iPhoneのロック画面の設定・解除方法を解説!
iPhoneでパスコードを設定しておくと、第三者に拾われても個人情報を見られたり、設定してあるクレジットカードを不正利用されたりするリスクが減ります。
ただし、機種によって設定できるロック画面の種類が異なるため、設定や解除方法を知っておくとよいでしょう。今回はiPhoneのロック画面を解説します。iPhoneの画面の向きをロックする方法も紹介するので、参考にしてください。
iPhoneのロック画面とは?
iPhoneのロック画面とは、電源を入れたり、スリープ状態の画面をタップしたりしたときに出てくる画面を指します。
ロックを解除しなければ、アプリを起動したりメッセージを確認したりできません。
また、ロック画面はカスタマイズできるため、ご自身のライフスタイルやスマホの使い方にあわせて活用することも可能です。
iPhoneはロック画面のパスコードを設定しておくべき?
iPhoneを購入したら、ロック画面のパスコードの設定をしておくべきです。ロック画面を設定していないと、第三者にiPhoneを拾われた際に個人情報を見られるリスクがあります。
また、iPhoneにクレジットカードを設定している場合は、勝手に買い物をされる可能性も否定できません。
子どもにいたずらをされて、SNSで勝手にメッセージを送られるリスクや、親が知らないうちに子どもがゲームのアイテムを購入しているリスクなども考えられます。
プライバシーの観点から、iPhoneを購入したらロック画面の設定はしておきましょう。
iPhoneのロックを解除する方法を設定しよう
iPhoneのロックを解除する方法は次の3種類があります。
- パスコード
- Touch ID
- Face ID
ロック画面の解除について、それぞれの設定方法を種類ごとに順番に解説します。
パスコードの設定方法
パスコードとは、ロックを解除するために入力する数字です。ご自身で数字を決めて登録すると、データ保護機能が有効になり、iPhoneのデータが暗号化されます。
パスコードの設定方法は以下のとおりです。
1. 「設定」をタップする
2. 「Face IDとパスコード」か「Touch IDとパスコード」をタップする
3. 「パスコードをオンにする」または「パスコードを変更」をタップする
4. パスコードを設定する
基本的に、最新のiOSにアップデートしている場合、デフォルトのパスコードは6桁の数字です。
また、パスコードを設定する際に「パスコードオプション」をタップすれば、4桁の数字コード、あるいはカスタムの数字コードやカスタムの英数字コードに変更可能です。
後述するTouch IDやFace IDを設定しても、パスコードを入力する機会は多いため、忘れないようにしましょう。
Touch IDの設定方法
Touch IDとは、ホームボタンに指を触れて指紋を認識させることでロックを解除できる機能です。ホームボタンが搭載されている次のiPhoneで利用できます。
- iPhone 5s
- iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6 S、iPhone 6 S Plus
- iPhone 7、iPhone 7 Plus
- iPhone 8、iPhone 8 Plus
- iPhone SE(全世代)
初めてiPhoneを利用するときに、Touch IDを設定する手順は以下のとおりです。
1. 「設定」をタップする
2. 「Touch IDとパスコード」をタップする
3. パスコードを入力する、あるいはパスコードを設定する
4. 「指紋を追加」をタップする
5. Touch ID センサー(ホームボタン)に触れるときと同じようにiPhoneを持つ
6. Touch ID センサーに指先を置く
7. 振動を感じる、あるいは指先を上げるように指示されるまで待つ
8. 指先を持ち上げて置くことを何度か繰り返す
9. 画面の指示に従い指紋を登録する
指紋は指1本ずつ登録します。ロックを解除するには登録した指で触れる必要があるため、ホームボタンを押すときによく使う指だけ登録すればよいでしょう。
なお、Touch IDでは指紋を最大5個まで登録できますが、ひとつ追加するたびに認識にかかる時間が若干長くなる点に注意しましょう。
Touch IDは、マスクをしていてもパスコードを入力せずにロック画面を開くことができるため、Touch IDを利用したい方はiPhone 8やiPhone SEを購入しましょう。
Face IDの設定方法
Face IDとは、あらかじめ自分でiPhoneに登録した顔の情報と、その時カメラに写った顔の情報を照合して、ロックを解除する機能です。iPhone SEを除いた、iPhone X以降のすべてのiPhoneに搭載されています。
初めてiPhoneを利用するとき、Face IDを設定する手順は以下のとおりです。
1. 「設定」をタップする
2. 「Face IDとパスコード」をタップする
3. パスコードを入力する、あるいはパスコードを設定する
4. 「Face ID をセットアップ」をタップする
5. iPhoneを縦向きに持ち、本体の前に顔がくるようにしたら「開始」をタップする
6. 顔が画面のフレームの中に収まるようにする
7. 頭をゆっくりと円を描くように動かす
8. 最初のFace IDのスキャンが終わったら、「続ける」をタップする
9. もう1回、円を描くように頭をゆっくり動かす
10. 「完了」をタップする
Face IDを設定する際は、メガネやマスクを外してから行いましょう。
iPhoneのロックを解除する方法
iPhoneのロックを解除する方法はロックの種類ごとに異なります。
順番に解説します。
パスコードを使った解除方法
パスコードを使ってロックを解除する方法は以下のとおりです。
1. iPhoneを起動する
2. ロック画面でパスコードを入力する
パスコードの桁数はデフォルトでは6桁ですが、iPhoneのバージョンや設定によっては4桁、あるいは英数字の場合があります。
なお、パスコードは連続で間違えると利用できなくなる警告が表示されます。
パスコードを忘れてしまった場合は、パソコンを使ってiPhoneをリカバリーモードで起動し、消去してから再設定する手間がかかるため、忘れないようにメモしておきましょう。
Touch IDを使った解除方法
Touch IDを使ってロックを解除する方法は以下のとおりです。
1. iPhoneを起動する
2. ロック画面が表示されたら、指紋を登録した指でホームボタンに触れる
Face IDを使った解除方法
Face IDを使ってロックを解除する方法は以下のとおりです。
1. iPhoneを起動する
2. ロック画面でiPhoneを縦向きに持って正面から見る
Face IDはマスクや眼鏡をしていると、認識されない場合があります。認識されないときは、マスクや眼鏡を取ってから再度試すか、パスコードでロックを解除しましょう。
また、iPhone 12以降で、iOS 15.4以降を搭載しているiPhoneなら、次の手順で設定すればマスクや眼鏡を着けていてもFace IDが利用できます。
1. 「設定」をタップする
2. 「Face IDとパスコード」をタップする
3. 「マスク着用時Face ID」をオンにする
4. 「マスク着用時にFace IDを使用する」をタップしてマスクを着けたままスキャンを行う
5. スキャンが終わったら「メガネを追加」をタップする
6. 画面の案内に沿って設定する
なお、本機能はサングラスの着用時は想定していません。
iPhoneのロック画面は好みにあわせてカスタマイズできる
iOS 16より、iPhoneのロック画面で壁紙を選択したり、時計のフォントを変更したりするなど好みにカスタマイズできるようになりました。
ロック画面のカスタマイズでできることは以下のとおりです。
- 壁紙の変更
- 時計表示のフォントやカラー、スタイルの変更
- ウィジェットの追加や削除
- ロック画面で表示される写真の位置やスタイルの変更
- 集中モードとのリンク
- 複数のロック画面の作成と切り替えなど
iPhoneを自分好みの仕様にしたい方は、ロック画面の設定を変更してみましょう。
iPhoneの画面の向きをロックする方法
iPhoneは次の手順で画面の向きを横向きに変更できます。
機種 |
手順 |
---|---|
ホームボタンのないiPhone(iPhone X以降のモデル) |
1.画面の右上隅から下にスワイプする |
ホームボタンのあるiPhone(iPhone 8以前のモデル) |
1.画面の右上隅から下にスワイプする |
コントロールセンターの「画面縦向きのロック」ボタンがオフの状態でiPhoneを縦向きに持てば画面は縦向きに、横向きに持てば横向きに回転します。
持ち方や向きを変えると画面は再び回転するので、画面を固定したい場合は次の手順でロックをかけましょう。
機種 |
画面の向きをロックする手順 |
---|---|
ホームボタンのないiPhone(iPhone X以降のモデル) |
1.画面の右上隅から下にスワイプする |
ホームボタンのあるiPhone(iPhone 8以前のモデル) |
1.画面の下端から上にスワイプする |
なお、アプリによっては回転に対応していない、あるいは「画面縦向きのロック」ボタンがオンになっていても自動で回転する場合があります。
iPhoneを安心して使うためにもロック画面を設定しよう
iPhoneにはロック画面があり、パスコードを設定しておけば誰かに拾われたり、盗まれたりしても個人情報を悪用されにくくなります。そのため、iPhoneを購入したらロック画面のパスコードの設定を行いましょう。
なお、ロック画面の設定や解除方法はパスコードとTouch ID、Face IDの3種類がありますが、iPhoneによってはFace IDが使えない、Touch IDに対応していないなどがあります。
Face IDやTouch IDは、パスコードを入力するよりも手間がかからず、タップする際の番号を見られることもないので他人の前でロックを解除するときも安心です。
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