スマホの動作が重い原因は?症状別の対処法や対策方法を解説

スマホの動作が重い原因は?症状別の対処法や対策方法を解説
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2026.01.15

スマホの動作が重くなる原因は、端末の発熱(サーマルスロットリング)や電波環境の悪さ、バッテリーの劣化など、ひとつではありません。そのため、原因を正しく把握したうえで対処する必要があります。

今回はスマホが重くなる原因と対処法を解説します。スマホをサクサクと動く状態に戻すため、すぐに試してみましょう。

目次

スマホの動作が重く(遅く)なる原因

スマホの動作が重くなる原因は、大きく以下に分類できます。

  • 端末の発熱(サーマルスロットリング)によって動作不良が発生している
  • CPUの性能が不足している
  • RAM(メモリ)が不足している
  • ROM(ストレージの空き容量)が不足している
  • キャッシュが溜まっている
  • ウイルスに感染している
  • データ通信の速度が低下している
  • バッテリーが劣化している
  • OSやアプリのバージョンが古い
  • スマホの寿命が近づいている

それぞれについて、詳しい症状と原因を紹介します。

端末の発熱(サーマルスロットリング)によって動作不良が発生している

スマホが高温になると、熱を下げるためにCPUの処理速度が自動的に制限され、その結果として動作が遅くなる場合があります。スマホのパーツを高温から守るために、スマホが強制的にシャットダウンされることもあるので、まずはスマホを常温に戻してから再度利用しましょう。

また、日頃から高温になる場所に置かない、充電中に使わない、充電中にものを重ねないなど、スマホが高温にならないように対策することも大切です。

スマホが熱くなった場合の対処法について、詳しくはこちらをご確認ください。

CPUの性能が不足している

CPUはスマホの頭脳ともいえる部品で、スマホの性能を左右します。高性能なCPUはデータの処理能力が高いため、スマホの操作もより軽快に感じられます。

反対に、CPU性能が低いスマホは処理能力が低く、全般的に動作が遅くなる傾向があります。特に、CPU負荷の高いゲームアプリでは、この影響がより顕著に現れます。

対処法としては、処理に高い能力を必要とするアプリやバックグラウンドで動作するアプリ(常駐アプリ)を使わないようにしましょう。なお、バックグラウンドアプリ(常駐アプリ)を停止する方法については、「バックグラウンドアプリ(常駐アプリ)を停止する」で解説しています。

また、ホーム画面にウィジェットを過剰に配置するのは避けた方がよいでしょう。

RAM(メモリ)が不足している

RAM(Random Access Memory)は、CPUがアプリの動作や画面表示などの処理を行う際に、一時的にデータを保管する領域で、一般的にメモリと呼ばれています。RAMは机の広さにたとえられることが多く、RAMが多いほど同時に多くの処理ができるようになります。

実行したい処理に対して、RAMが不足すると、動作が重くなります。バックグラウンドアプリ(常駐アプリ)や同時に起動しているアプリを減らすことで、動作の改善が期待できます。

バックグラウンドアプリ(常駐アプリ)を停止する方法は、「バックグラウンドアプリ(常駐アプリ)を停止する」で紹介しています。

ROM(ストレージの空き容量)が不足している

「ROM(Read Only Memory)」は、スマホのアプリや写真などのデータを保存する領域で、一般的には「ストレージ」と呼ばれます。

実際には読み出し専用のメモリではなく、内蔵ストレージ(フラッシュメモリ)が使われていますが、慣例的に「ROM」と表記されることが多いです。

ROMは書庫にたとえられることが多く、空き容量が少なくなるとシステムがデータを管理しにくくなり、結果として動作が遅くなることがあります。

使用していないアプリを削除する、写真をクラウドに保存するなどの方法でストレージの空き容量を増やすと、症状の改善が見込めます。

SDカードに対応しているスマホなら、写真や動画をSDカードに保存するよう設定することで、ストレージの空き容量を確保できます。ストレージの容量に空きを作る方法については、「ストレージ容量に空きを作る」を参考にしてください。

キャッシュが溜まっている

キャッシュが溜まっていることが原因で、スマホの動作が重くなっている可能性もあります。

キャッシュはWebページの表示やアプリの動作などを高速化するために、データを一時的に保存しておく仕組みのことです。

キャッシュが溜まり過ぎてしまうとメモリを圧迫し、動作が重くなったり、メモリ不足によってアプリが強制終了したりするケースがあります。

キャッシュが溜まっていることに原因がある場合、ブラウザやアプリのキャッシュを削除することでスマホの動作が改善する可能性があります。キャッシュの削除方法については、「キャッシュを削除する」で詳しく解説しています。

ウイルスに感染している

ウイルスに感染すると、本来は不要な処理が増えてしまい、スマホの動作が重くなります。ウイルスを含むWebサイトの閲覧や、不審なファイル・アプリのダウンロードが原因で、ウイルスに感染することがあります。

動作が重くなる心当たりがないのに、急に重くなってしまった場合は、ウイルスチェックを行いましょう。一度感染してしまうとウイルスの駆除は難しく、場合によっては出荷時の状態にスマホを初期化する必要があります。

アプリをインストールする際は、Google PlayやApp Storeなどの公式ストアからダウンロードしましょう。

ただし、公式ストア内でも不審なアプリが見つかる場合があります。提供元(デベロッパー)情報やレビュー、ダウンロード数、更新日などを確認し、信頼できるアプリかどうかを判断することが大切です。

日頃からセキュリティソフトを導入しておくと、ウイルス感染のリスクを減らせます。

なお、ウイルスに感染している場合の対処法は、「ウイルスチェックをする」で解説しています。

データのバックアップや移行については、こちらをご確認ください。

データ通信の速度が低下している

インターネット上のサーバーからデータを受信して表示するアプリ(SNSやブラウザなど)は、電波状況が悪いと、急に動作が遅くなることがあります。

その場合、Wi-Fi®に接続したり、電波のよい場所へ移動したりすれば解消することがあります。また、アプリ側のトラブルの可能性もあるので、通信障害やメンテナンスの情報も併せて確認しておきましょう。

通信速度の確認方法については、「通信速度や通信制限を確認する」で紹介しています。

バッテリーが劣化している

バッテリーが劣化すると、スマホに十分な電力が供給できなくなり、処理速度が低下したり動作が不安定になったりします。

バッテリーには寿命があるため、状態を改善するにはバッテリーを交換する必要があります。

バッテリー寿命が近いことを示す症状が出ているか確認し、必要に応じて交換を検討してください。

また、古いスマホはバッテリー以外のパーツも経年劣化している場合があるため、買い替えを検討するのもよいでしょう。

なお、バッテリーの状態の確認方法は、「バッテリーを交換する」で紹介しています。

バッテリーの寿命や交換について、詳しくはこちらをご確認ください。

OSやアプリのバージョンが古い

スマホのOSは、スマホを動かすための基本的なソフトウェアです。Android™スマホでは「Android」、iPhoneでは「iOS」がOSとして搭載されています。

OSは、随時アップデートが配信され、機能の追加や不具合の改善が行われています。OSをアップデートせずに古いバージョンを使い続けると、スマホの動作が重くなることがあります。

また、アプリのバージョンが古い場合もスマホが重くなる原因となります。OSやアプリのバージョンが古いためにスマホが重くなっている場合は、「OSやアプリをアップデートする」で紹介している対処法を実践すると改善する可能性があります。

スマホの寿命が近づいている

動作が重い場合、内部パーツの経年劣化などにより、スマホ自体の寿命が近づいている可能性も考えられます。たとえば、「動作が重くなった」「すぐに充電が切れてしまう」「頻繁に発熱する」などの症状は、スマホの寿命が近づいているサインです。

一般的にスマホの寿命の目安は3~5年とされており、この期間を過ぎた端末では動作不良や故障のリスクが高まります。スマホの寿命が近づいている場合は、早めの機種変更を検討しましょう。

スマホが重い(遅い)ときの対処法

「スマホの動作が重い…」と感じたら、以下の対処法を試してみてください。

1)バックグラウンドアプリ(常駐アプリ)を停止する

アプリのバックグラウンドの通信を停止することで、動作が軽くなることがあります。

iPhoneは、「設定」アプリ>「一般」>「アプリのバックグラウンド更新」の順にタップし、「アプリのバックグラウンド更新」をオフにすると、バックグラウンドの通信を停止できます。アプリごとに個別に設定も可能です。

Androidは、データセーバーをオンにすると、ほとんどのアプリはWi-Fi接続時のみバックグラウンドで通信します。モバイル通信でのバックグラウンド通信をほとんど停止することが可能です。

Androidは「設定」アプリ>「ネットワークとインターネット」>「データ使用量」>「データセーバー」から「データセーバー」をオンにできます。

ただし、バックグラウンドの通信を停止すると、メールやSNSなど一部のアプリで通知や自動同期が行われなくなる場合があります。必要なアプリは個別に設定をオンにしておくと安心です。

iPhoneのAppのバックグラウンド更新について詳しくは、こちらをご確認ください。

2)ストレージ容量に空きを作る

スマホのストレージ容量に空きを作ると、動作が軽くなることがあります。

ストレージに空きを作る方法としては、たとえば以下が挙げられます。スマホ内部のデータの整理を行い、ストレージの空きを確保しましょう。

  • 写真や動画をオンラインストレージに保存して、スマホからは削除する
  • 不要なアプリやデータを削除する
  • SDカードにデータを移す

スマホの空き容量を増やす方法について詳しくは、こちらをご確認ください。

3)キャッシュを削除する

iPhoneのSafariのキャッシュは、「設定」アプリ>「アプリ」>「Safari」>「履歴と Web サイトデータを消去」から削除できます。

個別のアプリのキャッシュの削除については、こちらをご確認ください。

AndroidのGoogle Chromeのキャッシュは、以下の手順で削除できます。

  1. 「Google Chrome」アプリを開く
  2. その他アイコン>「閲覧履歴データの削除」の順に選択
  3. 期間は「全期間」を選択
  4. 「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れる
  5. データ削除をタップ

なお、Androidは「設定」アプリ>「アプリ」>「〇〇個のアプリをすべて表示」から個別にアプリのキャッシュを削除することも可能です。アプリの一覧から個別のアプリを選択し、「ストレージとキャッシュ」>「キャッシュを削除」を選択します。

4)ウイルスチェックをする

ウイルスが原因でスマホが重くなっているケースもあります。

ウイルスの可能性が疑われる場合、セキュリティソフトをインストールしてウイルスチェックを実行すると診断ができます。ウイルス感染について心当たりがある人は、ウイルスチェックをしてみましょう。

スマホがウイルス感染していて個人情報などの流出が心配な場合は、問題が解決するまでインターネットへの接続を切断しておきましょう。また、不審なアプリはウイルス感染の原因となっている可能性があるため、アンインストールしてください。

5)通信速度や通信制限を確認する

通信速度が低速なために、動作が遅いと感じてしまっている可能性もあります。

スマホの通信速度は各種スピードテストで計測可能です。たとえば、ブラウザで「インターネット速度テスト」と検索すると、検索結果の画面から速度テストを実行できます。

また、スマホの料金プランのデータ利用量の上限を超過して通信制限がかかっているために、通信速度が低下している可能性もあります。データ利用量や通信制限の有無は、携帯電話会社の会員ページから確認できます。

6)バッテリーを交換する

バッテリーの劣化が進むと、バッテリー持ちが悪くなるだけでなく、スマホの動作が重くなってしまうこともあります。スマホを長期で使用していて、バッテリーの劣化が進んでいる可能性がある場合は、バッテリー交換を検討しましょう。

iPhoneでは、「設定」アプリ>「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」からバッテリーの状態の確認が可能です。Androidも製品によっては、「設定」アプリなどからバッテリーの状態が確認できます。

なお、バッテリーの交換依頼は、携帯電話会社やメーカーなどで受け付けています。自力でのバッテリー交換は、スマホが故障する原因となるので避けましょう。

スマホのバッテリー交換について、詳しくはこちらをご確認ください。

7)OSやアプリをアップデートする

OSやアプリのアップデートで、動作が改善することがあります。iPhoneは「設定」アプリ>「一般」>「ソフトウェアアップデート」から、Androidは「システム」>「システムアップデート」から、更新できる最新バージョンがあればアップデートが可能です。

アプリは、iPhoneではApp Storeのプロフィールアイコンから、AndroidはGoogle Playのプロフィールアイコン>「アプリとデバイスの管理」からアップデートできます。

8)スマホを再起動する

スマホを再起動して状態をリセットすることで、一時的な不具合が解消できる可能性があります。

iPhone X以降は片方の音量調節ボタンとサイドボタンを長押し、iPhone 8またはiPhone SEはサイドボタンを長押しで電源オフスライダを表示できます。スライダをドラッグして電源オフにした後に、サイドボタンを長押しして電源をオンにしましょう。

Androidは電源ボタン長押しなどで電源のオン/オフが可能です。機種によって方法は異なるので、詳細は取扱説明書や製品ページをご確認ください。

9)スマホを初期化する

最終手段として、初期化後にバックアップを復元する方法もあります。

iPhoneの初期化は、「設定」アプリ>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」の順にタップし、パスコードとApple IDのパスワードを入力すると実行できます。

Androidの初期化は、「設定」アプリ内のリセットに関する項目などから可能です。個別の手順は取扱説明書や製品ページをご確認ください。

初期化の前には、データ復元のために忘れずにバックアップを取っておきましょう。

スマホの動作が重くなるのを防ぐ方法

スマホを快適に使い続けるためには、動作が重くならないように普段から対策しておくことも重要です。

以下では、スマホの動作が重くなるのを防ぐ方法を紹介します。

充電しながらスマホを利用しない

充電しながらのスマホ利用は、バッテリーの劣化を早めたり本体が過熱して動作が不安定になったりする原因になり得ます。

充電中はゲームや動画再生などの高負荷なアプリの利用を控え、可能であれば操作自体を最小限に留めることをおすすめします。

不要なデータはオンラインストレージに保存する

あまり見返さない写真や動画は、オンラインストレージに保存しておくのがおすすめです。日頃からオンラインストレージに保存しておけば、ストレージ不足による動作の低下を防ぎやすくなるでしょう。

スマホで利用できる代表的なストレージサービスとしては、「iCloud」や「Google Drive」などが挙げられます。ストレージサービスによって保存できる容量や無料で利用できる範囲は異なるため、事前によく確認しておきましょう。

インターネットはWi-Fi®に接続して利用する

Wi-Fiを利用できる環境下では、スマホをWi-Fiに接続して利用するようにしましょう。

モバイルデータ通信のみの利用だと、料金プランによってはデータ利用量の上限を超過して通信制限がかかってしまい、通信速度が低下する可能性があります。Wi-Fiに接続している場合は、基本的に通信制限を気にせず利用できます。

よくある質問

スマホの動作の重さに関するよくある質問と回答を紹介します。

スマホの動作が重いまま放置するとどうなる?

スマホの動作が重い状態を放置すると、処理負荷や発熱が続き、バッテリーやCPUの劣化を早める原因になる場合があります。

また、動作が不安定なまま利用し続けると、スマホが故障するリスクが高まるため注意しましょう。スマホの動作が重い場合は放置せず、先述した対処法を実践して症状が改善しないか試してみてください。

スマホの動作が重いのを解消できるアプリはある?

スマホの動作の重さ解消に役立つアプリとしては、最適化アプリが挙げられます。

最適化アプリとは、スマホのパフォーマンスを最適な状態に保つのをサポートしてくれるアプリのことです。不要なファイルやキャッシュの削除など、動作を軽くするための機能を備えています。

ただし、アプリによって品質に差があるため、公式ストアで信頼できるものを選ぶようにしましょう。

アプリによって具体的な機能や使い方は異なるので、自分にあいそうなものを探してみるとよいでしょう。

どうしても重さが解消しないときはスマホを買い替えよう!

スマホの動作が重い場合は、原因にあった対処をすることで解決するケースがあります。

しかし、スマホが古い場合や高い処理能力を必要とするアプリを利用したい場合など、今のスマホでは解決が難しいケースでは、買い替えを検討しましょう。

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