スマホの空き容量を増やすには?iPhone・Android™スマホでの方法を解説

スマホの空き容量が少なくなり、データ保存やアプリのインストールができなくなって困った経験がある人もいるのではないでしょうか。空き容量の不足は、キャッシュや不要なアプリの削除、写真・動画の整理など、いくつかの対策があります。
今回は、スマホの空き容量を増やす方法や、iPhone・Android™スマホで空き容量を確認する方法などを紹介します。
※項目名や操作手順はOSバージョンや製品によって異なります。詳しくは公式Webサイトの製品ページなどをご確認ください。今回は、iPhone 17(iOS 26)、Google Pixel 8(Android 16)をもとに紹介します。
スマホのストレージ(容量)とは?
スマホの容量を確認したり、増やしたりするためには、まずストレージについて知っておきましょう。スマホのストレージとは、データを保存しておく容量のことです。撮影した写真・動画、インストールしたアプリなどのデータは、スマホ本体のストレージなどに保存されます。
ストレージに保存できるデータ量は機種ごとに決まっていて、写真・動画、アプリなどのデータをたくさん保存するほど空き容量は少なくなっていきます。
スマホや携帯電話の機種名や製品スペック(ストレージなどの欄)に記載されている128GB、256GBといった数値は、このストレージのことを指しています。
スマホで確保したい空き容量の目安
スマホのOS(スマホを動かす基本システム)アップデートでは、10GB以上の空き容量が必要になる場合があります。また、写真や動画の撮影、アプリの追加などでデータは日々増えていくため、数十GB程度の空き容量を確保しておくと安心です。
スマホの空き容量を確認する方法

スマホの空き容量(スマホの内蔵ストレージの空き容量)が少ないと感じたときは、アプリや写真、動画など、どのデータがストレージ容量を使用しているのかを把握することが大切です。空き容量を増やす方法を検討するためにも、まずはストレージの確認方法を見ていきましょう。
iPhoneで空き容量を確認する方法
iPhoneでは、以下の手順でストレージの空き容量を確認できます。
1.「設定」アプリを開き、「一般」をタップする

2.「iPhoneストレージ」をタップする

3.使用済みの容量や空き容量が表示される

同時にアプリごとに容量も確認できるので、どのアプリがストレージ容量を圧迫しているのかもわかります。

Androidスマホで空き容量を確認する方法
Androidスマホでは、以下の手順でストレージの空き容量を確認できます。
1.「設定」アプリ>「ストレージ」をタップする

2.使用済みの容量が表示される(合計の容量から使用済みの容量を差し引けば空き容量の確認が可能)

ストレージの画面では「アプリ」「動画」「ゲーム」「画像」「音声」「ドキュメント」「その他」「ゴミ箱」といった項目ごとの使用容量も確認できます。
各項目をタップすると、その分類のデータ使用量について、さらに詳細を確認することが可能です。たとえば「アプリ」をタップすると、アプリごとの使用容量が表示されます。

スマホの空き容量を増やす方法は?

スマホの空き容量を増やす方法としては、以下が挙げられます。
・キャッシュを削除する
・使わないアプリを削除する
・写真・動画を整理する
・クラウドストレージを利用する
・外部ストレージを利用する
スマホの空き容量を増やす方法で迷ったときは、アプリや写真・動画などで特に大きな容量を占めているデータを削除する方法がおすすめです。
それぞれの方法を見ていきましょう。
キャッシュを削除する
ブラウザ(インターネットでWebサイトなどを閲覧するためのアプリ)や動画アプリをはじめ、多くのアプリはスムーズな読み込みや動画再生などのために、キャッシュと呼ばれる一時ファイルを作成します。
本来キャッシュは自動的に削除されるものですが、何らかの理由により不要になったキャッシュをため込んでしまう場合もあります。キャッシュによってストレージが圧迫され、空き容量が少なくなっているケースも少なくありません。
キャッシュがたまっていないか確認し、適宜キャッシュを削除することで、スマホの空き容量を増やせます。また、ブラウザ以外の各種アプリもキャッシュを削除できるものがあり、削除することで空き容量を確保できます。
使わないアプリを削除する
スマホの容量が圧迫している場合は、利用していないアプリがないか確認してみましょう。特に3Dグラフィックのゲームアプリはデータ容量が大きくなることが多く、30GB以上(64GBのスマホの半分程度)になるアプリもあります。
また、使わないアプリを放置していると、容量を圧迫するだけでなく、各種のアクセス権限(アプリがスマホの機能を利用する許可)を与えたままの場合、セキュリティ面でリスクがあります。
一般的に有料のアプリであっても購入履歴が残っていれば無料で再度インストールすることが可能なため、使わないアプリはなるべく削除しましょう。
写真・動画を整理する
容量が大きくなりがちな写真や動画は、ストレージを圧迫しやすい代表例です。スマホに保存している写真・動画を整理することで、空き容量を増やせます。
iPhoneでは、「設定」アプリ>「iCloud」>「写真」の順にタップし、「iPhoneのストレージを最適化」をタップしてチェックを入れると、高画質な元の写真・動画(フル解像度データ)はiCloudに保存され、スマホ本体には容量の小さいコピーが保存されるようになります。

ただし、この機能を利用するには、「iCloud写真」を利用している場合に限ります。これには、「設定」アプリ>「iCloud」>「写真」>「このiPhoneを同期」をオンに設定します。
また、「写真」アプリを開いて「コレクション」タブへ切り替え、下へスクロールして「ユーティリティ」>「重複項目」から重複する写真・動画の結合が可能です。「結合」をタップすると、重複する写真・動画のうち最も品質の高いものを残して、ほかは「最近削除した項目」アルバムに移動します。
なお、重複しているものがない場合は、「重複項目」のメニューは表示されません。

「最近削除した項目」の写真・動画は30日後に完全に削除されます。すぐに完全に削除するには、「写真」アプリを開いて「コレクション」タブへ切り替え、下へスクロールして「ユーティリティ」>「最近削除した項目」を選び、「アルバムを表示」をタップして認証を済ませてから、目的の写真を選択して「…」>「削除」>「すべてのデバイスから削除」をタップします。
「最近削除した項目」から完全に削除することで、iPhone本体の容量が確保されます。
Androidスマホでは、「設定」アプリ>「ストレージ」>「空き容量を増やす」から、バックアップ済みの写真・動画を本体から削除できます。

「空き容量を増やす」をタップ後に、左上の「⇐」アイコン>メニューアイコン(≡のアイコン)>「設定」から「スマート ストレージ」をオンにして、空き容量が少なくなったときに、自動でバックアップ済みの写真・動画をスマホ本体からは削除する設定にすることも可能です。

クラウドストレージを利用する
スマホの容量を圧迫している原因が写真・動画やファイルなどの場合、iCloudやGoogle ドライブなどのクラウドストレージ(インターネット上にデータを保存するサービス)にデータを保存する方法もおすすめです。
クラウドストレージを利用すると、写真・動画やファイルをインターネット上に保存できます。iPhoneならiCloud、AndroidスマホならGoogle フォトやGoogle ドライブが連携しやすく便利です。
無料で利用できる容量はiCloudが5GB、Google ドライブが15GBです。クラウドストレージの容量は有償で拡張できるため、写真・動画やファイルをたくさん保存したい場合は、有料プランも検討しましょう。
楽天モバイルでは、楽天ドライブが50GBまで無料で利用できます。楽天ドライブは、スマホの写真や動画をかんたんに保存できるクラウドストレージサービスです。
※Rakuten最強プラン、Rakuten最強プラン(データタイプ)、Rakuten最強U-NEXTのご利用者が対象です。
※楽天IDを使用せずに楽天モバイルにご契約されている場合(2025年12月11日以前にお申し込みの方)、楽天会員向けの特典はご利用いただけません。詳細はこちらをご確認ください。
※サービスのご利用には別途通信料が発生します。
※ストレージの容量には上限があります。
※予告なくサービスを中止または変更する場合があります。
外部ストレージを利用する
Androidスマホによっては、SDカードに対応している製品があり、一部データの保存先として使える場合があります。
SDカードに対応しているスマホは、たとえば、SONY Xperiaシリーズ、SHARP AQUOSシリーズ、Samsung Galaxyの一部のモデルが挙げられます。
SDカードに対応していないスマホも、外付けSSDやHDD(スマホの外付け用として使うデータ保存機器)を充電端子に接続して当面必要ではないデータを内蔵ストレージから外付けストレージへ移動することで、内蔵ストレージに空き容量を作ることができます。
また、iPhoneも同様に、外付けSSDやHDD、SDカードリーダー(SDカードのデータを読み書きする機器)を利用してデータを保存し、ストレージに空き容量を作れます。
AndroidスマホやiPhoneに内蔵されているストレージ本体の容量を、後から増やすことはできません。
スマホ本体にたくさん写真・動画を保存したい場合や、データ容量が大きいゲームアプリをインストールしたい場合は、スマホ購入時に本体のストレージ容量を重視して選ぶとよいでしょう。
スマホのストレージ容量が不足するとなにが起きる?

スマホのストレージ容量が不足すると、以下のような問題が発生することがあります。
データ保存やアプリのインストールができなくなる
スマホの空き容量が、保存するデータの容量より不足していると、データを保存できなくなります。たとえば、撮影した写真・動画を本体に保存できなくなるケースです。
また、空き容量が不足していると、新しいアプリをインストールできなくなることがあります。
特に、豪華なグラフィックを用いたゲームなどでは、アプリ本体とは別に、大容量の追加データのインストールが必要になる場合もあるので、アプリストアで案内されているもの以上の容量を使用する場合があります。
スマホの動作が重くなる
空き容量が少なくなるとスマホの動作が重くなることがあり、アプリの起動や反応が遅くなったり、フリーズしたりすることがあります。また、スマホが勝手に再起動するなどの不具合が起こることもあります。
OSアップデートができなくなる
OSのアップデートには、一定の空き容量が必要です。アップデートの内容によっては10GB以上の空き容量が必要になる場合があります。
空き容量が不足していると、結果としてOSをアップデートできず、最新の機能は利用できません。もしもOSをアップデートできないまま使い続けると、脆弱性(プログラムの不具合などによる安全上の欠陥)が修正されないまま利用を続けることになり、セキュリティ面でのリスクが高まります。
ストレージや空き容量についてよくある質問
スマホのストレージや空き容量についてよくある質問を、下記にまとめました。
スマホのストレージの種類は?
スマホで利用できるストレージには、主に以下の種類があります。
・内部ストレージ:スマホ本体に内蔵されているストレージのこと
・外部ストレージ:スマホの外部に接続して使うストレージのこと
・クラウドストレージ:インターネット上にデータを保存するストレージのこと
内部ストレージが不足したときは、外部ストレージやクラウドストレージを利用して内部ストレージからデータを移動することで、空き容量を確保できます。
ストレージとメモリの違いは?
メモリ(RAM)は、アプリの実行や処理に必要な情報が一時的に保存される場所のことです。アプリを終了したり、スマホの電源を切ったりすると、保存されたデータは自動的に消去されます。
メモリは、負荷の大きいアプリを使う、複数のアプリを同時に利用するなど、スマホが快適に動作するために必要なものです。
一方、ストレージ(ROM)は、アプリや写真、動画などのデータを長期的に保存しておくための場所です。電源が切れても保存されたデータが勝手に消えることはありません。
スマホのストレージ容量の選び方は?
一般的なスマホのストレージ容量の選び方は、以下のとおりです。
|
ストレージ容量 |
この容量を選ぶのがおすすめの人 |
|---|---|
|
64GB |
あまり保存しない人(通話などの連絡手段やSNSの閲覧がメインな人) |
|
128GB/256GB |
それなりの容量が必要な人(動画や音楽、ゲームアプリの保存に容量が必要な人) |
|
512GB/1TB |
たくさん保存する人(4K動画の編集や保存、高画質のゲームを楽しみたい人) |
スマホ本体のストレージ容量は、購入後に増やすことができません。写真や動画の撮影頻度、アプリの利用状況などを踏まえて、最適なものを選びましょう。容量に迷ったときは、ストレージ容量に余裕のある機種を選んでおくと安心です。
スマホの容量不足のときは買い替えも検討しよう
スマホの容量が不足しているときは、キャッシュや不要なアプリの削除、写真・動画の整理、クラウドストレージ・外部ストレージの利用などで空き容量を増やせます。
ただし、「ストレージを整理してもすぐにいっぱいになる」「普通に使っていて容量が足りない」といった場合は、そもそもスマホ自体の容量が用途に対して不足している可能性があります。スマホの容量が足りない場合は、容量に余裕のあるスマホへの買い替えも検討してみましょう。
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