デバイスとは?スマホ・パソコン初心者向けに意味と種類をわかりやすく解説

デバイスとは?スマホ・パソコン初心者向けに意味と種類をわかりやすく解説
このエントリーをはてなブックマークに追加
2025.12.10

スマホやパソコンを使っていると、「デバイス」という言葉を目にする機会が多いでしょう。

デバイスとは、スマホやパソコンを含む情報処理に使われる機器を指します。
本体だけでなく、マウスやキーボード、プリンターなどの周辺機器も含まれており、私たちの生活で広く使われる用語です。
今回は、デバイスの意味と種類をスマホやパソコン初心者にもわかりやすく解説します。

目次

デバイスとは

デバイスとは、広い意味で「装置」や「機器」を指す言葉です。

スマホやパソコン本体はもちろん、マウスやキーボード、プリンターなど操作を補助する周辺機器もデバイスに含まれます。つまり、私たちが日常的に使う多くの機器がデバイスに該当するといえるでしょう。

また、コンピューター分野でのデバイスは、大きく「情報端末」と「周辺機器」の2種類にわけられます。

情報端末は情報を処理して表示する役割を持ち、周辺機器は入力や出力など情報のやり取りを補助する役割を持ちます。

デバイスの種類

前述のとおり、コンピューター分野のデバイスは「情報端末」と「周辺機器」の2種類にわけられます。それぞれどのようなデバイスが当てはまるのか、詳しく解説します。

情報端末デバイス

情報端末とは、情報を受信・処理し、画面などで結果を表示する機器を指します。文字や音声、画像、動画など多様なデータを扱えるのが特長で、日常生活でよく利用される主要なデバイスといえるでしょう。

主な情報端末は、次のとおりです。

  • スマホ
  • パソコン
  • タブレット
  • 電子書籍リーダー
  • ゲーム機
  • スマートウォッチ

電子書籍リーダーは、小説や雑誌などをデジタルデータで読める端末です。

周辺機器デバイス

周辺機器は、本体だけでは対応できない操作・表示・保存などを補助する装置の総称です。これらは「入力機器」「出力機器」「記録・拡張機器」の3種類に大別され、パソコンやスマホの機能を拡張し、作業の効率や利便性を高めます。

主な周辺機器は、次のとおりです。

種類

デバイス

入力機器

●キーボード
●マウス・トラックパッド
●スキャナー
●マイク
●ゲームコントローラー

出力機器

●ディスプレイ・モニター
●プリンター
●スピーカー
●プロジェクター

記録・拡張機器

●外付けハードディスク・SSD
●USBメモリ

トラックパッドはノートパソコンに内蔵されることが多く、キーボードの下にある、指でなぞって操作する平らな面です。別名タッチパッドとも呼ばれます。

外付けハードディスク・SSDは、パソコンの外に接続して使う記憶装置です。ハードディスクは、中の円盤を回転させてデータを記録します。容量が大きくて低価格ですが、速度が遅く、衝撃にも弱い傾向があります。

SSDは、半導体メモリにデータを記録する装置です。速度が速く衝撃に強いですが、価格が高い傾向があります。

デバイスの登録・デバイスの接続とは

新しいスマホを買ったときや、パソコンにプリンターやイヤホンをつなぐときに「デバイスの登録」や「デバイスの接続」の表示を目にすることがあります。それぞれどのような意味を持つのか、詳しく解説します。

デバイスの登録

デバイスの登録とは、主にスマホやパソコンなどの端末を、利用するサービスやアプリに認識させる手続きのことです。

サービス側が「どの端末があなたのアカウントを利用しているか」を把握することで、セキュリティを保ちながらデータを同期できる仕組みです。データを同期すると複数の端末からでも同じデータを利用することができます。

たとえば、新しいスマホを購入した際、Google アカウントやLINEアカウントにログインすると、利用する端末として自動的に登録されます。登録された端末はクラウド上の情報と結びつき、連絡先や写真、メールなどをすぐに同期できます。

デバイスの登録を済ませておくと、電話帳や写真、動画、メール履歴などの重要なデータをスムーズに引き継げるため、機種変更や買い替えの際も設定のやり直しを最小限に抑えられるでしょう。

また、サービスによっては、アカウント管理画面などから登録済みデバイスの確認や削除ができるため、紛失や盗難時に遠隔でのログアウトや初期化が可能な場合もあります。

デバイスの接続

デバイスの接続とは、スマホやパソコンに周辺機器を認識させ、利用できる状態にすることを指します。

たとえば、Bluetooth®を使ってスマホにワイヤレスイヤホンをペアリングしたり、USBケーブルでパソコンにプリンターをつないだりする操作が挙げられます。ペアリングとは、Bluetooth対応機器同士を一度登録しておくことで、次回以降は自動的に接続できるようにする設定です。

デバイスの接続が成功すると、データの転送や音声の出力などが可能になります。Wi-Fi®でインターネットに接続する場合も、同様に機器同士を認識させて利用できる仕組みです。

なお、スマホやパソコンを操作しているときに「デバイスが接続できません」や「デバイスを認識できません」と警告が出る場合があります。こうした表示は、周辺機器の電源が入っていない、BluetoothやWi-Fiがオフになっているなど、機器同士が通信できない状態を示しています。

まずは周辺機器の電源やバッテリー残量を確認し、必要に応じてスマホやパソコン本体、周辺機器の双方を再起動するとよいでしょう。Bluetooth接続の場合は、ペアリングを解除して再登録することも有効です。

マルチデバイスとは

マルチデバイスとは、同じサービスやコンテンツを複数の端末から利用できる仕組みを指します。

たとえば、動画ストリーミングサービスを利用すれば、自宅のテレビで視聴した作品を外出先のスマホからも再生できることがあります。

また、自宅ではパソコンでクラウドストレージに保存した文書を編集し、外出先ではスマホから同じファイルを確認したり利用したりすることも可能です。クラウドストレージとは、インターネット上のサーバーにデータを保管し、ネット環境があればアクセスできるオンライン保存サービスのことです。

動画ストリーミングサービスやクラウドストレージはいずれもマルチデバイスに対応しており、ユーザーは利用する端末を自由に選べます。

クロスデバイスとは

クロスデバイスとは、スマホやパソコン、タブレットなど複数の端末を切り替えても、同じサービスを継続して利用できる仕組みを指します。

たとえば、外出先ではモバイルデータ通信を利用してiPhoneで動画をストリーミング視聴し、自宅に戻ったらパソコンに切り替えて続きを再生できるケースが代表的です。

ユーザーが途中で端末を変えても、同じアカウント情報とクラウド上のデータが共有されているため、再ログインや複雑な設定を行わなくても切り替え時の途中から利用を再開できます。

つまり、端末をまたいでも操作やデータがスムーズに引き継がれるので、場所や状況にあわせて快適にサービスを利用できるメリットがあります。

デバイスドライバーとは

デバイスドライバーとは、スマホやパソコンと周辺機器を正しく連携させるためのソフトウェアです。

たとえば、パソコンにプリンターを接続する場合はパソコン側に、スマホからプリンターを利用する場合はスマホ側に、それぞれ専用のドライバー(デバイスドライバー)をインストールしなければ印刷できない場合があります。

デバイスドライバーは端末の基本OSと機器との間で橋渡しを行い、OSからの命令を機器が理解できる形に変換する役割を担います。OS(オペレーティングシステム)とは、WindowsやmacOS、Android™などのように、アプリやハードウェアを動かす土台となる基本ソフトウェアのことです。

クロスデバイスコンバージョンとは

クロスデバイスコンバージョンとは、ユーザーが複数の端末を切り替えながら最終的に購入や申し込みなどの行動に至ることを指します。

たとえば、通勤中にスマホで気になる商品を探し、自宅に戻ってパソコンから注文を完了するケースが代表的です。

クロスデバイスが「複数の端末をまたいでサービスを利用できる仕組み」を示すのに対し、クロスデバイスコンバージョンは「複数の端末を経由して最終的な成果につながる行動」を指す点が異なります。

デバイスの基本を押さえて必要に応じて活用しよう

デバイスは、スマホやパソコンの本体だけでなく、マウスやキーボード、プリンターなどの周辺機器も含む機器の総称です。

デバイスは、情報を処理して表示する「情報端末」と、情報端末を操作したり機能を補ったりする「周辺機器」の2種類にわけられます。

スマホを快適に使い続けるには、端末の機能や操作性だけでなく、毎月の利用料金も重要です。料金の高さが気になる場合は、料金プランや携帯電話会社の見直しを検討するとよいでしょう。

楽天モバイルの料金プランでは、データ利用量に合わせて料金が自動的に変わるため、たくさん使う人にもあまり使わない人にもおすすめの料金プランです。

家族割引適用※1で、3GBまでは880円/月(税込968円)、20GB超過後はどれだけ使っても2,880円/月(税込3,168円)とデータ使い放題※2なので、データ容量を心配せず快適な通信をご体験いただけます。
※通話料等別
※1 割引・プログラム適用条件あり。詳細はこちらをご確認ください。
※2 混雑時など公平なサービス提供の為に速度制御する場合あり

ぜひ楽天モバイルをご検討ください。

楽天モバイルは使わなければ勝手に安くなる

知らなきゃ損!91.4%の人がおトクになったと回答※1 Rakuten 最強プラン

※1 楽天モバイル「楽天モバイル通信簿2025Ver/データ収集期間2024年12月16日~12月23日」
※ 掲載内容はプラン名・サービス内容の変更によって、一部内容を修正する可能性がございます。

  • この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
  • 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。
CATEGORY : 基礎知識
TAG : #通信