ネットワーク利用制限とは?「○」「△」「×」の意味や確認方法をわかりやすく解説

ネットワーク利用制限とは?「○」「△」「×」の意味や確認方法をわかりやすく解説
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2025.06.20

不正契約・不正取得したスマホや、分割払いが滞ったスマホなどは「ネットワーク利用制限」にかかり、通信・通話機能が使えなくなることがあります。

分割払いや中古でスマホを購入する方は特に、ネットワーク利用制限について理解が必要です。今回は、ネットワーク利用制限とはなにか、判定の意味や確認方法などについて解説します。

目次

ネットワーク利用制限とは

ネットワーク利用制限は、不正契約・不正取得したスマホや分割払いが滞ったスマホの通信・通話機能を制限するものです。不正に入手された携帯電話機が「振り込め詐欺」などの犯罪に利用されることを防止する目的があります。

分割払いでスマホを購入する場合、支払いが滞るとネットワーク利用制限が実施されます。また、中古でスマホを購入する場合は、元の持ち主の分割払いが滞ると制限にかかることがあります。

ネットワーク利用制限がかかる原因

ネットワーク利用制限がかかる原因は、主に以下が挙げられます。

・窃盗・詐欺などの犯罪行為により不正に取得された場合

・申し込み内容(氏名・住居・生年月日など)に虚偽が含まれる場合

・申し込み内容の連絡先に請求書等の郵便物が届かない場合

・分割払いを含む代金債務の履行がなされていない、またはその恐れが高い場合

・故障や紛失などで補償サービスの交換対象となった場合

ネットワーク利用制限の有無を確認する方法

ネットワーク利用制限は、各携帯電話会社が提供する専用の照会ページから確認できます。

半角数字15桁の「製造番号(IMEI)」を入力して、制限の状態を確認します。

iPhoneの場合は、「設定」>「一般」>「情報」の順に選択して進むと、情報の一覧の中の「IMEI」の項目から確認が可能です。なお、「IMEI」/「IMEI1」と「IMEI2」が表示されている場合は「IMEI」/「IMEI1」を確認します。

Android™の場合は、「設定」>「デバイス情報」の順に選択して進むと、情報の一覧の中の「IMEI」の項目から確認が可能です。なお、SIMスロットが2つある場合などは、SIMスロット1の番号を確認します。

また、iPhone・Androidともに、電話の発信画面で「*#06#」と入力して製造番号(IMEI)を表示する方法もあります(一部のスマホでは表示されないことがあります)。

「○」「△」「×」の判定の意味は?

スマホを販売した携帯電話会社が提供するネットワーク利用制限の照会ページで、製造番号(IMEI)を入力して確認ボタンをタップすると、以下のいずれかの判定が表示されます。

・○:利用可能

・△:利用可能だが、分割払いの滞納などで利用制限となる可能性がある

・×:利用制限中

・-:製造番号(IMEI)が確認できない

判定が「○」の場合は、一括払いで購入済み/分割払いで完済済みの携帯電話機が該当します。「×」になる可能性は少ないですが、その後不正契約などが認められた場合は、制限にかかる可能性があります。

判定が「△」の場合は、分割払いの途中の状態であり、支払いが滞った場合などに「×」に変わる可能性があります。

判定が「×」の場合は、不正契約・不正取得、分割払いの滞納などで制限がかかった携帯電話機です。「赤ロム」と呼ばれる状態で、通信・通話は利用できません。

判定が「-」の場合は、製造番号(IMEI)が確認できない携帯電話機です。購入直後で反映されていないものも含まれます。「-」が表示された場合は、入力間違いの可能性もあるため、番号を確認して再入力してみましょう。

また、別の携帯電話会社で照会した場合は「-」と表示されます。スマホを購入した通信会社がわからない場合は、他社の照会ページでも調べてみてください。

中古購入品にかかるネットワーク利用制限について知っておきたいこと

中古スマホ販売店・フリマアプリ・オークションなどで中古スマホを購入する際は、ネットワーク利用制限について、いくつかの注意点があります。

・「△」のスマホは安価に購入できるが「赤ロム化」に注意

・フリマアプリやオークション利用の際は購入者自身で十分に確認が必要

「△」のスマホは安価に購入できるが「赤ロム化」に注意

中古販売店では、ネットワーク利用制限「△」のスマホも販売しています。「△」のスマホは、状態が同程度で「○」のスマホに比べると、安価に購入できる傾向があります。

ただし、ネットワーク利用制限「△」のスマホは、元の持ち主の分割払いが滞り、判定が「×」に変わる「赤ロム化」のリスクがあります。

中古販売店で購入する際はネットワーク利用制限の状態をよく確認し、「△」のスマホを選ぶときはリスクを十分理解しておきましょう。

なお、多くの中古販売店では、赤ロム化したときに返金・交換を保証する赤ロム保証を提供しています。赤ロム保証の有無や内容もよく確認しておきましょう。

フリマアプリやオークション利用の際は購入者自身で十分に確認が必要

フリマアプリやオークションなどでネットワーク利用制限が「×」「△」のスマホを出品する行為は、多くの場合、規約違反とされています。

ただし、規約違反とされていても出品者のミスなどで出品されたものを購入してしまうリスクはゼロではありません。

フリマアプリやオークションで購入する場合は、購入前に製造番号(IMEI)を確認するなど、購入者ご自身で対策をとりましょう。

ネットワーク利用制限を理解して安心してスマホを使おう

ネットワーク利用制限は、不正契約・不正取得したスマホや、分割払いが滞ったスマホなどに実施される制限です。制限にかかると、通信・通話機能が使えなくなります。

特に中古スマホを購入する際は、制限の状態を確認し、リスクを十分に理解しておくことが重要です。

なお、中古スマホでのネットワーク利用制限のリスクについて不安を感じるなら、新品のスマホ購入がおすすめです。買い替えの際は、携帯電話会社も併せて見直しをすると、ご自身にあった料金プランが見つかる可能性があります。

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