ストレージとは?容量が不足した場合の対処法や選び方をわかりやすく解説

スマホやパソコンでデータを保存するためには、十分なストレージの容量が必要です。ストレージの容量が不足しているとデータを保存できなくなってしまうほか、動作が不安定になったり、アプリやOSの更新ができなくなったりする可能性があります。
今回は、ストレージの基本的な情報や種類、容量が不足した場合の対処法などを解説します。
ストレージとは
ストレージとは、スマホやパソコンなどでデータを保存するための記憶装置のことです。
一般的なスマホやパソコンには最初からストレージが内蔵されており、写真や動画、アプリ、文書ファイルなどのデータは内蔵されたストレージに保存される仕組みになっています。
内蔵されているストレージの容量は決まっていますが、製品の種類によっては後から増やすことも可能です。
ストレージは3種類ある
ストレージには以下の3種類があり、特徴が異なります。
・内部ストレージ
・外部ストレージ
・クラウドストレージ
それぞれ詳しく紹介します。
内部ストレージ
内部ストレージとは、スマホやパソコンに最初から内蔵されているストレージのことです。
内部ストレージの容量は、製品の購入時にいくつかの選択肢から選べるのが一般的です。たとえば、iPhoneでは、購入時に複数の容量(128GB、256GB、512GB、1TBなど)から選べるモデルがあります。
また、ストレージの選択肢は製品によって異なり、上位モデルのほうが多くのストレージから選べる傾向にあります。
なお、パソコンは種類によって内部ストレージを増設し、容量を増やすことが可能ですが、スマホは内部ストレージの増設が基本的にできません。
外部ストレージ
外部ストレージとは、外付けで使用するタイプのストレージのことです。一般的には、スマホやパソコンに物理的に接続して使います。
外部ストレージの代表的な例は、USBメモリやSDカード、外付けのHDD・SSDなどです。種類によって容量やデータの転送速度は異なり、優れた性能を持つ製品ほど価格は高額になります。
クラウドストレージ
クラウドストレージは、インターネット上のサーバーにデータを保存できるストレージのことです。クラウドストレージのサービスとして有名なのは、Apple社が提供している「iCloud(アイクラウド)」や、Google社の「Google One(グーグルワン)」などです。
インターネット環境さえあればさまざまな製品からいつでもストレージに接続できます。ストレージの容量は料金プランごとに異なり、プランを変更するだけで容量を増減することが可能です。
ただし、サービスによってはセキュリティ面に懸念がある場合もあるため、どのクラウドストレージを利用するかは慎重に選ぶ必要があります。
なお、楽天モバイルのご契約で、スマホの写真や動画をかんたんに保存できるクラウドストレージサービス「楽天ドライブ」を50GBまで無料でご利用いただけます。
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※Rakuten最強プラン、Rakuten最強プラン(データタイプ)、Rakuten最強U-NEXTのご利用者が対象です。
※サービスのご利用には別途通信料が発生します。
※ストレージの容量には上限があります。
※予告なくサービスを中止または変更する場合があります。
※iCloudについて詳しくは、こちらをご確認ください。
※Google Oneについて詳しくは、こちらをご確認ください。
ストレージの容量が不足するとどうなる?
スマホやパソコンのストレージの容量が不足すると必要なデータを保存できず、さまざまなシーンで不便が生じます。特に内部ストレージの容量不足は、以下のような深刻なトラブルを引き起こす可能性があるため注意が必要です。
・動作が重くなる
・操作中に強制終了や再起動を繰り返す
・写真撮影やダウンロードなど一部の処理が失敗しやすくなる
・OSをアップデートできない
このようなトラブルを避けるためにも、ストレージの容量は余裕を持って確保しておくようにしましょう。
内部ストレージの空き容量を調べる方法
内部ストレージの空き容量を確認する方法は、製品の種類や機種によって異なります。以下では、内部ストレージの空き容量を調べる方法をスマホとパソコンにわけて紹介します。
スマホの場合
スマホの場合は、「設定」アプリから内部ストレージの容量を確認できます。具体的な確認手順はスマホの機種によってやや異なりますが、多くの場合は以下の手順に沿って操作することで内部ストレージの容量を調べられます。
<Android™スマホの場合>
1.「設定」アプリを開く
2.「デバイス情報」>「ストレージ」の順にタップする

3.内部ストレージの利用状況と空き容量が表示されるので確認する
<iPhoneの場合>
1.「設定」アプリを開く
2.「一般」>「iPhoneストレージ」の順にタップする

3.内部ストレージの利用状況と空き容量が表示されるので確認する
パソコンの場合
パソコンの場合は、搭載されているOSの種類によって内部ストレージの確認方法が異なります。例としてWindowsとMacで内部ストレージを確認する手順を紹介します。
<Windowsの場合>
1.スタートボタンを右クリックする
2.表示された項目から「エクスプローラー」を開く
3.左側のメニューから「PC」の項目をクリックする
4.内部ストレージの利用状況と空き容量が表示されるので確認する
<Macの場合>
1.画面左上のAppleマークをクリックし、「システム設定」を開く
2.表示されたメニューの項目から「一般」をクリックする
3.右側にある項目から「ストレージ」をクリックする
4.内部ストレージの利用状況と空き容量が表示されるので確認する
「ストレージの空き容量がありません」と表示された場合の対処法

スマホやパソコンの内部ストレージに十分な空き容量がないと、画面上に「ストレージの空き容量がありません」と表示されることがあります。この表示が出ている場合、内部ストレージに新しいデータを保存できません。
内部ストレージの空き容量が不足している場合の対処法としては、不要なデータを削除したり、保存先を外部ストレージやクラウドストレージへ移したりするのが有効です。以下で、詳しく見ていきましょう。
※スマホの空き容量を増やす方法について詳しくは、こちらをご確認ください。
不要なファイルやアプリを削除する
内部ストレージの空き容量が不足している場合は、現在保存している不要なデータを削除しましょう。不要なファイルやアプリなどを削除すれば、その分内部ストレージの空き容量を増やせます。
不要なデータの中でも、容量が大きいものを優先的に削除すると空き容量を確保しやすいです。たとえば、容量が大きい動画ファイルやゲームアプリなどをまとめて削除すれば、内部ストレージの空き容量を大きく増やせるでしょう。
キャッシュを削除する
キャッシュとは、Webサイトの表示やアプリの動作などを高速化させるために、一時的に保存されるデータのことです。溜まりすぎたキャッシュは内部ストレージの容量を圧迫する原因となるため、定期的に削除するようにしましょう。
キャッシュを削除する方法は製品によって異なりますが、アプリ内のメニューや「設定」アプリなどから削除できます。
※キャッシュを削除する方法について詳しくは、こちらをご確認ください。
内部ストレージを増設・交換する
多くのデスクトップ型のパソコンは、内部ストレージをはじめとしたパーツをカスタマイズすることが可能です。ノートパソコンは、デスクトップ型と比べてカスタマイズの自由度は低いものの、内部ストレージの増設・交換に対応している製品もあります。
カスタマイズ可能なパソコンなら、内部ストレージを新しく増設する、またはより容量の大きい内部ストレージに交換することで、空き容量を増やすことが可能です。
ただし、パソコン初心者の場合、内部ストレージの増設や交換作業が複雑で難しいと感じる可能性もあります。内部ストレージの増設や交換を自力でできるか不安な人は、作業を専門業者に依頼することも検討しましょう。
また、スマホの場合、内部ストレージの増設・交換は基本的にできません。
外部ストレージにデータを移行する
内部ストレージの空き容量を増やすのが難しい場合は、外部ストレージの利用がおすすめです。パソコンにSDカードや外付けSSDなどを接続してデータを移行すれば、その分、内部ストレージの空き容量を増やせます。
なお、外部ストレージは、製品によって容量やデータを読み書きできる速度が異なります。「日常的に利用するなら読み書きする速度を重視する」「保存したいデータ量が多いなら容量を重視する」などのように、自分の環境にあわせて製品を選びましょう。
また、機種によっては、スマホでもSDカードや外付けSSDなどの外部ストレージを利用可能です。スマホ向けの外部ストレージ商品は数多くあるので、使いやすいものを探してみるとよいでしょう。
クラウドストレージにデータを移行する
インターネット環境が整っている人は、クラウドストレージにデータを移行する方法もおすすめです。
クラウドストレージなら、内部ストレージのデータをインターネット経由で手軽に移行できます。外部ストレージと異なり物理的な形が見えず、紛失の心配や物理的な増設の手間がありません。
ストレージの容量や機能はサービスによって異なるため、いくつか比較して使いやすいものを選ぶとよいでしょう。
自分にあったストレージを選ぶポイント
内部ストレージ以外の場所にデータを移す場合や、ストレージを交換・増設する場合、どのストレージを選ぶべきか迷うことがあるかもしれません。
以下で自分にあったストレージを選ぶポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
コストの低さや容量の大きさを重視するならHDDがおすすめ
HDDは、大容量のデータ保存に適したタイプのストレージです。パソコンでは内蔵・外付けの両方で利用できますが、スマホでは基本的に外付けでの利用が一般的です。大容量でありながら低コストで購入できます。
ただし、データを読み書きできる速度は後述のSSDに比べると遅く、アプリなどの起動に時間がかかりやすいデメリットがあります。
また、物理的な衝撃に弱く、外部から圧力が加わると故障してデータが消える可能性もあるため、消えると困るようなデータの保存には向きません。「消えてもよいが念のため保存しておきたいデータ」など、重要性が低い大容量データの保存先に向いています。
機能性を重視するならSSDがおすすめ
使い勝手のよさを重視する人には、SSDがおすすめです。パソコンでは内蔵・外付けの両方で利用できますが、スマホでは基本的に外付けで利用されます。HDDに比べて高速でデータを読み書きできる点が、SSDの特徴です。
メインのストレージとしてSSDを利用すれば、アプリやブラウザなどの挙動が速くなるため、快適にスマホやパソコンを操作できるようになります。また、HDDに比べて耐久性に優れているため、重要性の高いデータも安心して保存できるでしょう。
一方で、ストレージの容量は比較的小さく、価格も高い傾向にあります。そのため、大容量のデータを保存したい人や、できるだけコストを抑えたい人には向かない場合があります。
長期的に利用するならクラウドストレージがおすすめ
長期的にデータを保存したい場合は、クラウドストレージがおすすめです。
外部ストレージでも長期的にデータを保存することは可能ですが、物理的な形を持つ以上、少なからず破損するリスクがあります。同じ外部ストレージを長年利用し、故障などが発生した場合、保存したデータを失ってしまう可能性もあるでしょう。
クラウドストレージはほかのストレージと比べてデータ破損のリスクが低いのが特徴です。長期的にデータを保存したい人でも安心して利用できるでしょう。故障によるデータ消失リスクを分散しやすいことから、企業が利用するケースも多いとされています。
また、クラウドストレージは料金プランを変更するだけで容量を増やせるため、データ容量の不足に悩む心配も少ない点が特徴です。
ただし、外部ストレージと異なり、クラウドストレージの契約期間中は継続的に料金が発生する点に注意しましょう。
セキュリティ性の高い環境でデータ共有をしたいならNASがおすすめ
NAS(Network Attached Storage)は、ネットワークに接続することで複数の機種から同時にアクセスできる外部ストレージです。
「ネットワークに接続してデータにアクセスする」という点ではクラウドストレージと共通していますが、NASの場合はインターネット上のサーバーではなく、個人で所有できるストレージ専用の物理的な製品にデータを保存します。
NASの製品を有線LANケーブルでルーターに接続すると、同じネットワークに属する製品からデータにアクセスできる仕組みです。
ストレージを物理的に管理できるため、第三者から不正にアクセスされるリスクは比較的低くなります。重要なデータをセキュリティ性の高い環境で保存したい人や、複数人でデータを共有したい人には、特に向いているでしょう。
ただし、NASは導入コストが高いため、予算に余裕がない場合には適さない場合があります。また、初期設定や管理がやや難しく、運用にはある程度の専門的な知識が求められます。
よくある質問
ストレージに関するよくある質問を紹介します。
重要なデータをより安全に保存する方法は?
重要なデータをより安全な環境で保存したい場合は、複数のストレージへの保存がおすすめです。たとえば、内部ストレージと外付けSSDの2か所にデータを保存しておけば、片方のデータが破損しても、別のストレージからデータにアクセスできます。
また、ストレージ製品の物理的な破損によってデータが消えないか心配な場合は、クラウドストレージを利用するのもよいでしょう。
ストレージとメモリの違いは?
メモリとは、CPU(処理を担当する中枢パーツ)とストレージでやり取りされるデータを一時的に保存するパーツのことです。ストレージと異なり、メモリのデータは一時的にしか保存されず、スマホやパソコンの電源を切るとデータは消えます。
メモリは主にアプリやプログラムの処理速度に影響し、メモリの容量が大きいほど処理速度も向上しやすい傾向です。
ストレージの容量を把握して適切にデータを管理しよう
スマホやパソコンに保存しているデータを整理せずにいると、内部ストレージの容量が不足する可能性があります。容量が不足している、または不足しそうな場合は、外部ストレージやクラウドストレージの利用を検討しましょう。
スマホで外部ストレージやクラウドストレージを使わず、内部ストレージのみでデータを管理したい人は、より大容量のストレージを搭載した機種への買い替えを検討するのもひとつの方法です。
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