの場合はスマホによって設定方法が異なります。詳細は「iPhoneでeSIMを使う方法を解説!流れと注意点を紹介」を確認してください。

SIMカードを入れ替える方法についてはこちらをご確認ください。

SIMフリーのスマホで快適なスマホライフを過ごそう

SIMフリーのスマホであれば、携帯電話会社や携帯電話料金プランを自由に選ぶことができます。幅広い選択肢のなかから自分に合ったサービスが探せて、無駄のない料金プラン選びができるのがSIMフリーのスマホの一番の魅力といえるでしょう。

楽天モバイルとSIMフリーのスマホで、通話も通信もストレスなく使えます。「月々の料金が安くて、通話も通信もストレスなく使える使い勝手がいい携帯電話会社を探している」という方は、ぜひ楽天モバイルをご検討ください。

データ通信をどれだけ使っても最大2,980円/月(税込3,278円)とプラン料金の上限が決まっているため、安心して楽しめます。

※Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

  • 家族割適用で、0GB〜3GBまで880円/月(税込968円)
  • 家族割適用で、3GB超過後〜20GBまで1,880円/月(税込2,068円)
  • 家族割適用で、20GB超過後〜どれだけ使ってもデータ高速無制限2,880円/月(税込3,168円) ※1
  • Rakuten Linkアプリ利用で国内通話かけ放題※2
  • iPhone(iOS 14.4以降対象)をご利用の場合は条件をご確認ください。※3

※ 製品代、オプション料、通話料等は別費用。
※1 公平なサービス提供または環境により速度低下する場合あり
※2 アプリ未使用時30秒20円(税込22円)。一部対象外番号あり。データタイプのお申し込みでは、データ通信のみの利用となり通話・Rakuten Linkアプリはご利用いただけません。
※3 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE(第1世代)をiOS 14.4/14.4.1/14.4.2のバージョンでご利用になる場合、110/118/119への緊急通話で高精度な位置情報測位の正確性が低下します。iOS 14.5にアップデートすることで高精度な位置情報測位に対応いたします。楽天モバイルのご利用にあたり、iOS 14.4以降ならびにキャリア設定の最新バージョンへのアップデートをお願いいたします。
※ 掲載内容はプラン名・サービス内容の変更によって、一部内容を修正する可能性がございます。

  • この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
  • 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。