AirTag(エアタグ)が役立つシーンは?便利な使い方を用途別に紹介

AirTag(エアタグ)が役立つシーンは?便利な使い方を用途別に紹介
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2024.08.09

「家の鍵はどこにいったんだろう?」「上着を置き忘れたけど、どこの店かわからない!」という経験をしたことはありませんか。

鍵や財布の置き忘れから、盗難や飛行機旅行でのロストバゲージなど、自分の所有物を紛失するケースは多々あります。そんなときに便利なのが、Apple社が発売した紛失防止タグAirTagです。

AirTagは、独自の技術によって正確な位置情報を知らせる以外にも、さまざまな使い方があるほか、工夫することで自分の所持品を見つけやすくなります。

今回は、便利なAirTagの基本的な使い方から活用法まで解説していきます。

※AirTagはApple Inc.の登録商標です。

目次

AirTagとはどんなもの?

AirTagはApple社によって開発された紛失防止タグで、直径約31.9mm、厚さ約8.0mmの、500円玉より一回り大きい円形をしています。イニシャルや絵文字を刻印可能なので、複数のAirTagを所有していても使い分けがしやすくなっています。

AirTagには防水性があり、うっかり水に濡れても問題はないので、外での利用も安心です。

Bluetooth®とUltra Wide Band(UWB)技術を利用して、AirTagの位置情報を提供することで、近くにあるApple製デバイスがAirTagの信号を拾い、iCloudを通じて位置情報を持ち主に伝えてくれます。

AirTagのバッテリーは、約1年間使用可能なCR2032電池を使用しており、電池はユーザー自身で簡単に交換が可能です。

また専用アクセサリが豊富で、キーリングやループなどを利用して、さまざまなアイテムに取りつけられます。

またプライバシーを保護する機能も充実しており、他人からの不要な追跡を防ぐための機能が備わっているので、他人のAirTagが持ち物に紛れ込んでいる場合は画面に通知を表示してくれます。

AirTagにできることと便利な使い方

AirTagには音を鳴らして現在位置を知らせたり、探している方向や距離を細かく特定できたり、探し物に便利な機能があります。

AirTagでできることや便利な使い方を見ていきましょう。

AirTagにできること

機能

詳細

正確な場所を見つける機能 

AirTagがBluetoothに接続できる範囲であれば、「探す」アプリで正確な場所を見つけられます。iPhoneなどの「探す」アプリから矢印でAirTagまでの距離と方向をわかりやすく表示します。 

※iPhone 11以上のモデルで利用できます。 

音を鳴らせる機能

iPhoneなどの「探す」アプリから、「サウンドを再生」をタップすると、AirTagから音が鳴り、探し物が簡単に見つかります。

置き忘れ防止機能

「探す」アプリでAirTagが手元から離れたときの通知をオンにすると、置き忘れの防止につながります。

最大5人まで共有できる機能

AirTagを装着した持ち物を相手に貸し出した後、借りている人がもし持ち物を紛失した場合、地図上に表示して探せるようにする機能です。

※AirTagを共有できる機能はiOS 17で搭載された機能です。

紛失モード

紛失モードを有効にすると、AirTagを装着した持ち物を誰かが見つけたときにスマホをかざすと電話番号やメールアドレスを表示できます。

Siri※と連携

iPhoneなどのApple製品に内蔵されているSiriに指示して、AirTagの場所を調べたり、音を鳴らしたりできます。

プライバシー機能

プライバシー機能が内蔵されており、AirTagの中に位置情報や個人情報が保存されることはありません。

電池交換

電池が切れた場合は、ボタン型電池を購入して、自分で電池交換することが可能です。

AirTagの便利な使い方

置き忘れやすい上着や荷物に装着して、簡単に探し出せるようにすることで紛失を防いだり、スーツケースにAirTagを入れておくことで、ロストバゲージを防いだりするのに便利です。

また、外出時にジャケットやコートのポケットに入れておくことで、クロークに預けた際の取り違えや、席への忘れ物を防止できます。

ほかにも、家の中で紛失しがちな家や車の鍵、リモコンに取りつけておくと、家中を探し回らずに済むでしょう。

自転車に装着しておけば、万が一自転車泥棒に遭ったときもすばやく見つけられます。

子どもやペットを探すためにAirTagを使うのは非推奨

AirTagは、子どもが迷子になったときや、ペットが脱走したときの捜索には推奨されていません。

Apple社は、小さな子どもを追跡したい場合はApple Watchのファミリー共有設定の利用を推奨しており、AirTagを子どもやペットに装着して、迷子防止タグの代わりにするのは非推奨としています。

設計上、子どもやペットを探すのに適していないので、AirTagの利用は避けた方がいいでしょう。

AirTagのメリット・デメリットを知ろう

AirTagは紛失した物を探し出す機能が優れており、便利でメリットが多い反面、機能の高さによるデメリットもあります。安全にAirTagを利用するにはデメリットを把握したうえで、メリットを活かした使い方が大切です。

どのようなメリット・デメリットがあるのか詳しく見ていきましょう。

AirTagのメリット

AirTagは、ほかの紛失防止タグと比べて優れている機能があります。具体的なメリットを見ていきましょう。

・専用アプリをインストールする必要がない
AirTagは、Apple製品に標準搭載されている「探す」アプリで探せます。専用アプリをインストールする必要がないため、手軽に使い始められます。特にスマホのストレージ容量を節約したい人にとっては、嬉しいポイントになるでしょう。

・位置情報を特定する精度が高い
AirTagは、iPhone 11以降の機種であれば、高い精度で位置情報を特定できます。装着した持ち物の詳細な位置がわかるため、家の中で鍵や財布を探したいときにも役立ちます。

・プライバシーに配慮されている
プライバシーを厳重に保護して管理しており、不要な追跡を防ぐ機能があるので、いつの間にか誰かに居場所を追跡されていたという心配がありません。

・航空機に乗る際、AirTagの電源をオンにしたまま荷物を預けられる可能性がある
昨今、航空機に持ち込む手荷物や航空会社のチェックインカウンターで預ける手荷物に、AirTagの電源をオンにしたまま荷物を預けられる航空会社があります。

空港や乗り継ぎ地でも荷物の位置を確認できるほか、荷物が見当たらない場合でも、iPhoneやiPadから荷物の位置を追跡できるため旅行や出張時に役立つでしょう。

・Apple製品の中では安価
AirTagの価格は、1個4,980円(税込)と、Apple製品の中では比較的購入しやすいこともメリットのひとつです。さらにAirTagを4個セットで購入すると、1個あたりの価格が安くなるため、いろいろな所持品に装着するのもおすすめです。

AirTagのデメリット

大切な物を紛失防止する目的に便利なAirTagですが、便利なことだけではありません。購入した後に後悔しないように、あらかじめデメリットも確認しましょう。

・Android™には対応していない
AirTagは、iPhoneなどのApple製品のみ対応しており、Androidでは利用できません。

対応機種は、iOS 14.5以降を搭載したiPhone、またはiPadです。AirTagを利用したい場合は、あらかじめ手元の機種がAirTagに対応しているか確認しましょう。

・AirTag専用ケースを装着しなければキーホルダーをつけられない
AirTag本体には、キーホルダーやストラップをつけられる穴が備わっていないため、AirTagアクセサリが必要です。

家の鍵や車の鍵などに装着できるキーホルダー型のアクセサリや、財布に入れられるカード型のアクセサリなど、AirTagを装着したい場所にあわせて、AirTagアクセサリを購入しましょう。

・長時間離れた場所にAirTagを置いたままにすると音が鳴ってしまう
一定時間持ち主のiPhoneから離れると鳴るAirTagの設計は、プライバシーを守るのには便利です。しかし、カバンの紛失防止に入れておいたら、会社のロッカーで就業時間中に鳴ってしまったというケースもあります。

AirTagが悪用されるリスクはある?

AirTagは悪用されるリスクに備え、プライバシーを保護する機能を搭載しています。

iPhoneは持ち主から離れて一定時間が経過したAirTagが近くにある場合、ユーザーに通知する機能があるので、不審なAirTagはすぐに検知できます。

また検知するだけでなく、正確に見つけ出すための機能も搭載されており、方向や距離も確認できるので、「怪しいAirTagがそばにあるのはわかるが、どこにあるのかわからない」という不安に陥ることもありません。

さらに検知された不審なAirTagが動いた際には、音を発して周囲に存在を知らせるように設計されているので、AirTagを勝手に忍ばせた人がこっそり回収しようとした場合でもすぐに見つけられます。

このように、悪意のあるストーキングを防ぐ機能が多数備えられているだけでなく、Apple社でもプライバシー保護の取り組みが強化されているので、安心して利用できます。

しかし、完全にリスクを排除することは難しいため、ユーザーも警戒を怠らないことが大切です。

なくしちゃった!あれどこにいった!?から解放されるAirTagで快適生活を送ろう!

AirTagは所持品の紛失や置き忘れを防いだり、すぐに見つけたりできる便利なグッズです。

子どもがなくしやすいカバンや水筒、うっかり置き忘れやすいジャケットなどに装着すると、「あれはどこにいってしまったの?」というトラブルも起きにくくなります。

AirTagはとても丈夫で壊れにくく、バッテリーも長持ちするので、万が一のときも安心です。位置情報を悪用されにくいシステムなので、悪意のある人に勝手に居場所を追跡される心配もありません。

Androidを利用しているけれど便利なAirTagを使いたいと思ったら、データ移行も簡単になったiPhoneへの乗り換えも検討してみるのがおすすめです。

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