IPoEとは?PPPoEとの違いやIPv6・IPv4との関係をわかりやすく解説!

IPoEとは?PPPoEとの違いやIPv6・IPv4との関係をわかりやすく解説!
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2026.03.23

自宅からインターネットを利用する(プロバイダーや回線を変える)ことを検討中の人は、「IPoE」という単語を見聞きしたことがあるでしょう。

IPoEとは、新しいインターネット接続方式です。今回は、従来の接続方式PPPoEとの違いや、IPv6・IPv4との関係をわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。

目次

インターネットの接続方式と通信方式の概要

インターネットのデータ通信ではさまざまな技術が使われますが、なかでも固定回線を使った接続に関係する要素のうち、広く知られるものは以下の3つです。

・回線の種類(光回線など)
・接続方式(IPoE/PPPoE)
・通信方式(IPv6/IPv4)
回線の種類(光回線など)については、こちらをご確認ください。

自宅の光回線などからインターネットに接続する方式は、新しい方式の「IPoE」と、従来から用いられている「PPPoE」の2種類です。接続方式によって、通信の安定性・速度が変わります。

通信方式には、次世代規格の「IPv6」と、従来から用いられている「IPv4」があります。近年は、特にIPoEおよびIPv6による接続が増えています。
IPv6について詳しくは、こちらをご確認ください。

新しい接続方式IPoEとは?

IPoEとは、新しいインターネット接続方式で、「IP over Ethernet」の略です。IPoEは、IP通信をイーサネット(Ethernet)上で行う方式で、光回線のIPv6接続などで広く使われています。

IPとはインターネットでデータを送受信するためのプロトコル(通信するうえでの共通ルール)で、イーサネットとは企業・学校などのLAN(構内通信網)で用いられる規格です。

IPoEでは、NTE(Network Termination Equipment)を通過しないため、従来の方式に比べて高速で安定的に通信できます。NTEとは、ISP(プロバイダー)側に設置されるネットワーク終端装置で、PPPoE方式では混雑の要因になりやすい設備です。

なお、IPoEでインターネットに接続するには、IPoEに対応した回線の契約と、IPoEに対応したルーターの用意が必要になります。

従来の接続方式PPPoEとの違いは?

PPPoEとは、従来のインターネット接続方式で、「PPP over Ethernet」の略です。電話回線を前提とした接続方式であるPPP(Point-to-Point Protocol)をイーサネット上で利用可能にした方式です。

PPPoEでは、必ずNTEを経由してインターネットに接続します。そのため、アクセスが増加するとボトルネックであるNTEが混雑し、通信速度が低下します。また、PPPoEでは、IDとパスワードによる認証が必要です。

新しいインターネット接続方式IPoEと従来の接続方式であるPPPoEの主な違いを下表にまとめました。

接続方式

IPoE

PPPoE

NTE(ネットワーク終端装置)の有無

なし

あり

設定方法

IDとパスワードによる認証が不要(回線認証のみ)

IDとパスワードによる認証が必要

安定性・通信速度

PPPoEに比べて安定的で高速

IPoEに比べると不安定で通信速度が遅い

セキュリティ

IPsecが標準搭載

オプションとしてIPsecを利用可能

接続できるWebサイト

原則としてIPv6アドレスのWebサイトのみ

IPv6アドレスのWebサイトおよびIPv4アドレスのWebサイト

IPsec(アイピーセック)とは、送受信されるデータをプロトコルレベルで暗号化する仕組みです。

通信方式「IPv6」と「IPv4」とは?

IPv6(Internet Protocol Version 6)はIPの次世代規格で、国内の光回線ではIPoE方式のIPv6接続として提供されることが多い規格です。IPとはインターネットでデータを正しく伝送するための規約のひとつで、IPv6はその「バージョン6」となります。

IPv6では、IPアドレスが128ビット(0と1を128桁並べた2進数)で表されます。番号に使える桁数が大幅に増えるイメージのため、割り当て可能なアドレス数が非常に多く、現時点では枯渇する心配はありません。

IPv4(Internet Protocol Version 4)は従来から使われてきたIPの規格で、多くのWebサイトが現在もIPv4で運用されています。IPv4では、IPアドレスが32ビット(0と1を32桁並べた2進数)で表されます。現時点では、利用可能なIPv4アドレスの数は残りわずかであり、IPアドレスの枯渇問題を解決するためにIPv6への移行が進められています。

IPoEはIPv6接続が前提のため、原則としてIPv4アドレスのWebサイトにはアクセスできません。他方、PPPoEでは、IPv6アドレスのWebサイトにもIPv4アドレスのWebサイトにもアクセスが可能です。

「IPv4 over IPv6」ならIPv4アドレスのWebサイトにIPoEでアクセスできる

原則として、IPoEでは、IPv4アドレスのWebサイトにはアクセスできません。しかし、「IPv4 over IPv6」という技術を用いれば、IPoEでもIPv4アドレスのWebサイトにアクセスが可能です。

「IPv4 over IPv6」は、IPv4のパケットデータをIPv6のパケットに含ませて通信する技術です。なお、プロバイダーとルーターの双方が対応していなければ、「IPv4 over IPv6」は利用できません。

IPoEの概要を理解したうえでインターネットを利用しよう

IPoEとは、従来方式のPPPoEと比べて混雑の影響を受けにくく、高速で安定的に通信が可能な新しいインターネット接続方式です。

IPoEでは、原則としてIPv6アドレスのWebサイトにしかアクセスできません。ただし、「IPv4 over IPv6」という技術を用いれば、IPoEでもIPv4アドレスのWebサイトにアクセス可能です。なお、「IPv4 over IPv6」を利用するためには、プロバイダーとルーターの双方が対応している必要があります。

IPoEのような接続方式の違いを理解すると、「自宅ではどの回線を使うべきか」「そもそも固定回線が必要か」といった点も検討しやすくなるでしょう。

そのうえで、固定回線を利用する場合は、IPoE対応の光回線サービスを選ぶと、混雑の影響を受けにくく安定した通信が期待できます。

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