iPhoneがWi-Fi®につながらない原因は？対処方法を徹底解説

今回は、iPhoneがWi-Fiにつながらない原因と、Wi-Fiのトラブルを解決するための具体的な対処法をわかりやすく解説します。

iPhoneがWi-Fiにつながらない原因は、大きくわけて7つあります。対処しやすいものから順に解説するので、原因をひとつずつ調べてみましょう。

iPhoneがWi-Fiにつながらないときは、接続しようとしているWi-Fiルーターの名前（SSID）が正しいか確認しましょう。

Wi-Fiルーターの名前を確認するには、「設定＞Wi-Fi」の順にタップしてください。

現在接続しているWi-Fiが、自宅のWi-FiルーターやフリーWi-Fiなど、接続したいWi-Fiルーターの名前になっているか確かめましょう。

また、Wi-Fiに接続するときにパスワードを誤って入力してしまい、Wi-Fiに接続できないケースがあります。

特に大文字・小文字や、数字の「1」とアルファベットの「l」、数字の「0」とアルファベットの「O」を誤って入力することがあります。接続したいWi-Fiのパスワードを再度確認し、入力し直してみましょう。

iPhoneのインターネットがつながりにくい、Wi-Fiがすぐに切れてしまう、通信速度が遅いなどの症状が起きるときは、Wi-Fiの電波が弱くなっている可能性があります。

Wi-Fiの電波が弱い場合、データ通信が安定せず、通信ができない状態になってしまいます。

Wi-Fiの電波の強度を確かめるには、画面上部のWi-Fiアイコンを確認してください。

Wi-Fiの電波が弱い場合、扇形のアイコンの本数が少なく表示されます。またWi-Fiの電波強度は、「設定＞Wi-Fi」でも確認可能です。

iPhoneでWi-Fiに接続できないときや、iPhoneの「設定＞Wi-Fi」で接続したいWi-Fiルーターの名前が表示されないときは、Wi-Fiルーターに不具合が起きている可能性があります。

自宅やオフィスの場合は、Wi-Fiルーター本体のランプをチェックしてください。Wi-Fiルーターの接続状況は、本体のランプで表示されます。色や位置、点滅の仕方はメーカーによって異なるので、マニュアルを参照しましょう。

また、Wi-Fiルーターに問題がない場合、インターネットサービスプロバイダーのメンテナンスや、接続障害が起こっている可能性があります。

インターネットプロバイダーが設置・レンタルしている機器（ONU（光回線終端装置）やモデム、ホームゲートウェイ）がある場合、機器のランプも確認してみましょう。こちらも機器の種類によって点滅する場所や色が異なるので、マニュアルを確認してください。

iPhoneの画面の左上に飛行機のマークが表示されている場合、iPhoneの機内モードがオンになっているため、Wi-Fiに接続できない状態になっています。

iPhoneのコントロールセンターを開き、飛行機のアイコンをチェックしてください。飛行機のアイコンがオレンジであれば機内モードがオン、グレーであれば機内モードがオフに設定されています。

iPhoneがWi-Fiにつながらない原因のひとつとして、iOSのバージョンが古いことが考えられます。iOSが古い場合、Wi-Fiルーターの一部機能が利用できないことがあるほか、接続が不安定になることがあります。

アップデートを確認するには、「設定＞一般＞ソフトウェアアップデート」の順にタップして、現在のバージョンや最新のアップデート情報を表示しましょう。

新しいアップデートと「今すぐアップデート」という青いボタンが表示された場合は、iOSのバージョンが古い状態です。iOSのアップデートを行ってみましょう。

iPhoneのWi-Fiがつながらないとき、以下の症状が見られる場合はiPhoneになんらかの問題が起きている可能性があります。

・「設定＞Wi-Fi」画面で、ステータスアイコンがぐるぐる回っているが、Wi-Fiにつながらない
・家族のスマホはWi-Fiにつながっているのに、自分のiPhoneだけWi-Fiにつながらない
・「設定＞Wi-Fi」画面のWi-Fiルーターの名前の左側にチェックマークが表示されているのに、インターネットを閲覧できない

もし当てはまる症状がある場合、後述で解説しているネットワーク設定をリセットすることで解決できる可能性があります。

iPhoneのWi-Fiに関する部品が故障していると、Wi-Fiの接続やデータ通信に障害が発生し、つながらないことがあります。

ほかのスマホやWi-Fiに接続できるパソコン、ゲーム機などをつないで確認してみましょう。ほかの機器ではWi-Fiにつながるのに、特定のiPhoneだけがWi-Fiにつながらない場合は、故障している可能性があります。

iPhoneがWi-Fiにつながらない原因を確認したうえで、以下の8つの方法を試してみましょう。

一度iPhoneを再起動することで、不具合が解消されることがあります。「原因はわからないが、なぜかWi-Fiにつながらない」という状況が解消されることも少なくありません。

Wi-Fiの接続先やパスワードの間違いがなくても、Wi-Fiにつながらないときは、iPhoneを再起動してみましょう。

※iPhoneを再起動する方法については、こちらをご確認ください。

Wi-Fiルーターに異常が起きているときは、Wi-Fiルーターを再起動してみましょう。

Wi-Fiルーターを再起動する場合は、Wi-Fiルーターに接続されている電源アダプターをコンセントから抜いてください。その後、5分ほど放置してから、電源アダプターをコンセントに挿してください。

また、Wi-Fiルーターに付属している設定アプリを利用して、接続設定をやり直すことで、インターネット接続が回復することがあるため、試してみるのもおすすめです。

ほかにも光回線やプロバイダー料金の支払いを忘れていないか確認しましょう。

iPhoneのWi-Fiがオンにならない場合、コントロールセンターでWi-Fiのアイコンをタップして、いったんオフにします。続いてもう一度タップしてオンにしてみましょう。
数回繰り返すと、Wi-Fiに接続できることがあります。

iPhoneでWi-Fiに接続できないとき、機内モードをオンにすることも効果的な方法です。

iPhoneのコントロールセンターを開き、飛行機のアイコンをタップして機内モードをオンにします。

数秒後にもう一度タップして、機内モードをオフにしてください。数回繰り返すと、Wi-Fiにつながらない状況が解決することがあります。

iPhoneの機内モードをオンにすると、Wi-Fiのほか、Bluetooth®やモバイルデータ通信といった無線通信がいったんリセットされるため、より安定した接続ができる可能性があります。

一度iPhoneに記録されているネットワーク設定をすべてリセットすることで、不具合が起きているネットワーク接続をやり直します。

iPhoneで「設定＞一般＞転送またはiPhoneをリセット＞リセット＞ネットワーク設定をリセット」の順にタップします。

Wi-Fiネットワークやパスワードのほか、モバイルデータ通信の設定やVPN※、APN※もリセットされるので注意してください。

※VPNについては、こちらをご確認ください。
※APNについては、こちらをご確認ください。

つながらないWi-Fi接続先の情報を削除して、再度接続情報を入力することで、解決することがあります。

Wi-Fi設定画面で「このネットワーク設定を削除」をタップし、Wi-Fi接続のデータを削除してください。削除後に再度、Wi-Fiルーターの接続設定を行ってください。

iOSをアップデートするには、iPhoneの「設定＞一般＞ソフトウェアアップデート」の手順でタップしてください。

新しいiOSのアップデートがある場合は、「今すぐアップデート」または「夜間にアップデート」というボタンが表示されます。都合のいい方法でiOSをアップデートしましょう。

※iOSのアップデートについては、こちらをご確認ください。

もし対処法をすべて試してもWi-Fiに接続できないときは、Wi-Fiルーターの設置場所を変えてみましょう。

特にWi-Fiルーターの近くに電子レンジや水場があると、電波が阻害されやすくなり、Wi-Fiの接続が不安定になることがあります。Wi-Fiルーターに近づくとiPhoneがつながる場合は、設置場所の問題です。

また、カフェなどのフリーWi-Fiにつながらない場合は、ネットワークが混雑しているほか、Wi-Fi機器に障害が発生している可能性があります。

店員に伝えて、ネットワークの再起動を依頼するなどの方法がありますが、フリーWi-Fiの場合は改善が難しいので別のWi-Fiに接続できる場所まで移動するのがおすすめです。

iPhoneのWi-Fi接続を安定させて、つながらない状況を避けるために、普段から実践できる7つの方法があります。

1）iOSを常に最新にする
iOSのアップデートは小まめに確認し、必ず適用してください。アップデートにはさまざまな機能の追加や、バグの修正が含まれているため、セキュリティの観点からもアップデートすることが大切です。

2）自宅のWi-Fiルーターのファームウェアを最新にする
Wi-Fiルーターのファームウェア（機器を動かすためのソフトウェア）は、最新にしておきましょう。ファームウェアにはセキュリティ対策の強化やバグの修正が含まれているため、セキュリティ強化のためにも忘れずにアップデートしてください。

3）Wi-Fiルーターの置き場所に注意する
Wi-Fiルーターの周辺に、Wi-Fiの電波を阻害する水槽や金属の棚、家電などを置かないようにしましょう。

4）Wi-Fiの接続台数に注意する
Wi-Fiルーターには同時に接続できる台数に上限があります。利用しているWi-Fiルーターが何台接続できるか確認し、つなぎすぎに注意してください。普段あまり利用していないWi-Fi機器は、Wi-Fi接続をオフにしておきましょう。

5）Wi-Fiメッシュを構築する
Wi-Fiメッシュとは、複数のWi-Fi中継器を接続することで、障害物があっても安定して強い電波でWi-Fiに接続できるものです。

Wi-Fiルーターやホームゲートウェイがある場所と階数が異なる場合や、接続する場所まで壁が複数ある場合は、Wi-Fiメッシュの導入も検討しましょう。

6）Wi-Fi接続サービスを検討する
外出先では、駅や街中の飲食店などの全国にある有料Wi-Fiスポットに接続するサービスを利用することで、外出先でもインターネットを安定して利用できます。

※楽天モバイルWiFi by エコネクトについては、こちらをご確認ください。

7）データ容量が大きな料金プランを検討する
Wi-Fiに接続しなくても問題ない、データ容量が大きな料金プランを利用するのもひとつの選択肢です。データ使い放題の料金プランが利用できる携帯電話会社に乗り換えることも検討しましょう。

Wi-Fiにつながらない原因は多くの場合、外出先であればフリーWi-Fiのパスワード間違いか、ネットワークが混雑している状態です。また、自宅の場合はiPhoneやWi-Fiルーター、ホームゲートウェイの再起動で直ることがほとんどです。

Wi-Fiにつながらないと思ったら、まずは焦らずiPhone本体とWi-Fiルーターを再起動しましょう。それでも解消しない場合は、今回紹介した対処法を試してください。

また、データ容量無制限でデータ使い放題の料金プランなら、Wi-Fiがつながらない状況でも、データ利用量を気にせずインターネットが利用できます。

楽天モバイルなら20GB超過後もつなぎ放題なので、Wi-Fiにつながらない状況が頻発して困っているのであれば、ぜひ乗り換えを検討してみましょう。

楽天モバイル公式Webサイトでは、人気のAndroid™やiPhoneをはじめとした多彩なラインアップを取り揃えています。目的や予算にぴったりな1台を探してみてはいかがでしょうか。

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楽天モバイルの料金プランでは、データ利用量に合わせて料金が自動的に変わるため、たくさん使う人にもあまり使わない人にもおすすめの料金プランです。
家族割引適用※で、3GBまでは880円／月（税込968円）、20GB超過後はどれだけ使っても2,880円／月（税込3,168円）とデータ使い放題※1なので、データ容量を心配せず快適な通信をご体験いただけます。
※通話料等別
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• iPhone（iOS 14.4以降対象）をご利用の場合は条件をご確認ください。※3

※ 製品代、オプション料、通話料等は別費用。
※1 混雑時など公平なサービス提供のため速度制御する場合あり。
※2 アプリ未使用時30秒20円（税込22円）。一部対象外番号あり。データタイプのお申し込みでは、データ通信のみの利用となり通話・Rakuten Linkアプリはご利用いただけません。
※3 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE（第1世代）をiOS 14.4／14.4.1／14.4.2のバージョンでご利用になる場合、110／118／119への緊急通話で高精度な位置情報測位の正確性が低下します。iOS 14.5にアップデートすることで高精度な位置情報測位に対応いたします。楽天モバイルのご利用にあたり、iOS 14.4以降ならびにキャリア設定の最新バージョンへのアップデートをお願いいたします。
※ 掲載内容はプラン名・サービス内容の変更によって、一部内容を修正する可能性がございます。