iPhoneの集中モードとは?設定方法・使い方をわかりやすく解説

iPhoneの集中モードを使えば、目の前の仕事・勉強に集中しやすくなります。
通知を許可する連絡先やアプリを設定したり、ロック画面やホーム画面に使う画像を切り替えたりして、集中力を削ぐものを一時的に遮断することが可能です。
今回は、iPhoneの集中モードの機能や使い方・設定方法をわかりやすく解説します。
※操作手順や項目名はiOSバージョンや機種によって異なるため、詳しくはApple公式Webサイトをご確認ください。今回は、iPhone 17(iOS 26)の手順をもとに紹介します。
iPhoneの集中モードとは
「集中モード」は、決まった時間帯や特定の場所にいるときに通知を受け取り、それ以外の通知をオフにすることで、目の前の作業に集中できる環境を整えられるiPhoneの機能です。
「おやすみモード」「仕事」などのモードが選択でき、各モードで通知許可の設定や集中しやすいロック画面・ホーム画面のカスタマイズが可能です。
時刻・場所などに応じて自動で特定の集中モードをオンにする設定もできるので、毎回手動で操作しなくても状況にあわせて起動する使い方もできます。
集中モードの種類
集中モードで選べるモードの種類は、以下が挙げられます。
- おやすみモード
- さまたげ低減
- 仕事
- 睡眠
- 読書
- 運転
- ゲーム
- パーソナル
- フィットネス
- マインドフルネス
- カスタム
さまたげ低減では、Apple Intelligence(Apple製品向けの人工知能システム)により通知内容が解釈され、特に重要なものだけが表示されます。さまたげ低減は、Apple Intelligence対応機種(iPhone 15 Pro以降)で利用可能です。
個別のモード特有の機能もあり、たとえばゲームモードであれば、コントローラー接続時に集中モードをオンにする設定が可能です。
※Apple Intelligenceについて詳しくは、こちらをご確認ください。
集中モード・おやすみモード・消音モードの違い
iPhoneには「集中モード」「おやすみモード」「消音モード」という似た名前の機能が存在しますが、それぞれ役割が異なります。集中モード・おやすみモード・消音モードの違いは、以下のとおりです。
|
モードの種類 |
概要 |
|---|---|
|
集中モード |
仕事・睡眠などのシーンにあわせて通知許可などを設定できるモード |
|
おやすみモード |
睡眠のために通知などをオフにするモード(集中モードのひとつ) |
|
消音モード |
着信音・通知音などを消して振動のみで知らせるモード |
おやすみモードは、集中モードのひとつで、就寝する場面などで利用できるものです。
一方、消音モードは、着信音・通知音などを消して振動のみで知らせる、いわゆるマナーモードです。個別の連絡先の着信音・通知音の許可設定はなく、一括で消音されます。
消音モードは集中モードとは別の機能のため、同時にオンにすることも可能です。
iPhoneの集中モードをオン/オフにする方法
集中モードをオンにする手順は、以下のとおりです。
- iPhone X以降では画面の右上隅から下にスワイプ、iPhone SE/iPhone 8以前では画面の下端から上にスワイプして、コントロールセンターを開く
- 「集中モード」のボタンをタップする

- オンにしたい集中モードを選んでタップする
集中モードの一覧で表示されるモードは、追加・削除も可能です。詳しくは、記事内の「集中モードを追加・削除する」で解説しています。自分でモードを追加していない場合も、初期設定されているモードが選択できます。

集中モードをオフにするときは、オンにする手順と同様の操作でコントロールセンターから集中モードのボタンをタップし、起動中の集中モードをタップしてオフにします。
いずれかの集中モードがオンのときに、別の集中モードのボタンをタップすることで、切り替えも可能です。
集中モードの設定方法

特定の集中モードの設定内容を変更したり、オリジナルの集中モードを追加するには「設定」アプリ>「集中モード」から操作します。集中モードの各種設定方法を以下で見ていきましょう。
集中モードを追加・削除する
オリジナルの集中モードを追加する手順は、以下のとおりです。
- 「設定」アプリ>「集中モード」をタップする
- 画面右上の「+」アイコンをタップする

- 追加する集中モードの基本的なタイプをタップする

- 「集中モードをカスタマイズ」をタップする

- 必要に応じてカスタマイズ後、画面左上の「<」をタップして閉じる

追加する集中モードのタイプとして「カスタム」を選ぶと、集中モードの名称やアイコンのデザイン・カラーなどを選んでオリジナルの集中モードが追加できます。
上記の追加手順のほか、コントロールセンターから集中モードの一覧を開き、一覧の下にある「新規集中モード」から追加することも可能です。
なお、追加した集中モードを削除する手順は、以下のとおりです。
- 「設定」アプリ>「集中モード」をタップする
- 削除したい集中モードをタップする
- 最下部までスクロールして「集中モードを削除」をタップする

上記の手順のほか、コントロールセンターから集中モードの一覧を開き、削除したい集中モードの「…」>「設定」>最下部までスクロールして「集中モードを削除」をタップして削除することも可能です。
通知を許可する連絡先・アプリを選択する
特定の集中モードでの通知を許可する連絡先/アプリは、以下の手順で設定できます。この機能を使うには、あらかじめ「連絡先」アプリに相手の情報を登録しておく必要があります。
- 「設定」アプリ>「集中モード」をタップする
- 設定変更したい集中モードをタップする
- 「連絡先」/「アプリ」をタップする

- 「通知を許可」のチェックが入っていることを確認し、「追加」をタップする(画像は連絡先の場合)

- 追加する連絡先/アプリをタップする
- 画面右上のチェックマークをタップし、設定を完了する
また、「連絡先」の設定画面では着信許可、「アプリ」の設定画面では即時通知の許可が設定できます。以下でそれぞれ解説します。
着信許可の設定方法
特定の集中モードでの「連絡先」の設定で、「通知を許可」をチェックしている場合、「着信を許可」をタップすると、この集中モードがオンの間は以下の相手からの着信を許可することが可能です。
- すべての人
- 通知される連絡先のみ
- よく使う項目
- 連絡先のみ
「よく使う項目」に設定した場合、「よく使う項目」「緊急時に鳴らす」に追加された連絡先のみ着信が許可されます。

「すべての人」以外を選んで着信を制限した場合、「繰り返しの着信を許可」のオン/オフも設定が可能です。オンにすると、制限した連絡先も同じ人から3分以内に2度目の着信があれば通知されます。

アプリの即時通知の設定方法
特定の集中モードの「アプリ」の設定では、通知を許可していないアプリについて、「即時通知」を許可するかを設定できます。

即時通知を許可すると、通知を許可していないアプリでも、重要な通知(アカウントのセキュリティや荷物の配送に関する通知など)は即時通知されます。即時通知は対応アプリでのみ提供されています。
集中モードでのロック画面・ホーム画面を設定する
特定の集中モードをオンにしている間だけ、ロック画面やホーム画面を別のものへ変更することができます。設定するには、以下の手順で操作します。
- 「設定」アプリ>「集中モード」をタップする
- 設定変更したい集中モードをタップする
- 「画面をカスタマイズ」の項目で、ロック画面/ホーム画面の「選択」をタップする

特定の集中モードでのロック画面/ホーム画面の設定方法は、以下のとおりです。
集中モードでのロック画面の設定方法
ロック画面の「選択」をタップした後は、以下の2種類から設定が可能です。
・新規ロック画面を作成:提案されたロック画面をカスタマイズして設定

・自分のロック画面から選択:すでに自分で作成済みのロック画面から選択

「新規ロック画面を作成」では、提案された壁紙のロック画面からウィジェット(アプリの機能の一部を表示するもの)をカスタマイズして設定が可能です。
さらに「新規ロック画面を作成」の項目にある青文字の「ギャラリー」をタップすると、提案された壁紙(上記画像の場合はブルーの壁紙)以外の設定も可能です。壁紙は、撮影済みの写真や、用意された壁紙(天気、アストロノミー、絵文字、コレクションなど)から設定できます。
集中モードでのホーム画面の設定方法
集中モードの設定画面の「画面をカスタマイズ」で、ロック画面ではなくホーム画面の方の「選択」をタップすると、集中モードのホーム画面がカスタマイズできます。
ホーム画面の「選択」をタップした後は、以下の2種類から設定が可能です。
・新規ページを作成:提案されたホーム画面をカスタマイズして設定

・自分のページから選択:通常モードでのホーム画面からページを選択して設定

「新規ページを作成」では、各集中モードにあわせたアプリを含むホーム画面が提案され、そこからさらにアプリをカスタマイズして設定が可能です。各画面のプレビューをタップするとカスタマイズできます。
スケジュールを追加する
設定した時刻になったとき/設定した場所にいるとき/設定したアプリを開いたときに自動的に特定の集中モードをオンにする設定ができます。この設定を「スケジュール」と呼びます。
スケジュールの設定手順は、以下のとおりです。
- 「設定」アプリ>「集中モード」をタップする
- 設定変更したい集中モードをタップする
- 「スケジュールを追加」をタップする
- 「時刻」/「場所」/「アプリ」のいずれか設定したいものをタップする

- 画面の案内に従ってこの集中モードをオンにする条件を設定する
「時刻」では、開始・終了時刻や曜日を設定できます。

「場所」では、住所を検索して設定できます。

「アプリ」では、一覧からアプリを選んで設定できます。

「時刻」/「場所」/「アプリ」の設定は併用も可能です。たとえば、「時刻」「場所」の両方を設定すれば、特定の時刻または場所のときに集中モードがオンになります。
設定後はスケジュールの設定画面を再び開くと、「スケジュール」(時刻の場合)/「オートメーション」(場所やアプリの場合)のオン/オフや、スケジュールの削除が可能です。
スマートアクティベーションをオンにする
「スケジュールを追加」をタップした後の画面で、「スマートアクティベーション」をタップすると、スマートアクティベーションが有効になります。

スマートアクティベーションは、位置情報やアプリの使用状況などの傾向に基づき、自動的に集中モードをオンにしてくれる機能です。スケジュールではなく、傾向に基づく自動判断でのオン/オフに任せたい場合はこちらを設定しましょう。
集中モードフィルタを追加する
特定の集中モードの設定として、アプリフィルタ/システムフィルタも設定できます。
アプリフィルタを設定すると、アプリが表示する情報を制限することが可能です。たとえばメッセージアプリのフィルタでは、集中モードで許可した連絡先のチャットのみ表示されるようになります。
また、システムフィルタでは、集中モードで以下の状態になるように設定が可能です(選択できるものは機種などによって異なります)。
- ダークモード(画面を黒基調の配色で表示するモード)
- 消音モード
- 常に画面をオン
- 低電力モード
集中モードでのフィルタの設定手順は、以下のとおりです。
- 「設定」アプリ>「集中モード」をタップする
- 設定変更したい集中モードをタップする
- 「集中モードフィルタ」の項目で「フィルタを追加」をタップする
- アプリフィルタ/システムフィルタを設定したいものをタップする

- 画面の案内に従って、各フィルタを設定する
「インテリジェントブレークスルーと非通知」を設定する
集中モードの設定にある「インテリジェントブレークスルーと非通知」をオンにすると、通知の優先度がApple Intelligenceにより自動で判断され、優先度の高いもののみ通知されます。
「インテリジェントブレークスルーと非通知」は、Apple Intelligence対応機種(iPhone 15 Pro以降)で利用可能です。
「インテリジェントブレークスルーと非通知」は、以下の手順でオンにできます。
- 「設定」アプリ>「集中モード」をタップする
- 設定変更したい集中モードをタップする
- 「インテリジェントブレークスルーと非通知」をオンにする
上記設定をした場合も、個別に許可/拒否している通知は、そちらが優先されます。
製品間で設定を共有する
共有設定をオンにすれば、同じAppleアカウントの製品間で集中モード設定が共有され、たとえばMacでも同じ集中モードが利用できます。設定手順は以下のとおりです。
- 「設定」アプリ>「集中モード」をタップする
- 「デバイス間で共有」をオンにする
集中モード状況を共有する
「集中モード状況を共有」を設定すると、集中モードがオンのときに連絡を取ろうとした相手に対して、こちらが通知されない設定であることを表示して伝えてくれます。相手はすぐに返信が受け取れないことを、表示から確認することが可能です。
ただし、「集中モード状況を共有」の対応アプリは一部に限られます。
「集中モード状況を共有」の設定手順は、以下のとおりです。
- 「設定」アプリ>「集中モード」をタップする
- 「集中モード状況」をタップする
- 「集中モード状況を共有」をオンにする
- 「共有元」の項目で適用する個別の集中モードをオンにする
iPhoneの集中モードについてよくある質問
iPhoneの集中モードについてよくある質問をまとめています。
集中モードでの電話着信はどうなる?
各集中モードの設定で「連絡先」から、着信を許可する範囲を設定できます。「連絡先」の設定画面で「着信」の項目から着信許可の設定が可能です。
集中モードに勝手になるのはなぜ?
時刻・場所による条件や特定アプリの起動で、集中モードが自動でオンになる設定になっている可能性があります。
時刻/場所/アプリで自動でオンになる設定であるかは、「設定」アプリ>「集中モード」から各モードの設定を開き、「スケジュールを設定」の項目から確認できます。
iPhoneの集中モードを解除するには?
コントロールセンターを開き、集中モードのボタンをタップした後に、オンになっているモードのボタンをタップすると解除できます。
集中モードをオン/オフにする手順は、「iPhoneの集中モードをオン/オフにする方法」で詳しく解説しています。
iPhoneの集中モードを状況に応じて活用しよう
集中モードをオンにすれば、シーンにあわせた設定で目の前の作業などに集中できます。
集中モードはコントロールセンターから手軽にオンにできます。個別のモードのカスタマイズは「設定」アプリ>「集中モード」から可能です。
自分好みにカスタマイズして、最適な設定で集中モードを活用していきましょう。
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