スマホのノッチとは?ベゼルやパンチホールとの違いや、ノッチのデザインについて解説
iPhoneやAndroid™のスマホを買い替えるとき、「ノッチ」という見慣れない用語を見て調べていませんか。
ノッチとは、スマホの画面上部にあるくぼみの部分のことを指します。インカメラやFace IDで顔を認証するセンサーなどが配置されていますが、機種によってデザインや機能が異なります。
利用するWebサイトやアプリによっては、ノッチが邪魔になることも珍しくありません。操作に影響がおよぶため、スマホを購入する前にしっかりと吟味して選ぶことが大切です。
今回はノッチやベゼル、パンチホールなど、インカメラのデザインの違いや、メリットとデメリットについて解説します。
スマホのノッチとは?インカメラの切り欠きについて
ノッチとは、スマホの画面上部にくぼみがあるディスプレイのことです。
iPhone 13やiPhone 14、一部のAndroidスマホでも採用されているデザインで、スマホの画面の周りにあった枠を減らし、大画面でスマホを楽しめます。
ノッチの黒いくぼみの部分には、インカメラや音声通話のスピーカーなど、さまざまな機能が備わっています。
Face IDなどの顔で認証するためのセンサーや、周囲の明るさを検知して画面の明るさを調節する環境光センサーなどが備わっているノッチもあり、機種によってデザインや機能が異なります。
スマホのノッチとベゼル、パンチホールの違い
ノッチのほかに、ベゼル、パンチホールといったインカメラのデザインがありますが、それぞれ役割が異なります。
ベゼルとは、スマホのディスプレイの周りにある枠の部分です。枠の部分を触っても反応しないため誤操作が少なくなるほか、画面の強度を上げる役割があります。特にスマホを落としたときに画面が割れにくく、故障のリスクが少なくなります。
一方パンチホールは、ディスプレイに穴のような部分を作り、インカメラを組み込んだデザインです。横長型のノッチよりも切り欠きの範囲が小さく、ディスプレイが大きく見えます。しかし、画面に穴が空いていることで異物感があり、好みが分かれてしまうことも少なくありません。
昨今のスマホ製品では、横長やしずく型のノッチが主流です。ほかにもiPhone 14 ProやiPhone 15 Proでは、パンチホールと表示領域を組み合わせたダイナミックアイランドが採用されています。
ノッチのデザインの違いや特徴
ノッチのデザインは、ディスプレイに表示できる範囲だけでなく、機能も異なります。それぞれの異なる点を見ていきましょう。
1)iPhoneに多いカメラとスピーカーが内蔵された垂れ下がり型
垂れ下がり型のノッチは、ディスプレイの上部に横長の切り欠きがあるタイプです。
インカメラのほか、ドットプロジェクターや赤外線カメラなど、多彩な機能が備わっています。Apple Payなどで顔認証する際に写真やマスクを使ったなりすましを防げるため、盗難されたスマホが悪用される心配がありません。
しかし横長型のノッチは、ほかのデザインと比べ、画面が大きく欠けてしまいます。画面に表示するアプリによってはノッチの部分が見えなくなるため、動画の視聴中やゲームをプレイしていると邪魔になることも少なくありません。
2)水滴のように切り欠きがあるしずく型
しずく型のノッチは、小さな丸い切り欠きがあるタイプです。
横長型のノッチよりも切り抜かれる部分が減るため、ノッチがあっても気になりません。Webサイトを大きな画面で見られるほか、動画の視聴時も大画面で楽しめます。
しかし、しずく型のノッチは、横長型のノッチよりも機能が限られます。ノッチ部分にインカメラしか備えられないため、3Dスキャンができるカメラやドットプロジェクターなど、一部の機能が使えません。
3)Androidで増えている▼の形に切り抜かれたV字型
V字型のノッチは、▼の形に切り抜かれたもので、大きいものから小さいものまでさまざまなデザインがあります。
機能的にはしずく型と変わらず、切り欠き部分のデザインの違いで見た目が異なるだけです。
現在はしずく型が多いためあまり見かけませんが、Androidのスマホで採用されることがあります。
ノッチのメリットとデメリット
ノッチのメリットは、スマホ本体のサイズを変えずにディスプレイで表示できる範囲を大きくできることです。画面周囲の枠を減らせるため、ほぼ全画面を使って動画やゲームを楽しめます。
しかし、ノッチは画面の一部が欠けて、邪魔になってしまうことは少なくありません。たとえば縦の画面でYouTubeを視聴するとノッチの部分が欠けてしまいます。
ほかにも、ゲームのプレイ中にノッチの部分で見切れてしまうことも珍しくありません。
こうした不便な状況になった場合には、一部のAndroidスマホではノッチを隠す設定に変更できます。
iPhoneではノッチを隠す設定はありませんが、横画面にすることで操作しづらいと感じることも少なくなるでしょう。
iPhoneのノッチはどうなった?ダイナミックアイランドとは?
iPhoneのダイナミックアイランドとは、iPhone 14 Proから搭載された新しい機能です。
ノッチとは異なり、音声通話の通知や、音楽の再生ボタンや曲名表示、タイマーの残り時間の表示など、さまざまな表示が可能です。
このダイナミックアイランドは、iPhone 15 Proでも採用されており、今後iPhoneの主流になっていくかもしれません。
ノッチのデザインはスマホの使い勝手に直結!購入時に検討しよう
ノッチのデザインは、ディスプレイのハードウェアに関わる部分なので、ディスプレイ上の表示を操作することで多少見た目を変更できますが、位置や大きさをカスタマイズすることはできません。
ノッチが画面上で邪魔に感じるデザインではないか、よく確認してからスマホを選ぶことが大切です。
どうしてもノッチのデザインが気になる場合は、今のスマホを手放して新しく買い替えることも検討してみてはいかがでしょうか。
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