iPhoneのメリットは?デメリットやAndroid™との違い、向いている人などを解説

iPhoneのメリットは?デメリットやAndroid™との違い、向いている人などを解説
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2025.02.20

Appleが販売するiPhoneには、さまざまな特徴があります。iPhoneの購入を検討している人は、メリットやデメリットが気になるでしょう。

今回は、iPhoneのメリット・デメリットやAndroid™との違い、向いている人や乗り換える際のポイントなどを解説します。

目次

iPhoneのメリット

iPhoneの主なメリットは以下のとおりです。

  • 操作方法がシンプルでわかりやすい
  • セキュリティ性能が優れている
  • ストレージ容量が多い
  • iCloudが利用できる
  • Apple Payが利用できる
  • スマホの機種変更がしやすい

上記を順番に解説します。

操作方法がシンプルでわかりやすい

iPhone最大のメリットは、操作方法がシンプルでわかりやすいことです。

たとえば、ホーム画面やアプリの使い方が直感的で、複雑な設定を覚える必要がありません。

そのため、初めてスマホに触れる方や、機械に詳しくない方でも安心して操作できるでしょう。

また、iPhoneには複数の種類がありますが、デザインに大きな違いがないため、どのモデルを利用しても操作感がほとんど変わりません。

さらに、iPhoneはユーザーが多いので、家族や友達などに操作方法や使いこなし方を相談しやすいこともメリットといえます。

セキュリティ性能が優れている

iPhoneはセキュリティ性能が優れていることもメリットです。

たとえば、一部の機種は生体認証技術「Face ID」と「Touch ID」を搭載しており、顔や指紋で迅速かつ安全にiPhoneのロックを解除できます。仮に第三者がiPhoneを拾っても、不正利用を防ぐのに役立ちます。

また、App Storeでは、厳しい審査を通過したアプリだけが公開されています。そのため、個人情報の流出やデバイスの不具合を引き起こすようなアプリを、誤ってインストールするリスクを減らせます。

Appleは随時セキュリティアップデートも提供しているため、iPhoneはセキュリティ性能が高く、個人情報を守る信頼性の高いスマホといえます。

Face IDの対応機種

顔で認証可能なFace IDに対応しているiPhoneの機種は、以下のとおりです。

  • iPhone 16/iPhone 16 Plus/iPhone 16 Pro/iPhone 16 Pro Max
  • iPhone 15/iPhone 15 Plus/iPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Max
  • iPhone 14/iPhone 14 Plus/iPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Max
  • iPhone 13/iPhone 13 mini/iPhone 13 Pro/iPhone 13 Pro Max
  • iPhone 12/iPhone 12 mini/iPhone 12 Pro/iPhone 12 Pro Max
  • iPhone 11/iPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro Max
  • iPhone XS/iPhone XS Max
  • iPhone X/iPhone XR

Touch IDの対応機種

指紋での認証が可能なTouch IDに対応しているiPhoneの機種は以下のとおりです。iPhone 5s 以降のホームボタンがある機種で利用できます。

  • iPhone 8/iPhone 8 Plus
  • iPhone 7/iPhone 7 Plus
  • iPhone SE(全世代)
  • iPhone 6/iPhone 6s/iPhone 6 Plus/iPhone 6s Plus
  • iPhone 5s

ストレージ容量が多い

iPhoneのメリットとして、ストレージ容量が多いモデルを販売していることも挙げられます。

たとえば、iPhone 16には128GB、256GB、512GBの3種類があり、iPhone 16 Pro Maxではさらに大容量の256GB、512GB、1TBから選ぶことが可能です。

ストレージとは、写真や動画、音楽、アプリなどのデータを長期的に保存できる領域のことです。数字が大きいほどストレージ容量が大きく、データをたっぷりと保存できます。

4K動画や高解像度の写真はファイルサイズが大きくなるので、それらを数多く撮影・保存するとストレージ容量が圧迫されてしまいます。

iPhoneはストレージ容量の多いモデルが複数販売されているため、ご自身の用途やライフスタイルに合ったスマホを選ぶことで快適に利用できるでしょう。

iCloudが利用できる

iPhoneはiCloudが利用しやすいこともメリットです。

iCloudはAppleが提供するクラウドサービスで、メールや連絡先、写真、動画などのデータをインターネット上に保存できます。

そのため、iCloudにデータをバックアップしておくことで、iPhoneのストレージ容量を節約できるうえ、故障時にもバックアップデータを利用できます。

また、同じApple IDでログインしている別のiPhoneやiPadともデータを共有できます。

万が一トラブルが起きても、データを保存している安心感と、複数の端末とシームレスに連携できる利便性を兼ね備えているため、iCloudが利用しやすいことはiPhoneの大きなメリットです。

Apple Payが利用できる

iPhoneはApple Payが利用できることも魅力です。

Apple PayとはAppleが提供している決済サービスで、クレジットカードや電子マネーを登録しておけば、店舗でiPhoneを決済端末にかざすだけで支払いが完了します。

なお、Apple Payは、iPhoneだけでなくApple Watchでも利用可能です。

財布やクレジットカードを持ち歩く必要がなくなり、手ぶらで出かけたい場合や荷物を減らしたいシーンで役立つでしょう。

また、Apple Payは交通機関やオンラインショッピングでも利用できます。

Appleのセキュリティ対策により、カード情報は直接店舗に伝わらない仕組みになっているので、安心して利用できるおすすめの決済サービスです。

スマホの機種変更がしやすい

最後に紹介するiPhoneのメリットは、機種変更がしやすいことです。

iPhoneからiPhoneへ機種変更する場合、iOS 11以降を搭載したiPhoneで利用可能な「クイックスタート」を用いれば、新しいiPhoneへスムーズに移行できます。

「クイックスタート」とは、機種変更前後の2台のiPhoneを近づけておくことで、わずかなステップで自動的にデータ移行が始まり、古いiPhoneに保存されている写真や動画、アプリ、設定などが新しいiPhoneへと引き継がれる機能です。

面倒な手作業や専門的な知識が不要なので、スマホの操作に慣れていない方でも安心して機種変更が行えます。

スマホの機種変更の手間や時間を減らしたいと考えている方は、iPhoneへの乗り換えを検討しましょう。

「クイックスタート」について、こちらをご確認ください。

iPhoneのデメリット

iPhoneのデメリットは以下のとおりです。

  • 価格が高い傾向にある
  • SDカードを利用できない
  • イヤホンジャックがない

上記を順番に解説します。

価格が高い傾向にある

iPhoneは、ほかのスマホに比べて販売価格が高額な傾向にあります。

たとえば、楽天モバイルでのiPhone 16の販売価格は以下のとおりです。

  • iPhone 16(128GB):141,700円(税込)
  • iPhone 16(256GB):161,800円(税込)
  • iPhone 16(512GB):201,800円(税込)
  • iPhone 16 Plus(128GB):158,800円(税込)
  • iPhone 16 Plus(256GB):180,800円(税込)
  • iPhone 16 Plus(512GB):218,900円(税込)
  • iPhone 16 Pro(128GB):181,800円(税込)
  • iPhone 16 Pro(256GB):205,800円(税込)
  • iPhone 16 Pro(512GB):242,800円(税込)
  • iPhone 16 Pro(1TB):278,800円(税込)
  • iPhone 16 Pro Max(256GB):224,800円(税込)
  • iPhone 16 Pro Max(512GB):260,800円(税込)
  • iPhone 16 Pro Max(1TB):286,800円(税込)

iPhoneは高性能なモデルが多く、便利な機能を利用できるなどのメリットはありますが、価格が理由で購入をためらうケースは少なくありません。

なお、Appleの公式ストアや携帯電話会社によっては分割払いオプションや古いiPhoneの下取りサービスを行っているので、スマホ製品の購入費用を抑えることが可能です。

SDカードを利用できない

iPhoneはSDカードを挿入するスロットがないため、直接SDカードを利用してストレージ容量を拡張できません。

写真や動画、ファイルをSDカードに保存したい場合は、外付けのカードリーダーを購入する必要があります。

たとえば、Apple純正の「Lightning - SDカードカメラリーダー」を購入すれば、SDカードにiPhoneの写真や動画、ファイルを保存し、読み込むことも可能です。

また、iCloudやパソコンを経由してSDカードにデータを保存する方法もあります。

上記の方法で、SDカードにデータを保存、あるいは読み込むことは可能ですが、直接挿入できない点はデメリットです。

イヤホンジャックがない

iPhoneは、2016年に発売されたiPhone 7以降、イヤホンジャックを廃止しています。

そのため、有線イヤホンやヘッドフォンを利用するためには、Apple純正の「Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」が必要です。

お気に入りの有線イヤホンやヘッドフォンをスマホでも利用したいと考えている方は、アダプターが必要になると覚えておきましょう。

なお、「Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」を利用すると、充電口であるコネクターを塞いでしまうため、同時に充電ができません。有線イヤホンの利用中に充電したい場合は、各種iPhoneに互換性のあるapple製のワイヤレス充電器を購入するか、他社製品を選ぶ必要があります。

iPhoneとAndroidの違い

iPhoneとAndroidは次のポイントで違いがあります。

  • OS
  • スマホメーカー
  • アプリの審査
  • 価格帯

上記を順番に解説します。

OS

iPhoneとAndroidの最大の違いは、搭載しているOSです。

OSはオペレーティングシステムの略称で、iPhoneではiOSを、AndroidではAndroid OSを搭載しています。

iPhoneに搭載されているiOSはAppleが独自に開発したOSで、シンプルで直感的な操作が可能です。iPadに搭載されているiPadOSや、Macに搭載されているmacOSとの親和性が高いので、異なる端末間での連携がスムーズに行えます。

一方、AndroidはGoogleが提供するオープンソースのOSです。複数のメーカーが採用しており、多くの場合、各社が独自のカスタマイズを行っています。

スマホメーカー

iPhoneは、Appleが製造する唯一のスマホです。毎年、新しいモデルが発表され、すべてのiPhoneにiOSがインストールされているため、操作感や機能性に大きな違いはありません。

一方、Androidは、Googleが提供するOSを基に、多数のメーカーが幅広い種類のスマホを製造しています。メーカーごとにサイズやデザイン、性能、使い勝手、プリインストールアプリ、価格帯が異なるため、用途や予算に応じて柔軟に選ぶことが可能です。

つまり、iPhoneはどのモデルを選んでも一定のパフォーマンスを享受できますが、Androidはスマホごとにスペックが異なる場合があるので、ご自身にあったスマホを選ぶ必要があります。

アプリの審査

iPhoneのApp Storeでは、Appleが厳格な審査基準を設けており、審査で認められたアプリしか提供されません。

そのため、悪意のあるアプリや低品質なアプリが配布される可能性は低いです。

一方で、AndroidのGoogle Playでも審査が行われており、基準を満たしたアプリしか提供されません。

しかし、AndroidはGoogle Play以外からもアプリがダウンロード可能なため、悪意のあるアプリをインストールしてしまう可能性はあります。

価格帯

iPhoneは高価格帯のモデルが中心です。楽天モバイルでは、iPhone 16の場合は141,700円(税込)~201,800円(税込)、モデルによっては20万円以上します。

一方、Androidは価格帯が幅広く、数万円台のエントリーモデルからiPhoneと同程度の高性能なスマホまであり、選択肢が多いです。

価格だけを比較するとAndroidの方がよいように思えますが、iPhoneは高品質な素材や性能、長期的なサポートを受けられるので、価格に見合った価値があるといえます。

スマホを選ぶ際は、価格だけでなく、性能やサポート内容などを比較しましょう。

iPhoneが向いている人

iPhoneが向いている人は以下のとおりです。

  • 初めてスマホを購入する人
  • セキュリティを重視する人
  • ほかのApple端末を使っている人
  • ブランド力やデザイン性に魅力を感じている人

iPhoneは操作がシンプルで直感的なため、スマホ初心者でも扱いやすいです。設定や利用方法がわかりやすく、公式サポートも充実しているので、安心して利用できるでしょう。

また、iPhoneは「Face ID」や「Touch ID」のほかに、厳格なアプリ審査や随時配布されるセキュリティアップデートがあるため、セキュリティ性能が高く、不正アクセスやウイルス対策を重視する方に最適です。

ほかにも、iPhoneはiOSを搭載しているため、ほかのApple端末との連携がスムーズに行えます。MacやiPad、Apple Watchを利用している方は、iPhoneを活用しましょう。

さらに、iPhoneは洗練されたデザインと、高価格帯のため満足感を得られるなどの特徴もあるため、Appleのブランド力やデザイン性に惹かれる方におすすめです。

上記に当てはまる方は、iPhoneを購入すると高い満足度を得られるでしょう。

iPhoneへ乗り換える際のポイント

iPhoneからiPhoneへ乗り換えるなら「クイックスタート」がおすすめです。

AndroidからiPhoneへのデータ移行は、Apple公式の「iOSに移行」アプリを利用しましょう。

「iOSに移行」アプリをインストールして起動すると、手順が表示されるので、スマホの機種変更が初めての方でも安心してAndroidからiPhoneへ移行できます。

「クイックスタート」について、こちらをご確認ください。

「iOSに移行」アプリについて、こちらをご確認ください。

iPhoneはメリットが多いスマホなのでおすすめ!

iPhoneは、使いやすさやセキュリティ性能の高さなど、多くのメリットを備えたスマホです。

初めてスマホを購入する人はもちろん、使いやすさやセキュリティを重視する人はiPhoneの購入を検討してみてはいかがでしょう。

なお、AndroidからiPhoneへ乗り換えるなら「iOSに移行」アプリを利用するとデータ移行がスムーズに行えます。

楽天モバイル公式Webサイトでは、人気のAndroidやiPhoneをはじめとした多彩なラインアップを取り揃えています。目的や予算にぴったりな1台を探してみてはいかがでしょうか。

楽天モバイルで販売している製品についてはこちらをご確認ください。
楽天モバイルの料金プランでは、データ利用量に合わせて料金が自動的に変わるため、たくさん使う人にもあまり使わない人にもおすすめの料金プランです。
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ぜひ楽天モバイルをご検討ください。 

  • 家族割引適用で、0GB〜3GBまで880円/月(税込968円)
  • 家族割引適用で、3GB超過後〜20GBまで1,880円/月(税込2,068円)
  • 家族割引適用で、20GB超過後〜どれだけ使ってもデータ高速無制限2,880円/月(税込3,168円) ※1
  • Rakuten Linkアプリ利用で国内通話かけ放題※2
  • iPhone(iOS 14.4以降対象)をご利用の場合は条件をご確認ください。※3

※ 製品代、オプション料、通話料等は別費用。
※1 混雑時など公平なサービス提供のため速度制御する場合あり。
※2 アプリ未使用時30秒20円(税込22円)。一部対象外番号あり。データタイプのお申し込みでは、データ通信のみの利用となり通話・Rakuten Linkアプリはご利用いただけません。
※3 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE(第1世代)をiOS 14.4/14.4.1/14.4.2のバージョンでご利用になる場合、110/118/119への緊急通話で高精度な位置情報測位の正確性が低下します。iOS 14.5にアップデートすることで高精度な位置情報測位に対応いたします。楽天モバイルのご利用にあたり、iOS 14.4以降ならびにキャリア設定の最新バージョンへのアップデートをお願いいたします。
※ 掲載内容はプラン名・サービス内容の変更によって、一部内容を修正する可能性がございます。

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