急にスマホの通信速度が遅くなった原因は?今すぐにできる対処法を解説

急にスマホの通信速度が遅くなった原因は?今すぐにできる対処法を解説
このエントリーをはてなブックマークに追加
2024.12.18

スマホの通信速度が急に遅くなり、Webサイトの閲覧や動画再生に支障が出ていませんか?

電波状況や混雑以外にも、スマホ本体やOSの問題が原因の場合があります。適切な対処で解決できる問題も、誤った対応で悪化することがあります。

今回は、通信速度低下の原因と回復方法を解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

急にスマホの通信速度や動作が遅くなる原因は大きく分けて3種類!

スマホの通信速度が急に遅くなる原因は、必ずしも通信回線の問題ではありません。通信速度が遅くなる原因は、大きくネットワーク、スマホ本体、アプリケーションに分類できます。

原因ごとにどのような問題が生じているのか詳しく見てみましょう。

利用しているデータ通信回線の問題

通信速度が急に遅くなる原因として、まずデータ通信回線の問題が挙げられます。

契約している料金プランで設定されている毎月のデータ利用量の上限を超えてしまい、データ通信速度に制限がかけられて、急に遅くなったと感じるケースは少なくありません。

また、携帯電話の電波が弱い場所や入りにくい場所にいる場合は、通信速度が低下することがあります。データ通信が不安定になっていないか、電波の状況を確かめましょう。

電波の状況が良好の場合でも、スマホを使う人が多い場所ではデータ通信が遅くなることがあります。近くに設置されている基地局に接続が殺到するため、混雑している駅や電車の中から離れ、なるべく混雑していない場所で利用してください。

ほかにも、フリーWi-Fi®を利用している場合は注意が必要です。スマホやパソコンの接続数の上限を超えている場合や、誰かが大量のファイルを送受信している場合など、フリーWi-Fiの利用状況に応じて通信速度に影響を受けやすくなります。

データ通信の速度制限については、こちらをご確認ください。
Wi-Fiルーターの通信速度の問題については、こちらをご確認ください。

スマホ本体の問題

スマホ本体のストレージ※がいっぱいになっている場合、動作が遅くなり、結果として通信速度が低下することがあります。写真や動画の保存数や、使っていないアプリがないか確認してください。

またスマホ本体の部品や、バッテリー※の経年劣化が進んでいると、スマホの動作に影響を受けることがあります。

ほかにも、スマホがマルウェアやウイルス※に感染していると、勝手にリソースを使われ、動作や通信が遅くなってしまいます。

スマホのストレージについては、こちらをご確認ください。
スマホのバッテリーについては、こちらをご確認ください。
スマホのマルウェアやウイルスについては、こちらをご確認ください。

アプリケーションの問題

スマホのOSやアプリのアップデート※を行っていない場合、スマホの動作にトラブルが発生することがあります。また、バックグラウンド※で多くのアプリが動作していると、スマホの処理能力が低下して動作が遅くなってしまいます。

ほかにも、スマホのキャッシュ※が溜まっている場合は、キャッシュの削除も試してみましょう。

アプリの不具合やバグが原因で通信がうまくいかなくなり、急にデータ通信が遅くなったと感じることもあるため、アプリのアップデート情報も確認してみましょう。

アプリのアップデート方法については、こちらをご確認ください。
バックグラウンドでアプリが動作している場合の対処については、こちらをご確認ください。
スマホのキャッシュについては、こちらをご確認ください。

スマホの通信速度を確認する方法

スマホのデータ通信速度を確認するには、速度テストができるWebサイトやアプリを利用すると便利です。

Googleで「internet speed test」もしくは「インターネット速度テスト」と検索すると、Googleが提供しているインターネット速度測定テストが表示されます。

ほかにも利用している携帯電話会社のアプリや、「Fast.com」など、いくつかの方法があります。

データ通信の速度をテストするためには、データのダウンロードとアップロードが行われます。Google社のインターネット速度測定テストでは、通常40MB程度とされていますが、高速データ通信が利用可能な場合はより数値が大きくなることもあります。

ただし、インターネット速度測定テストをするたびにデータ容量が消費されるので、データ容量の上限がある場合は注意が必要です。

データ通信速度の測定については、こちらをご確認ください。

Web会議や動画視聴、Webサイト閲覧などに必要なデータ通信速度の目安

サービス内容

データ通信速度(下り)

レイテンシ※

Webサイトの閲覧

10Mbps程度

50ms以下

動画の視聴

10~30Mbps

30~50ms

Web会議

10~20Mbps

30~50ms

オンラインゲーム

30~100Mbps

30ms以下

特にWeb会議やオンラインゲームなどを利用する場合は、データ通信速度に加え、レイテンシが重要です。

レイテンシが高い場合、Web会議中の画面がスムーズに表示されなかったり、オンラインゲームをプレイ中に画面がカクカクしたりします。アプリが正常に動作しない場合は、レイテンシの状況も確認しましょう。

レイテンシについては、こちらをご確認ください。

急にスマホの通信速度や動作が遅くなったとき、すぐに試せる10の対処法

1)電波強度を確認し、電波が入りやすい場所に移動する
スマホが受信している電波の強度を確認して、より電波が入りやすい場所へ移動しましょう。

電波が入っていてもデータ通信速度が遅い場合は、混雑している場所から離れることで改善します。

2)Wi-Fiルーターの位置や周りの機器の配置、故障を確認する
Wi-Fiルーターを設置した場所の周りに電波を阻害するものがないか確認したり、設置場所を変えたりしてみましょう。

また、Wi-Fiルーターのランプを確認し、故障していないか調べて、場合によっては新しいルーターと交換しましょう。

3)データ通信速度に制限を受けている場合は、データ容量を追加購入する
データ容量を使い切ってしまい、データ通信速度に制限を受けている場合は、追加のデータ容量を購入することで解消できます。

利用している携帯電話会社によって追加データ容量の料金やシステムが異なるため、追加するときは注意してください。

4)スマホを再起動したり、一度機内モードにしたりする
スマホを再起動したり、機内モードにしたりすると、接続している基地局の情報がリセットされます。

混雑している基地局につながっていた場合、再起動などによって接続先の基地局が変わることで、データ通信速度が改善することがあります。

5)不要なアプリを削除してストレージの容量を確保する
スマホ本体のストレージの不足を解消するために、利用していない不要なアプリをアンインストールして削除しましょう。

6)バッテリーの劣化がないか確認し、劣化している場合はバッテリー交換をする
Android™の場合は、「設定>バッテリー>バッテリー診断」でバッテリーの劣化状態を確認できます。

iPhoneは「設定>バッテリー>バッテリーの状態と充電」で修理が必要か確認できます。

Androidのバッテリー交換が必要な場合は、契約している携帯電話会社、またはスマホメーカーで交換を依頼しましょう。iPhoneのバッテリー交換をする場合は、Appleサポートや、Apple 正規サービスプロバイダで修理の依頼が可能です。

iPhoneのバッテリー交換の目安については、こちらをご確認ください。

7)OSやアプリをアップデートする
iOS やAndroid OS、各種アプリを最新バージョンにアップデートしましょう。OSをアップデートする方法は、iPhoneとAndroidで異なります。アプリのアップデート方法は、App StoreやGoogle Playから行ってください。

iOSのアップデート方法については、こちらをご確認ください。
Android OSのアップデート方法については、こちらをご確認ください。
アプリのアップデート方法については、こちらをご確認ください。

8)アプリのキャッシュを削除する
アプリのキャッシュは、アプリの設定やスマホの設定から簡単に削除できます。

利用しているアプリやスマホ製品によって異なるため、それぞれのアプリに応じた手順でキャッシュを削除してください。

アプリのキャッシュ削除については、こちらをご確認ください。

9)バックグラウンドで動作するアプリを確認し、不要なものを停止する
バックグラウンドで動作したり通信したりしているアプリを停止することで、データ通信速度が回復することがあります。

バックグラウンドアプリの停止方法については、こちらをご確認ください。

10)ウイルススキャンをして、問題があれば駆除する
ウイルススキャンアプリを利用して、ウイルスやマルウェアの感染がないか確認しましょう。もし感染している場合は、アプリの指示に従って駆除します。

ウイルスのスキャン方法や駆除の仕方については、こちらをご確認ください。

対処法を試しても遅くなったスマホの通信速度が回復できなかった場合

スマホ本体の故障や、データ通信回線の問題は、解決するために個人でできる対処法がありません。そのため抜本的な解決策として、スマホの買い替えや携帯電話会社の乗り換えが必要になります。

1)スマホを買い替える
スマホ本体の故障や劣化の度合いによっては、修理にかかる費用がスマホの性能に見合わないことがあります。

スマホを買い替えた方が安価で、よりよい性能のスマホを購入できることもあるので、買い替えを検討しましょう。

2)携帯電話会社を乗り換える
よくスマホを使う場所で急にデータ通信速度が落ちる事態が頻発する場合は、携帯電話会社の乗り換えがおすすめです。

携帯電話会社の基地局やアンテナの配置、電波の強度は、携帯電話会社によって異なります。

トンネルの中や混雑する駅でも携帯電話会社を変えたら電波が入りやすくなり、データ通信速度が速くなることは珍しくありません。

急にスマホの通信速度が遅くなったり動作が重くなったりしたら、乗り換えや買い替えがおすすめ

急にスマホのデータ通信速度が遅くなった場合、必ずしもデータ通信回線が原因とは限りません。さまざまな原因があり、対処法も異なります。

たとえばデータ容量を使い切ってしまい、データ通信速度に制限がかかっている場合、毎月のデータ容量が足りていないことが考えられます。

また、混雑した場所で電波がつながりにくくなってしまった場合も、ほかの携帯電話会社なら快適につながることもあります。

同じ症状を繰り返すようであれば、料金プランを見直すほか、携帯電話会社の乗り換えを検討するのがおすすめです。

スマホ本体に原因があり、すぐにストレージ容量が不足したり、バッテリーがなくなってしまったりする場合は、スマホの買い替えによって解決できます。

楽天モバイル公式Webサイトでは、人気のAndroidやiPhoneをはじめとした多彩なラインアップを取り揃えています。目的や予算にぴったりな1台を探してみてはいかがでしょうか。

楽天モバイル公式Webサイトでは、人気のAndroidやiPhoneをはじめとした多彩なラインアップを取り揃えています。
目的や予算にぴったりな一台を探してみてはいかがでしょうか。
楽天モバイルで販売している製品についてはこちらをご確認ください。

楽天モバイルの料金プランでは、データ利用量に合わせて料金が自動的に変わるため、たくさん使う人にもあまり使わない人にもおすすめの料金プランです。
家族割引適用※で、3GBまでは880円/月(税込968円)、20GB超過後はどれだけ使っても2,880円/月(税込3,168円)とデータ使い放題※1なので、データ容量を心配せず快適な通信をご体験いただけます。
※通話料等別
プログラム適用条件あり。詳細はこちらをご確認ください。

ぜひ楽天モバイルをご検討ください。

  • 家族割引適用で、0GB〜3GBまで880円/月(税込968円)
  • 家族割引適用で、3GB超過後〜20GBまで1,880円/月(税込2,068円)
  • 家族割引適用で、20GB超過後〜どれだけ使ってもデータ高速無制限2,880円/月(税込3,168円) ※1
  • Rakuten Linkアプリ利用で国内通話かけ放題※2
  • iPhone(iOS 14.4以降対象)をご利用の場合は条件をご確認ください。※3

※ 製品代、オプション料、通話料等は別費用。
※1 混雑時など公平なサービス提供のため速度制御する場合あり。
※2 アプリ未使用時30秒20円(税込22円)。一部対象外番号あり。データタイプのお申し込みでは、データ通信のみの利用となり通話・Rakuten Linkアプリはご利用いただけません。
※3 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE(第1世代)をiOS 14.4/14.4.1/14.4.2のバージョンでご利用になる場合、110/118/119への緊急通話で高精度な位置情報測位の正確性が低下します。iOS 14.5にアップデートすることで高精度な位置情報測位に対応いたします。楽天モバイルのご利用にあたり、iOS 14.4以降ならびにキャリア設定の最新バージョンへのアップデートをお願いいたします。
※ 掲載内容はプラン名・サービス内容の変更によって、一部内容を修正する可能性がございます。

  • この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
  • 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。
CATEGORY : お役立ち