プロバイダーの意味や役割は?インターネット初心者にもわかりやすく解説

プロバイダーの意味や役割は?インターネット初心者にもわかりやすく解説
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2025.06.27

パソコンなどでインターネットを利用するには、プロバイダーと回線事業者、両方の契約が必要です。

今回は、プロバイダーとはどのようなものなのか(役割・契約形態・選び方など)をわかりやすく解説します。パソコンなどでインターネットを利用するのであれば、正確に把握しておきましょう。

目次

プロバイダーとは

プロバイダーとは、「インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)」の略で、回線を通じてインターネットに接続するサービスを提供する会社です。

インターネットを利用するためには、プロバイダーと回線事業者の両方と契約する必要があります。

回線(光ファイバーなど)が存在するだけでは、インターネットへ接続できません。「物理的な回線を介してインターネットに接続するサービス」を提供するプロバイダーとの契約も不可欠です。

荷物の配送に例えると、プロバイダーは荷物を運ぶ運送業者、回線事業者は道路の管理運営を担う事業者に相当します。

回線事業者とは

回線事業者とは、インターネット回線を提供している会社です。

以下は、インターネット回線の主な種類です。モバイル回線以外は、利用する際に工事が必要な場合があります。

・光回線(光ファイバーを用いた回線)

・ケーブルテレビインターネット回線

・モバイル回線

なお、回線事業者によっては、プロバイダーとしての役割も担うケースがあります。

プロバイダーの役割

プロバイダーの役割は、主に以下の2つが挙げられます。また、プロバイダーによっては、これら以外のサービスを提供しているケースもあります。詳細は、各社の公式Webサイトでご確認ください。

・IPアドレスの付与・管理

・メールアドレスの発行やセキュリティ対策など

それぞれに関して詳しく説明します。

IPアドレスの付与・管理

プロバイダーは、利用者・サーバーに対してIPアドレスを付与し、管理する業務を担っています。

IPとは、「インターネット・プロトコル(Internet Protocol)」の略語です。データグラム(小さなデータの断片)を転送するためのプロトコル(通信規約、通信手順)で、インターネットに接続する際に用いられます。

IPアドレスとは、ネットワークに接続する各製品に割り振られる識別番号です。

メールアドレスの発行やセキュリティ対策など

独自ドメインのメールアドレスの発行や、セキュリティ対策を実施することもプロバイダーの役割です。

ほかにも、操作方法や問い合わせ対応などの各種サポートも実施しています。

解約すると、原則としてメールアドレスの利用は継続できませんが、プロバイダーによっては料金を支払うことで継続利用できる場合もあります。

プロバイダーに支払う料金

インターネット接続サービスの料金は、プロバイダーごとに異なります。また、プロバイダーによっては、複数の料金プランが用意されている場合があります。

プロバイダーに支払う月額料金は、1,000~2,000円程度のケースが多いです。

インターネットを利用するためには、別途、回線事業者に対して回線利用料金を支払わなければいけません。

プロバイダーの契約形態(契約方法)

契約形態としては、「回線事業者とプロバイダーを別々に契約する方法」と「回線事業者とプロバイダーをまとめて契約する方法」があります。

前者の形態では、プロバイダーを変えずに回線を乗り換えたり、回線を変えずにプロバイダーを乗り換えたりすることが可能です。

回線事業者がプロバイダーとしての役割も担う場合や、プロバイダーが回線も取り扱う場合は、後者の形態を選択できます。

まとめて契約する方法の具体例としては、NTTの「フレッツ光回線」を各プロバイダーが借り受けて提供・販売する「光コラボ(光コラボレーションモデル)」があります。契約を一本化でき、手間が省けることが魅力です。

プロバイダーの選び方

プロバイダーを選ぶ際は、各社の公式Webサイトをチェックしましょう。以下は、比較するべき主な要素です。

・契約している回線に対応しているかどうか

・利用料金

・サービスの内容

それぞれに関して詳しく説明します。

契約している回線に対応しているかどうか

契約している回線によって、対応しているプロバイダーが異なります。各社の公式Webサイトでご自身が契約している回線に対応しているかどうかをチェックしましょう。

光回線とIPv6に対応している回線は、「IPoE」「IPv4 over IPv6」といった通信速度が速い接続方式を利用できることが多いです。「IPoE」「IPv4 over IPv6」などを利用する場合、プロバイダーもIPv6に対応している必要があるため、事前に確認しましょう。

利用料金

月額利用料金は、プロバイダーごとに異なります。また、契約時に別途費用がかかる場合があります。各社の公式Webサイトで金額を比較して契約先を選びましょう。

タイミングによっては、入会キャンペーンが実施されていることがあります。キャンペーンの利用で費用を抑えられる場合もあるので、特典の内容や適用条件などをチェックしてみましょう。

サービスの内容

プロバイダーは、回線を通じてインターネットに接続するサービス以外にも、以下のようなサービスを実施しています。

・IP電話

・Webサイトを公開するためのWebサーバーの提供

・セキュリティソフトの提供

各社の公式Webサイトをチェックし、ご自身に適したサービスを提供しているプロバイダーを選びましょう。

ご自身に適したプロバイダーと契約してインターネットを楽しもう

料金やサービス内容などを比較して、ご自身に適したプロバイダー、回線事業者と契約し、インターネットを楽しみましょう。

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