こどものスマホルールはどうすべき?具体例やスマホを持たせる際の注意点を解説

こどものスマホルールはどうすべき?具体例やスマホを持たせる際の注意点を解説
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2023.01.13

最近ではスマホが全世代に普及しており、令和4年3月の内閣府調査によると、青少年(小学生~高校生)の約7割がスマホでインターネットを利用しています。

スマホは手軽に連絡が取れる、情報収集ができるなど非常に便利なツールであることは間違いありません。

しかし、保護者がこどもにスマホを持たせる場合、依存やトラブルにつなげないための配慮も必要です。

この記事では、こどものスマホ利用において気を付けることや、おすすめのこどものスマホルールなどについて紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

監修者:石田勝紀

プロフィール:子育て・教育専門家。(一社)教育デザインラボ代表理事。都留文科大学国際教育学科元特任教授。20歳で起業し学習塾を創業。
これまで直接指導は3500人以上、講演会、セミナーなど間接指導を含め5万人以上の生徒を指導。現在は累計1万人のママさんが参加したMama Caféを主宰するなど子育て・教育情報を発信している。『東洋経済オンライン』連載中(累計1.1億PV)。著書は『子育て言い換え事典』(KADOKAWA)など合計21冊出版。
★石田勝紀公式サイト  http://www.ishida.online
★Voicy(子育て・教育チャンネル)で毎日音声配信中  https://voicy.jp/channel/1270

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目次

こどものスマホ利用で気を付けることは?

こどもにスマホを持たせると、いざというときに連絡が取りやすくて便利な反面、リスクも存在します。

こどものスマホ利用において気を付けるべきことを、以下で詳しく説明します。

不適切なサイトの閲覧やフィッシング詐欺

インターネットで閲覧するサイトは、安全なサイトばかりとは限りません。

なかには個人情報の不正入手をたくらむサイトや、ウイルスに感染させるサイトもあるため、十分注意する必要があります。

フリマアプリやオークションサイトによって、欲しかったものがより気軽に購入できる環境になっていますが、そうした場所で偽物を買わされる被害も起きています。

また、SMSやメールで実在の企業などになりすまし、パスワードなどを不正に取得しようとするフィッシング詐欺も横行しています。

このように、インターネットの利用にはいくつもの危険が付きまとうので、こどもがどのようなサイトを閲覧しているか、どのようなやり取りを行っているかについては十分注意を払う必要があります。

携帯電話会社で提供するフィルタリングサービスを使って、不適切なサイトにアクセスできないよう制限をかけるなどの対策も一つの方法です。
令和3年に警察庁がおこなった調査※によると被害児童の約8割がフィルタリングサービスを被害時に利用していないことが分かっています。

フィルタリングサービスを利用するだけでも、犯罪に巻き込まれる可能性を下げることができるでしょう。

※引用:SNSに起因する少年の被害状態と被害防止対策について

コミュニケーションツールを使う際のマナー

インターネットの発展と共に、XやInstagram、LINEといったSNSやコミュニケーションツールも、数多く利用されるようになってきました。

そういったツールは本名ではなくあだ名や偽名で登録することもできますし、やり取りを行う際に相手の顔が見えないことが普通です。

そのため、気が大きくなり誹謗中傷をしてしまったり、誹謗中傷されてしまったりすることも考えられます。

また、不特定多数に見られては困るような写真や動画を送ってしまい、個人情報が流出してしまったり人間関係でトラブルを抱えたりしてしまう場合もあるでしょう。

コミュニケーションツールを使い慣れていないこどもだからこそ、ツールの使い方に関しては保護者がコントロールすべき部分が多々あります。

動画視聴などによるデータ大量消費

暇な時間にスマホでお気に入りの動画を見たり、勉強する際のBGMとして音楽を流したりする人も多いです。

しかし、動画視聴はデータを大量に消費することに、十分注意しておいた方がいいでしょう。

キャリア回線に接続したまま動画を長時間再生してしまい、気付けばデータを大量消費して通信費用もグングン上がっていくことになりかねません。動画を視聴する際はWi-Fiに接続していることを確認する意識付けを行うとよいでしょう。

おすすめのこどものスマホルール

上述したように、こどもにスマホを持たせて自由に使わせることにはいくつかのリスクがあります。

そのため、こどもにスマホを持たせる場合はあらかじめ以下に挙げるようなルールを設定しておくとよいでしょう。

  • 利用する時間を決める
  • 利用する場所や場面を決める
  • SNSの利用方法を決める

それぞれのルールについて、詳しく説明します。

利用する時間を決める

こどもにとってスマホは娯楽が詰まったツールなので、下手をすれば1日中スマホを使いっぱなしということも考えられます。

そういった状態が続くことは、勉強面で支障が生じるだけではなく家族とコミュニケーションをとる時間も減ってしまうので、決して好ましくありません。

「夜の9時まで」「1日1時間まで」といった時間制限を設けたうえで、スマホを利用させることを検討してみましょう。

ただ、そういったルールを設けても、保護者の目を盗んでスマホを使ってしまうことは考えられます。

使わない時間帯は保護者が預かるようにすれば、保護者にとっては安心で、こどもにとっては気持ちの切り替えをしやすい方法かもしれません。

利用する場所や場面を決める

スマホを利用する場所や場面を決めることも、こどものスマホ利用をコントロールするためには重要なポイントです。

こども部屋で使うことを許可すると、家に帰ってすぐに部屋にこもってスマホで遊ぶようになってしまう可能性があります。

スマホを使いながらずっとトイレにこもって、長時間出てこないようなケースも考えられるでしょう。

「スマホはリビングで保護者と一緒にいるときにしか使わない」といったように、使う場所や場面を決めることで、こどものスマホ利用を常識的な範囲内に収めやすくなります。

SNSの利用方法を決める

SNSとの付き合い方は、こどものスマホ利用を考えるにあたって保護者が頭を悩ませるポイントのひとつです。

SNSは友達との連絡手段にもなるため、SNSの利用を一切禁じるのは、あまり現実的ではありません。利用するSNSや利用方法を限定するのが、現実的な対処方法と考えられます。

実名では登録しない、写真は投稿しない、住んでいる地域や学校名のような個人情報の流出につながりかねない情報は発信しないなど、情報の発信方法を限定して安全にSNSを利用できるようにするとよいでしょう。

実名で登録せずにやり取りをする場合、相手の顔も分からないからといって、相手を攻撃したり、誹謗中傷したりするような発信を行わせないようにすることも、保護者の重要な役割です。

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まとめ

緊急時の連絡手段や友達とのコミュニケーションツールとして、こどもにスマホを持たせることを検討している保護者の方も多いと思います。

こどもにスマホを持たせると、使いすぎやSNSでのトラブルなどが気になりますが、ルールを決めることで、こどもも楽しく便利にスマホを使えることでしょう。

こどもに持たせるスマホは、万が一こどもがスマホを使いすぎても大丈夫なように、利用料金に上限が設けられているものや、保護者がこどものスマホ利用状況を確認・制限できるようなものがおすすめです。

こどものスマホデビューにあたっては、ぜひ楽天モバイルのオリジナルスマホやフィルタリングサービスの利用を検討してみてください。

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※ 掲載内容はプラン名・サービス内容の変更によって、一部内容を修正する可能性がございます。

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