スマホがウイルスに感染したかチェックする方法は?対処法や対策なども解説

スマホがウイルスに感染すると、異常な動作や見慣れない画面の表示などの症状が発生することがあります。
放置していると、さまざまな問題を引き起こすおそれがあるため、早めにウイルススキャンや不審なアプリの削除などを行うべきです。
今回は、スマホがウイルスに感染した場合の症状や対処法、感染を防ぐための対策を解説します。
そもそもスマホのウイルスとはどんなもの?

スマホのウイルスは、悪意のあるプログラムの総称である「マルウェア」と呼ばれるものの一種です(「mal」は「悪い」という意味)。
ただし、一般的にはほぼ同じ意味で使われることが多いため、この記事でも以後はまとめて「ウイルス」と表記します。
ウイルスは、個人情報を外部に流出させるほか、データを破損させたり、スマホの動作不良を引き起こしたりするなど、さまざまな不正動作を行います。近年、スマホを狙ったウイルスは巧妙化しており、気付かないうちに感染してしまうケースも少なくありません。
2024年初頭には、公共のサービスに見せかけた「GoldPickaxe(ゴールドピックアックス)」というウイルスが現れ、顔認識データが盗まれる事例も発生しています。
スマホのウイルスはAndroid™だけでなく、iPhoneでも感染する可能性があります。iPhoneは安全性が高いといわれていますが、過去にはiPhoneでウイルスに感染した事例もあり、iPhoneも絶対に安全とはいえません。
AndroidやiPhoneなどの機種に関わらず、ウイルス対策は必須であるといえるでしょう。
リモートワークの普及でスマホウイルスの感染も増加している
リモートワークの普及によりビジネスでのスマホ利用が増え、利用頻度が高まったことを背景に、スマホのウイルス感染も増加しています。
警察庁が公開している「令和4年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」では、VPN機器(社外から社内ネットワークに接続するための装置)の脆弱性や弱い認証情報を悪用して、ウイルスに感染させる事例が報告されています。
脆弱性とは、セキュリティ上の弱点のことです。放置すると攻撃者に悪用されてウイルス感染や不正アクセスの原因となる危険性が高まります。
万が一ビジネスで利用しているスマホがウイルスに感染すると、企業の情報流出や業務停止、信頼低下といった深刻なリスクにつながるおそれがあります。
実際に、次のような事例が報告されています。
・ウイルスに感染したスマホが乗っ取られ、会社内システム経由で個人情報が流出した
・リモートデスクトップで社内PCへアクセスする際、対策を行わずに接続したことでウイルスに感染した
ビジネス・個人用を問わず、スマホのセキュリティ対策は必須といえるでしょう。
スマホがウイルスに感染したかチェックする方法

スマホがウイルスに感染しているか不安なときは、次の症状が当てはまるかチェックしましょう。
・データ利用量が不自然に増加する
・身に覚えのない請求が届く
・スマホが操作できなくなりメッセージが表示される
・スマホの動作が不自然に重くなったり、本体が熱くなったりする
・操作していないのにスマホが再起動を繰り返す
・身に覚えのないアプリがインストールされている
・「ウイルスに感染しました」などの警告メッセージが繰り返しポップアップ表示される
・勝手にカメラやマイクが起動する
・スマホやアプリが利用できなくなる
すべてのケースでウイルスが原因とは限りませんが、感染したことで発生している可能性は十分に考えられます。
まずは、自分のスマホの症状が当てはまるか確認しましょう。
データ利用量が不自然に増加する
思い当たる理由がないのに、スマホのデータ利用量が急激に増加している場合は注意が必要です。その場合、第三者による個人情報への不正アクセスが発生している可能性も考えられます。
また、ウイルスに感染したスマホを踏み台にして、標的のサーバーに大量のデータ通信を行う「DDoS攻撃」も横行しています。ウイルスに感染したスマホが、気付かないうちにサイバー攻撃に加担していた事例もあり、注意が必要です。
身に覚えがないのに急激にデータ利用量が増えているときは、不審なアプリを削除し、構成プロファイルを確認してください。
構成プロファイルとは、スマホの設定内容(Wi-Fi®やVPN、証明書など)をまとめて変更できるファイルのことです。通常は企業の管理や正規アプリで利用されますが、不正なものが紛れ込むと操作を乗っ取られる危険があります。
もしも不審な構成プロファイルがインストールされている場合は、まずインターネット接続を切り、不審な構成プロファイルを削除してください。状況が改善しない場合は、バックアップを取ったうえでスマホを初期化することも検討しましょう。
身に覚えのない請求が届く
ウイルス感染は、金銭的な被害につながる可能性があります。特に「スパイウェア」と呼ばれるウイルスは、入力したログインIDやパスワード、個人情報、クレジットカード情報などを盗み取るおそれがあります。
アプリやサービスの架空請求が表示される、クレジットカードに利用した覚えのない決済履歴がある、ネットバンクから不正にお金が引き出されているなどの不審な請求や取引が確認される場合は、スパイウェアなどに感染している可能性があります。
アンチウイルスアプリでウイルススキャンを実行して駆除するほか、場合によってはスマホの初期化も選択肢のひとつです。
スマホが操作できなくなりメッセージが表示される
ウイルスの中には、スマホ内のファイルを暗号化したり画面をロックしたりして、スマホを操作できない状態にするものもあります。
このようにデータを人質に取り、元に戻すことと引き換えに金銭を要求するウイルスは「ランサムウェア」と呼ばれます。
ランサムウェアは企業だけでなく一般の個人ユーザーが被害に遭うケースもあるため、「自分は身代金を要求されるような大企業ではないから大丈夫」と考えるのは危険です。スマホやパソコンを使う誰もが注意すべきウイルスです。
データを人質にされた場合、金銭を払ってもデータが戻る保証はありません。仮に金銭を支払って一時的にデータが戻ったとしても、さらなる攻撃の被害に遭ったり、追加の金銭を要求される可能性があります。
もしもランサムウェアに感染した場合は、最寄りの警察署に相談しましょう。併せて、JPCERT/CC(サイバー攻撃への対応を支援する団体)のインシデント対応相談や、情報処理推進機構(IPA)の情報セキュリティ安心相談窓口など、公的な相談窓口を活用するのがおすすめです。
スマホの動作が不自然に重くなったり、本体が熱くなったりする
スマホの動作が急に遅くなったり、バッテリーの消耗が早くなったりする場合は、ウイルスの感染を疑った方がよいでしょう。
ウイルスはスマホの持ち主に気付かれないようにバックグラウンドで動作するものもあります。そのため、スマホを利用するとメモリが不足して動作が重くなったり、負荷がかかってスマホ本体が発熱したりと、悪影響を及ぼすことがあります。
ただし、スマホのバッテリーが経年劣化している可能性もあり、ウイルス感染が原因とは限りません。スマホのバッテリー状態を確認し、もしも経年劣化している場合はバッテリーを交換しましょう。
※スマホのバッテリーの状態を確認する方法については、こちらをご確認ください。
操作していないのにスマホが再起動を繰り返す
操作していないのにスマホが再起動を繰り返す場合、ウイルス感染の可能性があります。ウイルスがシステムに異常を起こし、不正なプログラムを実行している可能性があるため、放置してはいけません。
もしもスマホが再起動を繰り返す場合は、セーフモードで起動し、問題が解決するか確かめましょう。また、不審なアプリがインストールされている場合は、セーフモード状態でアンインストールするのもおすすめです。
ただし、ウイルス感染が原因とは限りません。OSのアップデートやストレージの空き容量を増やすことで解決できる可能性もあるため、不要なアプリや写真を削除してみましょう。
※スマホのOSをアップデートする手順については、こちらをご確認ください。
身に覚えのないアプリがインストールされている
アプリの一覧に身に覚えのないアプリやインストールした記憶のないアプリがある場合、ウイルスの可能性があります。
不正なリンクをタップしたことや、脆弱性のあるWi-Fiに接続したことがきっかけで、不正なアプリが勝手にインストールされることがあります。不審なアプリを見つけたら、速やかにアンインストールしましょう。
「ウイルスに感染しました」などの警告メッセージが繰り返しポップアップ表示される
スマホの画面上に「ウイルスに感染しました」という警告メッセージが繰り返し表示されることがあります。
この手口は偽の警告から罠サイトに誘導しようとするものです。無視してWebサイトを閉じれば金銭を請求されたり、ウイルスに感染したりすることはありません。
もしも何度も警告メッセージが表示される場合は、ブラウザのキャッシュを削除すると解決する可能性があります。
勝手にカメラやマイクが起動する
ウイルスは、スマホの機能の一部を乗っ取ることがあります。このようにスマホに潜り込み、内部の機能を不正に操作するマルウェアの一種が「トロイの木馬」です。起動した覚えがないのにカメラやマイクのアイコンが表示され、盗撮や盗聴される可能性があります。
勝手にスマホを操作し、周囲の音を録音して第三者に送信したり、カメラを起動して周囲の映像を盗撮したりするため、プライバシーが侵害されるおそれがあります。
ウイルスを駆除するためには、アンチウイルスアプリでウイルススキャンを行うのがおすすめです。
スマホやアプリが利用できなくなる
スマホウイルスには、データを抜き取って不正利用するもの以外にも、さまざまな種類があります。中にはスマホの操作を阻害したり、データを破壊してしまうような挙動をするウイルスもあります。
最悪のケースでは、スマホが起動しなくなり、初期化も困難になることがあります。その場合はデータを取り出すこともできないため、連絡先や写真、アプリの機種変更コードなどが失われてしまう可能性があります。
ウイルスに感染したときの6つの対処法

スマホがウイルスに感染していると思われる症状がある場合、被害を拡大させないために速やかに対処する必要があります。以下の6つの対処法を実行して、ウイルスによる被害を抑え、迅速に駆除しましょう。
ブラウザのキャッシュを削除する
ブラウザで「ウイルスに感染しました」などの偽の警告メッセージが何度も表示される場合は、ブラウザの履歴やキャッシュを削除する方法が有効な対処法のひとつです。
スマホの「設定」アプリから簡単にキャッシュを削除できるため、試してみるとよいでしょう。
インターネット接続を完全に切断する
スマホを機内モードに設定するか、Wi-Fi、モバイルデータ通信、Bluetooth®のすべてをオフにして、インターネット接続を完全に切断しましょう。
ウイルスはインターネットを介してデータを流出させたり、拡散させたりするため、対策を講じる時間を確保する意味でも、一度インターネットから切り離す必要があります。
後述するアンチウイルスアプリをインストールしていない場合は、インターネットとの接続時間を最小限に抑え、迅速にインストールしましょう。
アンチウイルスアプリでスキャンを実行する
アンチウイルスアプリを使って、ウイルススキャンと駆除を実行しましょう。ウイルスに感染していた場合、アプリのアンインストールを促す警告画面が表示されるなど、すぐに取るべき行動が指示されるため、表示に従って操作してください。
ウイルス対策に定評があり、信頼のあるアンチウイルスアプリのほとんどは有料ですが、無料体験版が提供されている場合もあります。
重要な個人情報を変更する
ウイルスに感染したスマホは、ネットバンクやSNSなどに紐づいているメールアドレスやパスワードが流出するおそれがあります。
放置していると、さらなる被害を招く可能性があるため、感染が疑われるスマホ以外で、重要な個人情報を速やかに変更しましょう。Google アカウントやApple Account(旧称・Apple ID)も同様に、パスワードを変更してください。
また、クレジットカード番号が流出するおそれもあるため、不正利用がなくてもクレジットカード会社に連絡して、すぐに利用停止の手続きを行ってください。そのほかの金融口座やコード決済サービスなども、必要に応じてスマホからの利用を一時停止するなどの対処をとりましょう。
怪しいアプリをアンインストールする
アンチウイルスアプリでウイルス感染の原因として指摘されたアプリや、自分でインストールした覚えのないアプリは、アンインストールしましょう。
アンチウイルスアプリの情報だけでなく、感染が疑われるスマホやパソコンとは別の製品でもアプリ名を検索し、ウイルスとして報告されていないか確認しましょう。
該当するアプリがあった場合は、アンインストールするのがよいでしょう。
多くの場合、アンチウイルスアプリが怪しいアプリを検出してくれますが、念のため自分でも確認しておくことが大切です。
スマホを初期化する
スマホを初期化して工場出荷状態に戻すことは、多くの場合はウイルスをまとめて削除できる、有効な対処法です。
アンチウイルスアプリでウイルススキャンやウイルスの駆除を行うほか、怪しいアプリをアンインストールしても改善しない場合は、初期化が最も確実な手段となるでしょう。
ただし、スマホを初期化すると本体に保存されている写真や動画、アプリなどのデータがすべて削除されます。あらかじめバックアップを取ってからスマホを初期化しましょう。
スマホがウイルスに感染したときに起きる4つの被害

スマホがウイルスに感染すると、さまざまな問題が発生します。ウイルスを駆除すれば終わりではなく、取り返しのつかない被害が出てしまうこともあります。そのため、感染してから対策するのではなく、未然に防ぐことが重要です。
実際にウイルス感染で起きた被害を見てみましょう。
1)ウイルスによって連絡先などの情報が盗まれる
ウイルスによってスマホから連絡先などの情報が盗み出され、通常の方法ではアクセスできない、「ダークウェブ(非合法の情報が取引される場所)」に流出してしまうおそれがあります。一度流出したデータは拡散され、悪意のある第三者の手にわたってしまうことも多く、消すことも取り戻すこともほとんどできません。
2)位置情報から自宅や会社など、現在地が特定される
行動パターンや現在の位置が特定され、プライバシーを侵害されてしまいます。また、プライバシーだけでなく、防犯の視点からも悪意のある第三者に位置情報が知られているのは危険です。
3)ネットバンクやネット通販、クレジットカードを使われる
ウイルスによってパスワードなどを盗み出され、ネットバンクの預金を第三者の口座に送金されたり、高額なお買い物に利用されたりしてしまうケースがあります。
たとえワンタイムパスワードや生体認証を有効にしていても、ウイルスによって誘導された偽のWebサイトで個人情報やワンタイムパスワードを入力してしまっては意味がありません。
ログインが必要なWebサイトでは、信頼できるWebサイトかどうか確認してからログインすることが大切です。
4)カメラやマイクが無断で起動され、盗撮、盗聴される
スマホのカメラやマイクをウイルスが乗っ取ることで、悪意のある第三者が容易に盗撮や盗聴ができるようになります。
生活を盗撮されてプライバシーを侵害されたり、社外秘の情報のやりとりを盗聴されて企業秘密を盗まれたりするなど、被害は甚大です。
スマホがウイルスに感染する主な原因・経路は?

スマホがウイルスに感染する原因や経路は、主に以下のとおりです。
・非公式アプリ・偽装アプリのインストールによる感染
・不正なリンク・広告・メッセージからの感染
・セキュリティが不十分なWi-Fiからの感染
・セキュリティアップデートの遅れによる感染
・不正な外部機器からの感染
ウイルス感染による被害は、必ずしも即座に出るとは限りません。スマホの持ち主が気付かないよう、時間を置いてから動作したり、睡眠時などスマホに触れていないタイミングで動作したりする場合があります。
そのため、心当たりがある場合、ウイルス感染の症状が出ていなくても、きちんとアンチウイルスアプリでウイルススキャンをしましょう。
次項より、スマホがウイルスに感染する原因や経路を順番に解説します。
非公式アプリ・偽装アプリのインストールによる感染
公式ストア以外からアプリをダウンロードした場合、悪意のあるプログラムを通じてウイルスに感染する危険性があります。
Google社のGoogle PlayやApple社のApp Storeでは、アプリを公開する前に厳格な審査を実施しており、個人情報の不正利用や不正アクセスを防ぐためのセキュリティ基準が設けられています。
そのため、外部サイトから入手する場合と比較して安全性は高いといえるでしょう。
一方、非公式のWebサイトで配布されているアプリは審査プロセスを経ていないため、原則としてインストールは避けるべきです。
ただし、公式ストアであれば完全にリスクがゼロになるわけではありません。Google Playには「Google Play プロテクト 」という防御機能があり、iPhoneでも有害アプリへの対策が講じられていますが、絶対に安全とは断言できないのが実情です。
インストール前には開発者名を確認するほか、Google Playの「データ セーフティ」やApp Storeの「情報」で共有される説明をしっかり吟味しましょう。
不正なリンク・広告・メッセージからの感染
迷惑メールやSMSに記載されたURLを開くと、悪質なプログラムが仕込まれたWebサイトへ誘導される危険性があります。
送信元が不明なメッセージ内のリンクは安易にクリックせず、公式Webサイトへはブラウザの「お気に入り」や「ブックマーク」から正規のアドレスでアクセスすることが重要です。
また、メールに添付されたファイルを不用意に開くことでもウイルスに感染するおそれがあります。たとえ知人からの送信であっても必ずウイルススキャンを実施しましょう。
ほかにも、実在する企業や金融機関、公的機関などの正規Webサイトを装ったフィッシングサイトへ誘導された場合、個人情報を窃取されるだけでなく、同時にウイルス感染のリスクも高まります。
一見無害な広告であっても、タップして危険なページへ転送されたり、自動的にウイルスがダウンロードされたりするケースも存在します。近年特に増えているのが、QRコードを悪用した手口です。
セキュリティが不十分なWi-Fi®からの感染
セキュリティが不十分なフリーWi-Fiを利用すると、接続したスマホやパソコンをターゲットにした、悪意のある第三者からの攻撃を受けることがあります。
フリーWi-Fiとは、カフェや駅、商業施設などで無料で提供されている無線インターネット接続サービスのことです。
通信内容を直接抜き取ったり盗聴したりするだけでなく、ウイルスをインストールして後から攻撃を仕かけるケースもあるため、フリーWi-Fiへ接続する際は十分に注意しましょう。
セキュリティアップデートの遅れによる感染
セキュリティアップデートは、OSやアプリが悪意のある第三者からの攻撃に対抗するために随時提供される更新プログラムです。
ウイルスが攻撃を仕かけてくる原因となる脆弱性を修正・強化するなどの対策が施されており、アップデートを行うことでスマホのセキュリティが向上します。
セキュリティアップデートが配信された際は、できるだけ早く適用しましょう。
不正な外部機器からの感染
不正なUSB機器やBluetooth機器を接続したことで、ウイルスに感染するケースがあります。発売元や製造元がわからない機器や、ほかの人が利用した機器は、悪意のある第三者がウイルスを組み込んでいる可能性があるため、利用しないようにしましょう。
スマホをウイルスに感染させないための対策方法

スマホのウイルス感染を防ぐ対策方法は、主に以下のとおりです。
・怪しいファイルやURLは開かない
・セキュリティ対策が不十分な可能性があるフリーWi-Fiは使わない
・不用意に外部機器を接続しない
・定期的にセキュリティアップデートをする
・アンチウイルスアプリでスマホのウイルスチェックを行う
・偽の警告(フェイクアラート)やスパムメッセージを無視する
それぞれ、順番に解説します。
怪しいファイルやURLは開かない
スマホのウイルス感染を防ぐ際に、基本かつ最も重要なのは、怪しいファイルやURLを開かないことです。
メールやSMS、SNSのダイレクトメッセージなどで届くリンクや添付ファイルの中には、悪意のあるWebサイトへ誘導したり、ウイルスを自動的にインストールしたりする仕組みが含まれている場合があります。
よくある手口は、宅配便の不在通知を装ったSMSや、「アカウントが停止されます」という偽の警告メール、「支払い確認が必要です」といった緊急性をあおるメッセージの送信などです。
これらのメッセージは本物そっくりに作られているため、一見すると判別が難しいケースも少なくありません。
カメラで読み取るQRコードも、URLの確認を怠りがちであるため、悪意のあるWebサイトへの誘導に使われることがあります。出所不明のQRコードだけでなく、正規のものに偽装したQRコードにも注意してください。
送信元が信頼できるかどうかを慎重に確認し、少しでも違和感を覚えたらリンクをタップせず、公式Webサイトや公式アプリから直接確認する習慣を付けましょう。
セキュリティ対策が不十分な可能性があるフリーWi-Fiは使わない
フリーWi-Fiは、便利な反面、セキュリティ対策が不十分なネットワークも多く、ウイルス感染や情報漏えいの原因となるリスクがあります。
特に注意すべきは、通信を暗号化していない「オープンネットワーク」と呼ばれるタイプです。
オープンネットワークでは、通信内容が第三者に傍受される可能性があり、入力したパスワードやクレジットカード情報が盗まれる危険性が高まります。
また、悪意のある攻撃者が正規のWi-Fiになりすまして偽のアクセスポイントを設置し、接続した利用者を不正なWebサイトへ誘導する手口も存在します。
フリーWi-Fiを利用する際は、提供元が明確で信頼できるものかを確認し、個人情報の入力が必要な操作は避けるよう心がけましょう。
不用意に外部機器を接続しない
スマホと外部機器をUSBケーブルやBluetoothで接続する際には、ウイルス感染のリスクが潜んでいます。
特に注意が必要なのは「ジュースジャッキング」と呼ばれる攻撃手法です。
ジュースジャッキングとは、公共の場所に設置された充電スタンドやポータブル充電器を装ったマルウェア感染装置を用いて、充電中のスマホに不正なプログラムを送り込む手口を指します。
一見すると普通の充電設備に見えるため、利用者が気付かないうちに個人情報が盗まれたり、ウイルスがインストールされたりする危険性があります。
また、出所不明のUSBメモリやBluetoothデバイスを接続することでも、同様の被害に遭う可能性が高まります。
外部機器を利用する際は、信頼できるメーカーの製品のみを選びましょう。公共の充電設備を使う場合は電源アダプターを持参するなど、安全性を最優先に考えた行動が求められます。
定期的にセキュリティアップデートをする
スマホの安全を守るためには、定期的なセキュリティアップデートが欠かせません。
OSやアプリのアップデートには、新しい機能の追加だけでなく、過去に発見された脆弱性を修正する重要な目的があります。
そのため、アップデート通知が届いたら速やかに適用しましょう。自動更新機能を有効にしておけば、更新を忘れる心配もありません。
ただし、利用しているスマホが古い機種の場合、最新のOSにアップデートできないケースもあります。
放置するとセキュリティリスクが高まる可能性があるため、新しいスマホへの買い替えを検討することもひとつの選択肢です。
アンチウイルスアプリでスマホのウイルススキャンを行う
信頼できるアンチウイルスアプリを導入し、定期的にウイルススキャンを実施することは重要な対策方法のひとつです。
アンチウイルスアプリは、スマホ内部やアプリに潜むウイルスを検出・駆除する役割を果たします。
さらに、危険なWebサイトへのアクセスや不正アプリのインストールを事前に防止する機能を搭載している製品もあります。
上記の機能により、ユーザーが気付かないうちに発生する脅威からスマホを守ることが可能です。
無料版と有料版が提供されているケースも多いため、まずは無料版で基本的な保護機能を試し、必要に応じて有料版へアップグレードするか検討しましょう。
ただし、アンチウイルスアプリを導入したからといって完全に安全とは限りません。日頃から怪しいリンクを開かない、不審なアプリをインストールしないなどの基本的な注意も併せて実践することが、総合的なセキュリティ対策として効果的です。
偽の警告(フェイクアラート)やスパムメッセージを無視する
スマホでインターネットを利用していると、「スマホがウイルスに感染しました」「システムが破損しています」などの警告画面が突然表示されることがあります。
しかし、突然現れる警告の多くは偽の警告、いわゆる「フェイクアラート」であり、実際にはウイルスに感染していないケースがほとんどです。
フェイクアラートは、ユーザーの不安を煽って偽のアプリをインストールさせたり、有料サービスに誘導したりすることを目的としています。
フェイクアラートに遭遇した際は、画面上の「OK」や「今すぐ除去」などのボタンを絶対にタップせず、速やかにブラウザやアプリを閉じましょう。
また、SMSやメールで届く「不在通知」や「支払い確認」などのメッセージも、スパム(迷惑メッセージ)としてウイルス感染や詐欺被害につながる場合があります。
差出人が不明なメッセージは開かず、記載されたURLをタップせずに削除しましょう。
大切なスマホとデータを守るためにしっかりウイルス対策しよう
現代において、スマホのウイルス対策は必須です。ウイルス感染を避けるため、セキュリティアップデートやアンチウイルスアプリの導入など、日頃から継続的なケアを行いましょう。
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