iPhoneのアクセスガイドとは?やり方や解除できないときの対処法を紹介

iPhoneのアクセスガイドとは?やり方や解除できないときの対処法を紹介
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2026.05.27

iPhoneを他人に貸す際に、ほかの画面を見られたくないと感じたことがある人も多いのではないでしょうか。

アクセスガイドを利用すると、起動中のアプリ以外は操作できないように制限することが可能です。制限はボタン操作などで簡単に開始できます。
今回は、アクセスガイドの設定・使い方や、解除できないときの対処法などを紹介します。

目次

iPhoneのアクセスガイドとは

アクセスガイドは、ひとつのアプリしか使えないように制限する機能です。

あらかじめアクセスガイドの設定を済ませてから、制限中に使用を許可するアプリを開いた状態でホームボタン/サイドボタンを3回押すと、アクセスガイドの「開始」が選択できます。

アクセスガイドの実行中はアプリを開いた状態で固定されるため、アプリの切り替えはできなくなります。また、実行中は、衝突事故検出や緊急通報サービスも利用できません。

なお、古いバージョンのiOSでは、ほぼ常時表示されるホームバーを消す方法としても、アクセスガイドが利用されていました。iOS 26など新しいバージョンでは、ホームバーは起動中のアプリ一覧を表示した際やアプリ起動時などに数秒間表示されるのみとなっています。

アクセスガイドの活用シーン

アクセスガイドの具体的な活用シーンをいくつか見ていきましょう。

自分のiPhoneをほかの人に貸す場合

家族や友人に自分のiPhoneを貸すときに、アクセスガイドが活用できます。

貸した相手に別のアプリを誤操作されることが避けられるため、プライバシーの面で安心できます。

また、子どもに動画を見せる場面などでも、アプリやデータを削除されたり、電話を発信されたりなど、意図しない操作が行われるのを防ぐことが可能です。

音楽ゲームやアクションゲームなどで遊ぶ場合

音楽ゲーム(音ゲー)やアクションゲームをする際に、誤操作でゲームが中断されるのを防ぐことが可能です。

画面下部の中央から上に、意図せずスワイプしてしまうとアプリ一覧画面が表示され、アプリは中断されてしまいます。さらに続けて誤操作があると、ホーム画面に戻ってしまったり、アプリを終了してしまったりする可能性もあります。

ゲーム中のこうした誤操作を防ぐには、アクセスガイドの設定が有効です。

アクセスガイドを設定する方法

アクセスガイドの各種設定手順について、以下でそれぞれ見ていきましょう。

  • アクセスガイドのオン/オフの設定
  • パスコードの設定(解除時にFace ID/Touch IDを使用する設定も可能)
  • 時間制限に関わる設定(時間制限時のサウンドや読み上げの設定)
  • アクセシビリティのショートカットの設定
  • 画面の自動ロックの設定(アクセスガイド中の自動ロックまでの時間設定)

アクセスガイドのオン/オフの設定

アクセスガイドのオン/オフを設定する手順は、以下のとおりです。

  1. 「設定」アプリ>「アクセシビリティ」>「アクセスガイド」をタップする
  2. 「アクセスガイド」のスイッチをタップして、オン/オフを切り替える

オンに設定すると、サイドボタン/ホームボタンを3回押す操作で、アクセスガイドを開始するための画面が表示されるようになります。

ただし、次項で紹介する手順でパスコードが設定されていない場合は、実行する前にパスコードの設定を求められます。なお、アクセスガイド用のパスコードは、iPhone本体とは別に設定しなければなりません。

パスコードの設定

アクセスガイドのパスコードを設定する手順は、以下のとおりです。

  1. 「設定」アプリ>「アクセシビリティ」>「アクセスガイド」をタップする
  2. 「アクセスガイド」をオンにしたうえで「パスコード設定」をタップする
  3. 「アクセスガイドのパスコードを設定」をタップする
  4. パスコードを入力・再入力して設定する

さらに、Face ID/Touch IDのスイッチをオンにすれば、パスコードの代わりに生体認証でアクセスガイドを終了することも可能です。

時間制限に関わる設定

アクセスガイド開始前の設定から時間制限を設定して、決まった時間だけ起動中のアプリの使用を許可することも可能です。

時間制限を設定すると、指定した時間が経過したときに、アクセスガイドを解除するまでなにも操作できなくなります。なお、時間制限の長さを設定する方法は「セッションの設定方法」で紹介しています。

「設定」アプリ内の「時間制限」の設定項目では、時間が経過したときのサウンドや読み上げの動作を事前に設定可能です。なお、具体的な制限時間はアクセスガイドの開始時に設定します。

  • アクセスガイドが終了する前のサウンドの設定
  • アクセスガイドの残り時間などの読み上げのオン/オフ

読み上げをオンにすると、制限時間が近づいたときに「残り29秒」のように残り時間を音声で知らせてくれます。制限時間が終了すると「アクセスガイドの制限時間が終了しました」とガイダンスが流れます。

アクセスガイドの時間制限(読み上げやサウンド)の設定手順は、以下のとおりです。

  1. 「設定」アプリ>「アクセシビリティ」>「アクセスガイド」をタップする
  2. 「アクセスガイド」をオンにしたうえで「時間制限」をタップする
  3. 「サウンド」の選択/なし、「読み上げる」のオン/オフをそれぞれ設定する

「サウンド」をタップすると、サウンドの種類が選択できます。サウンドはApp Storeの「着信音/通知音ストア」から購入することも可能です。

アクセシビリティのショートカットの設定

アクセシビリティは、視覚、聴覚、身体機能などをサポートする機能(AssistiveTouch、カラーフィルタ、拡大鏡など)です。これらの機能は、サイドボタンを3回押して起動できるショートカットに登録することもできます。

アクセシビリティをショートカットに登録して機能をオンにすると、下記のように利用する機能の一覧が表示され、選択することが可能です。

ショートカットの登録は、「設定」アプリ>「アクセシビリティ」>「ショートカット」から可能です。利用する機能にチェックを入れて登録します。

アクセスガイドとショートカットが両方オンの場合は、一覧から「アクセスガイド」を選択後、アクセスガイドの開始画面が表示されます。

なお、アクセスガイドをショートカットから起動できるようにするかは、個別に設定できます。ショートカットのオン/オフを切り替える設定手順は、以下のとおりです。

  1. 「設定」アプリ>「アクセシビリティ」>「アクセスガイド」をタップする
  2. 「アクセスガイド」をオンにしたうえで、「ショートカット」のスイッチをタップしてオン/オフを切り替える

アクセシビリティの意味やiPhoneでの機能について詳しくは、こちらをご確認ください。

画面の自動ロックの設定

アクセスガイド中にiPhoneが自動ロックされるまでの時間は、アクセスガイドを実行する時間とは別に設定できます。

設定手順は以下のとおりです。

  1. 「設定」アプリ>「アクセシビリティ」>「アクセスガイド」をタップする
  2. 「アクセスガイド」をオンにしたうえで、「画面の自動ロック」をタップする
  3. アクセスガイド中の自動ロックまでの時間を選択する

デフォルト(通常時と同じに設定)のほか、30秒~15分の時間設定や、自動ロック「しない」の設定が可能です。

iPhoneの自動ロックについて詳しくは、こちらをご確認ください。

アクセスガイドのやり方(開始・終了の方法など)

ここでは、アクセスガイドのやり方を見ていきましょう。以下の方法をそれぞれ紹介します。

  • アクセスガイドを開始する方法
  • セッションの設定方法
  • 画面の一部を無効にする方法
  • アクセスガイドを終了する方法

アクセスガイドを開始する方法

アクセスガイドを開始するための手順は、以下のとおりです。

  1. アクセスガイドで使用を許可したいアプリを開く
  2. 該当のアプリを開いた状態で、以下の操作を行う
    • Face ID搭載機の場合:サイドボタンを3回押す
    • ホームボタン搭載機の場合:ホームボタンを3回押す
  3. 画面上部の「開始」をタップする
  4. 「設定」アプリでアクセスガイド用のパスコードを設定していない場合は、パスコード入力後にセッションが開始される

アクセシビリティのショートカットを設定している場合、サイドボタン/ホームボタンを3回押したときに、ショートカットの一覧が表示されます。一覧の中にある「アクセスガイド」をタップすることで、アクセスガイド開始のための画面が表示できます。

セッションの設定方法

前述のとおり、アクセスガイドを開始するには、サイドボタン/ホームボタンを3回押します。その後、画面下部の「セッションの設定」をタップすると、アクセスガイドのセッション(この機能を1回使用すること)についての各種設定が可能です。

具体的には、以下のボタンや機能の有効/無効を設定できます。

  • サイドボタン
  • ボリュームボタン
  • 動作(シェイクで取り消しなど動きによる操作)
  • ソフトウェアキーボード
  • タッチ
  • 時間制限

一度セッションを設定したアプリでは、次回以降はサイドボタン/ホームボタンを3回押した後に開始前の画面は表示されず、すぐにセッションが開始されます。

セッションの設定は、セッション開始後に中断画面からも可能です。セッション中にサイドボタン/ホームボタンを3回(iOS 18の場合は2回)押し、パスコード入力/生体認証をすると中断画面が表示されます。

ショートカットの設定を変えている場合は、メニューから「アクセスガイド」を選択し、操作してください。

セッションの時間制限の設定とは

時間制限をオンにすると、開始するアクセスガイドの使用時間を設定可能です。

セッション実行後に制限時間が終了すると終了画面が表示され、それ以上アプリを操作できない状態になります。終了画面からは、サイドボタン/ホームボタンを3回押した後にアクセスガイドのパスコード入力/生体認証をすると、「終了」「再開」が選択できます。

画面の一部を無効にする方法

セッション中に画面の一部について、タッチ操作を無効にすることも可能です。

アプリ起動中にサイドボタン/ホームボタンを3回押し、セッション開始前の画面を表示します。セッション中にサイドボタン/ホームボタンを3回(iOS 18は2回)押し、パスコード入力/生体認証をしたときの中断画面からも、以降の操作が可能です。

開始前の画面/中断画面で、アプリプレビュー上を囲うようになぞると、無効化する領域を設定できます。フリーハンドでなぞった領域は、自動的にきれいな丸や四角などに成形されます。囲った領域はドラッグして拡大・縮小が可能です。

たとえば、特定のボタンをほかの人に押せないように、無効化領域として指定するなどの使い方ができます。以下の画像はYouTubeアプリで投稿、登録チャンネル、マイページのボタンを囲った場合を一例としています。

特に触ってほしくないボタンがあるような場合は、その領域を指定しましょう。

無効化領域を囲った後は、そのまま画面上部の「開始」/「再開」をタップすれば、無効化を反映してアクセスガイドのセッションを開始できます。

ただし、動画アプリなどでは、関連動画へのリンクや、「いいね」、共有などのボタンが多数配置されているのが一般的なため、意図しない操作を完全に防ぎたい場合は、セッションの設定で「タッチ」をオフにするとよいでしょう。

アクセスガイドを終了する方法

アクセスガイドのセッションを終了するには、セッション中に以下の操作を行います。

  1. サイドボタン/ホームボタンを3回(iOS 18の場合は2回)連続で押す(ショートカットの設定を変えている場合は、メニューから「アクセスガイド」を選択して操作する)
  2. アクセスガイドのパスコード入力/生体認証を行う
  3. 画面上部の「終了」をタップする

時間制限を設定した場合は、制限時間になると自動的に終了画面が表示されます。そのままサイドボタン/ホームボタンを3回押し、パスコード入力/生体認証後に「終了」をタップすることでセッションを終了できます。

また、制限時間前でも、中断画面を表示すれば「終了」を選択することが可能です。

アクセスガイドが解除できないときの対処法

設定したパスコードがわからないなどで、アクセスガイドを解除できないときは、強制再起動での解除が可能です。ただし、アクセスガイドのパスコードは設定されたままなので、再度アクセスガイドを実行する前に変更してください。

iPhone X以降/iPhone 8/iPhone SE(第2世代以降)で強制再起動を実行するには、以下のボタン操作を行います。

  1. 音量を上げるボタンを押してから素早く放す
  2. 音量を下げるボタンを押してから素早く放す
  3. サイドボタンを押したままにする
  4. Appleロゴが表示されたら、サイドボタンを放す

iPhoneの再起動・強制再起動の手順について詳しくは、こちらをご確認ください。

アクセスガイドが開始できないときの対処法

アクセスガイドが開始できないときは、まずはアクセスガイドの設定がオンになっているか確認し、設定に問題がない場合は以下の対処法を試してみましょう。

  • 間隔をあけずにボタンを3回押す
  • クイックメモを閉じる
  • 本体の再起動・iOSアップデートを試す

間隔をあけずにボタンを3回押す

アクセスガイドの開始には、間隔をあけずにボタンを3回連続で押す操作が必要です。

ボタンを押す間隔があくと、アクセスガイド開始のための画面は表示されず、画面ロックなどが実行されてしまいます。

間隔をあけずに押すことを意識して再度、開始するためのボタン操作を試してみましょう。

クイックメモを閉じる

アクセスガイドを開始したいアプリを開いている場合でも、クイックメモが起動していると、以下のような注意書きが表示され、アクセスガイドが開始できません。

クイックメモはアプリを開いたまま、メモを開いて入力できる機能です。コントロールセンターのメモアイコンなどから起動できます。クイックメモを開いているときは、「×」で閉じてから、アクセスガイドを開始しましょう。

本体の再起動・iOSアップデートを試す

システム上の一時的な不具合は、再起動やiOSアップデートで解消できることがあります。以下の手順で、iPhoneを再起動してみましょう。

  1. 電源オフスライダを表示する(iPhone X以降は片方の音量調節ボタンとサイドボタンを長押し、iPhone 8/iPhone SE以前はサイドボタンを長押しすると表示される)
  2. スライダをドラッグして電源オフにする
  3. サイドボタンをAppleロゴが表示されるまで長押しして、再度電源をオンにする

iOSは、以下の手順でアップデートできます。

  1. 「設定」アプリ>「一般」>「ソフトウェアアップデート」をタップする
  2. 更新できる最新バージョンがある場合は「今すぐアップデート」をタップして画面の案内に従って実行する

iOSアップデートについて詳しくは、こちらをご確認ください。

アクセスガイドを必要な場面で活用しよう

アクセスガイドは、起動中のアプリ以外は操作できないように制限する機能です。iPhoneを家族や友人に貸すときにほかのアプリは触られたくない場面や、ゲームアプリで誤操作を防止したいときに活用できます。

アクセスガイドは事前に設定を済ませておくと利用しやすいため、設定方法や使い方を知って、必要な場面で活用していきましょう。

また、アクセスガイドをはじめ、iPhoneの機能をより快適に使いたいなら、より新しい機種への買い替えがおすすめです。買い替えの際に携帯電話会社も乗り換えると、より自分にあった料金プランが見つかる可能性があります。

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