スマホを冷やす方法3選!熱くなる原因やNGな冷やし方、アプリについても解説

スマホを冷やす方法3選!熱くなる原因やNGな冷やし方、アプリについても解説
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2025.03.28

スマホが高温になったとき、そのまま対処せずにいると故障やバッテリーの劣化につながることがあります。

適切な方法で冷やし、スマホ本体やバッテリーが傷まないようにしましょう。
熱くなったスマホを冷やすための適切な方法と、NGな方法についてまとめました。また、熱くなる原因と注意すべき点も併せて解説しますので、温度上昇を未然に防ぐためにぜひ参考にしてください。

目次

熱くなったスマホの冷やし方3選

スマホが熱くなったときは、そのまま使い続けるのではなく、すぐに冷やすようにしてください。以下でおすすめの冷やし方を紹介します。

使用を控えて自然冷却する

スマホを使っているときに熱くなったら、いったん、操作を止めてみてください。

起動中のアプリがある場合は、すべてのアプリを閉じてみましょう。スマホを使わない状態でそのまま放置すれば、通常は自然に冷えます。

また、Bluetooth®やWi-Fi®、GPSを停止することで、より効果的にスマホの熱を抑えられるでしょう。

使用を控えてもスマホが冷えないときは、バッテリーに異常が生じている可能性があります。スマホカバーを装着している場合は取り外し、バッテリーが膨張していないか確認してください。

もしバッテリーが膨張している場合は、すでに重度の問題が起きている状態です。重大な事故につながる可能性があるので、すぐに電源を切り、バッテリー交換または修理の手続きをしてください。

冷却ファンで冷やす

スマホ用の冷却ファンでスマホに風を当てて冷やすこともおすすめです。

冷却ファンには、スマホに直接装着するタイプと卓上タイプがあり、いずれも、コンセントをつないで給電しながら送風する冷却ファンと、充電式のバッテリーで動く冷却ファンがあります。

持ち歩く場合はスマホに直接装着できるバッテリー型の冷却ファンがよいでしょう。ただし、バッテリー型はコンセント型よりも重いことが多いという難点があります。

また、冷却器そのものが冷たくなるタイプも存在し、スマホに直接接触させて使います。このタイプにもバッテリー型とコンセント型があるので、持ち歩くかどうかで適切な方を選びましょう。

冷却シートで冷やす

スマホ用の冷却シートはスマホに貼り付けて使用するアイテムです。冷却ファンやスマホ冷却器とは異なり、電源不要で使用できます。

スマホ専用の繰り返し使用できる冷却シートや、スマホに貼り付けずに接触させて使用する保冷剤タイプの冷却シートもあります。使用頻度が高いときは繰り返し使用できる冷却シートが経済的ですが、新幹線や飛行機に長時間乗るときだけなど、使用する機会が限定される場合は使い捨てのほうが経済的かもしれません。

これはNG!スマホの冷やし方

スマホが高温になったときは、本体やバッテリーを傷めないためにも早く冷やすことが必要ですが、次のような冷やし方はおすすめできません。

・冷凍庫・冷蔵庫で急激に冷やす

・冷水につける

それぞれの冷やし方がなぜNGなのか解説します。

冷凍庫・冷蔵庫で急激に冷やす

冷凍庫や冷蔵庫で急激に冷やすと、大気中の水蒸気が冷やされ、スマホ内部に水分がつき、結露が起こる可能性があります。

スマホの内部で結露が起きると、スマホを水に沈めたときと同様の状況になり、故障の原因となる可能性があります。

防水のスマホはさらに危険です。内部の構造上、水が浸入しにくいですが、反対に精密部分に入り込んだ水が外部へ出にくいようになっています。

そのため、冷凍庫や冷蔵庫で急激に冷やして結露がスマホ内部に生じると、そのまま精密部分に水分が留まり、故障しやすくなります。

スマホが熱くなったときは、冷却ファンや冷却シートで緩やかに冷やすようにしてください。

冷水につける

冷水につけてスマホを冷やすのは、たとえ防水のスマホでも避けるべきです。

高温状態のスマホを水で急激に冷やすことは、スマホ本体に大きな負担をかけます。

スマホによっては水洗いが可能なタイプもあります。しかし、あくまでも水に濡らして洗う行為だけが保障されているのであり、高温のスマホを冷水につけるといった使い方が保障されているのではありません。

スマホが熱くなる原因

スマホが熱くなる原因を知っておくと、高温になるのを防ぎやすくなります。主な原因としては、次の4つが挙げられます。

・充電しながらのスマホ操作

・長時間の連続使用

・負荷の高いアプリの使用

・高温下にスマホを放置

それぞれの使い方によって、スマホが高温になる理由を解説します。

充電しながらのスマホ操作

スマホを充電しながら操作をすると、本体が熱くなる原因となります。

たとえば、充電器に接続したまま動画を見たり、パソコンにUSBケーブルでつないで充電しながら音楽アプリを使ったりすると、スマホ本体が高温になることがあります。

スマホを使用すると多少なりとも発熱することがありますが、充電する行為も例外ではありません。

バッテリー部分に熱が発生し、スマホ本体も熱を帯びることがあります。そのような状態でスマホを使用すると二重に負荷がかかり、いつも以上に発熱する可能性があります。

長時間の連続使用

スマホを使用している間は、多少なりとも発熱します。長時間連続で使用すると発熱が続くことになり、スマホ本体が高温になってしまいます。

何もアプリを操作していない間でも、バックグラウンドでアプリがいくつか起動しているかもしれません。スマホを使用しないときは、アプリを閉じておくようにしましょう。

負荷が高いアプリの使用

負荷が高いアプリを使用すると、スマホが熱を持ちやすくなります。

たとえば、高画質なオンラインゲームや動画配信サービス、カメラなどは負荷が高いため注意が必要です。負荷が高いアプリを長時間連続で使用すると、さらにスマホが発熱しやすくなります。

高温下にスマホを放置

スマホを置く場所にも注意が必要です。

たとえば、直射日光が当たる場所や真夏の車内などに放置すると、スマホが高温になりがちです。スマホを使用していなくても、本体に熱を帯びやすくなります。

また、スマホの熱が逃げにくい状態になっているときも、高温になってしまいます。たとえば、熱がこもりやすいスマホケースを装着しているときや夏の屋外でスマホを使用するときは、スマホがうまく放熱できず熱を帯びるかもしれません。

高温のスマホをそのまま使い続けるとどうなる?

使用中のスマホが高温になったら電源を切ったり、アプリの使用を止めたりしましょう。高温のスマホをそのまま使い続けると、次のようなリスクがあります。

・バッテリーが劣化する

・スマホ本体が故障する

・スマホが発火する

各リスクについて解説します。

バッテリーが劣化する

高温のスマホを放置すると、バッテリーが劣化することがあり、その性能と寿命に大きな影響をおよぼします。
バッテリーが劣化すると、充電の減りが早くなったり、スマホの電源が突然落ちたりすることもあります。

スマホ本体が故障する

バッテリーだけでなく、スマホ本体も熱によりダメージを受けます。スマホには熱に弱い部品も使われていることがあるため、高温状態で放置すると早期に傷むこともあります。

また、画面がフリーズしたり、操作していない動作が生じたり、アプリが強制終了したりするケースもあります。一時的なトラブルならスマホを適切に冷やせば元に戻ることもありますが、故障してしまうと修理が必要になるため注意しましょう。

スマホが発火する

万が一、スマホが発火した場合は消火器、大量の水、砂や土などで消火し、必要に応じて119番に連絡してください。

発火する直前など、スマホが熱くなりすぎると素手で触れないほどの温度になることもあります。気付かずに触ってしまい、やけどをするケースもあるため注意が必要です。

スマホを熱くしない使い方

スマホは電力により動作する機器のため、熱が生じるのは仕方のないことです。

しかし、高熱が発生するとスマホ本体やバッテリーを傷めることもあるため、可能な限り熱くしないように注意して使用しましょう。

次のポイントに注意すると、スマホが高温になることを防げます。

・充電中は操作しない

・不要なアプリは停止・削除する

・高温下に置かない

・熱がこもりにくいスマホケースを使用する

・スマホ冷却アプリをインストールする

それぞれのポイントを解説します。

充電中は操作しない

充電中に操作をすると、スマホが高熱を帯びやすくなります。充電中は操作しないようにしてください。

充電中に電話がかかってきてスマホを操作する際は、充電をいったん止めましょう。面倒でも充電ケーブルを抜いてから、スマホを操作してください。

不要なアプリは停止・削除する

不要なアプリをインストールしていると、意図しないときに起動し、必要なアプリと同時に動作することで負荷を増やして、発熱の原因になることがあります。

使っていないアプリはこまめに閉じる、使用する機会がほとんどないアプリは削除するようにしましょう。こまめにアプリの使用状況を確認することで、アプリの同時使用を回避し、発熱する状況が生じにくくなります。

また、スマホ内に保存しているデータもこまめにチェックしてください。写真や動画を大量に保存するなどしてストレージの空き容量が極度に少なくなると、スマホに負荷をかけやすくなり、発熱しやすい状況をつくってしまいます。

削除できないデータが大量にあるときは、クラウドサービスを使用したり、SDカードなどの外部データ保存ツールに移動したりして、ストレージの空き容量を確保してください。

高温下に置かない

スマホを高温下に置くのはNGです。車の中や窓際などの直射日光が当たりやすい場所には、スマホを置かないようにしましょう。

特に真夏においては、車内温度は50℃以上になることもあり、ダッシュボード上は危険です。

そのほか、キッチンのガスコンロや暖房器具の近く、パソコンの排気口の周辺も避けるべき場所です。

熱がこもりにくいスマホケースを使用する

スマホは、内部で局所的に発生した熱を本体全体に伝えて外部に発散(放熱)することで、過度に熱がこもらないように作られています。スマホケースによっては熱の発散を妨げるものもあるため、熱がこもりにくいケースを選ぶようにしてください。

たとえば、手帳型や革製のケースは熱がこもりやすい傾向にあります。熱を発散しにくいタイプと思われるケースを使うときは、こまめにスマホケースを外しましょう。

しかし、スマホケースをしないのは、万が一、落としたときに不安です。フレームタイプのようにスマホを衝撃から守りつつ、スマホを覆う面積が少ないケースにも注目してみましょう。

スマホ冷却アプリをインストールする

スマホ冷却アプリとは、スマホの使用状況をチェックし、発熱の原因となるアプリを終了させるなどしてスマホの温度上昇を防ぐアプリです。実際に冷却するのではありません。

スマホ冷却アプリをインストールすると、負荷の高いアプリの同時使用時にアラートが表示されるため、発熱する状況を回避しやすくなります。

なお、スマホ冷却アプリ以外にも「メンテナンスアプリ」や「最適化ツール」といった名称で提供されていることがあります。ぜひチェックしてみてください。

スマホの使い方を見直そう

発熱しないように使ったり、発熱しても早期に対策したりすることで、スマホの寿命を長くできることがあります。大切なスマホを長く使うためにも、紹介した方法も参考にしてください。

注意して使用してもスマホが過度に発熱し続けるときは、もしかしたら買い替えのサインかもしれません。新しいスマホの購入を検討してみてはいかがでしょうか。

容量に余裕があるスマホなら、アプリを同時使用しても熱が生じにくくなります。また、保存したい写真や動画が多数あるときはストレージ容量が大きな種類を選ぶことで、スマホに負荷をかけにくくなることがあります。

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