Discord(ディスコード)とは?基本的な用語や使い方、画面の見方、便利な機能を解説

Discordは、アメリカで開発された音声・ビデオ・テキストを使ったコミュニケーションサービスです。
音声や動画、文字を通じて気軽にやり取りができ、オンラインコミュニティを作るのに便利なアプリとして広く利用されています。
この記事では、Discordの基本的な用語や使い方、画面の見方、さらには便利な機能についても詳しく解説します。
Discord(ディスコード)とは?

Discordは「誰もが居場所を見つけられる空間を」というコンセプトで作られたコミュニケーションサービスです。
メッセージをやり取りするチャットサービスや音声通話機能、画面共有機能などさまざまな機能があり、パソコンのブラウザやスマホのアプリでも利用できるのが特徴です。
2015年に登場して以来、爆発的にユーザーを増やしているDiscordは、全世界で月間1億5千万人のアクティブユーザーがおり、毎日サーバーで音声通話する時間はのべ40億分にものぼるほど、コミュニケーションツールとして高い人気を誇っています。
本来はゲーマーのためのコミュニティツールとして登場したDiscordですが、昨今は会社や大学などでも利用され、さまざまなジャンルのコミュニティが存在しています。
Discordで知っておきたい用語

Discordで知っておきたい用語は以下のとおりです。
・ほかのユーザーとコミュニケーションを行う「フレンド」機能
・招待制のコミュニティを作る「サーバー」
・サーバーを構成する「チャンネル」
・メンバーに「ロール」を割り振る
・サーバーに機能を追加するなら「ボット」を活用する
・プレイ中のゲームでフレンドと盛りあがるための機能
・Discordを便利に使う有料オプション「Nitro」
・コミュニティを育てる「サーバーブースト」
上記を順番に解説します。
ほかのユーザーとコミュニケーションを行う「フレンド」機能
Discordはほかのユーザーを「フレンド」に追加して、1対1や複数人でのダイレクトメッセージのやり取りができます。
フレンドになると以下のように、フレンドリストに名前や現在使っているアプリが表示されます。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver.264.1 取得日:2025/2/2
招待制のコミュニティを作る「サーバー」
Discordには「サーバー」と呼ばれる、招待制のコミュニティを作る機能があります。サーバーとは、複数のユーザーとテキストチャットやボイスチャットができる、グループ向けの機能です。
サーバー専用の絵文字や、多機能な「ボット」などでサーバー独自のカスタマイズが可能で、コミュニティを構築・運営するのに便利な機能が多く盛り込まれています。
サーバーを構成する「チャンネル」
Discordのサーバーは、目的に応じて複数の「チャンネル」で構成されます。サーバーごとにチャンネルの内容は異なりますが、利用頻度が高いのはテキストチャンネルとボイスチャンネルの2種類です。
テキストチャンネルは、主に文章でコミュニケーションを行うチャンネルで、サーバーに参加しているユーザー同士でコミュニケーションが取れます。また、テキスト以外に画像やファイル、絵文字、GIF画像、ステッカーなどを送信可能です。
ボイスチャンネルは音声のみの通話やビデオ通話、画面共有などが可能なチャンネルで、音声でリアルタイムにコミュニケーションを取る際に活用します。
チャンネルごとに利用用途や利用方法が異なるので、使い分けることでDiscordを上手に活用できると覚えておきましょう。
メンバーに「ロール」を割り振る
サーバーによっては、参加時に「ロール」を割り振られる場合があります。
「ロール」とは特定のメンバーに与えられるサーバー内での役割や特定の操作権限を表すものです。たとえば、管理者の「ロール」を与えられたユーザーはサーバー内の設定を変更できる権限を持ちます。
また、サーバーによっては「ロール」でアクセスできるチャンネルの制限が可能です。
Discordのサーバーの規模が大きくなるほど、効率的な運営のために「ロール」の設定と管理が重要になります。
サーバーに機能を追加するなら「ボット」を活用する
Discordの「ボット」とは、サーバーの機能を拡張したり追加したりする、サードパーティ製のプログラムのことです。サードパーティーとは、他社の製品に関連する製品・ソフトウェアのことを指します。
次のような「ボット」が公開されており、サーバーの利便性を向上させ、コミュニケーションを活発に行えます。
・ボイスチャットに音楽を流す
・ミニゲームを追加する
・予定を調整する
・チャットを読み上げる
・言葉を覚えさせて会話を楽しむ
・天気を教える
公開されている「ボット」をサーバーに招待する形で追加でき、ご自身でボットを新規作成して追加することも可能です。ある程度の知識と技術が求められますが、興味のある方は挑戦してみましょう。
プレイ中のゲームでフレンドと盛りあがるための機能
本来ゲーマー向けに開発されたDiscordは、ゲームのアプリを連携して、現在どんなゲームで遊んでいるのかステータスで共有できます。
また、Discordには全画面で表示するようなゲームでも、ウィンドウを切り替えることなくチャットを確認できる「オーバーレイ」機能があります。
上級者向け有料オプション「Nitro」
「Nitro」と呼ばれる月額契約の有料オプションに課金すると、利用できる機能が増えます。
プロフィールのカスタマイズ、アップロード可能なファイルサイズの上限拡張、配信するゲームプレイ映像の高解像度化、参加可能なサーバー数の拡大など、さまざまな機能が利用できます。
コミュニティを育てる「サーバーブースト」
「サーバーブースト」とは、「Nitro」を契約しているユーザーが参加しているサーバーを強化できる機能のことです。
「サーバーブースト」すると、段階的にサーバーのレベルが上がり、ボイスチャットの音質が向上したり、画面共有の画質が向上したり、さまざまな機能が追加されます。
参加しているサーバーを盛り上げるためにブーストを行い、コミュニティを育てられるのも、Discordならではの楽しみ方です。
Discordの簡単な使い方

Discordを利用するには、アカウントを作成し、自分が使いたい環境にあったアプリをインストールする必要があります。
Discordはマルチプラットフォームに対応しており、Windows、Mac、Linux、Android™、iOSで利用できます。
また、ネットカフェなどDiscordアプリをインストールできない環境の場合、ブラウザでもテキストチャットや音声通話を楽しめます。
次項より、Discordの基本的な使い方を順番に解説します。
共通する基本機能
Discordはすべてのプラットフォームに、以下の基本機能が備わっています。
• テキストチャット
• ボイスチャット
• ビデオチャット
• ファイルのアップロード
• 画面共有
• フレンドの追加、削除
• サーバーへの参加、離脱
• サーバーの作成、設定、削除
• Nitroの購入、サーバーブースト
注意点として、ブラウザ版のみ、以下の機能が利用できません。
• ゲームオーバーレイ
• ハードウェアアクセラレーション
• カメラ利用時のバーチャル背景
• 音量調整の詳細設定
• プッシュトゥトーク機能(利用場面が限定される)
アカウントの作り方とフレンド申請の送り方
1) パソコンのブラウザからアカウントを作る方法
Discordのトップページ(discord.com)で「Discordをブラウザで開く」をクリックします。
Web画面の出典:ブラウザ版「Discord」ver.364202(37108ad) 取得日:2025/2/2
使いたいユーザー名を入力し、「→」をクリックします。
Web画面の出典:ブラウザ版「Discord」ver.364202(37108ad) 取得日:2025/2/2
続いて、生年月日を入力します。
Web画面の出典:ブラウザ版「Discord」ver.364202(37108ad) 取得日:2025/2/2
サーバーの作成を求められます。オリジナルまたは複数のテンプレートから選択するか、招待を既に受けているサーバーへ参加します。
Web画面の出典:ブラウザ版「Discord」ver.364202(37108ad) 取得日:2025/2/2
新しくサーバーを作成する場合は、サーバーのアイコンや名前を設定します。
Web画面の出典:ブラウザ版「Discord」ver.364202(37108ad) 取得日:2025/2/2
次に、登録したいメールアドレスとパスワードを入力します。
Web画面の出典:ブラウザ版「Discord」ver.364202(37108ad) 取得日:2025/2/2
入力が完了した後、メールアドレスに確認メールが届きます。Discordから届いたメールを開き、「メールアドレスを認証する」をクリックするとアカウントが作成されます。
Web画面の出典:ブラウザ版「Discord」ver.364202(37108ad) 取得日:2025/2/2
スマホからアカウントを作成する方法
ストアアプリを起動してDiscordアプリをインストールしてください。インストールしたDiscordアプリを起動し、「登録」をタップします。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」(ver.3264.1) 取得日:2025/2/2
スマホの場合、電話番号、もしくはメールアドレスで登録ができます。まず、登録したい方をタップして切り替えてから、登録したい電話番号もしくはメールアドレスを入力し「次へ」をタップします。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」(ver.3264.1) 取得日:2025/2/2
キャプチャ認証を行い、確認コードを入力します。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」(ver.3264.1) 取得日:2025/2/2
次に、Discord内で表示される名前を入力します。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」(ver.3264.1) 取得日:2025/2/2
使いたいユーザー名とパスワードを入力し、「次へ」をタップします。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」(ver.3264.1) 取得日:2025/2/2
生年月日を入力し、「アカウント作成」をタップします。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」(ver.3264.1) 取得日:2025/2/2
続いて、通知の確認が表示されます。通知設定は後でも変更が可能です。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」(ver.3264.1) 取得日:2025/2/2
次に、連絡先を同期してフレンドを探すかの確認が表示されます。通知機能と同じく後でも変更が可能です。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」(ver.3264.1) 取得日:2025/2/2
スマホの連絡先に登録している知り合いが検索できるようにする場合は、「他ユーザーにあなたの検索を許可」をタップします。こちらも後から変更が可能です。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」(ver.3264.1) 取得日:2025/2/2
アカウントが作成されると、プロフィール画像の選択画面になります。自分の好きな画像や、Discordの標準画像を選択してください。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」(ver.3264.1) 取得日:2025/2/2
3)フレンド申請の送り方
画面下部中央の人型のアイコンをタップし、フレンドリストを開いて、「フレンドを追加」をタップします。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」(ver.3264.1) 取得日:2025/2/2
「@ ユーザー名で追加」から、フレンドに追加したい人のユーザー名を入力してフレンド申請を行います。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」(ver.3264.1) 取得日:2025/2/2
相手がフレンド申請を承認すると、フレンドリストに表示されます。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」(ver.3264.1) 取得日:2025/2/2
サーバーの参加と作成の方法
既存のサーバーに参加するには、すでにサーバーに参加しているユーザーから「サーバー招待」を送ってもらう必要があります。サーバー招待を受ける場合は、以下のような招待用のリンクを送ってもらいましょう。
招待用リンクが届いたら、「参加」をクリックすれば参加できます。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」(ver.3264.1) 取得日:2025/2/2
招待用リンクが公開されていない場合は、参加したいサーバーの管理者やリンクを発行する権限がある人に、リンクを送ってもらいましょう。
また、Discordでは自分で気軽にサーバーを作ることができます。自分でサーバーを作成するには、左側に表示されている青いキャラクターをタップし、サーバーの作成を選択します。
Web画面の出典:iPadアプリ版「Discord」ver.264.1 取得日:2025/2/2
クリックすると以下のような「サーバーの作成」画面が表示されます。サーバーの作成画面にはコミュニティの特徴に適したチャットチャンネルのテンプレートがあります。
自分が作りたいサーバーのジャンルにあわせてテンプレートを選択すると、自動的にチャンネルがセットされたサーバーが作成されます。
Web画面の出典:iPadアプリ版「Discord」ver.264.1 取得日:2025/2/2
サーバーには、テキストチャットができる「テキストチャンネル」と、音声通話や画面共有ができる「ボイスチャンネル」があり、それぞれ複数のチャンネルを追加できます。
チャンネルとは、テーマによって仕分けられたチャットルームのことで、必要に応じて作成したり、名前を変更したりできます。
アプリ画面の出典:ブラウザ版「Discord」ver.364202(37108ad) 取得日:2025/2/2
ユーザーにはさまざまなロール(役職)を割り振ることができます。
ロールによって閲覧や参加できるカテゴリ・チャンネルを制限できるため、サーバー内に管理者向けグループを作ったり、限定公開用のチャンネルを作ったりできます。
また、Discord用にさまざまな機能を持った「ボット」がたくさん公開されています。スケジュール管理をしたり、アンケートを取ったりしてくれる「ボット」を導入すると、サーバーをより便利に利用できるようになるでしょう。
テキストチャットやボイスチャット、画面共有の使い方
・テキストチャットの使い方
メッセージを送るには、パソコン・スマホともに、画面下部にある入力欄にメッセージを入力して送信します。
アプリ画面の出典:iPadアプリ版「Discord」ver.264.1 取得日:2025/2/2
テキストチャットでは、テキストでのやり取りのほか、絵文字を利用したり、「リアクションを付ける」機能で手軽にリアクションをしたり、GIFアニメやPNGアニメを使ったスタンプを送ることもできます。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver.264.1 取得日:2025/2/2
テキストは2,000文字(Nitroユーザーは4,000文字)と長文でのやり取りが可能で、メッセージの編集や削除、返信、画像・動画などのファイルの送受信も可能です。
・ボイスチャットの使い方
音声でリアルタイムに会話するボイスチャットは、ダイレクトメッセージとサーバーで使い方が異なります。
ダイレクトメッセージの場合は、通話をしたい相手のダイレクトメッセージを開き、通話ボタンを押して呼び出します。
サーバーでは、サーバー内に用意された「ボイスチャンネルに参加」をタップすると、ボイスチャットが開始します。おしゃべりを楽しめる部屋があり、人が出入りして自由に雑談を楽しむ場所と考えるとイメージしやすいでしょう。
ボイスチャットに入室すると、以下のようにチャンネル名の下にアイコンや名前が表示されます。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver.264.1 取得日:2025/2/2
ボイスチャット中にマイクやヘッドホンをミュートにできるので、他人の会話を聞くだけ(「聞き専」とも呼ばれます)での参加も可能です。
・画面共有の使い方
操作中の画面をそのままほかのユーザーと共有できます。画面共有の機能を使うと、Discordアプリ以外のアプリを含めて、すべての画面表示が共有されるので、個人情報などの扱いに注意してください。
まず、前項を参照してボイスチャットを開始してからボイスチャットの画面を表示し、下部のバーを上にスワイプします。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」(ver. 264.1) 取得日:2025/2/2
「画面を共有する」をタップします。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」(ver. 264.1) 取得日:2025/2/2
ブロードキャストの開始時に、毎回許可を求める画面が表示されます。「ブロードキャストを開始」を選ぶと、画面が共有されます。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver. 264.1 取得日:2025/2/2
ブロードキャストを停止することで画面共有が終了します。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver. 264.1 取得日:2025/2/2
Discordの画面の見方
Discordでサーバーを開くと、次のような画面が表示されます。
Web画面の出典:ブラウザ版「Discord」ver. 364202(37108ad) 取得日:2024/12/16
中央の①がチャンネルの画面で、テキストチャネルなら会話やGIFなどが表示されます。サーバーに複数のチャンネルがある場合、②で切り替えることが可能です。
画面右側の③は現在開いているサーバーに参加しているメンバーの一覧で、オンラインかオフラインかすぐに確認できます。
サーバーを切り替えたい場合は画面左側の④にあるアイコンをクリックしましょう。
画面下にある⑤はプロフィールで、クリックすると次の画面が表示されます。
Web 画面の出典:ブラウザ版「Discord」ver. 353815(a932d4a) 取得日:2024/12/16
プロフィールにはアイコンとユーザー名などが表示されます。また、「ロール」を付与されている場合は、プロフィール画面に一覧で表示されているので、確認してみましょう。
なお、オンラインをクリックすると、「退席中」「取込み中」「オンライン状態を隠す」の選択が可能です。ご自身の状況をサーバーに参加しているユーザーに伝えられるので、活用しましょう。
Discordの代表的なチャンネルを解説
Discordで知っておきたいチャンネルは以下のとおりです
・テキストチャンネル
・ボイスチャンネル
・フォーラムチャンネル
・アナウンスチャンネル
・ステージチャンネル
・ルールチャンネル
上記を順番に解説します。
テキストチャンネル
テキストチャンネルはテキストでの会話やファイルのやり取りが可能なチャンネルです。
特定のテーマごとにチャンネルを分けることで、話題が整理され、効率的にコミュニケーションを取れます。
ボイスチャンネル
ボイスチャンネルは音声通話や画面共有が可能なチャンネルです。
ゲーム中だけでなく、オンライン会議や友人との雑談など、リアルタイムでのコミュニケーションを取りたい場合に適しています。
フォーラムチャンネル
フォーラムチャンネルは特定の話題に関して議論しやすいチャンネルです。
テキストチャンネルと異なり、フォーラムチャンネルでは特定の話題ごとにメッセージをためていくことができるので、同じ話題で長期の議論をしたい場合に役立ちます。
アナウンスチャンネル
アナウンスチャンネルは、サーバーの運営者からユーザーに向けて一斉に通知が可能なチャンネルです。
サーバー内でイベントを開催したい場合や、サーバー内でルール変更が行われる場合などに活用されます。
ステージチャンネル
ステージチャンネルは、参加者がスピーカーとリスナーにわかれて音声で交流できるチャンネルです。
リスナーはミュート状態で参加するため、セミナーのような形でコミュニケーションを取ります。なお、リスナーは挙手制で発言が可能です。
ルールチャンネル
ルールチャンネルは、サーバーの利用ルールや注意事項などを記載するチャンネルです。
メンバー全員に確認してもらうことで、トラブルの防止や健全な運営が行えます。
Discordでスレッドを立てる方法
Discordのスレッドとは、テキストチャンネルで特定の会話や話題をグループ化して話せる機能です。
通常のテキストチャンネルでは、複数の会話が流れていくので、特定の話題や会話を続けることが難しい場合があります。スレッドを立てておけば、テキストチャンネルが混雑していても、特定の話題や会話をスムーズに続けられるでしょう。
Discordでスレッドを立てる手順は以下のとおりです
1.スレッドを立てたいチャンネルを選択する
2.画面上部にあるスレッドのアイコンをクリックする
3.スレッドを新規作成する
4.スレッドの名前と閲覧できる人物の設定を行う
なお、チャンネルの画面でスレッドのアイコンがない場合は、該当のチャンネルでスレッドを立てる権限がありません。
また、設定によって長時間活動がない場合は、自動でスレッドがアーカイブされる可能性があります。特定の話題を長期間議論したい場合は、フォーラムチャンネルを活用しましょう。
Discordの便利な機能の使い方
Discordでは、フレンド申請やメッセージの送信だけでなく、YouTubeを一緒に見たり、Spotifyを聴いたりできる機能もあります。
次項より、Discordの便利な機能の使い方を順番に解説します。
サーバーの通知
サーバー内に届いた最新メッセージをスマホに表示したいなら、サーバーの通知設定をオンにしましょう。
まずは、通知を受け取りたいサーバーを開き、サーバー名をタップします。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver. 264.1 取得日:2025/2/2
サーバー名をタップすると、通知ボタンが表示されるので、通知ボタンをタップします。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver. 264.1 取得日:2025/2/2
通知設定が表示されるため、サーバーでの通知設定を変更しましょう。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver. 264.1 取得日:2025/2/2
通知設定では、サーバー全体の通知のオン・オフや特定の人物以外の通知の拒否など、細かく設定できます。通知を見逃したくない、あるいはサーバーからの情報を受け取りたくないときなどに活用しましょう。
「Watch Together」でYouTubeを一緒に見る
Watch Togetherとは、フレンドと一緒にYouTubeを視聴できる機能です。Watch Togetherがビデオの同期を処理するため、再生ボタンを押すときにカウントダウンは必要ありません。
まずは目的のサーバーを開き、いずれかのチャンネルへアクセスします。
次に、サーバーのチャットバーの左側にあるプラス(+)アイコンの隣にあるアイコンをタップします。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver264.1 取得日:2025/2/2
表示された画面をスクロールし、Watch Togetherを選択します。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver. 264.1 取得日:2025/2/2
画面の起動をタップします。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver.264.1 取得日:2025/2/2
チャンネルに自動的にアクティビティが開始されたと表示されているので、参加したい方は参加をタップします。Watch Togetherを始めた方はYouTubeで視聴したい動画を選択して、後は一緒に楽しむだけです。
なお、初めてWatch Togetherを利用する場合は次のような画面が表示されますが、「Got it」を選択しましょう。
目的の動画を検索して再生すると、参加しているユーザーと一緒にYouTube動画を楽しめます。また、アクティビティを退出すると共有を終了できます。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」(ver. 264.1 取得日:2025/2/2
Spotifyの音楽を一緒に聴く
DiscordではYouTubeの動画だけでなく、Spotifyの音楽を一緒に聴くこともできます。
まずは、Discordを起動して、画面右下の「あなた」をタップします。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver. 264.1 取得日:2025/2/2
プロフィールが表示されるので、画面右上の歯車アイコンをタップします。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver. 264.1 取得日:2025/2/2
ユーザー設定を開いたら、アカウント設定の「接続」をタップします。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver. 264.1 取得日:2025/2/2
接続画面を開いたら、右上の「追加」をタップします。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver. 264.1 取得日:2025/2/2
新しい接続先で「Spotify」を選択してログインします。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver. 264.1 取得日:2025/2/2
ログインすると次のような画面が表示されるので「同意する」を選択します。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver. 264.1 取得日:2025/2/2
Spotifyと連携して音楽を再生すると、Discordのプロフィール画面で再生中の音楽が表示されるようになります。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver. 264.1 取得日:2025/2/2
後はチャンネルやDMで、Spotifyの再生中にテキストチャットの入力欄の左端にある+アイコンをクリックすると、「Spotifyの鑑賞に招待する」という項目を選ぶことができ、一緒に音楽を楽しめます。
Spotifyへの連携まではスマホでも設定できますが、鑑賞に招待するためにはブラウザ版へのログインが必要です。また、フレンドに招待を送った場合、相手がSpotify Premiumを持っていないとエラーが表示されることに注意しましょう。
イベントを設定する
イベントとは、日時や内容を決めてサーバーのメンバーに対してゲームやパーティーの開催を告知できる機能です。サーバーのメンバーと一緒に楽しみたいときに役立ちます。
イベントを設定するためには、サーバーの名前をタップします。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver. 264.1 取得日:2025/2/2
表示された画面の「イベントを作成」をタップします。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver. 264.1 取得日:2025/2/2
イベントを開催する場所を設定しましょう。今回はボイスチャンネルを選択していますが、開催したいイベントによっては別の場所を選択してもよいです。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver. 264.1 取得日:2025/2/2
イベントのテーマと開始日、頻度、概要などを設定します。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver. 264.1 取得日:2025/2/2
最後に、イベントのプレビューを確認したら「イベントを作成」をタップします。
アプリ画面の出典:iPhoneアプリ版「Discord」ver. 264.1 取得日:2025/2/2
上記の手順でイベントが開かれることがサーバーに告知されます。後は、時間になったら主催者は「イベント」>「イベントを開始」をタップし、参加者はイベントを開いて、サーバーのメンバーとコミュニケーションを取りましょう。
また、ボイスチャンネルでイベントを開き、「イベントを開始」をタップすると、自動的にボイスチャットが始まります。
DiscordとLINEやSkype、Zoomなどの異なる部分は?

Discordは、基本的な機能だけを見ればLINEやSkype、Zoomなどのほかのコミュニケーションツールと似ています。
しかし、Discordは大人数でのボイスチャットを想定して設計されており、マイクやパソコンの置かれている環境が異なる人がおしゃべりを楽しんでいるときに、より声が聞きやすくなるような多彩な機能が備わっています。
Web画面の出典:ブラウザ版「Discord」ver. 364202(37108ad) 取得日:2025/2/2
ほかにも、AIを用いた高機能なノイズキャンセル機能でキーボードを打つ音などの雑音を除去したり、ボイスチャットに参加している各ユーザーの音量を調整したりして、音量調整ができます。
また、サーバーの管理機能によって、ひとつのサーバーの中にさまざまな用途のチャットや、参加者の権限を振り分けることで特定のメンバーだけ参加できるチャットを作ることもできます。
そして、もっとも特徴的なのが、複数人で同時に画面共有ができる点です。ボイスチャットに参加している人が全員で自分の画面を共有し、お互いの画面を見ながら会話したり、Webカメラを利用して顔を見ながら話したりできます。
Web画像の出典:iPhone版「Discord」ver. 264.1 取得日:2025/2/2
Discordを利用する際に注意したいポイント

ほかのコミュニケーションアプリと同様に、Discordでもアカウントの乗っ取り被害や、スパムによるフィッシング被害が発生しています。
ログインの2段階認証を設定したり、ダイレクトメッセージの受信範囲をフレンドだけに制限したりするなど、セキュリティ対策を行っておきましょう。
ダイレクトメッセージの受信設定は「ユーザー設定>プライバシー・安全」の以下の部分で設定できます。
Web画面の出典:ブラウザ版「Discord」ver.364202(37108ad) 取得日:2025/2/2
Discordのサーバーには、サーバーを利用する際に守るべきルールが設定されていることがあります。各コミュニティに参加するためのルールを守り、お互いに快適なコミュニケーションが楽しめるように配慮しましょう。
また、Discordの醍醐味はボイスチャットと同時に利用できる画面共有です。しかし、画面共有を視聴すると、動画のストリーミング配信と同様にデータ利用量が多くなります。
「画面を共有しながらおしゃべりを楽しんでいたら、あっという間にデータ利用量を消費してしまった」という状況にならないよう、注意しましょう。
Discordのデータ利用量は?
Discordは参加しているサーバーのブースト状態や使い方によっては、データ利用量をたくさん消費してしまう可能性があります。
・テキストチャット
主に文字のやり取りになるテキストチャットの場合、チャットの中にスタンプや添付ファイル、画像が表示されても多くの場合は1時間で数MB程度でしょう。
Discordのテキストチャットに表示される画像は圧縮されているため、あまりデータ利用量は増えません。
・ボイスチャット
音声のみのやり取りの場合、データ利用量は1時間で40~50MB(0.04GB~0.05GB)程度です。ボイスチャットを使って通話だけを楽しむのであれば、大量のデータ利用量を消費してしまうことはあまりないでしょう。
・画面共有をしながらの通話
Webカメラを使ったビデオ通話や、画面共有をしながら通話をした場合、データ利用量は1時間あたり1GB~1.2GBになるでしょう。
サーバーによってはブーストで強化されているため、配信される画面が高画質になり、さらにデータ利用量が増加する場合があります。
スマホでDiscordの画面共有をより楽しめる5G
Discordはパソコンでもスマホでも画面共有ができるのが魅力のひとつです。ゲームのプレイ画面を共有すれば、より一体感のあるゲーム体験が楽しめます。
しかし、スマホで楽しむ場合は、データ利用量だけでなく、データ通信速度にも注意が必要です。
Discordは高画質な画面を送受信しているため、データ通信速度が低いと、画質や音質が悪くなったり、動画が途中で止まってしまったりする場合があります。
Wi-Fi®がない場所でDiscordの画面共有をするなら、電波がよく届く場所がおすすめです。さらに5Gのサービスエリアであれば、高画質・高音質で快適な通話と画面共有が可能です。
友達とコミュニケーションを取るならDiscordを活用してみよう!
Discordはサーバーやオーバーレイなど、友達とコミュニケーションを取るのに便利な機能が搭載されているスマホアプリです。
テキストチャットやボイスチャットを簡単に行えるので、ゲームをしながらコミュニケーションを取りたい方に向いています。
Discord以外にも友達や仕事先とコミュニケーションを取れる無料のスマホアプリはあるので、スマホを購入したら利用してみましょう。
楽天モバイルの料金プランでは、データ利用量に合わせて料金が自動的に変わるため、たくさん使う人にもあまり使わない人にもおすすめの料金プランです。
家族割引適用※で、3GBまでは880円/月(税込968円)、20GB超過後はどれだけ使っても2,880円/月(税込3,168円)とデータ使い放題※1なので、データ容量を心配せず快適な通信をご体験いただけます。
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※プログラム適用条件あり。詳細はこちらをご確認ください。
ぜひ楽天モバイルをご検討ください。
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- iPhone(iOS 14.4以降対象)をご利用の場合は条件をご確認ください。※3
※ 製品代、オプション料、通話料等は別費用。
※1 混雑時など公平なサービス提供のため速度制御する場合あり。
※2 アプリ未使用時30秒20円(税込22円)。一部対象外番号あり。データタイプのお申し込みでは、データ通信のみの利用となり通話・Rakuten Linkアプリはご利用いただけません。
※3 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE(第1世代)をiOS 14.4/14.4.1/14.4.2のバージョンでご利用になる場合、110/118/119への緊急通話で高精度な位置情報測位の正確性が低下します。iOS 14.5にアップデートすることで高精度な位置情報測位に対応いたします。楽天モバイルのご利用にあたり、iOS 14.4以降ならびにキャリア設定の最新バージョンへのアップデートをお願いいたします。
※ 掲載内容はプラン名・サービス内容の変更によって、一部内容を修正する可能性がございます。
- この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
- 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。