Googleフォトでバックアップをする方法は?データ保存の手順や注意点を紹介

Googleフォトでバックアップをする方法は?データ保存の手順や注意点を紹介
このエントリーをはてなブックマークに追加
2024.04.02

Googleフォトにスマホで保存した写真や動画をバックアップすれば、スマホ以外のパソコンやタブレットからも写真や動画の閲覧が可能です。もちろん、万が一のスマホの破損・紛失の際に写真や動画を守るための備えにもなります。

Googleフォトにバックアップするにはどのような設定や操作が必要なのか、いちから知りたいと考えている方もいるのではないでしょうか。今回は、Googleフォトのバックアップの使い方、注意点などを紹介します。

目次

Googleフォトとは

Googleフォトは、写真や動画をクラウドストレージに保存できるGoogleのオンラインストレージサービスです。

スマホの写真や動画をGoogleフォトにバックアップすることで、万が一スマホが破損や紛失に遭った際にも大切な写真や動画を守ることができます。

また、Googleフォトにバックアップした写真や動画は、スマホ、パソコン、タブレットなど、さまざまな種類の端末から閲覧が可能です。Googleフォト内でアルバムを作成してまとめたり、写真や動画を編集したりすることもできます。

さらに、Googleフォトの中にある写真をスマホから削除すれば、スマホの内部ストレージの容量の節約にも役立ちます。

なお、Googleフォトは、Android™のGoogle Playストア、iPhoneやiPadのApp Storeのアプリとして利用できるほか、パソコンからはブラウザでWeb版のサービスを利用可能です。

Googleフォトにバックアップできる容量

すべてのGoogleアカウントで15GBのオンラインストレージが無料で利用可能です。Googleフォトで利用できるストレージもこの中に含まれています。

有料プランも含めたGoogleアカウントのストレージは、次のとおりです。有料のGoogle One(ベーシック、スタンダード、プレミアム)に加入すると、さらに大容量のストレージが利用できます。

無料のプラン

ベーシック

プレミアム

ストレージ

15GB

100GB

2TB

月額

無料

250円

1,300円

追加サービス

-

Google Oneの特典が利用可能(追加の編集機能など)

Google Oneの特典が利用可能(追加の編集機能など)

各ストレージは、「Googleドライブ」「Gmail」「Google フォト」を含めた、Googleアカウント全体で使用できるストレージです。

なお、有料のGoogle Oneには、追加で利用できるGoogleフォトの編集機能(消しゴムマジック、HDRエフェクトなど)、Googleカレンダーの追加機能(複数の予約タイプ、リマインダー メールの自動送信など)などの特典も含まれています。

Googleフォトに写真をバックアップする方法

Googleフォトへ写真や動画をバックアップする方法を見ていきましょう。自動でバックアップする設定方法、手動でバックアップする方法をそれぞれ紹介します。

自動でバックアップするための設定

Googleフォトに写真や動画を自動でバックアップする設定方法は次のとおりです。今回は、Google Pixel 8(Android 14)を例に解説します。

1.「Googleフォト」アプリを開く

2.右上のプロフィールアイコンをタップ
3.「フォトの設定」をタップ

4.「バックアップ」をタップ

5.「バックアップ」をオン

Googleフォトアプリ内の「フォトの設定」からバックアップをオンにする設定が可能です。自動バックアップをオンにすると、Googleフォトアプリ起動時にまだバックアップされていない写真が自動でバックアップされます。雲にチェックマークが入ったアイコンが、バックアップが完了している目印です。

なお、自動バックアップを停止するときは、同様の手順でバックアップのスイッチをオフに切り替えます。

手動でバックアップする方法

Googleフォトに写真や動画を手動でバックアップする手順は、次のとおりです。

1.「Googleフォト」アプリを開く
2.写真を長押ししてチェックし、バックアップをタップ

写真の一覧からバックアップが可能です。写真を長押しすると写真が選択できるので、そのままバックアップをタップします。写真を選択する際には、複数の写真にチェックを入れて、まとめてバックアップも可能です。

バックアップの設定を変更する方法

Googleフォトに写真や動画を自動でバックアップする場合、以下の項目の設定変更が可能です。必要に応じて設定しましょう。

  • バックアップの画質(バックアップ時に画質を調整するか)
  • モバイルデータ通信の使用量(バックアップにどれだけのモバイルデータ通信量を使用するか)
  • デバイスのフォルダのバックアップ(スマホ内の写真や動画をバックアップする)

「Googleフォト」を開き、プロフィールアイコンをタップします。「Googleフォトの設定」>「バックアップ」に進むと、自動バックアップの設定にアクセスできます。

それぞれの設定項目の詳細を見ていきましょう。

「バックアップの画質」の設定変更

バックアップの画質は、画質を変更せずにバックアップする「元の画質」と、画質をやや下げてストレージを節約できる「保存容量の節約画質」の2つが選択できます。

「モバイルデータ通信の使用量」の設定変更

「モバイルデータ通信の使用量」では、1日にモバイルデータ通信でバックアップできるデータ量の上限を設定できます。「データなし」「5MB」「10MB」「30MB」の4つが選択可能です。スマホの料金プランでのデータ利用量を節約したいときに便利に利用できます。

上限を設定する場合には、「モバイルデータを使用して動画をバックアップ」「ローミング中にバックアップ」の設定の切り替えも可能です。

「デバイスのフォルダのバックアップ」の設定変更

「カメラ」以外のフォルダにある写真のバックアップのオンオフを切り替えできます。ご自身で作成したフォルダに画像があれば、そのフォルダもここに表示されます。

Googleフォトにバックアップした容量を確認する方法

「Googleフォト」を開き、右上のプロフィールアイコンから「フォトの設定」>「バックアップ」に進むと、Googleフォトで使用しているストレージが確認できます。

GoogleドライブやGmailなどのほかのサービスで使用しているストレージも「ドライブ、Gmail、他」の項目から確認が可能です。

Googleフォトにバックアップした写真を削除する方法

Googleフォトで写真を長押しして写真を選択した状態からは、手動でのバックアップのほか、「削除」「デバイスから削除」などのアクションも選択できます。

「削除」を選ぶと、Googleフォトから写真が削除されます。Googleフォト上で完全に写真を削除したい場合に適しています。

一方、「デバイスから削除」を選ぶと、今操作しているスマホなどに保存されている写真のみ削除され、Googleフォトには写真が残ります。

Googleフォトにバックアップするときの注意点

Googleフォトにバックアップするときの注意点も確認しておきましょう。Googleフォトのバックアップを利用するうえで特に注意をしておきたいのが、以下の2点です。

  • バックアップできるファイル1点あたりのサイズ上限・ファイル形式が決まっている
  • バックアップの際にはデータ通信量が発生する

バックアップできるサイズの上限・ファイル形式が決まっている

Googleフォトにバックアップできるファイルサイズ、ファイル形式は以下のように決まっています。ファイルサイズが大きすぎる/小さすぎる、あるいは特殊なファイル形式で保存されている場合は、バックアップができない可能性があります。

▼バックアップできるファイルサイズ

  • 200MBまたは200MPまでの写真
  • 10 GBまでの動画
  • 画像サイズ256×256より大きいファイル

▼バックアップできるファイル形式

ファイル形式

写真

 .jpg、 .heic、 .png、 .webp、 .gif、大部分のRAW ファイル

動画

 .mpg、 .mod、 .mmv、 .tod、 .wmv、 .asf、 .avi、 .divx、 .mov、 .m4v、 .3gp、 .3g2、 .mp4、 .m2t、 .m2ts、 .mts、 .mkv

バックアップの際にはデータ通信が発生する

バックアップの際には、ファイルサイズや点数に応じたデータ通信が発生します。

Wi-Fi®への接続がなく、携帯電話回線のモバイルデータ通信に接続しているときにバックアップすると、スマホの料金プランでのデータ容量を消費することになります。

自動バックアップでモバイルデータ通信が発生することを避けたい場合には、モバイルデータ通信でのバックアップの設定をオフにしておきましょう。

Googleフォトのバックアップで大切な写真を保管しよう

Googleフォトにバックアップすれば、スマホ本体の破損・紛失の際に大切な写真や動画を守るための備えになるほか、デバイス間での共有や内部ストレージの節約ができます。ぜひGoogleフォトのバックアップを活用して大切な写真を保管していきましょう。

なお、モバイルデータ通信での通信量が気になる方は、料金プランを見直してみるのもおすすめです。

楽天モバイルの料金プランでは、データ利用量に合わせて料金が自動的に変わるため、たくさん使う人にもあまり使わない人にもおすすめの料金プランです。

家族割引適用※で、3GBまでは880円/月(税込968円)、20GB超過後はどれだけ使っても2,880円/月(税込3,168円)とデータ使い放題※1なので、データ容量を心配せず快適な通信をご体験いただけます。
※通話料等別
プログラム適用条件あり。詳細はこちらをご確認ください。

ぜひ楽天モバイルをご検討ください。

  • 家族割引適用で、0GB〜3GBまで880円/月(税込968円)
  • 家族割引適用で、3GB超過後〜20GBまで1,880円/月(税込2,068円)
  • 家族割引適用で、20GB超過後〜どれだけ使ってもデータ高速無制限2,880円/月(税込3,168円) ※1
  • Rakuten Linkアプリ利用で国内通話かけ放題※2
  • iPhone(iOS 14.4以降対象)をご利用の場合は条件をご確認ください。※3

※ 製品代、オプション料、通話料等は別費用。
※1 混雑時など公平なサービス提供のため速度制御する場合あり。
※2 アプリ未使用時30秒20円(税込22円)。一部対象外番号あり。データタイプのお申し込みでは、データ通信のみの利用となり通話・Rakuten Linkアプリはご利用いただけません。
※3 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE(第1世代)をiOS 14.4/14.4.1/14.4.2のバージョンでご利用になる場合、110/118/119への緊急通話で高精度な位置情報測位の正確性が低下します。iOS 14.5にアップデートすることで高精度な位置情報測位に対応いたします。楽天モバイルのご利用にあたり、iOS 14.4以降ならびにキャリア設定の最新バージョンへのアップデートをお願いいたします。
※ 掲載内容はプラン名・サービス内容の変更によって、一部内容を修正する可能性がございます。

  • この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
  • 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。