スマホのバッテリーの減りが早いときの原因と対策を紹介 

スマホのバッテリーの減りが早いときの原因と対策を紹介 
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2024.11.20

「最近スマホのバッテリーの減りが早い」と感じるときは、バッテリーの劣化や設定の問題などいくつか原因が考えられます。

今回は、バッテリーの減りが早いときの原因と対策を紹介します。バッテリーの状態やスマホの設定を確認し適切に対処することで、バッテリーの減りが改善する可能性がありますのでぜひ参考にしてください。

 

目次

スマホのバッテリーの減りが早い原因

スマホのバッテリーの減りが早い原因としては、主に以下の4つが考えられます。

  • バッテリーが劣化している
  • バッテリー消費が激しいアプリが動作している
  • スマホの設定に問題がある
  • ウイルスイルスがバッテリーを消費している

バッテリーが劣化している

長期的な使用などでバッテリーが購入当初と比べて劣化が進んでいるために、バッテリーの持ちが悪くなっている可能性が考えられます。スマホのリチウムイオンバッテリーは充放電のたびに化学的な劣化が進み、少しずつ電池の持ち時間は短くなっていきます。

バッテリーの寿命は概ね2~5年といった期間がおおまかな目安です。一般的にスマホのバッテリーは500回ほどの充電サイクルを繰り返すと、寿命になるとされています。

充電サイクルは0%から100%までの充電を1回と数えるもので、たとえば50%から100%の充電は0.5回分の充電サイクルとしてカウントされます。この充電サイクルの回数を考えると、おおまかに2~5年がバッテリー寿命の目安となります。

バッテリー消費が激しいアプリが動作している

バックグラウンドでバッテリー消費が激しいアプリが動作していると、バッテリーの減りが早くなることがあります。バックグラウンドで動作するアプリは、気付かないうちにバッテリーを消費していることもあるので注意が必要です。

そのほか、バッテリー消費が激しいアプリの利用でも、当然バッテリーの減りは早くなります。たとえばゲームアプリを長時間プレイすることで、思っていたよりも早くバッテリーを消費していた、なんてことも考えられるかもしれません。

スマホの設定に問題がある

スマホの設定も、バッテリーの消費量を決める要因のひとつです。たとえば、ディスプレイの輝度が高く設定されていると、バッテリーが消費されやすくなります。

そのほか、バックグラウンド更新やBluetooth®、Wi-Fi、位置情報など、オンにしていることでバッテリーが消費されやすくなる設定があるため、見直すとよいでしょう。

ウイルスイルスがバッテリーを消費している

スマホがウイルスに感染すると、バックグラウンドでウイルスが動作し、バッテリーを異常消費するケースがありますウイルス。

ウイルスに感染するようなWebサイトにアクセスしたなど、直近でウイルス感染するような行動をしていた場合には、ウイルス感染が疑われます。

なお、「ウイルス感染でバッテリーを消費している」といった旨の偽のポップアップが表示されることもあります。こうしたケースはポップアップをクリックさせることが目的であり、実際にはウイルス感染ではないケースが多いため、誤ってクリックしないように注意しましょう。

スマホのバッテリーの減りが早いときの対策

スマホのバッテリーの減りが早いときの対策としては、以下の4つが挙げられます。

  • バッテリーの状態を確認する
  • バッテリー消費の激しいアプリを見つける
  • スマホの設定を見直す
  • ウイルスを駆除する

バッテリーの状態を確認する

iPhoneは、「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態」からバッテリーの状態、最大容量(新品時と比較したときの容量)などが確認できます。

Android ™も機種によってはバッテリー状態の確認が可能です。たとえば、Galaxyのスマホは、「設定」の中の「バッテリーとデバイスケア」を開くと、バッテリーの状態(バッテリーの残量低下)の情報が確認できます。

バッテリーの劣化が確認された場合は、バッテリー交換やスマホの買い替えを検討しましょう。

バッテリー消費の激しいアプリを見つける

スマホの設定からアプリごとのバッテリー消費が確認できるので、バッテリー消費の激しいアプリを探してみましょう。

iPhoneでは、「設定」>「バッテリー」を開き、「アプリ毎のバッテリーの使用状況」の見出しまでスクロールするとアプリごとのバッテリー消費の割合が確認できます。

Androidでは、「設定」>「バッテリー」>「バッテリー使用量」を開き、「アプリ別に表示」を選択するとアプリごとのバッテリー消費の割合が確認できます。

バッテリー消費量が多いアプリは使用を少なくする、通知する機能を減らすように設定するなど、使い方を見直してみるとバッテリーの持ちが改善される可能性があります。

スマホの設定を見直す

スマホ本体の設定を変更することで、バッテリー持ちの改善も可能です。

iPhone、Androidでバッテリーを長持ちさせる設定を以下で紹介します。

それぞれ、設定の変更によって機能を制限することもあるので、ご自身の使い方で変更可能な設定を変更してみてください。

iPhoneのバッテリーを長持ちさせる設定

iPhoneでバッテリーを長持ちさせる設定は以下が挙げられます。

設定項目

バッテリーを長持ちさせる設定手順

低電力モードにする

1. 「設定」>「バッテリー」を開く
2. 「低電力モード」をオンにする

バックグラウンド更新をオフにする

1. 「設定」>「一般」>「アプリのバックグラウンド更新」を開く
2. 個別のアプリのバックグラウンド更新をオフにする(または「アプリのバックグラウンド更新」から一括でオフにする)

Bluetoothをオフにする

1. 「設定」>「Bluetooth」を開く
2. 「Bluetooth」をオフにする

Wi-Fi®をオフにする

1. 「設定」>「Wi-Fi」を開く
2. 「Wi-Fi」をオフにする

位置情報をオフにする

1. 「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「位置情報サービス」を開く
2. 「位置情報サービス」をオフにする

画面の明るさを暗くする

1. 「設定」>「画面表示と明るさ」を開く
2. 明るさのスライダを左右にドラッグして明るさを調節

Bluetooth、Wi-Fi、画面の明るさの設定はコントロールセンターから変更も可能です。iPhone X以降は画面の右上隅から下にスワイプ、iPhone SE、iPhone 8などのホームボタンがある機種は画面の下端から上にスワイプでコントロールセンターが開きます。

低電力モードでは、電話、メール、メッセージの発着信、インターネットなどのパフォーマンスが最適化されるとともに、ProMotionディスプレイ(高速の画面書き換え)に対応するモデルでリフレッシュレート(1秒あたりの画面書き換えの回数)が60Hzに制限されます。

Androidのバッテリーを長持ちさせる設定

Androidでバッテリーを長持ちさせる設定は以下が挙げられます。

設定項目

バッテリーを長持ちさせる設定手順

バッテリーセーバーをオンにする

1. 「設定」>「バッテリー」>「バッテリーセーバー」を開く
2. 「バッテリーセーバーを使用」をオンにする

Bluetoothをオフにする

1. 「設定」>「Bluetooth」>「接続の詳細設定」を開く
2. 「Bluetooth」をオフにする

Wi-Fiをオフにする

1. 「設定」>「ネットワークとインターネット」>「インターネット」を開く
2. 「Wi-Fi」をオフにする

位置情報をオフにする

1. 「設定」>「位置情報」を開く
2. 「位置情報を使用」をオフにする

画面の明るさを暗くする

1. 「設定」>「ディスプレイ」を開く
2. 「明るさのレベル」を調節する

Bluetooth、Wi-Fi、画面の明るさの設定はクイック設定から変更も可能です。画面上部から下にスワイプでクイック設定が開きます。

バッテリーセーバーをオンにすると、ほとんどのアプリが一時停止して機能がオフになるとともに、処理が遅くなります。

ウイルスを駆除する

ウイルスに感染しているかもしれないと感じたら、セキュリティソフトを使って、ウイルススキャンを実行しましょう。ウイルスが検出された場合は、アプリのアンインストールなどソフトの指示に従って対応を行ってください。

セキュリティソフトはアプリストアから入手できるほか、携帯電話会社のオプションサービスとして利用できます。しゅう

スマホのウイルス感染の症状や対処法については、こちらをご確認ください。

スマホのバッテリーを交換する方法

スマホのバッテリー交換は、正規代理店、非正規の修理店、メーカーなどで対応が受けられます。店頭への持ち込みや郵送で手続きが可能です。バッテリー交換の費用は3,000円~20,000円程度が目安となります。

バッテリー交換の際には、事前にバックアップを取っておくようにしましょう。

iPhoneのバックアップは「設定」>「ユーザ名」>「iCloud」>「iCloud バックアップ」を開き、「今すぐバックアップを作成」をタップすると実行できます。

Androidのバックアップは「設定」>「Google」>「バックアップ」から「今すぐバックアップ」をタップすると実行できます。

スマホのバッテリー交換については、こちらをご確認ください。

バッテリーの減りが早いときの対策を知って原因を解決しよう

スマホのバッテリーの減りが早い原因は主に、バッテリーの劣化、アプリによる消費、設定の問題、ウイルスへの感染などが挙げられます。

バッテリーの減りが早いと感じたら、バッテリーの状態の見直し、アプリによる消費の確認、設定の見直し、ウイルススキャンを対策として実行してみましょう。

なお、バッテリーの劣化が進んでいるなら、スマホの買い替えも選択肢になります。

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