Google Playでの課金方法を解説!支払い方法や注意点も紹介

Google Playでの課金方法を解説!支払い方法や注意点も紹介
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2024.11.22

Google Playストアでは、課金することで有料アプリの購入などができます。

ゲームやアプリに限らず、電子書籍の購入も手軽にできるのが魅力のGoogle Play ストアですが、「課金方法がわからない」と利用をためらう人もいるでしょう。

そこで今回は、Google Playストアでの課金方法や、課金についてトラブルが起きたときの対処法などを解説します。

目次

その課金はなんのため?Google Playの課金でできること

Google Playストアでは、無料アプリのダウンロードだけでなく、多彩なコンテンツを購入できます。Google Playストアで課金することで、具体的にどんなことができるのか見ていきましょう。

1)有料アプリの購入
Google Playストアには、有料アプリが数多く揃っています。高機能な写真撮影アプリ、家計簿やスケジュール管理などの生活に役立つアプリ、過去のゲームタイトルを高画質化するなどの改良を加えたリマスター版のゲームアプリ、個性的なデザインのウィジェットなど、さまざまなアプリをダウンロードできます。

有料アプリの価格は、数百円(税込)~3,000円(税込)程度が多く、ほとんどが買い切りのアプリです。

2)アプリ内課金
基本無料のアプリや、ゲームアプリに多く見られる課金方法です。アプリ内で課金することで、ゲーム内のアイテムや、ガチャを引くための課金アイテム、アプリの追加機能の購入、広告の非表示など、便利なアイテムや機能を利用できます。

3)電子書籍や音声ブックの購入
Google Playストアで配信されている書籍や、音声ブック、漫画などの電子書籍を購入できます。小説やライトノベルなど、さまざまな書籍がラインアップされています。また、漫画は定期購入することが可能です。

自分に合った方法を選ぼう!Google Playで使える主な課金方法

Google Playストアでは、複数の課金方法が選べます。

1)Google Playギフトカード
Google Playギフトカードを利用し、Google Playの残高をチャージして課金する方法です。

Google Playギフトカードは、楽天市場などの一部のWebサイトでも購入可能です。また、一部のコンビニエンスストアやドラッグストア、スーパーマーケットで購入できます。

購入できる券種は、1,000円、3,000円、5,000円、10,000円、20,000円です。また、1,000円から50,000円まで自由に金額を指定して購入できるバリアブルカードも販売されています。

店舗によって購入金額に応じたギフトコードがもらえるなど、チャージできる金額が増量されるチャンスがあることもメリットのひとつです。

2)クレジットカード、またはデビットカード
Visa、Mastercard、JCB、American Expressなどの主要なブランドのクレジットカードを登録して支払う方法です。対応しているブランドのデビットカードを登録して、利用することも可能です。

3)キャリア決済
楽天モバイル、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクなどの携帯電話会社を通じて支払う方法です。Google Playストアで購入した代金を、携帯電話の利用料金と一緒に支払えます。

4)PayPal
PayPalアカウントとGoogle Playを連携することで、PayPalで指定している支払い方法を利用して課金する方法です。

5)現金
コンビニエンスストアで、Google Play残高にチャージする方法です。2024年8月現在で対応しているコンビニは、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、セイコーマート、ローソンです。

6)楽天Edy
Googleウォレットに追加されている楽天Edyを通じて支払う方法です。楽天Edyの登録は「電子マネーカードを追加」から行います。

7)メルペイ
Google Playストアにメルペイアカウントを登録し、メルペイにチャージされている残高を利用して支払う方法です。

Google Playの未成年の課金に関する制限

独立行政法人国民生活センターによると、オンラインゲームに関する相談件数は2021年度から2023年度まで毎年増加しています。2022年度の相談では、契約購入金額が平均約33万円と高額なトラブルにつながっているのが実情です。

こうした課金のトラブルが増加していることから、一部のアプリでは年齢別に課金アイテムの購入制限を設けていることがあります。しかし、年齢確認画面で成人と偽ってゲームに課金した事例もあり、必ず課金を防げるとは限りません。

そのため、Android™製品には、課金を制限する機能が備わっています。Google Playストアで課金できないようにする機能と、課金時に保護者の承認が必要になる機能があるため、子どもがスマホを利用する状況に合わせて設定するといいでしょう。

Google Playストアで課金できないようにする機能:
Android製品は、Google Playストアでの課金やダウンロードを制限するためのフィルタリングが可能です。

Google Playアプリで「設定>ファミリー>保護者による使用制限」の順にタップし、「保護者による使用制限」をオンにして、PINを作成し、使用制限を設定します。

課金時に保護者の承認が必要になる機能:
保護者のGoogle ファミリー リンクで、子どものスマホの購入承認を設定できます。

Google ファミリー リンクで制限したい子どもの名前をタップし、「コンテンツの制限>Google Play>購入とダウンロードの承認>承認を必要とするアイテム」の順にタップします。

購入を承認するコンテンツの種類を選択する画面となり、以下からひとつ選択できます。

・すべてのコンテンツ:Google Playで購入できるすべてのコンテンツのダウンロード時や、購入時に承認が必要となります。
・有料コンテンツのみ:有料アプリやアプリ内課金など、購入代金が必要となるときに承認が必要となります。
・アプリ内購入のみ:ゲームアプリなどでアプリ内課金をするときに承認が必要となります。
・承認は不要:有料アプリのダウンロードやアプリ内課金など、すべて承認不要にします。

実際にGoogle Playに課金する方法

紹介した7つの課金方法で、実際にGoogle Playに登録して課金する手順を見ていきましょう。アプリの購入画面などで登録した支払い方法を選択すると、任意の方法で課金できます。

Google PlayギフトカードでGoogle Playに課金する方法

Google Playギフトカードを購入した場合、支払うときにコードのアクティベーション(有効化)が行われます。アクティベーション(有効化)されていないギフトカードは利用できないことに注意してください。

Google Playギフトカード裏面の銀色のスクラッチ箇所を削り、16桁のコードを確認してください。Google Playアプリで「お支払い方法」をタップし、表示されたメニューから「コードの利用」をタップします。

「コードの利用」画面で、16桁のコードを入力してください。もしくは「ギフトカードのスキャン」をタップし、Google Playギフトカードのコードを読み取ることでも入力できます。

コードの入力完了後、「コードを利用」をタップしてください。Google Play残高が増えていれば、チャージが完了しています。

クレジットカードでGoogle Playに課金する方法

Google Playアプリで「お支払い方法」をタップし、表示されたメニューから「カード」をタップします。

「カードを追加」の画面で、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコード、名前などの情報を入力します。すべての情報を入力後、「カードを保存」をタップすると、登録が完了します。

キャリア決済でGoogle Playに課金する方法

Google Playアプリで「お支払い方法」をタップします。表示されたメニューから「(キャリア名)の決済を利用」を選択し、「有効」をタップします。携帯電話会社によっては、SMSなどで登録内容が確認されることがあります。

PayPalでGoogle Playに課金する方法

Google Playアプリで「お支払い方法」をタップし、表示されたメニューから「PayPal」をタップします。画面の指示に従って、PayPalアカウントと連携してください。

PayPalセキュリティキーを有効にしている場合は、ブラウザから追加する必要があります。play.google.com にアクセスして連携してください。

現金でGoogle Playに課金する方法

Google Playアプリで「お支払い方法」をタップし、表示されたメニューから「コンビニでGoogle Playの残高を追加」をタップします。

「金額の選択」画面で500円~50,000円の金額内でチャージしたい金額を選び、「次へ」をタップします。次に、利用するコンビニをタップしてください。

「お支払いコードを取得」をタップすると、支払い用の番号、またはバーコードが発行されます。利用するコンビニによって異なるため、指示に沿って手続きしてください。

Google Playの残高を確認する方法は?

Google Playアプリを開いて右上のプロフィールアイコンをタップし、表示されたメニューで「お支払いと定期購入」をタップします。

Google Playの注文履歴の確認方法

「お支払い方法」の一覧に「Google Playの残高」という項目があり、現在の残高が表示されます。

また、Google Play残高を支払い方法に指定している場合、アプリの購入時やアプリ内課金の際に画面で確認できます。

Google Playストアで購入したアプリやゲーム内アイテム、電子書籍などの履歴を確認するには、Google Playアプリを開き、右上のプロフィールアイコンをタップし、表示されたメニューで「お支払いと定期購入」をタップします。

「予算と履歴」をタップすると、注文履歴を確認できます。

パソコンやスマホのブラウザからは、payments.google.com にアクセスし、右上のプロフィールアイコンをクリックして「お支払いと定期購入」を選び、「予算と注文履歴」を開くと、注文履歴が確認できます。
同一のGoogleアカウントで購入したすべての履歴を確認できますが、検索機能がないので、特定の請求を探したい場合は注意しましょう。

Google Playで不審な注文履歴があった場合

Google Playストアで身に覚えがない注文履歴があった場合、払い戻しリクエストが可能です。

1)請求元を確認する
クレジットカードや銀行の明細書で、請求元が以下の一覧と一致するか確認しましょう。

明細書に記載されている名称:
「GOOGLE*アプリのデベロッパー名」(Androidアプリの場合)
「GOOGLE*アプリ名」(Androidアプリの場合)
「GOOGLE*コンテンツ タイプ」(例:「GOOGLE*ブックス」)
「GOOGLE PLAY JAPAN」

2)払い戻しをリクエストする
不審な注文については、Google Play ヘルプにアクセスして払い戻しをリクエストできます。Google Playヘルプのページを開き、下にスクロールして「返品と払い戻し」をタップします。

Google Play内の不審な注文は、展開されたメニューから「覚えのない請求を報告する」をタップしてください。

「ご利用覚えのないGoogle Playの請求を報告する」の画面下部にある「確認」をタップします。画面の指示に従って必要な情報を入力すると、請求内容や請求先の情報にあわせて、適切な窓口フォームが案内されます。

家族や友だちが許可なく購入したと思われる場合は、払い戻しの対象となる可能性があるため、「払い戻しをリクエスト」に進みます。

そのほか、多くの場合で「払い戻しをリクエスト」で解決するため、「返品と払い戻し」で表示される「Google Playでの払い戻しについて」へ直接進んでも問題ありません。

不審な第三者の無断しようと思われる場合は、「許可のない購入の報告」フォームから不正利用を報告すると、不正利用の内容を精査した上で請求の取り消しが行われます。
ただし、払い戻しリクエストは必ず受け付けられるわけではなく、状況を判断したうえで審査が進められる点に注意してください。

子どもが勝手にGoogle Playで課金していた場合、キャンセルはできる?

子どもが無断でGoogle Playストアに課金していた場合、キャンセルできるかどうかは状況によって異なります。

1)保護者のスマホを使って無断で課金している場合
保護者のスマホで子どもが有料アプリやゲーム内で課金していた場合、48時間以内であればGoogle社から払い戻しを受けられる可能性があります。

払い戻しをリクエストする場合は、以下の「Google Playでの払い戻しについて」にアクセスし、「払い戻しをリクエスト」をタップしてください。画面に沿って選択肢を選ぶと、払い戻しリクエストができるかわかります。

Google Playでの払い戻しについては、こちらをご確認ください。

ただし、保護者のアカウントを子どもが操作して課金をしている場合は、Google社にキャンセルリクエストを依頼してもキャンセルが認められるとは限りません。

もし払い戻しが認められない場合には、最寄りの消費生活相談窓口に相談してみましょう。相談内容に応じて助言をもらえる可能性があります。

窓口の連絡先がわからない場合は、消費者ホットライン188番に電話をすると、最寄りの窓口を案内してもらえるため、活用するとよいでしょう。

2)子どもに持たせているスマホから無断で課金している場合
子ども自身のスマホで課金をしていた場合、48時間以内であれば払い戻しリクエストができる可能性があります。Google ファミリー リンクを利用して、課金を制限していないケースでも、一度試してみるとよいでしょう。

払い戻しをリクエストするには、以下のWebサイトにアクセスし、「払い戻しリクエスト」をタップしてください。画面に沿って選択肢を選ぶと、払い戻しリクエストができるかがわかります。

Google Playでの払い戻しについては、こちらをご確認ください。

ただし、課金後48時間を超えている場合は、課金したアプリの運営会社に連絡しなければなりません。

3)未成年の子どもがゲームアプリの年齢確認で成人と偽って課金している場合
ゲームアプリでは、年齢によって課金制限を設け、過度な課金を防いでいることがあります。しかし、未成年が成人と偽って課金した場合、詐術を用いたことになり、契約を取り消すことができない可能性があります。

もしこのような状況になった場合は、最寄りの消費生活相談窓口に相談してみましょう。

消費生活相談窓口の連絡先がわからない場合は、消費者ホットライン188番に電話をすると、最寄りの窓口を案内してもらえます。

4)子どもが無断で保護者のクレジットカードを利用した場合
Google Playだけでなく、クレジットカード会社の窓口に問い合わせてください。

もし返金やキャンセルが認められない場合には、消費生活相談窓口に相談するとよいでしょう。消費生活相談窓口の連絡先がわからない場合は、消費者ホットライン188番に相談してください。

くれぐれも、普段からクレジットカードは厳重に管理するようにしてください。

Google Playの請求日はいつ?

Google Playストアで購入した代金の請求日は、利用している決済方法によって異なります。必ず同じ請求日になるとは限りません。楽天Edyやメルペイなどの電子決済サービスや、Google Play残高を利用した場合は、即時に引き落とされます。

キャリア決済の場合、購入の15分後に請求が発生しますが、実際の支払いは当月の電話利用料金とまとめて請求されます。

クレジットカードやデビットカードの場合は、利用して数日以内に請求の処理が行われ、引き落とし日にまとめて支払います。

請求の処理には日数がかかる場合があり、契約しているカード会社の締め日によっては当月中の請求にならないこともあるため注意が必要です。

また、定期購入、サブスクリプションサービスの利用料金は、毎月同じ日に更新と請求がされます。電子決済サービスは即時引き落とされますが、クレジットカードやデビットカードの場合は、契約しているカードによって締め日や引き落とし日が異なります。

Google Playで課金できない原因と対処法

Google Playストアで課金できない原因は、指定した支払い方法に問題が発生しているケースがほとんどです。

支払い情報の確認:
支払い方法に登録しているクレジットカードの有効期限が切れている場合や、利用可能額を超えている場合があります。登録している支払い方法の情報や残高を確認してください。

ほかの支払い方法を試す:
現在の支払い方法が利用できない場合、ほかのクレジットカードを登録するほか、Google Playギフトカードを購入してチャージするなどの方法を試してみましょう。

残高不足の確認:
デビットカードや楽天Edy、メルペイなどを利用している場合、残高が不足していると決済できません。Google Play残高を指定している場合も、残高が不足していると決済できないため、残高が不足していないか確かめてください。

クレジットカードの制限確認:
利用しているクレジットカードに設定されている取引制限が原因で、支払いが承認されない場合があります。クレジットカード会社に問い合わせてください。

クレジットカードのセキュリティロック:
購入金額や頻度によっては、不正利用の可能性があると判断され、セキュリティロックがかけられたり、キャンセルされたりすることがあります。クレジットカード会社からの通知を確認し、指示に従って対応してください。

Google Playで課金するなら、自分にとって一番おトクになる方法を選ぼう

Google Playストアでは、支払い方法に応じて簡単に課金できます。クレジットカードやキャリア決済のポイント還元、コンビニの増量キャンペーンなどを利用することで、おトクに課金できるでしょう。

ただし、スマホを子どもに使わせるときは注意が必要です。課金制限をしていない場合、際限なく課金してしまい、高額請求が行われてしまったトラブルが多発しています。

Google ファミリー リンクで制限をかけるだけでなく、支払い方法にも上限があるものを選び、万が一の場合にも対応できるようにすることが大切です。

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