iPhoneのホームボタンが壊れた原因は?対処法や修理できる場所を解説

iPhoneのホームボタンが壊れた原因は?対処法や修理できる場所を解説
このエントリーをはてなブックマークに追加
2025.02.20

ホームボタンとは、iPhone 8以前のモデルおよびSEシリーズで採用されている、ロックを解除したり、ホーム画面へ戻ったりするためのボタンです。

また、指紋認証に使用したり、2度押しして画面を切り替えたりするときにも使います。
このように重要な役割を担っているホームボタンですが、何らかの原因によって壊れる場合があります。
ホームボタンは利用頻度が高いボタンなので、壊れた場合の対処法を知っておきましょう。今回は、iPhoneのホームボタンを解説します。

目次

iPhoneのホームボタンが壊れた原因

iPhoneのホームボタンが反応しない場合、次の原因が考えられます。

  • iPhoneの動作の遅さによる反応の遅れ
  • 強い衝撃を受ける、水没させる
  • 経年劣化による故障

iPhoneでさまざまなアプリを同時に動作させたり、たくさんの写真や動画を保存したりして、メモリやストレージを圧迫すると、iPhoneの動作が重くなり、ホームボタンを押しても反応しない場合があります。

また、iPhoneを地面に落としてしまう、水没させてしまうなどのケースでも、ホームボタンが故障する可能性は高いです。

さらに、iPhoneを長年利用していると経年劣化により、内部の部品が故障して、ホームボタンが反応しないケースもあります。

つまり、iPhoneの処理能力が低下しているか、なんらかの原因によって故障していると、ホームボタンは反応しなくなると覚えておきましょう。

iPhoneのホームボタンが壊れたときの対処法

iPhoneのホームボタンが壊れたときは、次の対処法を試してみましょう。

  • iPhoneを再起動する
  • iPhoneを修理に出す
  • iPhoneのAssistiveTouchを活用する

上記を順番に解説します。

iPhoneを再起動する

iPhoneの動作や反応が遅い場合は、メモリを圧迫するアプリを利用している、あるいは何らかの理由によって処理能力が低下している可能性があります。

そのため、iPhone 6、iPhone 7、iPhone 8、iPhone SE (第2世代、第3世代)を次の手順で再起動すると、改善される可能性があるので試してみましょう。

  1. 電源オフスライダが表示されるまでサイドボタンを長押しする
  2. スライダをドラッグして、iPhoneの電源が切れるまで30秒ほど待つ
  3. Appleロゴが表示されるまでサイドボタンを長押しして、電源を入れる

利用しているスマホがiPhone SE(第1世代)、iPhone 5以前の場合は、次の手順で再起動できます。

  1. 電源オフスライダが表示されるまでトップボタンを長押しする
  2. スライダをドラッグして、iPhoneの電源が切れるまで30秒ほど待つ
  3. Appleロゴが表示されるまでトップボタンを長押しして、電源を入れる

上記手順で再起動しても改善されない場合は、メモリやストレージが圧迫されていることが原因の可能性があります。

iPhoneのストレージ空き容量を確認して1GB未満になっている場合は、不要なアプリの削除、写真や動画をiCloudや外部クラウドストレージに保存、アプリのキャッシュの削除などを実行しましょう。

楽天ドライブ(クラウドストレージ)については、こちらをご確認ください。

iPhoneの動作が重い場合の対処法については、こちらをご確認ください。

iPhoneを修理に出す

再起動や不要なアプリの削除などで改善されない場合は、iPhoneが故障していると考えられます。

iPhoneが故障した場合はApple 正規サービスプロバイダや Apple Store に持ち込むか、Apple 指定の配送業者を通じて配送修理の依頼が可能です。

持ち込み修理の場合は条件が揃っていれば当日中に修理が完了しますが、来店予約が必要な場合があります。

配送修理は自宅まで配送業者が引き取りに来てくれますが、iPhoneが修理されて戻ってくるまでにある程度の時間がかかる可能性が高いです。

ご自身の状況に応じて、持ち込み修理か配送修理を選びましょう。

なお、保証未加入でiPhoneのホームボタンを修理する場合、次の費用が発生する可能性があります。

  • iPhone SE(第2世代):37,400円(税込)
  • iPhone SE(第3世代):44,000円(税込)
  • iPhone 7:42,800円(税込)
  • iPhone 7 Plus:48,200円(税込)
  • iPhone 8:48,200円(税込)
  • iPhone 8 Plus:59,400円(税込)

実際の修理費用と異なる可能性はありますが、高額な修理費用を請求されるケースがあることに注意しましょう。

また、Appleは販売店への供給を停止した日から7年以上経過したiPhoneをオブソリート製品とみなし、修理サービスを提供しません。

オブソリート製品とは、Appleが販売店への供給を停止した日から7年以上が経過した商品で、修理サポートやシステムアップデート、セキュリティパッチなどのサービスが提供されていない商品です。

また、5年以上経過した製品の修理については、部品の在庫次第となります。

iPhone7よりも古いiPhoneは、すでにオブソリート製品となっているので、ホームボタンが壊れても修理を依頼できません。

将来的にiPhone 7やiPhone 8もオブソリート製品になるため、iPhone 7よりも古いiPhoneを利用している方や、現時点でiPhone 7やiPhone 8を利用している方は、買い替えを検討するとよいでしょう。

iPhoneのAssistiveTouchを活用する

ホームボタンが壊れても、修理に出すほどではないと考えるなら、AssistiveTouch(アシスティブタッチ)を活用してみましょう。

AssistiveTouchとは、iPhoneやiPadなどのApple端末に搭載されている機能で、画面上に特定の機能を実行できるボタンを表示します。

たとえば、AssistiveTouchを起動してホームボタンを表示すれば、ホームボタンが壊れていても、すぐにホーム画面へ戻ることが可能です。

AssistiveTouchってどんな機能?

AssistiveTouchとは、ホームボタンやコントロールセンターなど、以下の操作をタップで実行できるようにする機能です。

  • ホーム画面に移動する
  • ダブルタップ
  • 複数の指のジェスチャを実行する
  • スクロールジェスチャを実行する
  • Siriを起動する
  • コントロールセンター、通知、ロック画面、またはアプリスイッチャーにアクセスする
  • iPhoneの音量を調整する
  • iPhoneをシェイクする
  • スクリーンショットを撮る
  • 3D Touchを使う(対応しているiPhoneのモデルの場合)
  • Apple Payを使う
  • 緊急SOSを使う
  • 画面を読み上げる
  • 滞留の設定を調整する
  • iPhoneを再起動する

AssistiveTouchは、ホームボタンが利用できない場合や、特定のジェスチャを使うことが難しい場合に役立つ機能です。

画面の一部を覆ってしまいますが、特定の機能をタッチ操作で行いたい場合に活用しましょう。

AssistiveTouchの設定方法

AssistiveTouchを起動する手順は以下のとおりです。

  1. 「設定」アプリをタップする
  2. 「アクセシビリティ」をタップする
  3. 「タッチ」をタップする
  4. 「AssistiveTouch」をタップする
  5. 「AssistiveTouch」をオンにする
  6. 画面上にAssistiveTouchメニューボタン(黒い丸の中に白い丸があるボタン)が表示されたらタップする

後は、AssistiveTouchメニューに表示されている「ホーム」ボタンをタップすれば、ホームボタンが壊れていてもホームに戻れます。

なお、Siriに「AssistiveTouchをオンにして」と呼びかけるだけで、AssistiveTouchボタンの表示が可能です。

同様に、Siriに「AssistiveTouchをオフにして」と呼びかければ、AssistiveTouchの設定をオフにできます。

iPhoneのホームボタンが修理できる場所

iPhoneのホームボタンが修理できる場所は以下のとおりです。

  • Apple StoreやApple 正規サービスプロバイダ
  • 上記以外の修理店

上記を順番に解説します。

Apple StoreやApple 正規サービスプロバイダ

iPhoneの修理を依頼するなら、Apple StoreかApple 正規サービスプロバイダで申し込みましょう。

Apple 正規サービスプロバイダとは、Appleが公式に認定した修理業者で、純正部品を用い、Apple Storeと同等の品質で修理サービスを提供しています。

純正部品で修理するため、安心して修理を依頼できる点が大きな魅力です。

上記以外の修理店

ホームボタンが壊れた場合、Apple StoreやApple 正規サービスプロバイダ以外の修理店でも修理を受け付けています。

ただし、Apple StoreやApple 正規サービスプロバイダ以外の修理店での修理では、純正品のパーツを用いません。

また、Apple Storeと同等の修理が保証されないので、修理後に機能不全やさらなるトラブルが発生するリスクがあります。

非正規の修理業者で修理を依頼すると、Appleの公式サポートや保証の対象外となる可能性もあるので、なるべく正規の修理店に依頼しましょう。

ホームボタンが壊れた場合はiPhoneの買い替えも検討してみる

iPhoneのホームボタンはiPhone 8以前のモデルや、iPhone SE(第3世代)などに搭載されているボタンです。ボタンを押すとホームに戻ったり、Touch IDでロックを解除したりできます。

しかし、iPhoneの動作が重くなると反応が悪くなったように見えることがあります。また、水没や落下などの衝撃を受けたりすると壊れる場合があるので、搭載されているiPhoneを利用している方は注意しましょう。

故障しても修理すれば直りますが、場合によっては高額な修理費用がかかることがあります。

また、ホームボタンを搭載しているiPhone 7やiPhone 8は正規の修理店では将来的に修理の対象から外れる可能性があり、対象から外れてしまうと故障しても修理を依頼できません。

そのため、ホームボタンを搭載しているiPhone 7やiPhone 8を利用している方は、新しいiPhoneへの買い替えを検討してみましょう。

楽天モバイル公式Webサイトでは、人気のAndroidやiPhoneをはじめとした多彩なラインアップを取り揃えています。目的や予算にぴったりな1台を探してみてはいかがでしょうか。

楽天モバイルで販売している製品についてはこちらをご確認ください。
楽天モバイルの料金プランでは、データ利用量に合わせて料金が自動的に変わるため、たくさん使う人にもあまり使わない人にもおすすめの料金プランです。
家族割引適用※で、3GBまでは880円/月(税込968円)、20GB超過後はどれだけ使っても2,880円/月(税込3,168円)とデータ使い放題※1なので、データ容量を心配せず快適な通信をご体験いただけます。
プログラム適用条件あり。詳細はこちらをご確認ください。

ぜひ楽天モバイルをご検討ください。 

  • 家族割引適用で、0GB〜3GBまで880円/月(税込968円)
  • 家族割引適用で、3GB超過後〜20GBまで1,880円/月(税込2,068円)
  • 家族割引適用で、20GB超過後〜どれだけ使ってもデータ高速無制限2,880円/月(税込3,168円) ※1
  • Rakuten Linkアプリ利用で国内通話かけ放題※2
  • iPhone(iOS 14.4以降対象)をご利用の場合は条件をご確認ください。※3

※ 製品代、オプション料、通話料等は別費用。
※1 混雑時など公平なサービス提供のため速度制御する場合あり。
※2 アプリ未使用時30秒20円(税込22円)。一部対象外番号あり。データタイプのお申し込みでは、データ通信のみの利用となり通話・Rakuten Linkアプリはご利用いただけません。
※3 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE(第1世代)をiOS 14.4/14.4.1/14.4.2のバージョンでご利用になる場合、110/118/119への緊急通話で高精度な位置情報測位の正確性が低下します。iOS 14.5にアップデートすることで高精度な位置情報測位に対応いたします。楽天モバイルのご利用にあたり、iOS 14.4以降ならびにキャリア設定の最新バージョンへのアップデートをお願いいたします。
※ 掲載内容はプラン名・サービス内容の変更によって、一部内容を修正する可能性がございます。

  • この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
  • 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。
CATEGORY : お役立ち