Snapdragon(スナップドラゴン)とは?性能の違いや種類を解説

Android™スマホのスペック表の「CPU」などの欄に「Snapdragon」と書かれていることがあります。Snapdragonは、米国クアルコム(Qualcomm)社が開発しているAndroidでは代表的なSoC(System on Chip)のブランドで、スマホの頭脳となる役割を果たしています。
今回は、Snapdragonとはなにか、種類による性能の違いなどについて解説します。
Snapdragon(スナップドラゴン)とは?

Snapdragonは、クアルコム(Qualcomm)が開発したスマホ向けSoC(System-on-a-chip)のシリーズです。略して「スナドラ」と呼ばれることもあります。
Snapdragonを始めとするSoCは、スマホの頭脳とも呼べるパーツで、スマホの性能を左右するといっても過言ではありません。性能が高くなるとスマホがさくさくと動き、重いゲームも滑らかな表示で遊べ、通信速度も速くなります。
スマホにとってSoCは、パソコンの頭脳とも呼ばれるCPUと似た役割を持っているともいえます。両者の違いは、ひとつのチップに搭載された機能の多さです。
スマホはスペースと電力が限られているため、CPUやビデオカード、RAM(ランダムアクセスメモリ)、LTEモデム、ストレージインターフェースなど、さまざまな機能をひとつのチップに搭載しています。
Androidスマホのチップの種類
Android向けのSoCには、Google Pixel 6以降に搭載されたTensorや、Galaxyシリーズに搭載されているExynos、海外ではSnapdragonを凌ぐシェアを持つMediaTekの製品、タブレットや携帯ゲーム機に搭載されているTegraなどが存在します。
日本国内で販売されているAndroidスマホ向けSoCの中で、Snapdragonは高いシェアを誇ります。
性能を表すSnapdragon(スナップドラゴン)の種類

Snapdragonの製品名は「Snapdragon」+「アルファベットや数字の組み合わせ」で構成されることが多く、発売時期によって名称の付け方のルールが異なります。
2024年現在で利用の多いSnapdragonの種類としては、大きく以下の3つがあります。
- 数字3桁の型番(Snapdragon ○○○)
- Genが付く型番(Snapdragon ○ Gen ○)
- Snapdragon 8 Elite
数字3桁の型番(Snapdragon ○○○)
数字3桁の型番は、2021年12月に命名ルールの変更やSnapdragon 8 Gen 1のリリースが発表され、実際に製品が普及するまでの時期に、特に広く利用されていました。
数字3桁の型番のSnapdragonは、以下のような棲み分けがあります。
型番 |
特徴 |
例 |
---|---|---|
800番台 |
高性能なハイエンドクラスのチップ |
Snapdragon 888+、Snapdragon 888、Snapdragon 865+ など |
700番台 |
価格とのバランスがよいミドルレンジクラスのチップ |
Snapdragon 765G、Snapdragon 690 5G など |
400番台 |
性能が控えめなエントリークラスのチップ |
Snapdragon 480 5G など |
800番台は、最新の3Dゲームもバリバリこなせるような高い性能を誇り、高価格帯の高性能モデルのスマホなどに主に採用されます。
700番台・600番台は、価格と性能のバランスがよいミドルレンジと呼ばれるクラスのチップで、コストパフォーマンスに優れたモデルで多く採用されています。
400番台は、安価に購入できるエントリークラスのモデルで多く採用されています。
800番台、700番台、600番台、400番台のそれぞれで番号が大きくなるほど、新しい世代であることを基本的に表していて、性能も高くなる傾向です。たとえば、Snapdragon 865+の後継のチップとして、Snapdragon 888が登場しています。
Genが付く型番(Snapdragon ○ Gen ○)
数字3桁に代わる新たな命名規則で名付けられた型番の種類です。2025年現在まで広く利用されています。
Genが付く型番としては、「Snapdragon 8 Gen 1」や「Snapdragon 8 Gen 2」などがあり、前の数字(8など)はハイエンドやミドルレンジなど性能のクラスを表しています。後ろの数字は世代を表していて、後継の世代ほど数字が大きくなります。
Genが付く型番の棲み分けは次のとおりで、数字3桁の型番と考え方は同じです。
- Snapdragon 8 Gen ○:高性能なハイエンドクラスのチップ
- Snapdragon 7 Gen ○/Snapdragon 6 Gen ○:ミドルレンジクラスのチップ
- Snapdragon 4 Gen ○:性能が控えめなエントリークラスのチップ
Genが付く型番のチップは、たとえば以下のようなものがあります。
- Snapdragon 8シリーズ
Snapdragon 8 Gen 1、Snapdragon 8+ Gen 1、Snapdragon 8 Gen 2、Snapdragon 8 Gen 3、Snapdragon 8s Gen 3 - Snapdragon 7シリーズ
Snapdragon 7 Gen 1、Snapdragon 7+ Gen 2、Snapdragon 7 Gen 3、Snapdragon 7s Gen 3、Snapdragon 7+ Gen 3 - Snapdragon 6シリーズ
Snapdragon 6 Gen 1、Snapdragon 6 Gen 3 - Snapdragon 4シリーズ
Snapdragon 4 Gen 1、Snapdragon 4 Gen 2、Snapdragon 4s Gen 2
Snapdragon 8 Elite
「Snapdragon 8 Elite」は、2024年10月に発表された最新のSoCで、従来とは異なる命名規則でリリースされています。2024年12月時点で今後の命名規則に関する詳細は明らかになっておらず、今後は命名規則が変更される可能性も考えられます。
Snapdragon 8 Eliteは、Snapdragon 8 Gen 3の後継となる高性能チップで、自社開発のCPU「Oryon」を搭載していることが大きな特徴です。
Snapdragonを搭載したスマホを選ぶときのポイント
スマホに搭載されたチップの種類は、各携帯電話会社やスマホメーカーの公式Webサイトにある製品スペック表(製品仕様)ページなどで確認できます。
Snapdragon搭載のスマホを検討する際は、チップの種類を確認して以下のようなポイントでスマホを選んでいきましょう。
- 型番の数字で選ぶ
- ベンチマークを確認する
型番の数字で選ぶ
Snapdragonは、型番の数字が性能のクラスや世代を表しています。
最新ゲームもより快適に使いこなせるような高いレベルの性能を求めるなら、8シリーズやSnapdragon 8 Eliteを搭載したスマホなどがおすすめです。
価格を抑えるなら、性能とのバランスがよい7シリーズや6シリーズのスマホ、より安価な傾向の4シリーズのスマホなどが選択肢になります。
なお、シリーズの世代によっても性能に差があるので、どの世代のSnapdragonを搭載しているかについては情報として確認しておきましょう。
ベンチマークを確認する
「ベンチマーク」と呼ばれる処理能力などを測るパフォーマンスのテストがあります。ベンチマークの結果を見ると、SoCなどによる性能のテスト結果が数値で確認できます。
各種ベンチマークの数字は、厳密に性能を比較できるものではありませんが、おおまかに性能の違いを知るうえでは参考になります。
ベンチマークの数値は、スマホのレビュー記事やレビュー動画、スマホに関するWebサイト、口コミなどで確認できます。検討中のスマホのベンチマークの情報があれば、ぜひチェックしてみましょう。
Snapdragonを搭載したおすすめスマホ

ここからは、Snapdragon 搭載のおすすめスマホ(2025年版)をいくつか紹介していきます。
Galaxy S23
Galaxy S23にはSnapdragon 8 Gen 2が搭載されています。高性能な3種類のアウトカメラと高解像度センサーによって、まるでプロが撮影したかのようなクリアな写真がいつでも撮影可能です。
Snapdragon 8 Gen 2が搭載されていることでスマホの性能も高く、ゲームアプリや動画ストリーミングを利用していてもストレスを感じません。高性能スマホに興味がある方はチェックしてみましょう。
AQUOS sense9
日常使いのスマホとして人気の高いAQUOS senseシリーズの最新モデルです。SoCには「Snapdragon 7s Gen2」が搭載され、アプリ、Webの閲覧、動画視聴など幅広い用途を軽快にこなせる性能を有しています。
5,000mAhバッテリー&省エネ技術による長時間の電池持ち、MIL規格に準拠した高い耐久性など使い勝手のよさが魅力です。カメラは、接写から超広角まで対応する5,030万画素、1/1.55インチの大型センサーを搭載し、高い撮影性能が期待できます。
※AQUOS sense9についてはこちらをご確認ください。
Xperia 10 VI
ソニーXperiaシリーズのコストパフォーマンスに優れるミドルレンジモデルです。SoCには、「Snapdragon 6 Gen 1」が搭載されています。
5000mAhの大容量バッテリーが搭載され、外出先での長時間の使用でも電池切れの心配が少なく、安心して使用できます。重量は約164gと軽量で、縦長でスリムな形状なので片手でもスマートに扱えます。
ソニーならではの技術が盛り込まれたディスプレイ、スピーカー、カメラも注目です。
※Xperia 10 VIについてはこちらをご確認ください。
スマホを選ぶときはSnapdragonもチェックしてみよう!
SnapdragonのようなSoCは、スマホの頭脳と呼べるパーツです。
2024年時点で主に流通しているSnapdragonとしては、数字3桁の型番(Snapdragon ○○○)、Genが付く型番(Snapdragon ○ Gen ○)、Snapdragon 8 Eliteの大きく3つがあります。
最新ゲームをもっと快適にプレイしたいなどこだわりがある場合や手持ちのスマホの動作に不満がある場合は、ぜひスマホの買い替えも検討してみましょう。
楽天モバイル公式Webサイトでは、人気のAndroidやiPhoneをはじめとした多彩なラインアップを取り揃えています。
目的や予算にぴったりな一台を探してみてはいかがでしょうか。
※楽天モバイルで販売している製品についてはこちらをご確認ください。
楽天モバイルの料金プランでは、データ利用量に合わせて料金が自動的に変わるため、たくさん使う人にもあまり使わない人にもおすすめの料金プランです。
家族割引適用※で、3GBまでは880円/月(税込968円)、20GB超過後はどれだけ使っても2,880円/月(税込3,168円)とデータ使い放題※1なので、データ容量を心配せず快適な通信をご体験いただけます。
※通話料等別
※プログラム適用条件あり。詳細はこちらをご確認ください。
ぜひ楽天モバイルをご検討ください。
- 家族割引適用で、0GB〜3GBまで880円/月(税込968円)
- 家族割引適用で、3GB超過後〜20GBまで1,880円/月(税込2,068円)
- 家族割引適用で、20GB超過後〜どれだけ使ってもデータ高速無制限2,880円/月(税込3,168円) ※1
- Rakuten Linkアプリ利用で国内通話かけ放題※2
- iPhone(iOS 14.4以降対象)をご利用の場合は条件をご確認ください。※3
※ 製品代、オプション料、通話料等は別費用。
※1 混雑時など公平なサービス提供のため速度制御する場合あり。
※2 アプリ未使用時30秒20円(税込22円)。一部対象外番号あり。データタイプのお申し込みでは、データ通信のみの利用となり通話・Rakuten Linkアプリはご利用いただけません。
※3 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE(第1世代)をiOS 14.4/14.4.1/14.4.2のバージョンでご利用になる場合、110/118/119への緊急通話で高精度な位置情報測位の正確性が低下します。iOS 14.5にアップデートすることで高精度な位置情報測位に対応いたします。楽天モバイルのご利用にあたり、iOS 14.4以降ならびにキャリア設定の最新バージョンへのアップデートをお願いいたします。
※ 掲載内容はプラン名・サービス内容の変更によって、一部内容を修正する可能性がございます。
- この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
- 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。