YouTubeをテレビで視聴する方法は?必要な回線スピードと推奨画質も解説

YouTubeをテレビで視聴する方法は?必要な回線スピードと推奨画質も解説
このエントリーをはてなブックマークに追加
2024.10.16

YouTubeをテレビで視聴する方法には、アプリがインストールされているテレビを購入する、アプリを利用できる外部機器を用意する、スマホを有線で接続するなどがあります。

方法によっては、専用の機器やケーブルを用意し、インターネットとの接続が必要です。ある程度の準備と手間がかかるため、YouTubeをテレビで視聴する方法をあらかじめ知っておくとよいでしょう。 

また、YouTubeをテレビで視聴する際に回線スピードが遅いと、画質が落ちてしまう可能性があります。大きな画面で高画質なYouTube動画を視聴したいと考えている方は、必要な回線スピードと推奨画質もチェックしましょう。 

今回はYouTubeをテレビで視聴する方法や快適に視聴するために必要な回線スピード推奨画質などを解説します。 

目次

YouTubeをテレビで視聴する方法

YouTubeをテレビで視聴する方法は、以下のものがあります。

  • テレビ内蔵のYouTubeアプリを起動する
  • Chromecastを利用する
  • Fire TV Stickを利用する
  • AirPlayを利用する
  • ゲーム機を利用する
  • スマホとテレビを有線接続する

上記を順番に解説します。

テレビ内蔵のYouTubeアプリを起動する

最近のテレビでは、YouTubeアプリがすでにインストールされているスマートテレビが増えています。 

テレビにYouTubeアプリがインストール済み、あるいはインストール可能であるため、特別な機器を追加する必要がなく、すぐにテレビでYouTubeを視聴可能です。

ただし、テレビの機種によってYouTubeアプリの起動方法は多少異なります。次の手順は、パナソニックのビエラの場合です。 

1. テレビの説明書に従って、Wi-Fi®につなげる 
2. ビエラの電源を入れる 
3. ビエラをインターネットへ接続する 
4. リモコンの「アプリ」ボタンを押す 
5. YouTubeアプリを選び、「決定」ボタンを押す 

 YouTubeアプリがインストールされ、インターネットに接続できる場合であれば、ほかのメーカーのテレビでも簡単に設定できます。 

大きな画面でYouTubeを気軽に視聴したい方は、スマートテレビの購入を検討しましょう。 

Chromecastを利用する

Chromecastとは、Googleが販売しているストリーミングデバイスです。テレビに接続すると、YouTubeアプリがインストールできないテレビでも、YouTubeを視聴できます。

Chromecastをテレビに接続して、YouTubeを視聴するまでの手順は以下のとおりです。

1. ChromecastをテレビのHDMIポートに接続する
2. USB電源ケーブルを付属の電源アダプターに差し込み、コンセントに接続する
3. USB電源ケーブルのもう一方の端をChromecastに接続する
4. スマホやタブレットでGoogle Homeアプリをダウンロードする
5. Google Homeアプリを開き、画面の指示に従ってChromecastをセットアップする
6. セットアップ完了後、スマートフォンやタブレットでYouTubeアプリを開く
7. 再生したい動画を選び、画面上のキャストアイコンをタップしてChromecastを選択する

ストリーミングデバイスとは、スマホやタブレットなどを無線でテレビに接続して視聴するための周辺機器です。

Chromecastとスマホを無線で接続すると、本来ならスマホで再生するYouTubeの動画がテレビに映し出されます。動画の検索や選択などの操作はスマホで行い、再生はテレビで行う方法です。

なお、新モデルであるChromecast with Google TVの場合は、付属のリモコンが付いており、テレビ上で直接YouTubeを再生することができます。

Fire TV Stickを利用する

ストリーミングデバイスには、Chromecastのようにスマホと無線で接続して動画を映し出すタイプもあれば、Fire TV Stickのように動画配信サービスのアプリがインストールされていて、コンテンツを表示できるタイプもあります。

Fire TV StickはAmazonが販売しているストリーミングデバイスで、次の手順でテレビに接続すれば、スマホを利用せずにYouTubeが視聴可能です。

1. テレビのHDMIポートにFire TV Stickを接続する
2. 付属のUSBケーブルで電源に接続する
3. テレビの入力をFire TV StickのHDMIポートに切り替える
4. 画面の指示に従ってリモコンをペアリングし、Fire TV Stickをセットアップする
5. Fire TVホーム画面で「アプリ」を選択する
6. YouTubeアプリをインストールする
7. インストール後、YouTubeアプリを起動する

Fire TV Stickを購入すると、本体以外に専用のリモコンやHDMIケーブル、電源アダプターなどの必要な機器が付属しているため、電化製品に詳しくない方でも安心して設定できます。

AirPlayを利用する

AirPlayとは、iPhoneやiPadなどで視聴しているコンテンツを、対応しているテレビで再生する技術です。AirPlayに対応しているテレビとiPhoneをWi-Fiで接続すれば、スマホで再生しているYouTubeの動画をテレビに映し出せます。

AirPlayを使ってiPhoneの動画をストリーミングする手順は以下のとおりです。

1. iPhoneとテレビを同じWi-Fiに接続する
2. iPhoneでYouTubeアプリを開き、再生したい動画を選択する
3. 動画再生画面内にあるAirPlayボタンをタップする
4. 表示されるリストからAirPlay対応のテレビを選択する

AirPlay対応のテレビを選択すると、iPhoneで再生されていたYouTubeの動画がテレビに映し出されます。

なお、AirPlayに対応しているテレビは、インターネットに接続できてYouTubeアプリを内蔵している可能性があるので、アプリを起動するだけでYouTubeを視聴可能です。

ゲーム機を利用する

最近のゲーム機にはインターネット機能があり、中にはYouTubeアプリを利用できる場合があります。

ゲーム機をテレビに接続し、YouTubeアプリを起動すれば、テレビでYouTubeを見ることが可能です。

ただし、ゲーム機によって手順が多少異なるので注意しましょう。

次の手順は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが販売しているPlayStationⓇ 5(以下PS5Ⓡ)でYouTubeを視聴する場合です。

1. PS5ⓇをテレビのHDMIポートに接続し、電源を入れる
2. PS5Ⓡのホーム画面で「メディア」タブを選択する
3. YouTubeアプリを選択し、インストールされていない場合はダウンロードする
4. YouTubeアプリを起動する

なお、ゲーム機でYouTube動画を高画質で再生する場合は、設定の変更や高画質再生が可能なテレビ、安定した回線スピードなどが必要です。

スマホとテレビを有線接続する

スマホにYouTubeアプリをインストールして、テレビと有線接続して映し出す方法もあります。

ただし、スマホとテレビをつなぐ際に、変換アダプターやHDMIケーブルが必要です。

iPhoneの場合はApple社から販売されている「Lightning - Digital AVアダプタ」または「USB-C Digital AV Multiportアダプタ」などと、別売りのHDMIケーブルを用意します。

iPhoneはモデルによって端子がLightning端子とUSB-C端子で異なるため、変換アダプターは持っているiPhoneにあったものを選ぶようにしましょう。

Android™の場合は、端子がmicroUSB端子か、USB Type-C端子なのかで、次の表のように必要な機能と機器が異なります。

スマホの端子

必要な機能

必要な機器

microUSB
端子

MHL(Mobile High-Definition Link)

MHL変換アダプター
HDMIケーブル

USB Type-C端子

DisplayPort Alternate Mode

USB Type-C to HDMI変換アダプター
HDMIケーブル
USB Type-C to HDMIケーブル

microUSB端子とは、Androidで多く採用されていた端子で、台形を逆様にしたかのような形状をしています。

スマホがmicroUSB端子の場合は、「MHL(Mobile High-Definition Link)」に対応しているか公式Webサイトや取扱説明書で確認し、問題がなければMHL変換アダプターとHDMIケーブルを用意しましょう。製品ごとに、対応するスマホの一覧を公開しているメーカーもあるので、購入前に調べると確実です。

USB Type-C端子は、最新のAndroidで採用されている端子で、薄く伸ばした楕円のような形状をしています。

スマホがUSB Type-C端子の場合は、「DisplayPort Alternate Mode」に対応しているか公式Webサイトや取扱説明書で確認し、問題がなければUSB Type-C to HDMI変換アダプターとHDMIケーブル、またはUSB Type-C to HDMIケーブルなどを用意しましょう。

なお、変換アダプターとケーブルが一体型の場合は、HDMIケーブルは要りません。

スマホとテレビを有線接続する場合は、持っているスマホの端子と機能を確認し、対応した変換アダプターとケーブルを用意する必要があると覚えておきましょう。

テレビがYouTubeに対応しているか確認する方法

YouTubeを視聴できるテレビとは、ChromecastやFire TV Stickなどの機器を用いなくても、インターネットに接続してコンテンツを再生したり、アプリを利用したりできるスマートテレビです。

家のテレビがYouTubeに対応しているか調べる場合は、公式Webサイトや取扱説明書で確認しましょう。

スマートテレビであれば、リモコンにYouTubeのボタンが付いている場合が多いので、リモコンも一緒にチェックしましょう。

YouTubeをテレビで視聴するのに必要な回線スピードと推奨画質

YouTubeの画質はインターネットの回線スピードによって大きな影響を受けます。

次の表は、YouTubeの解像度と推奨される持続的な速度の目安をまとめたものです。

動画の解像度

推奨される持続的な速度

SD 360p

0.7 Mbps

SD 480p

1.1 Mbps

HD 720p

2.5 Mbps

HD 1080p

5 Mbps

4K UHD

20 Mbps

一般的に、YouTubeをテレビで視聴するなら、少なくともHD以上の画質が望ましいです。これよりも低い解像度では、見慣れた地上デジタル放送と比べて粗く見えてしまいます。

つまり、YouTubeをテレビで視聴する場合は、2.5Mbps~5Mbps以上の回線スピードを維持できる通信環境を用意しましょう。

方法を理解してテレビでYouTubeを視聴しよう!

YouTubeをテレビで視聴する方法を大きくわけると、アプリがインストールされているテレビを購入する、アプリを利用できる外部機器を購入する、スマホを有線で接続するかの3つです。

スマホと対応している変換アダプターやケーブルがあれば、YouTubeを簡単にテレビで見ることができます。また、YouTube以外の動画や写真なども大きな画面で見ることが可能です。

ただし、スマホとテレビを有線接続してYouTubeを視聴する場合は、スマホの通信回線が重要になります。

通信速度が遅いとYouTubeの画質が落ちてしまい、高画質の動画を大画面で楽しむことができません。スマホの通信速度が遅いと感じるなら、携帯電話会社の乗り換えを検討してみましょう。

楽天モバイルの料金プランでは、データ利用量に合わせて料金が自動的に変わるため、たくさん使う人にもあまり使わない人にもおすすめの料金プランです。

家族割引適用※で、3GBまでは880円/月(税込968円)、20GB超過後はどれだけ使っても2,880円/月(税込3,168円)とデータ使い放題※1なので、データ容量を心配せず快適な通信をご体験いただけます。
※通話料等別
プログラム適用条件あり。詳細はこちらをご確認ください。

ぜひ楽天モバイルをご検討ください。

  • 家族割引適用で、0GB〜3GBまで880円/月(税込968円)
  • 家族割引適用で、3GB超過後〜20GBまで1,880円/月(税込2,068円)
  • 家族割引適用で、20GB超過後〜どれだけ使ってもデータ高速無制限2,880円/月(税込3,168円) ※1
  • Rakuten Linkアプリ利用で国内通話かけ放題※2
  • iPhone(iOS 14.4以降対象)をご利用の場合は条件をご確認ください。※3

※ 製品代、オプション料、通話料等は別費用。
※1 混雑時など公平なサービス提供のため速度制御する場合あり。
※2 アプリ未使用時30秒20円(税込22円)。一部対象外番号あり。データタイプのお申し込みでは、データ通信のみの利用となり通話・Rakuten Linkアプリはご利用いただけません。
※3 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE(第1世代)をiOS 14.4/14.4.1/14.4.2のバージョンでご利用になる場合、110/118/119への緊急通話で高精度な位置情報測位の正確性が低下します。iOS 14.5にアップデートすることで高精度な位置情報測位に対応いたします。楽天モバイルのご利用にあたり、iOS 14.4以降ならびにキャリア設定の最新バージョンへのアップデートをお願いいたします。
※ 掲載内容はプラン名・サービス内容の変更によって、一部内容を修正する可能性がございます。

  • この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
  • 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。
CATEGORY : お役立ち