ハッシュタグ(#)とは?付け方や歴史、活用方法を解説

ハッシュタグ(#)とは?付け方や歴史、活用方法を解説
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2024.05.14

SNSの投稿には「#」のマークがついていることがあります。「ハッシュタグ」という呼び名を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

しかし、ハッシュタグの付け方やハッシュタグを付けて投稿する必要性について、疑問に感じている方もいるかもしれません。

今回は、SNSで使われるハッシュタグの正しい付け方や活用方法、使うメリット、歴史を紹介します。ハッシュタグにはメリットが多く、ビジネスでも活用可能なアイテムです。SNSを使いこなすためにも、ぜひご覧ください。

目次

ハッシュタグ(#)とは?

ハッシュタグとは、ハッシュマーク(#、ナンバーサイン)と文字で作るタグのことです。「タグ」とは情報の意味付けやネットのページでの表示の仕方を伝える命令文のことで、SNSで投稿するときに用いられます。たとえば「#春のアイテム」「#gotofestival」のように、タグとして用いたい文字列の前にハッシュマークを置いて作成します。

なお、ハッシュマークとシャープ(♯)は異なります。パソコンの場合はWindowsとMacどちらも、半角が表示できる状態で「Shift」+「3」を入力すると表示できます。

ハッシュタグの活用方法

ハッシュタグは、主にSNSで使われます。ハッシュタグを付けて投稿することが多いSNS別に、活用方法と注意点を紹介します。

X(旧Twitter)

投稿文の後や途中に、キーワードやフレーズの前に「#」を付けたタグを設置しましょう。タグが青色に変化したら、正常にタグ化できています。

青色に変化しないときやキーワードやフレーズの一部しか青色にならないときは、ハッシュマークに間違いがないか、あるいはキーワードの間にスペースが含まれていないかチェックしてみてください。青色に変化したハッシュタグをタップすると、同じハッシュタグを使った投稿が一覧表示されます。

また、閲覧数を増やしたいときは、X(旧Twitter)のトレンドトピックをチェックしてみてください。人気のハッシュタグが表示されているので、活用することで閲覧数を増やせる可能性があります。

ただし、投稿に関連性の低いタグを付けることは信頼性を損なう可能性もあるため、自身の投稿を見直したうえで活用しましょう。

Instagram(インスタグラム)

まずは投稿する画像や動画を選択し、「キャプションを書く」からハッシュタグを付け、「シェアする」をクリックして投稿しましょう。

すでにアップロード済みの画像や動画も、投稿した後に「キャプションを編集」からハッシュタグを付けられます。

Facebook

Facebookでも、トピックやフレーズに「#」を付けることでハッシュタグを作成できます。

また、ページ上部にある検索バーでは、キーワードだけでなくハッシュタグでも検索できます。ハッシュタグを作成する前に検索をして、類似する話題か確認しておくのもよいでしょう。

ハッシュタグの付け方のルール

ハッシュタグの付け方には、いくつかルールがあります。X(旧Twitter)・Instagram(インスタグラム)・FacebookのすべてのSNSに共通するルールを紹介します。

スペースを後ろに配置する

スペースは半角・全角を問わず、ハッシュタグの終わりを示します。そのため、タグ化したい文字列の途中にスペースを含めると、前半部のみハッシュタグとして認識されてしまいます。

たとえば、「grand summer festival」というイベントについて投稿する際、このままハッシュマークを付けて「#grand summer festival」とすると、「#grand」の部分のみタグ化してしまうため注意が必要です。すべての文字をタグに含めたいときは、スペースを除いて「#grandsummerfestival」としてください。

また、タグのすぐ後ろに文字や数字を配置すると、その文字・数字もタグに含まれてしまいます。タグ化する文字列の後ろには半角もしくは全角でスペースを配置し、タグとそれ以外を明確に区分けするようにしてください。

句読点や特殊文字は使用できない

句読点(。や、)や特殊文字($や&など)は、タグには使用できません。タグ化したい文字列に含めると、句読点や特殊文字の前の文字までしかタグとして認識されない点に注意してください。

また、タグに数字は使用できますが、数字のみのハッシュタグは作れません。たとえば、「#123」はタグとして認識されませんが、「#123festival」や「#festival123」「#go123festival」ならハッシュタグとして認識されます。

ハッシュタグの歴史

ハッシュタグは、元々はSNSになかった機能です。

2007年、「BarCamp」というイベントについて語り合いたいと考えたあるTwitterユーザーが、「#barcamp」を加えて投稿しようと呼びかけました。

検索機能は元々あったため、「#barcamp」で検索すれば、同じイベントについて触れている投稿を容易に見つけられます。

それから数カ月後、あるWeb開発者はサンディエゴで起こった山火事(San Diego Fire)の状況をTwitterで実況していました。しかし、スペースで区切られることで正しく検索できないため、うまく情報が拡散されなかったようです。

そこで「#barcamp」を提案したTwitterユーザーと連絡を取り、「#sandiegofire」というハッシュタグを使って投稿することに決めました。「#sandiegofaire」と検索すれば、簡単にサンディエゴの山火事の状況をシェアできるようになり、Twitterユーザーの間で爆発的に広まったといわれています。

また、これらのできごとから、投稿にハッシュタグを付けることやスペースを含めずに一語にまとめることなどのルールも広まりました。

ハッシュタグを使うメリット

ハッシュタグの利用には主に以下のメリットがあります。

  • 広告効果が得られる
  • 関連投稿を探せる
  • キャンペーンに参加できる

それぞれについて解説します。

広告効果が得られる

ハッシュタグを使うことで、情報を拡散できるようになります。注目度を高められるため、企業がイベントの告知や新商品・新サービスの宣伝に利用することも少なくありません。

どのSNSでもアカウント開設や運用、ハッシュタグの利用は無料のため、広告費を抑えて宣伝できるのもメリットです。

関連投稿を探せる

ハッシュタグは、情報検索にも活用できます。ハッシュタグで投稿を絞り込み、関連投稿を探すと、短時間で目当ての情報を見つけやすくなるでしょう。

また、同じ物事に興味を持っている仲間を見つけるときにも、ハッシュタグは活躍します。興味のあるアイテムやグループ、人物などに「#」を付けて探してみてください。

キャンペーンに参加できる

ハッシュタグを使って投稿するだけで参加できるキャンペーンもあります。たとえば、従来であれば、企業などが実施するイベントに参加するには、メールやハガキに氏名や住所などの必要事項を記入して応募する必要がありました。

しかし、ハッシュタグを付けて投稿するだけで参加できるキャンペーンなら氏名や住所を登録する必要がないため、参加のハードルが低くなります。また、企業側にとっても、広告費をかけなくても参加者を増やせる点はメリットです。

また、SNSは情報を拡散できるツールとして使われることもありますが、特定のユーザーとの一対一のやり取りも可能です。プレゼントのあるキャンペーンなら、当選者には個人的にメッセージを送り、氏名や住所などの商品発送に必要な情報を後から入手します。

ビジネスリサーチに活用できる

ビジネスリサーチにハッシュタグを活用することもあります。ハッシュタグを使ってトレンドワードを確認したり、特定のこと・ものに関心がある人(投稿)を検索したりすることで、簡易的な市場調査が可能です。

また、個別にユーザーにアプローチすれば、商品やサービスの開発に有用な意見を得られるかもしれません。商品・サービスのターゲットとSNSユーザーの属性が重なるときは、さらに効果的に活用できるでしょう。

効果的なハッシュタグの使い方と注意点

ハッシュタグには多くのメリットがありますが、使い方・作り方によっては期待したような効果が得られないこともあります。効果的なハッシュタグを実現する使い方・作り方について見ていきましょう。

長すぎず覚えやすいタグにする

長すぎるハッシュタグや、覚えにくいハッシュタグは、検索してもらえない可能性があります。極力短く、また、検索しやすい文字列でハッシュタグを作成するようにしてください。

ハッシュタグを作成する前に、短さと覚えやすさを確認しておきましょう。

タグ化されていることを確認する

文字列の前に「#」を付けるだけでなく、タグ化されているか確認してから投稿してください。タグとして認識されると、クリックできるようになり、文字色が青色に変わります。

もしも作成したハッシュタグがタグ化されていないときは、次のことが考えられます。

  • 半角のナンバーサイン(#)ではなく、全角ナンバーサイン(#)やシャープ(♯)を付けている
  • 数字だけでハッシュタグを作成している
  • 文字列の中にスペースが入っている
  • 記号や句読点が含まれている

関連性の低いタグは使用しない

投稿には複数のタグを付けることも可能です。関連するキーワードが複数あるときは、タグも複数使いましょう。しかし、投稿内容と関連性の低いタグを使うとSNSユーザーをミスリードすることになり、信頼性を損なう点に注意が必要です。

また、イベントやキャンペーンでハッシュタグを作成するときは、同じハッシュタグがすでに作成されていないか確認してください。同じハッシュタグが使われている場合は、別のイベントやキャンペーンにユーザーが流れてしまう原因にもなります。

ハッシュタグを効果的に利用しよう

ハッシュタグを活用すると、投稿者の属性や投稿に関連するコンテンツなどを一目で確認できるようになります。

また、ハッシュタグを付けて投稿したり、ほかのユーザーの投稿を確認したりすることで、趣味や意見があう仲間を見つけやすくなるのもメリットです。

SNSを上手に使いこなすためにも、ハッシュタグの利用方法や得られる効果について確認しておきましょう。

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