iPhoneで「液体が検出されました」と表示されるのはなぜ?原因や対処法を紹介

iPhoneで「液体が検出されました」という警告が表示されたときは、水没や湿気によってコネクターなどに液体が付着している可能性があります。故障を防ぐには、水分を拭き取り自然乾燥させるなど、適切な対応が必要です。
今回は、「液体が検出されました」の警告が表示される原因・対処法を解説します。
iPhoneの液体検出に関する警告の表示内容
iPhone 7以降には耐水性能が備わっています。しかし、iPhoneの耐水性能は日常的な使用によって低下するため、水濡れや水没による水の浸入を完全に防げるとは限りません。
iPhoneに水が浸入した際に表示される液体検出の警告には、以下の4種類があります。
・「充電はできません」
・「USB-Cコネクタで液体が検出されました」
・「Lightningコネクタで液体が検出されました」
・「液体を検出しました」
誤った対処法を避けるためにも、これらの警告がどのような状況で表示されるのかを把握しておきましょう。
「充電はできません」
水没や濡れた手での操作、湿度の高い環境での結露などによって、コネクターに液体が検出されることがあります。その状態でLightningコネクター搭載のiPhoneを充電器に接続すると「充電はできません」と画面に表示されます。
Lightningコネクターは、iPhoneの充電に使用する端子で、iPhone 5からiPhone 14までの機種に採用されています。
「USB-Cコネクタで液体が検出されました」
USB Type-C - USB Type-AケーブルでiPhoneに充電器やアクセサリを接続したときに、液体が検出されると「USB-Cコネクタで液体が検出されました」と表示されます。
USB Type-Cコネクターは、iPhone 15以降の機種で採用されています。
「Lightningコネクタで液体が検出されました」
充電用以外のLightningアクセサリをiPhoneに接続したときに、液体が検出されると、「Lightningコネクタで液体が検出されました」という警告が表示されます。
充電用ではないLightningアクセサリには、以下のようなものが挙げられます。
・Lightningコネクター対応の有線イヤホン
・Lightning - 3.5mmヘッドホンジャックの変換アダプター
・HDMI変換アダプター
・SDカードリーダー
「液体を検出しました」
USB Type-CアクセサリをiPhoneに接続したときに液体が検出されると、「液体を検出しました」という警告が表示されます。
USB Type-Cアクセサリとしては、以下のようなものが挙げられます。
・有線イヤホン
・ヘッドホンジャックへの変換アダプター
・HDMI変換アダプター
・SDカードリーダー
「液体が検出されました」の警告が表示される原因
iPhoneで「液体が検出されました」などの液体検出の警告が表示される主な原因は、以下が挙げられます。
・iPhoneを水没させたため
・濡れた手で操作したため
・湿度の高い環境で使用していたため
それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。
iPhoneを水没させたため
iPhoneの水没が原因で「液体が検出されました」などの警告が表示されるケースがあります。
たとえば、iPhoneを水中に落とすと、コネクターの奥に水が入り込み、液体検出の警告が表示される原因になります。
また、iPhoneに飲み物をこぼしたり、雨で濡れたりした場合にも、液体が検出されることがあります。
濡れた手で操作したため
濡れた手でiPhoneを操作して、手や指先の水分がコネクターに付着すると、液体検出の警告が表示されることがあります。
たとえば、手を洗った直後や洗い物の最中などに手が濡れたままiPhone本体に触れると、コネクターを濡らしてしまうことがあるため、注意が必要です。
コネクターに水分が付着したまま充電するとショートや腐食の原因になることがあり、iPhone本体を故障させてしまう可能性もあります。
湿度の高い環境で使用していたため
iPhoneを直接水に濡らしていなくても、湿気が原因で液体検出の警告が表示されることもあります。
たとえば、お風呂場や脱衣所、サウナ、加湿器の近くなど、湿度が高い場所でiPhoneを使用していると、充電ポートの内部で結露が発生することがあります。
また、夏場に冷房の効いた室内から屋外へ出たときや、冬場に屋外から暖かい室内に移動したときなども、急激な温度変化で結露が発生しやすくなります。
iPhoneが濡れていて「液体が検出されました」と表示されているときの対応方法

iPhoneが濡れていて「液体が検出されました」などの警告が表示されているときは、液体を拭き取り、ケーブル類をすべて取り外した状態で自然乾燥させましょう。
具体的には、以下の手順で対応を行ってください。
1.液体を拭き取る
2.iPhoneを自然乾燥させる
3.30分以上経ってから再度接続する
4.再び警告が表示される場合は丸一日置いて自然乾燥させる
液体を拭き取る
iPhone本体の表面が濡れている場合は、糸くずの出ないレンズクロスなどの柔らかい布で液体を拭き取りましょう。
水以外の液体がiPhone本体に飛び散ったときは、表面を拭く前に、液体が付着している部分を水道水ですすいで洗い流します。このとき、水が入らないようコネクターやスピーカー部分に十分注意しましょう。
iPhoneを自然乾燥させる
液体を拭き取った後は、自然乾燥させましょう。
コネクターに水滴が入っている場合は、乾かす前にiPhoneのコネクター部を下向きにして手に持ち、背面を優しくたたいてできるだけ水分を取り除きます。
自然乾燥させるには、風通しのよい乾燥した場所にiPhoneを置いてください。また、扇風機などでコネクターに直接風を当てると早く乾かせることがあります。ただし、ドライヤーなどの熱源を使うことは避けてください。
30分以上経ってから再度接続する
30分以上自然乾燥させた後は、Lightning/USB Type-Cケーブルを接続して充電するか、アクセサリを接続し、警告が再び表示されるかどうかを確認してみましょう。
警告が表示されなければ、iPhoneの乾燥は完了です。
再び警告が表示される場合は丸一日置いて自然乾燥させる
ケーブルやアクセサリを接続した際に再び液体検出の警告が表示される場合は、コネクターにまだ液体が残っていると考えられます。
すぐにケーブルを外し、風通しのよい乾燥した場所でさらに丸一日置いて自然乾燥させましょう。丸一日経った後に充電ケーブルやアクセサリを再度接続して、警告が表示されるか確認してみてください。
水没の確認は液体浸入インジケータから可能
iPhoneを水没させたときなど本体内部への液体の浸入が不安な場合は、本体に内蔵されている液体浸入インジケータ(LCI)で浸入の有無を確認できます。
液体浸入インジケータは、iPhone本体の側面などにあるSIMカードトレイの内部にあります。なお、SIMカードトレイの位置は、iPhoneの機種によって異なります。SIMカードトレイとは、携帯電話会社の通信・通話を利用するためのSIMカードを入れる場所です。
液体浸入インジケータを確認する場合は、水分を本体内部に浸入させることを避けるために、完全に自然乾燥させてから行ってください。
液体浸入インジケータは、ライト付きの拡大鏡などを使うと確認しやすくなります。インジケータの色は、通常は白やシルバーで、液体に触れると全体が赤色に変化します。
iPhoneが濡れているときにやってはいけないこと
iPhoneの乾かし方として、いくつか避けるべき方法があります。iPhoneが濡れているときにやってはいけないことを、以下で見ていきましょう。
ドライヤーで乾かす
iPhoneを乾かすためにドライヤーを使うのは厳禁です。ドライヤーの熱風は、内部の精密部品やバッテリーなどを傷める原因になることがあります。
早く乾かしたい場合も、扇風機など熱源なしの涼風をあてるようにしてください。
綿棒などをコネクターに挿入する
水分を直接拭き取ろうとして、綿棒やペーパータオル、ティッシュなどをコネクターに差し込むことは避けましょう。
綿棒やペーパータオルで掃除すると、繊維や紙くずが内部に残ってしまい、接触不良の原因になることがあります。また、コネクター内部には繊細なピンが並んでいて、綿棒などで掃除をすると内部を傷つけてしまうリスクもあります。
米の袋に入れて乾かす
米のもつ吸湿性を利用しようとしてiPhoneと米を同じ袋に入れて乾かす方法は、米の細かな粒子がコネクターやスピーカーの穴に入り込み、iPhoneを損傷させるおそれがあるため行わないようにしましょう。
Apple公式でも、米の袋に入れてiPhoneを乾かす方法は禁止事項としています。iPhoneが濡れてしまったときも、自然乾燥で乾かすようにしてください。
濡れていないのに「液体が検出されました」と表示されるときの対応方法

濡れていないのに「液体が検出されました」と表示されるときは、以下の対応方法を試してみましょう。
・純正ケーブルなどに交換して充電してみる
・本体を再起動する
・修理を依頼する
純正ケーブルなどに交換して充電してみる
ケーブルに問題がある場合、「液体が検出されました」などの警告が誤って表示される可能性があります。
純正品、USB-IF認証品、MFi 認証品などの信頼できる充電ケーブルに交換し、警告が表示されるか確認してみましょう。
純正品や認証品がない場合も、別のケーブルで警告が表示されなくなればケーブルが原因と特定できるので、手持ちの非純正品/非認証品のケーブルで試してみてください。
本体を再起動する
本体の不具合が原因で「液体が検出されました」などの警告が表示されている場合、再起動で解決できる可能性があります。
iPhoneは、以下の手順で再起動が可能です。
1.電源オフスライダを表示する(iPhone X以降は片方の音量調節ボタンとサイドボタンを長押し、iPhone SE/iPhone 8以前はサイドボタンを長押しすると電源オフスライダが表示される)
2.スライダをドラッグして電源オフにする
3.サイドボタンをAppleロゴが表示されるまで長押しして、再度電源をオンにする
修理を依頼する
上記の対処法で解決できない場合や、充電ケーブルを接続するたびに警告が表示される場合は、本体が故障している可能性もあるので修理の依頼を検討しましょう。
Apple正規の修理サービスは、Apple StoreやApple正規サービスプロバイダによる「持ち込み修理」や「配送修理」が依頼できます。
持ち込み修理は、事前に日時を予約して店舗で対応を受けます。配送修理は、Apple指定の宅配業者に集荷を依頼し、製品を送付して修理を受けます。iPhoneの修理依頼については、Apple公式Webサイトをご確認ください。
iPhoneが水没したときの修理費用

iPhoneが水没したときの修理費用は機種ごとに異なります。
たとえばiPhone 17/17 Pro/17 Pro Max/iPhone Airを水没させて「その他の損傷」となる場合、修理費用の見積もりは次のとおりです(2025年11月時点)。
・iPhone 17:98,200円(AppleCare+に加入している場合は12,900円)
・iPhone 17 Pro:123,800円(AppleCare+に加入している場合は12,900円)
・iPhone 17 Pro Max:131,800円(AppleCare+に加入している場合は12,900円)
・iPhone Air:114,800円(AppleCare+に加入している場合は12,900円)
iPhoneが液体によって損傷した場合は、Apple製品1年限定保証の対象にはなりません。保証が適用されず、修理費用が自己負担となる点は、あらかじめ理解しておきましょう。
iPhoneへの液体の浸入を避けるための日頃の対策
iPhone本体に液体を浸入させるリスクを減らすためには、日頃のちょっとした対策が重要です。液体の浸入を避けるための主な対策は、以下が挙げられます。
・水場での利用を控える
・濡れた手で操作しない
・急激な温度変化を避ける
・防水性のあるスマホケースを利用する
お風呂やプールなどの水場で使う、手を洗った後にそのまま触るなど、iPhoneを水に濡らさないように注意することが重要です。
また、冬場に屋外から暖かい室内に移動するときなどは、カバンに入れたまま少しずつ温度に慣らすなど、急激な温度変化を与えないようにすると結露を防ぎやすくなります。
そのほか、防水性のあるスマホケースを使って対策する方法もあります。特に全面をカバーするタイプのケースであれば、液体の浸入を防ぐのに効果的です。
「緊急時につき無視」をタップして充電はできる?
液体検出の警告が表示されたときは、警告のポップアップ内で「緊急時につき無視」という選択肢をタップすれば、引き続き充電を継続することも可能です。
ただし、液体がコネクターに付着した状態で充電を継続すれば、ショートや腐食を引き起こすリスクがあります。iPhoneが故障する可能性もあるので、緊急時を除いては充電を避けるようにしましょう。
「液体が検出されました」と表示されたときは適切に対応しよう
「液体が検出されました」といった警告が表示された場合、まずはケーブルを抜き、iPhoneを風通しのよい場所で自然乾燥させることが最優先です。焦ってドライヤーを使ったり、綿棒を差し込んだりすると、かえって故障の原因になるおそれがあります。
正しい対処法で乾燥させても警告が消えない場合は、本体の故障が疑われるので修理の依頼も検討しましょう。また、修理費用が高額になる場合や、本体の不具合が増えている場合は、iPhoneの買い替えを検討するのも選択肢のひとつです。
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