Facebookアカウントを削除する方法は?事前準備や注意点を解説

Facebookアカウントを削除する方法は?事前準備や注意点を解説
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2026.06.19

Facebookを利用しなくなった場合やスマホの買い替えを機に退会したいときには、アカウントの削除が必要です。

ただし、削除のほかにアカウントの停止(利用解除)という選択肢もあるため、違いを理解しましょう。
今回は、削除と停止の違いや具体的な削除手順に加え、削除前に行うべき準備、知っておきたい注意点を解説します。

目次

Facebookアカウントの「削除」と「停止」の違い

Facebookの利用をやめたいとき、選べる手段は「アカウントの削除(退会)」と「アカウントの停止(利用解除)」の2つです。名前は似ていますが、その内容はまったく異なります。

まずは以下の表で、主な違いを確認してみてください。

項目

削除(退会)

停止(利用解除)

ほかのユーザーからの見え方

・プロフィール・投稿・いいねなどがすべて消える

・検索にもヒットしなくなる

・プロフィールや投稿が非表示になる

・データ自体は残っている

再開の可能性

・削除操作から30日以内なら再ログインでキャンセル可能

・30日を過ぎると完全に消滅し、復元できない

・再ログインすると再開できる

データの扱い

・写真・投稿・友達リストなどすべてのコンテンツが完全に消去される

・Facebook上にデータが保存され続ける

・再開時も情報はそのまま残る

簡単にまとめると、削除は「Facebookとの関係を完全に断つ」操作であり、停止は「一時的にお休みする」操作だといえます。

Facebookのチャット・通話アプリ「Messenger(メッセンジャー)」の利用可否やほかのサービスへのログイン連携にも影響が出るため、どちらを選ぶかは慎重に判断する必要があるでしょう。

それぞれの選択肢について、次項でさらに詳しく解説します。

Facebookアカウントの「削除」

「削除」はFacebookを退会する手続きにあたり、一度完了すると同じアカウントを復元することはできません。

ただし、削除リクエストを送信してからすぐにアカウントは消えるわけではなく非表示になり、30日間の猶予期間が設けられています。期間内に再ログインすれば、削除がキャンセルとなってアカウントを元に戻すことが可能です。

30日を過ぎると完全に削除され、以下のようなデータを復元できなくなります。

  • プロフィール情報
  • 投稿したコンテンツ
  • アクティビティの履歴

一方で、送信済みのメッセージは、相手側に残り続けます。自分のアカウントが消えても、やり取りの内容が相手の受信欄から自動的に消去されるわけではありません。

今後Facebookを利用する予定がなく、データの保持も不要だと判断した場合には、削除を選びましょう。

なお、Facebookのアカウントを削除する方法については、「Facebookアカウントを削除する方法」で紹介しています。

Facebookアカウントの「停止」

Facebookにおけるアカウントの「停止」は、正式には「利用解除」と呼ばれる機能です。

削除とは異なり、アカウントそのものやこれまでの投稿データはFacebook上に保持されたまま残ります。

そのため、再び利用したくなったときは、ログインするだけでいつでもアカウントを再開できるのが大きな特長です。

ただし、停止中はほかのユーザーからするとタイムラインが表示されなくなり、プロフィールを検索・閲覧できません。

一時的にFacebookから離れたい場合や、将来的に利用を再開する可能性がある場合は、削除ではなく停止を選ぶとよいでしょう。

アカウントを停止する手順は以下のとおりです。

  1. 「Facebook」アプリを開き、メニュー(三本線アイコン)をタップする
  2. 「設定とプライバシー」をタップする
  3. 「設定」をタップする
  4. 「アカウントセンター」をタップする
  5. 「アカウントの管理」をタップする
  6. 利用解除したいアカウントの「管理」をタップする
  7. 「利用解除または削除」をタップする
  8. 「アカウントの利用解除」をオンにして、「次へ」をタップする
  9. パスワードを入力して「次へ」をタップする
  10. 引き続き案内に従って確認を行い、手続きを完了させる

なお、停止中もMessengerは引き続き利用できます。外部サービスへのログインは各サービスの設定によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。

Facebookアカウントの削除前に行うべきこと

Facebookアカウントの削除前に行うべきことは、主に以下のとおりです。

  • Facebook上のデータをエクスポートする
  • 「Facebookでログイン」しているサービスを整理する
  • 管理しているグループの引き継ぎをする
  • Meta Payを整理する
  • Facebookに登録したメールアドレスとパスワードを確認する

それぞれ順番に解説します。

Facebook上のデータをエクスポートする

アカウントの削除リクエストを送信してから30日が経過すると、写真や動画、投稿内容などすべてのデータが完全に消去され、復元することはできません。

思い出の写真やこれまでのやり取りを手元に残しておきたい場合は、削除を実行する前にデータのエクスポートを済ませておくと安心です。

Facebookでは、投稿やメッセージなどの情報を一括でエクスポートできます。手順は以下のとおりです。

  1. 「Facebook」アプリを開き、メニュー(三本線アイコン)をタップする
  2. 「設定とプライバシー」をタップする
  3. 「設定」をタップする
  4. 「アカウントセンター」をタップする
  5. 「あなたの情報とアクセス許可」をタップする
  6. 「あなたの情報をエクスポート」をタップする
  7. 「エクスポートを作成」をタップする
  8. ダウンロードしたいアカウントを選択する
  9. エクスポート先を選ぶ
  10. ダウンロードしたいデータの期間や画質などを設定したら「エクスポートを開始」をタップする

投稿データが多い場合はファイルの作成に時間がかかることがあるため、余裕を持って作業するのがおすすめです。

なお、ダウンロードしたファイルには友人のメールアドレスなどが含まれる場合もあるため、保管先のセキュリティにも気を配りましょう。

「Facebookでログイン」しているサービスを整理する

普段あまり意識していなくても、アプリやWebサービスの中にはFacebookアカウントを使ってログインしているものがあるかもしれません。

Facebookアカウントを削除すると、それらのサービスへFacebook経由でアクセスできなくなるため、事前に連携状況を確認しておくことが重要です。

連携中のサービスは、以下の手順で確認できます。

  1. 「Facebook」アプリを開き、メニュー(三本線アイコン)をタップする
  2. 「設定とプライバシー」をタップする
  3. 「設定」をタップする
  4. 「アプリとウェブサイト」をタップする
  5. 連携しているサービスの一覧を確認する

FacebookアカウントでログインしているアプリやWebサービスが見つかったら、アカウント削除の前にメールアドレスやパスワードなど別のログイン方法を設定しておきましょう。

各サービス側のアカウント設定画面から、ログイン方法の変更や追加が可能です。長期間Facebookを使っている人ほど連携先が多い傾向にあるため、見落としがないよう一覧をひとつずつ確認しましょう。

管理しているグループの引き継ぎをする

Facebookには、共通の趣味や目的を持つユーザー同士が情報交換や交流を行える「グループ」機能があります。グループにはメンバーの承認や設定変更などを行う管理者が存在し、運営の中心的な役割を担っています。

自分がグループの唯一の管理者である場合は、アカウント削除の前に運営体制を確認しておくことが重要です。

唯一の管理者がグループを離れる、またはアカウントを利用解除・削除する際には、新しい管理者を招待するよう案内されます。今後もグループを継続したい場合は、事前に信頼できるメンバーに管理者権限を引き継いでおくと安心です。

管理者の追加は、グループのメンバー一覧から対象者を選び、管理者権限を付与することで設定できます。

一方、グループそのものが不要であれば、メンバーを全員退会させてから、最後に自分が退会すると、グループは自動的に削除される仕組みです。

また、新しい管理者を選ばなかった場合や、新しい管理者になることを7日以内に誰も承諾しなかった場合、グループは一時停止されます。

いずれの場合も、事前にグループのメンバーへ方針を伝えておくと、混乱を防ぐことができます。

Meta Payを整理する

Meta Payとは、FacebookやInstagram(インスタグラム)、Messengerなど、Meta社が提供するサービス上で利用できる決済機能です。クレジットカードやデビットカードなどの支払い情報を登録しておくと、対応サービス内での購入や送金をスムーズに行えます。

Facebookアカウントを削除する際、Meta Payに支払い情報が登録されたままだと、意図しない請求やセキュリティ上のリスクにつながるおそれがあります。

アカウント削除の前に、登録済みの支払い方法を確認し、不要であれば削除しておくのが安心です。

Meta Payの支払い方法を削除する手順は以下のとおりです。

  1. 「Facebook」アプリを開き、メニュー(三本線アイコン)をタップする
  2. 「設定とプライバシー」をタップする
  3. 「設定」をタップする
  4. 「アカウントセンター」をタップする
  5. 「Meta Pay」をタップする
  6. 「管理」をタップする
  7. 登録されている支払い方法の一覧が表示されるため、削除したいカードやアカウントをタップする
  8. 表示に従って支払い方法を削除する

なお、未処理の請求やサブスクリプションの支払いが残っている場合は、先にそれらを精算・解約してから削除する必要があります。

Meta Payの支払い情報はFacebookだけでなくInstagram(インスタグラム)などほかのMetaサービスとも同期されている場合があるため、併せて確認しておくとよいでしょう。

Facebookに登録したメールアドレスとパスワードを確認する

前述のとおり、Facebookアカウントは削除リクエストから30日以内であれば復元が可能です。

ただし、復元するには削除したアカウントに再度ログインする必要があり、その際に登録済みのメールアドレス(または電話番号)とパスワードが求められます。

情報がわからないと復元の手続きが進められなくなるため、削除を実行する前に必ず確認しておきましょう。

登録済みのメールアドレスや電話番号は、以下の手順で確認できます。

  1. 「Facebook」アプリを開き、メニュー(三本線アイコン)をタップする
  2. 「設定とプライバシー」をタップする
  3. 「設定」をタップする
  4. 「アカウントセンター」をタップする
  5. 「プロフィールと個人の情報」をタップする
  6. 「連絡先情報」でメールアドレスや電話番号を確認する

一方、パスワードについてはセキュリティ上の理由からFacebook内で直接確認する方法はありません。

もしも現在のパスワードを覚えていない場合は、「アカウントセンター」の画面で「パスワードとセキュリティ」をタップし、「パスワードを変更」で変更しましょう。

また、アカウントを削除した後のログイン画面の「パスワードを忘れた場合」からも、メールアドレスや電話番号を使ってリセットできます。

万が一に備えて復元の選択肢を残すためにも、削除の前にログイン情報を手元に控えておくことをおすすめします。

Facebookアカウントを削除する際に知っておきたいこと

Facebookアカウントを削除する際に知っておきたいことは、主に以下のとおりです。

  • MessengerやMeta Questのアカウントも失われる
  • 30日以内であればFacebookアカウントの削除をキャンセルできる

それぞれ順番に解説します。

MessengerやMeta Questのアカウントも失われる

Messengerは、Facebook上の友達とテキストや音声通話、ビデオ通話などでやり取りできるメッセージアプリです。Facebookアカウントと連携して利用する仕組みになっており、個人間の連絡手段として多くのユーザーに活用されています。

Facebookアカウントを削除すると、Messengerも利用できなくなります。過去のメッセージ履歴にアクセスできなくなるため、仕事や個人用の連絡手段として日常的に使っている場合は影響が大きいでしょう。

Meta Questは、Meta社が提供するゴーグル型のVR機器およびその機器向けのサービス全体を指します。Meta QuestにFacebookアカウントを連携して利用している場合も、アカウント経由での購入履歴やソーシャル機能に影響が出る可能性があります。

ただし、Meta Questは現在Facebookアカウントとは別の「Metaアカウント」でログインできる仕組みに移行しているため、事前にMetaアカウントへの切り替えが済んでいれば、VR機器の利用に支障はありません。

そのほか、Meta Payなどの決済サービスも使えなくなる可能性があります。Instagram(インスタグラム)のアカウントは削除されませんが、Facebookと連携している場合は影響が出ることがある点には注意しましょう。

なお、削除ではなくアカウントの「停止(利用解除)」を選んだ場合、Messengerは引き続き利用でき、Meta Questの利用にも影響はありません。完全にFacebookをやめるかどうか迷っている人は、まず停止を選んで様子を見るのもひとつの方法です。

30日以内であればFacebookアカウントの削除をキャンセルできる

Facebookのアカウント削除はリクエストを送信した時点では完了しません。前述のとおり30日間の猶予期間が設けられており、期間内であれば削除をキャンセルしてアカウントを元の状態に戻すことが可能です。

削除リクエストを送信した後に「やはりアカウントを残しておきたい」と気持ちが変わった場合でも、慌てる必要はありません。猶予期間中に再ログインして「削除をキャンセル」をタップすると、手続きは取り消されます。

具体的なキャンセルの手順については、「削除したFacebookアカウントを復活させる方法」で詳しく解説しています。

Facebookアカウントを削除する方法

Facebookアカウントの削除は、「Facebook」アプリやMetaアカウントセンターから行います。

Metaアカウントセンターは、FacebookやInstagram(インスタグラム)などMeta社の複数サービスを一元管理できる設定画面です。

MetaアカウントセンターからFacebookアカウントを削除する手順は、以下のとおりです。

  1. 「Facebook」アプリを開き、メニュー(三本線アイコン)をタップする
  2. 「設定とプライバシー」をタップする
  3. 「設定」をタップする
  4. 「アカウントセンター」をタップする
  5. 「アカウントの管理」をタップする
  6. 削除したいアカウントの「管理」をタップする
  7. 「利用解除または削除」をタップする
  8. 「アカウントの削除」をオンにして、「次へ」をタップする
  9. 引き続き案内に従って確認を行い、手続きを完了させる

アカウントセンターを使うと、Facebook以外のMetaサービスのアカウント状況も併せて確認できる点がメリットです。

Instagram(インスタグラム)などほかのMetaアカウントと連携している方は、削除による影響範囲をこの画面で事前に確認しておくとよいでしょう。

削除したFacebookアカウントを復活させる方法

Facebookアカウントは削除リクエストを送信してから30日以内であれば復元が可能です。手続き後に「やはり削除をやめたい」と考えが変わった場合は、以下の手順でキャンセルできます。

  1. 「Facebook」アプリまたはブラウザからログイン画面を開く
  2. 削除をリクエストしたアカウントのメールアドレス(または電話番号)とパスワードを入力してログインする
  3. 画面に表示される「削除をキャンセル」をタップする

上記の操作を行うと、削除リクエストは取り消され、そのまま利用を再開することが可能です。

ただし、30日の猶予期間を過ぎてしまうと、アカウントは完全に削除され、いかなる方法でも復元できなくなります。復元の可能性を残しておきたい場合は、削除リクエストを送信した日付を控えておくとよいでしょう。

Facebookアカウントは事前確認や準備をして、必要に応じて削除する

Facebookアカウントの削除は、一度完了すると元に戻すことができない重要な操作です。

写真や投稿などのデータはすべて失われるほか、Facebookアカウントでログインしていた外部サービスにもアクセスできなくなります。

そのため、削除を実行する前に、データのエクスポートや連携サービスのログイン方法の切り替えといった準備を確実に済ませておくことが大切です。

ただし、削除のリクエストを送信してから30日以内であれば、キャンセルができアカウントを復元できます。

また、Facebookアカウントの整理をきっかけに、連携しているアプリや毎月の固定費を見直すのもひとつの方法です。たとえば、スマホの料金プランを見直すことで、不要な支出の削減にもつながる場合があります。

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