X(ツイッター)をアカウント登録せずに見るだけで利用する方法は?危険性も解説

X(旧名称はTwitter(ツイッター))を「見るだけで利用したい」と考えている人もいるのではないでしょうか。
今回は、Xを見るだけで利用する方法を解説します。見るだけのアカウントを安全・快適に利用するポイントなども紹介するので、ぜひ参考にしてください。
X(ツイッター)を見るだけの利用には制限がかかっている
2025年8月時点では、アカウント登録をせずに、Xの投稿を見るだけの利用には制限がかかっています。
アプリ版のXで投稿を閲覧するためには、アカウント作成とログインが必要です。ブラウザ版でも、タイムライン上の複数の投稿を自由に閲覧することはできません。さまざまな投稿を閲覧したい場合は、後述する方法を試してみてください。
ログインせずにX(ツイッター)の投稿を見る方法
前述のとおり、ブラウザ版でもログインせずに投稿を閲覧するには制限があります。
しかし、URLを直接入力すれば、個別の投稿は閲覧できる場合があります。アカウントを持っておらず、特定の投稿(ブログや企業のWebサイトに貼られたリンクなど)のみを閲覧したい場合は、そのURLをクリックするか、検索窓に入力して検索してみましょう。
Yahoo!リアルタイム検索でトレンドを確認することが可能
アカウントを作成したりログインしたりせずにXで流れている情報をチェックしたい場合は、「Yahoo!リアルタイム検索」の利用も検討しましょう。
任意のキーワードで検索すると、そのキーワードを含む最近の投稿が表示されます。6時間・24時間・7日間・30日間に、そのキーワードを含む投稿がどの程度あったのかをグラフで把握できます。
また、検索欄に入力したキーワードを含む投稿だけではなく、X上でどのような単語を含む投稿が増加しているのかというトレンドも確認できます。
ただし、「Yahoo!リアルタイム検索」では、アカウントのフォローや投稿のブックマークなど、Xの各種機能は利用できません。
※トレンドが気になる人は「Yahoo!リアルタイム検索」をご確認ください。
アカウントを作成してX(ツイッター)を見るだけで利用する方法
Xのタイムライン上に表示される投稿を閲覧したい場合は、アカウントを作成しましょう。
「アカウントを作成したら、必ず投稿しなければいけない」というわけではなく、見るだけで利用することも可能です。
アカウントを作成してログインすれば、投稿の閲覧だけではなく、以下のような機能・仕組みも利用できます。
・他者のアカウントをフォローする
・投稿をブックマークする
・他者のアカウントをリストに追加する
・フォローしているアカウントの投稿通知など、各種通知を受け取る
すでに利用しているアカウントがあっても、「趣味の情報のみを集めたい」など、用途をわけて閲覧したいケースがあるかもしれません。その場合は、別途「見るだけのアカウント」を作成し、使いわけましょう。
なお、他者に見るだけのアカウントの存在を知られてしまうリスクを低減したい場合は、非公開に設定してください。
見るだけのアカウントを安全・快適に利用するポイント

以下では、見るだけのアカウントを安全・快適に利用するためのポイントを解説します。
・プライバシーを保護できるように設定する
・X(ツイッター)のブラウザ版のみに実装されている機能を活用する
それぞれに関して詳しく説明します。
プライバシーを保護できるように設定する
見るだけのアカウントを作成したら、プライバシーを保護できるように設定してから利用しましょう。
具体的には、アカウントの存在が友人・知人などに知られないようにするために、「連絡先の同期」をオフに切り替えてください。
Androidスマホで切り替える手順は、以下のとおりです。
1.アプリのホーム画面で、画面左上のプロフィールアイコンをタップする
2.「設定とサポート」>「設定とプライバシー」>「プライバシーと安全」の順にタップする
3.「見つけやすさと連絡先」をタップする
4.「アドレス帳の連絡先を同期」のスイッチをタップしてオフに設定する
iPhoneで切り替える手順は、以下のとおりです。
1.アプリのホーム画面で、画面左上のプロフィールアイコンをタップする
2.「設定とプライバシー」>「プライバシーと安全」の順にタップする
3.「見つけやすさと連絡先」をタップする
4.「アドレス帳の連絡先を同期」のスイッチをタップしてオフに設定する
そのほか、プロフィール(名前欄・自己紹介欄など)には個人の特定につながる情報を記載せず、アカウントやリストは非公開に設定しておくと安心です。
Xのリストとは、フォロー状態に関係なく、好きなアカウントだけを集めたカスタムタイムラインが作れる機能のことです。
X(ツイッター)のブラウザ版のみに実装されている機能を活用する
アプリ版には実装されていませんが、Xのブラウザ版には「高度な検索」機能があるので、活用してみるとよいでしょう。
「高度な検索」機能を利用したい場合はブラウザ版のXにログインし、検索したいキーワードを入力してください。
検索結果画面の右上にある「検索フィルター」の下部に「高度な検索」があるので、それをクリックすると詳細な検索設定が可能です。
X(ツイッター)を見るだけの専用アカウントで利用する際の危険性と対策
Xを見ていると、IPアドレス・Cookieなどによって行動履歴が収集され、各種広告の表示に利用される場合があります。
行動履歴(興味関心)に基づく広告を表示させたくない場合は、「パーソナライズド広告」をオフに設定しましょう。
Androidスマホの場合
Androidスマホでオフに切り替える手順は、以下のとおりです。
1.アプリのホーム画面で、画面左上のプロフィールアイコンをタップする
2.「設定とサポート」>「設定とプライバシー」>「プライバシーと安全」の順にタップする
3.「データ共有とカスタマイズ」の項目にある「広告の環境設定」をタップする
4.「パーソナライズド広告」のスイッチをオフに切り替える
機種によっては、4の手順で「カスタマイズ広告」と表示されるものもあります。
iPhoneの場合
iPhoneでオフに切り替える手順は、以下のとおりです。
1.アプリのホーム画面で、画面左上のプロフィールアイコンをタップする
2.「設定とプライバシー」>「プライバシーと安全」の順にタップする
3.「データ共有とカスタマイズ」の項目にある「広告の環境設定」をタップする
4.「パーソナライズド広告」のスイッチをオフに切り替える
また、タイムラインに流れる短縮URLや埋め込み動画を開くと、フィッシングサイトに誘導されたり、マルウェアがダウンロードされたりすることがあります。
マルウェアとは、「malicious software(悪意あるソフトウェア)」の略で、パソコンやスマホ、サーバーなどに侵入して不正な動作を行うプログラムの総称です。
不審な短縮URLや動画などは、タップ・クリックしないように注意してください。たとえば、「bit.ly/●●●● 今すぐ当選を受け取る」や「tinyurl.com/●●●● 銀行システムがハッキングされる瞬間」といった、正体不明の短縮URLや煽情的なタイトル付きの埋め込み動画などがあります。
また、いわゆる「バズった投稿」は、事実確認が実施されないまま拡散されていることがあります。「バズった投稿」とは、短時間で平均を大きく上回る閲覧・反応(いいね、リポスト、コメントなど)を集め、タイムライン上で急速に拡散した投稿を指します。
デマが含まれていることもあるため、安易に信じて行動しないようにしましょう。公的機関などのWebサイトを閲覧し、投稿内容が事実かどうかを慎重に見極めることが大切です。
そのほか、Xでは暴力的・差別的な投稿や成人向けコンテンツが表示されることがあり、不快感を覚えたり、ショックを受けたりする可能性があります。表示させたくない場合は、自分が見たくない特定のキーワードを含む投稿をミュートするように設定してください。
※Xのミュートワードの設定方法については、こちらをご確認ください。
Androidスマホ/ブラウザ版のXからは、一部のメディアを表示しない設定に切り替えることもできます。設定方法は以下のとおりです。
1.Xアプリのホーム画面で、画面左上のプロフィールアイコンをタップする
2.「設定とサポート」>「設定とプライバシー」>「プライバシーと安全」の順にタップする
3.「表示するコンテンツ」をタップする
4.「センシティブなメディア」をタップする
5.「露骨な暴力」「成人向けコンテンツ」「その他」の中から設定したい項目をタップする
6.「警告する」「すべて表示」「表示しない」から「警告する」または「表示しない」を選択する
なお、iPhone版Xアプリからは設定を変更できない場合があります(一部の環境では設定可能です)。
X(ツイッター)を見るだけの利用に関する最新動向と今後の予測
ログインせずにXを見るだけで利用する際のルールは、しばしば変更されており、最近は制限が強化されている傾向にあります。
ログインしていない場合、最新の投稿が表示されなかったり、閲覧できなかったりすることがあります。Xの投稿を安定して閲覧したいのであれば、ログインせずに利用するのではなく、アカウントを作成しましょう。
今後、ログインしていない状態では完全に投稿を閲覧できない仕組みに変更されることがあるかもしれません。
トレンドを把握したい場合は、Xだけでなく、Instagram(インスタグラム)やTikTokなどのSNSも併用するようにしましょう。
ただし、InstagramやTikTokも、アカウント作成・ログインしなければ、全機能は利用できません。
また、トレンドを把握する目的であればSNSは有用ですが、正確な情報を収集したい場合はSNSだけに偏らないようにしましょう。公式サイトやプレスリリース、専門誌などから情報を収集する方法もあります。
X(ツイッター)を見るだけの利用方法に関する「よくある質問」
Xを見るだけで利用する際に、疑問点・不明点が生じることがあるかもしれません。
以下では、Xを見るだけの利用に関する「よくある質問」と「回答」を3つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。
X(ツイッター)を見るだけの専用アカウントが凍結されるリスクはある?
見るだけの専用アカウントであっても、通常のアカウントと同様に凍結リスクはあります。
特に「投稿せず、いいねやリツイートのみを繰り返す」といった行動は、不自然と判断されスパム・BOTと誤認される可能性があります。
フォローやリストへの追加は、少しずつ実行する方が、アカウントを凍結されるリスクが低いといえます。
X(ツイッター)を見るだけの利用は、知人などにバレる可能性がある?
単にXを見るだけの利用であれば、知人などにバレる可能性は低いでしょう。
ただし、交友関係や居住地域などの傾向が表れる公開リストを作成すると、個人情報を推測されて特定につながるおそれがあります。
バレたくない場合は、アカウントやリストを非公開にしましょう。
X(ツイッター)を見るだけでの利用が有料化される可能性はある?
2025年8月時点では、投稿の編集機能や長文の投稿など、有料アカウントでなければ利用できない機能が存在します。ただし、Xを見るだけであれば、無料で利用できます。
今後、見るだけの利用が有料化されるかどうかは、現時点では不明です。気になる人は、X公式ブログなどをこまめにチェックしましょう。
トレンドを把握したい人はX(ツイッター)を利用してみよう
トレンドを把握したい場合は、Xを見るだけで利用することも選択肢のひとつです。
ただし、Xには画像や動画が多数投稿されています。閲覧する際のデータ利用量が気になる場合は、スマホの料金プランの見直しや携帯電話会社の乗り換えもご検討ください。
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