iPhoneのホームボタンが壊れた原因は?対処法や修理できる場所を解説
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ホームボタンとは、iPhone 8以前のモデルおよびSEシリーズで採用されている、ロックを解除したり、ホーム画面へ戻ったりするためのボタンです。
また、指紋認証に使用したり、2度押しして画面を切り替えたりするときにも使います。
このように重要な役割を担っているホームボタンですが、何らかの原因によって壊れる場合があります。
ホームボタンは利用頻度が高いボタンなので、壊れた場合の対処法を知っておきましょう。今回は、iPhoneのホームボタンを解説します。
iPhoneのホームボタンが壊れた原因
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iPhoneのホームボタンが反応しない場合、次の原因が考えられます。
- iPhoneの動作の遅さによる反応の遅れ
- 強い衝撃を受ける、水没させる
- 経年劣化による故障
iPhoneでさまざまなアプリを同時に動作させたり、たくさんの写真や動画を保存したりして、メモリやストレージを圧迫すると、iPhoneの動作が重くなり、ホームボタンを押しても反応しない場合があります。
また、iPhoneを地面に落としてしまう、水没させてしまうなどのケースでも、ホームボタンが故障する可能性は高いです。
さらに、iPhoneを長年利用していると経年劣化により、内部の部品が故障して、ホームボタンが反応しないケースもあります。
つまり、iPhoneの処理能力が低下しているか、なんらかの原因によって故障していると、ホームボタンは反応しなくなると覚えておきましょう。
iPhoneのホームボタンが壊れたときの対処法
iPhoneのホームボタンが壊れたときは、次の対処法を試してみましょう。
- iPhoneを再起動する
- iPhoneを修理に出す
- iPhoneのAssistiveTouchを活用する
上記を順番に解説します。
iPhoneを再起動する
iPhoneの動作や反応が遅い場合は、メモリを圧迫するアプリを利用している、あるいは何らかの理由によって処理能力が低下している可能性があります。
そのため、iPhone 6、iPhone 7、iPhone 8、iPhone SE (第2世代、第3世代)を次の手順で再起動すると、改善される可能性があるので試してみましょう。
- 電源オフスライダが表示されるまでサイドボタンを長押しする
- スライダをドラッグして、iPhoneの電源が切れるまで30秒ほど待つ
- Appleロゴが表示されるまでサイドボタンを長押しして、電源を入れる
利用しているスマホがiPhone SE(第1世代)、iPhone 5以前の場合は、次の手順で再起動できます。
- 電源オフスライダが表示されるまでトップボタンを長押しする
- スライダをドラッグして、iPhoneの電源が切れるまで30秒ほど待つ
- Appleロゴが表示されるまでトップボタンを長押しして、電源を入れる
上記手順で再起動しても改善されない場合は、メモリやストレージが圧迫されていることが原因の可能性があります。
iPhoneのストレージ空き容量を確認して1GB未満になっている場合は、不要なアプリの削除、写真や動画をiCloudや外部クラウドストレージに保存、アプリのキャッシュの削除などを実行しましょう。
※楽天ドライブ(クラウドストレージ)については、こちらをご確認ください。
※iPhoneの動作が重い場合の対処法については、こちらをご確認ください。
iPhoneを修理に出す
再起動や不要なアプリの削除などで改善されない場合は、iPhoneが故障していると考えられます。
iPhoneが故障した場合はApple 正規サービスプロバイダや Apple Store に持ち込むか、Apple 指定の配送業者を通じて配送修理の依頼が可能です。
持ち込み修理の場合は条件が揃っていれば当日中に修理が完了しますが、来店予約が必要な場合があります。
配送修理は自宅まで配送業者が引き取りに来てくれますが、iPhoneが修理されて戻ってくるまでにある程度の時間がかかる可能性が高いです。
ご自身の状況に応じて、持ち込み修理か配送修理を選びましょう。
なお、保証未加入でiPhoneのホームボタンを修理する場合、次の費用が発生する可能性があります。
- iPhone SE(第2世代):37,400円(税込)
- iPhone SE(第3世代):44,000円(税込)
- iPhone 7:42,800円(税込)
- iPhone 7 Plus:48,200円(税込)
- iPhone 8:48,200円(税込)
- iPhone 8 Plus:59,400円(税込)
実際の修理費用と異なる可能性はありますが、高額な修理費用を請求されるケースがあることに注意しましょう。
また、Appleは販売店への供給を停止した日から7年以上経過したiPhoneをオブソリート製品とみなし、修理サービスを提供しません。
オブソリート製品とは、Appleが販売店への供給を停止した日から7年以上が経過した商品で、修理サポートやシステムアップデート、セキュリティパッチなどのサービスが提供されていない商品です。
また、5年以上経過した製品の修理については、部品の在庫次第となります。
iPhone7よりも古いiPhoneは、すでにオブソリート製品となっているので、ホームボタンが壊れても修理を依頼できません。
将来的にiPhone 7やiPhone 8もオブソリート製品になるため、iPhone 7よりも古いiPhoneを利用している方や、現時点でiPhone 7やiPhone 8を利用している方は、買い替えを検討するとよいでしょう。
iPhoneのAssistiveTouchを活用する
ホームボタンが壊れても、修理に出すほどではないと考えるなら、AssistiveTouch(アシスティブタッチ)を活用してみましょう。
AssistiveTouchとは、iPhoneやiPadなどのApple端末に搭載されている機能で、画面上に特定の機能を実行できるボタンを表示します。
たとえば、AssistiveTouchを起動してホームボタンを表示すれば、ホームボタンが壊れていても、すぐにホーム画面へ戻ることが可能です。
AssistiveTouchってどんな機能?
AssistiveTouchとは、ホームボタンやコントロールセンターなど、以下の操作をタップで実行できるようにする機能です。
- ホーム画面に移動する
- ダブルタップ
- 複数の指のジェスチャを実行する
- スクロールジェスチャを実行する
- Siriを起動する
- コントロールセンター、通知、ロック画面、またはアプリスイッチャーにアクセスする
- iPhoneの音量を調整する
- iPhoneをシェイクする
- スクリーンショットを撮る
- 3D Touchを使う(対応しているiPhoneのモデルの場合)
- Apple Payを使う
- 緊急SOSを使う
- 画面を読み上げる
- 滞留の設定を調整する
- iPhoneを再起動する
AssistiveTouchは、ホームボタンが利用できない場合や、特定のジェスチャを使うことが難しい場合に役立つ機能です。
画面の一部を覆ってしまいますが、特定の機能をタッチ操作で行いたい場合に活用しましょう。
AssistiveTouchの設定方法
AssistiveTouchを起動する手順は以下のとおりです。
- 「設定」アプリをタップする
- 「アクセシビリティ」をタップする
- 「タッチ」をタップする
- 「AssistiveTouch」をタップする
- 「AssistiveTouch」をオンにする
- 画面上にAssistiveTouchメニューボタン(黒い丸の中に白い丸があるボタン)が表示されたらタップする
後は、AssistiveTouchメニューに表示されている「ホーム」ボタンをタップすれば、ホームボタンが壊れていてもホームに戻れます。
なお、Siriに「AssistiveTouchをオンにして」と呼びかけるだけで、AssistiveTouchボタンの表示が可能です。
同様に、Siriに「AssistiveTouchをオフにして」と呼びかければ、AssistiveTouchの設定をオフにできます。
iPhoneのホームボタンが修理できる場所
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iPhoneのホームボタンが修理できる場所は以下のとおりです。
- Apple StoreやApple 正規サービスプロバイダ
- 上記以外の修理店
上記を順番に解説します。
Apple StoreやApple 正規サービスプロバイダ
iPhoneの修理を依頼するなら、Apple StoreかApple 正規サービスプロバイダで申し込みましょう。
Apple 正規サービスプロバイダとは、Appleが公式に認定した修理業者で、純正部品を用い、Apple Storeと同等の品質で修理サービスを提供しています。
純正部品で修理するため、安心して修理を依頼できる点が大きな魅力です。
上記以外の修理店
ホームボタンが壊れた場合、Apple StoreやApple 正規サービスプロバイダ以外の修理店でも修理を受け付けています。
ただし、Apple StoreやApple 正規サービスプロバイダ以外の修理店での修理では、純正品のパーツを用いません。
また、Apple Storeと同等の修理が保証されないので、修理後に機能不全やさらなるトラブルが発生するリスクがあります。
非正規の修理業者で修理を依頼すると、Appleの公式サポートや保証の対象外となる可能性もあるので、なるべく正規の修理店に依頼しましょう。
ホームボタンが壊れた場合はiPhoneの買い替えも検討してみる
iPhoneのホームボタンはiPhone 8以前のモデルや、iPhone SE(第3世代)などに搭載されているボタンです。ボタンを押すとホームに戻ったり、Touch IDでロックを解除したりできます。
しかし、iPhoneの動作が重くなると反応が悪くなったように見えることがあります。また、水没や落下などの衝撃を受けたりすると壊れる場合があるので、搭載されているiPhoneを利用している方は注意しましょう。
故障しても修理すれば直りますが、場合によっては高額な修理費用がかかることがあります。
また、ホームボタンを搭載しているiPhone 7やiPhone 8は正規の修理店では将来的に修理の対象から外れる可能性があり、対象から外れてしまうと故障しても修理を依頼できません。
そのため、ホームボタンを搭載しているiPhone 7やiPhone 8を利用している方は、新しいiPhoneへの買い替えを検討してみましょう。
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