スマートテレビとは?選ぶときのポイントや注意点、使い方なども解説

スマートテレビとは?選ぶときのポイントや注意点、使い方なども解説
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2025.12.18

IoT(Internet of Things)とは、あらゆる機器をインターネットに接続する技術のことです。

IoTが採用された機器を「スマート〇〇」と呼びます。身近な例としては、スマートスピーカーやスマートウォッチなどが挙げられます。
スマートテレビもIoTの技術を活かした製品のひとつで、インターネットに接続することで、動画配信サービスを視聴したり、アプリを利用したりできます。今回は、スマートテレビの概要やできること、選ぶポイントなどを解説します。

目次

スマートテレビとは

スマートテレビとは、インターネットの接続機能や高度なコンピューティング機能を搭載したテレビのことです。一般的なパソコンやスマホのように、動画配信サービスをはじめとしたインターネット上のさまざまなコンテンツを楽しめます。

また、高度なコンピューティング機能により、アプリの利用やAIによるおすすめ表示、音声操作なども可能です。

スマートテレビでできること

スマートテレビは、従来のテレビにはない機能を利用できます。以下はスマートテレビでできることの一例です。

・Webサイトの閲覧

・動画配信サービスの視聴

・アプリの利用

・別端末のミラーリング

・音声操作

・ビデオ通話

インターネットに接続したスマートテレビでは、Webサイトの閲覧や動画配信サービスの視聴ができます。普段はスマホで見ているWebサイトや動画などのコンテンツを、スマートテレビの大きな画面で楽しめます。

アプリにも対応しており、好きなアプリをインストールしてスマートテレビの画面で操作が可能です。

また、スマートテレビはスマホやパソコンの画面をミラーリングすることもできます。スマートテレビの大きな画面でスマホのゲームを楽しんだり、スマホに保存している思い出の動画を家族で楽しんだりと、ミラーリング機能を使ってさまざまな楽しみ方ができます。

さらに、スマートテレビには音声操作に対応しているモデルもあり、リモコンのボタンを押しながら話しかけるだけで、チャンネルの切り替えやアプリの起動などが可能です。

カメラやマイクを搭載したモデルでは、ビデオ通話アプリを使って家族や友人と顔を見ながら会話することもできます。

スマートテレビを選ぶポイント

スマートテレビを選ぶ際は、以下のポイントに注目しましょう。

・OSの種類

・対応している動画配信サービスの種類

・画質

・チューナーを搭載しているか

これらのポイントに注目してスマートテレビを選ぶことで、より自分に適した製品を見つけやすくなります。以下でスマートテレビを選ぶポイントを詳しく紹介します。

OSの種類

スマートテレビには、スマホやパソコンと同様にOSが搭載されています。搭載されているOSの種類は製品によって異なりますが、主にGoogleのAndroid™ OSをベースにしたAndroid TVやGoogle TV、またはメーカー独自のOSが採用されています。

OSごとに機能や操作性が異なるため、スマートテレビを選ぶ際は搭載されているOSを確認したうえで、その特長を調べておくとよいでしょう。

たとえば、Android OSをベースにしたAndroid TVやGoogle TVは、Google Play ストアからアプリをインストールして利用できます。また、Google アシスタントによる音声操作にも対応しています。

対応している動画配信サービスの種類

動画配信サービスを大画面で楽しみたい人は、利用したいサービスにスマートテレビが対応しているかを確認しておきましょう。

動画配信サービスには数多くの種類がありますが、スマートテレビのメーカーやモデルによって対応状況が異なります。視聴したい動画配信サービスが決まっている人は、そのサービスに対応した製品を選びましょう。

画質

スマートテレビの画質は好みだけでなく、予算も考慮して選ぶことが大切です。

たとえば、フルHD画質(1920×1080ピクセルの高精細映像)やHD画質(1280×720ピクセルの標準的な高画質)のモデルの場合、大画面では映像がやや粗く見えることがあります。その分リーズナブルな価格で購入しやすいため、コストパフォーマンスを重視する人にはおすすめです。

画質にこだわりがある人は、4K画質に対応したモデルや有機ELディスプレイを採用した製品を検討してもよいでしょう。4Kの解像度はフルHDの約4倍もあるため、より美しい映像を楽しめます。ただし、その分価格は高額に設定されている傾向にあります。

チューナーを搭載しているか

スマートテレビを選ぶ際は、チューナーを搭載しているかどうかも確認しましょう。

チューナーとは、テレビ放送を受信するために必要な装置のことです。スマートテレビには、大きくわけてチューナー搭載モデルとチューナーレスモデルの2種類があります。

チューナーレスモデルのスマートテレビでは、テレビ放送を受信できません。スマートテレビで番組を視聴したい場合は、別途チューナーを用意するか、チューナー搭載モデルの製品を購入する必要があります。

ただし、チューナーレスモデルはテレビ番組を視聴できない分、価格がリーズナブルな傾向にあります。テレビ番組の視聴状況や予算を考慮し、チューナー搭載モデルとチューナーレスモデルのどちらを選ぶか検討しましょう。

スマートテレビの購入を検討する際の注意点

スマートテレビの購入を検討する際は、いくつか注意したいポイントがあります。以下でひとつずつ紹介します。

スマートテレビを使うためにはインターネット環境が必要

インターネット環境が整っていないと、インターネットを利用した機能をスマートテレビで使うことができません。インターネット環境が自宅にない場合は、スマートテレビの購入前にインターネット回線の契約が必要です。

なお、多くの場合、スマートテレビのインターネットへの接続方法は有線・無線のどちらにも対応しています。

セキュリティ対策を行う必要がある

スマートテレビは一般的なパソコンやスマホと同様に、個人情報の流出やウイルス感染などのセキュリティリスクがあります。

こうしたリスクに備えるためには、セキュリティ対策を行わなければいけません。セキュリティ対策にはさまざまな方法がありますが、代表的な対策としては「セキュリティアプリを活用する」「ソフトウェアを最新の状態に保つ」といった方法があります。

定期的なアップデートが必要

スマートテレビはOSやアプリを搭載しているため、機能を維持し、セキュリティを確保するには定期的なアップデートが不可欠です。

アップデートを怠ると、アプリの動作不良やセキュリティリスクにつながります。確実にアップデートを行うために、自動更新の有無や、手動更新の手順などを事前に確認しておきましょう。

上位モデルは価格が高い傾向にある

スマートテレビの価格は製品によって異なりますが、高性能な上位モデルほど高額な傾向があります。

たとえば、先述したように4K対応モデルや有機ELディスプレイ搭載モデルは、画質に優れている分、高価格なモデルが多いです。また、スピーカーの性能や画面のサイズなども価格に影響します。

十分な予算がない場合は、中価格帯で購入できる定番モデルや型落ちの製品も含めて比較・検討しましょう。

スマートテレビの使い方は?

スマートテレビのインターネットへの接続手順は、モデルによって異なるため一概にいえません。スマートテレビを購入したら、取扱説明書やメーカーの公式Webサイトで接続手順を確認しましょう。

また、モデルによっては初期設定が必要な場合もあります。初期設定の方法も、取扱説明書やメーカーの公式Webサイトなどから確認できます。

購入するスマートテレビは価格や機能性をよく確認して選ぼう

スマートテレビが1台あれば、動画配信サービスやアプリ、Webサイトなどインターネット上のコンテンツを大画面で楽しめます。最適なモデルは好みや予算に応じて異なるため、さまざまな製品を比較しながら自分にあったものを選びましょう。

また、スマートテレビで動画や音楽などを楽しむだけでなく、外出先ではスマホで同様のサービスを楽しみたい人もいるでしょう。

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