白ロムとは?SIMフリーとの違いや購入時の注意点、購入できる場所を解説!

白ロムとは?SIMフリーとの違いや購入時の注意点、購入できる場所を解説!
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2024.02.16

中古のスマホを探していると、時々見かける「白ロム」という言葉。この「白ロム」は一体どういうものかご存知でしょうか。

白ロムとは、新品・中古の使用状態を問わず、携帯電話会社のSIMカードが入っていない(スマホのみで通信・通話ができない)状態のスマホを指します。

一方、携帯電話会社のSIMカードが入っている状態のスマホは黒ロムと呼ばれます。

中古市場のスマホは、ほとんどがこの白ロムです。スマホの購入費を抑えた買い替え目的で白ロムの購入を検討される方も多くみられます。

今回はこの白ロムのメリットや、購入時の注意点を解説していきます。

目次

白ロムとは一体どんな状態?

中古のスマホを探していると目にする白ロムとは、そもそもどんな状態のスマホを指すのでしょうか。

大まかには中古のフィーチャーフォンやスマホを白ロムと呼びますが、総務省の定義によると白ロムとは「SIMカードが挿入されておらず、それだけでは通話が可能でない携帯電話」となっています※。

通常、通話・通信が可能なスマホには、携帯電話会社と契約したときに受け取るSIMカードが入っています。SIMカードとはICチップが埋め込まれた小さなカードで、このカードに所有者の契約情報(電話番号を含む)などが記録されています。

白ロムはこのSIMカードを取り外している状態のため単体ではデータ通信や通話をすることはできません。

中古取引で売買されているスマホはこの白ロムの状態になり、中古スマホ販売店やフリマアプリなどで購入することができます。
(白ロムの多くは中古のスマホであることから、今回は白ロムを中古のスマホとして解説していきます)

引用:Q&A -携帯音声通信事業者向け-

白ロムとSIMフリーの違い

SIMフリーは、SIMロックがかかっていないスマホのことで、新品も中古も含まれます。

SIMロックは、ほかの携帯電話会社のSIMを使えないようにスマホ自体に制限をかけるものです。

なお、総務省は2021年10月以降に発売されるスマホ製品についてはSIMロックを原則禁止としています。

SIMフリーのスマホであれば、携帯電話会社の回線の周波数に対応していれば、制限なく利用可能です。

白ロムを購入して利用する際は、SIMフリーのスマホ、または利用する回線のSIMロックがかかったスマホのいずれかを購入する必要があります。

SIMフリーついて詳しくはこちらをご確認ください。

白ロムと赤ロムの違い

白ロムと関連する言葉として、「赤ロム」というものもあります。赤ロムは、スマホ製品の代金分割払いの未払いや不正使用などで携帯電話会社から「ネットワーク利用制限」をかけられているスマホのことです。

中古販売店などでは、元の持ち主が分割払いの途中であることを示す「ネットワーク利用制限△」のスマホの取り扱いもあり、分割払いが滞った場合に赤ロムになるリスクがあります。

多くの中古販売店で、赤ロムになった場合の保証をしているので事前に確認をしておきましょう。

白ロムを購入する3つのメリット

白ロムには新品のスマホとは異なる以下の3つのメリットがあります。

• 下取りと組み合わせるとより安価にスマホを購入することができる
• スマホが壊れた場合、修理よりも同一機種の白ロム購入の方が費用を抑えられる場合がある
• 選べるスマホの選択肢が増える

それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

(1)下取りと組み合わせるとより安価にスマホを購入することができる

白ロムの多くは中古のスマホであるため、新品よりも安価で購入することができます。加えてお手持ちのスマホを下取りに出すことで、スマホの購入にかかる費用を下げることができます。

スマホの状態にもよりますが、比較的傷も少なく箱やマニュアル、付属品などが揃っている場合は、下取りサービスと組み合わせて白ロムの購入を検討するのもよいでしょう。

中古では状態が悪いのではないか、という不安があるかもしれません。しかし、白ロムを取り扱う販売店では、下取り時に使用状態や傷、付属品などを丁寧に確認するため、中には未使用品やほぼ使用されたことがない新品同様のスマホも少なくありません。

また、携帯電話会社を通じての機種変更と異なり、スマホ購入時に行う手続きは必要ありません。白ロムを購入してSIMカードを挿入すれば、利用が可能になります(ただし、スマホによって対応の携帯電話会社が異なる場合があるので注意してください)。

(2)スマホが壊れた場合、修理よりも同一機種の白ロム購入の方が費用を抑えられる場合がある

スマホの損傷が大きい場合、携帯電話会社を通じて修理を依頼すると、高額な修理費用がかかることがあります。

たとえば、10万円以上のスマホが故障した場合、水没などによる基板交換やディスプレイ故障などの修理は実費で数万円かかるものも珍しくありません。

携帯電話会社でスマホを購入した際に故障に対する補償サービスなどに加入していれば、数千円程度の実費負担で修理が可能です。しかし、サービスに加入していなかった場合、全額実費で支払うと新品のスマホが購入できるほどの費用がかかることもあります。

その場合、同じスマホの白ロムを購入した方が、修理するよりも費用を抑えられる場合があります。

(3)選べるスマホの選択肢が増える

白ロムを選択肢に入れることで、携帯電話会社では販売が終了した型落ちの製品も購入できるようになります。

数世代前のモデルでも、特に上位のモデルであれば高い性能を持っており、Webサイトの閲覧や動画視聴、SNSの利用などであれば十分でしょう。最新モデルにこだわらずにスマホを選ぶことで、価格を抑えながら、ご自身のニーズに合った製品を入手することも可能です。

また白ロムであれば、契約中の携帯電話会社では販売のない、他社で販売されている製品も購入できる場合があります。

白ロムの購入場所

白ロムの購入場所としては、主に中古販売店、フリマアプリ、ネットオークションなどが挙げられます。それぞれの購入場所の特徴を確認しておきましょう。

中古販売店

スマホの買取・販売をしている中古販売店から、白ロムの購入が可能です。

一定期間の不具合への保証や赤ロム保証が付くことが多く、より安心して購入できるのがフリマアプリやネットオークションなどと比較したときのメリットです。

スマホの状態はランク分けをされていることが多く、オンラインで購入する場合も、おおまかな製品の状態を確認したうえで購入できます。また、ネットワーク利用制限やSIMロックに関する情報も、各製品の購入ページから確認が可能です。

また、中古品とあわせて未使用品の取り扱いがある場合もあり、新品に近い状態の製品を購入することも可能です。

フリマアプリ

フリマアプリは、オンライン上でフリーマーケットのように個人間で取引ができるアプリのことです。ほかのユーザーが使用していたスマホを白ロムとして購入できます。

中古販売店よりも安く購入できることがある点がメリットです。

ただし、フリマアプリは個人間での取引になるため、商品の状態や動作については、購入者がご自身で事前によく確認する必要があります。不明な点があれば、購入前に質問をして解決しておかなければなりません。

また、中古販売店のような赤ロムや不具合への保証は受けられないので、リスクを許容したうえで購入する必要があります。

ネットオークション

オンライン上で出品されている商品の中から、オークション形式で入札をする「ネットオークション」でも白ロムの購入が可能です。

中古販売店などに比べて安く購入できることがある反面、フリマアプリ同様、購入者がご自身で商品の状態をよく確認しなければなりません。赤ロムや不具合のリスクについても理解したうえで購入する必要があります。

白ロムを購入する際の6つの注意点

自分に合ったものが見つかれば費用対効果が高い白ロムですが、購入時には以下の6つのポイントに注意しなければいけません。

• 白ロム購入につきまとう赤ロムというリスクを理解しておく
• SIMロックが解除されているか
• SIMカードとSIMカードを入れるトレイのサイズが合っているか
• スマホと携帯電話会社の周波数帯(バンド)が合っているか
• iPhoneの場合はアクティベーションロック(iPhone、iPad、iPod touch を紛失したり盗まれたりしても、第三者に使われないように保護する仕組みのこと)に注意する
• 中古品は新品に比べるとバッテリーが劣化している

どこに注目して確認すればよいのか、ひとつずつ見ていきましょう。

(1)白ロム購入につきまとう赤ロムというリスクを理解しておく

赤ロムとは、なんらかの理由で携帯電話会社から「ネットワーク利用制限」をかけられているスマホのことです。

ネットワーク利用制限がかかっているスマホは、SIMカードを挿入しても携帯電話会社のモバイルデータ通信や電話回線の利用ができません。

赤ロム化とは携帯電話会社が元の持ち主の不正または未払いなどによって、対象のスマホをネットワークの利用制限(SIMカードを挿入しても通信が利用できない状態)の対象とすることをいいます。

購入した時点では白ロムでも、のちに最初の購入者が虚偽の申し込みを行っていたことが判明したり、スマホの代金支払いが滞っていたりするとのちのち赤ロムになってしまうことがあります。

白ロムの購入を検討する際は、赤ロムになる可能性とリスクを考慮しなければいけません。中古販売店などでは、元の持ち主が分割払いの途中である場合に「ネットワーク利用制限△」の表記が記載されているので確認してみてください。

また、多くの中古販売店は赤ロム化に対する保証を行っているため、購入先を決めるときにどのような保証制度があるか確認しましょう。

(2)SIMロックが解除された状態であることを確認する

総務省のガイドライン改定により、2021年10月1日以降に新たに発売されるスマホについてはSIMロックが原則禁止されています。

比較的新しいスマホ製品であれば基本的にSIMロックはかけられていませんが、発売された時期が2021年10月1日よりも前のスマホを白ロムとして購入する場合には、スマホにSIMロックがかかっている場合があります。

SIMロックが解除されていない白ロムを購入した場合、自分が所有するSIMカードを挿入しても使用できないことがあります。白ロムの商品情報にSIMロック情報を公開している中古販売店を選び、購入時にきちんと確認をしましょう。

SIMロックの状態や解除の手続きは、携帯電話会社のショップ(店頭)や公式Webサイトで確認できます。ただし、SIMロック解除の条件は各携帯電話会社によって異なるため、Webサイトを確認してください。

SIMロック解除に関する詳細は、こちらをご確認ください。

(3)SIMカードとトレイのサイズを確認する

SIMカードには3種類のサイズがあります。一番大きい標準SIM、やや小さいmicroSIM(マイクロSIM)、最も小さいnanoSIM(ナノSIM)の3種類です。

また、近年は物理的なSIMカードを挿入せずSIM情報のみをスマホ一体型のSIMに書き込んで使用する内蔵型のeSIMも登場しました※。

現在新しく発売されているスマホで最も普及しているのはnanoSIMですが、白ロムにはmicroSIMを使用しているスマホも多く存在します。

SIMカードトレイとSIMカードのサイズが合わないとSIMカードを使用することができません。使用したいSIMカードとトレイのサイズを確認し、場合によっては携帯電話会社に依頼してSIMカードのサイズを変更する必要があります。

SIMカードの詳細は、こちらをご確認ください。
eSIMの詳細は、こちらをご確認ください。

(4)周波数帯(バンド)を確認する

携帯電話会社が扱う電波には、周波数帯(バンド)が存在します(音域のような考え方で、データ通信で扱う電波にも周波数帯域があります。携帯電話会社によって使えるデータ通信の周波数帯が異なります)。

周波数帯(バンド)には物理的な限界があるので、総務省によって区分が決められ、携帯電話会社によって使用できる周波数帯(バンド)が割り当てられています。

スマホがSIMカードの周波数帯(バンド)に対応していない場合、SIMカードを挿入しても電波を受信することができず、使用できません。

SIMカードの周波数帯(バンド)は携帯電話会社の公式Webサイト、スマホが対応している周波数帯(バンド)は、スマホのメーカーの公式Webサイトなどに掲載されています。

(5)iPhoneの場合、アクティベーションロックされていないことを確認する

アクティベーションロックとは、iPhoneを紛失したり盗難されたりした場合、他人にスマホを勝手に使用されないように遠隔で操作をロックできる機能です。

アクティベーションロックは、ロックをかけた本人でないと基本的に解除できません。白ロムを購入した後アクティベーションロックがかかっていることがわかった場合、前の所有者に依頼して解除してもらわなければいけません。

多くの中古販売店ではアクティベーションロックが解除されていることを確認したうえで白ロムとして販売していますが、ネットオークションやフリマアプリなどで購入する場合には注意しましょう。

(6)中古品は新品に比べるとバッテリーが劣化している

中古品は、新品に比べるとバッテリーの劣化があり、バッテリーの持ち時間は短くなります。

中古販売店では、バッテリーの状態を確認できないことが多いです。バッテリーについてどうしも不安を感じるのであれば、バッテリーの劣化状態の記載がある白ロムを選ぶか、新品や未使用品も含めて検討する必要があります。

なお、製品によってはスマホの設定画面からバッテリーの状態を確認できるので、フリマアプリやネットオークションで購入する場合は、出品者に質問して確認しましょう。

また、購入したスマホのバッテリーの劣化具合がひどい場合には、修理店などにバッテリー交換を依頼して対応する方法もあります。

白ロム購入後にするべき初期化と設定方法

白ロム購入後、利用に必要な設定はとても簡単です。基本的にはSIMカードを挿入し、電源を入れ、画面に表示されるガイダンスに従って、必要な情報を登録していきます。

設定方法は、新品のスマホを購入したときと同様です。

使用前に必ず一度初期化を実施しよう

中古販売店で購入した場合、基本的に白ロムは初期化されています。しかし、ネットオークションなどで入手した場合、まれに前所有者の情報などが残っていることがあります。

白ロムはほとんどが中古であるため、前所有者がどのような状況や環境で使用していたかわかりません。そのため購入後、初期化前にすぐ使用すると危険なアプリが設定されていて気付かないうちに個人情報を抜き取られるなどのリスクがあります。

一見初期化が済んでいるようでも、セキュリティの観点から白ロムは必ず使用前に初期化しておきましょう。初期化の方法はスマホによって異なるため、メーカーの公式Webサイトやマニュアルを確認しながら行ってください。

白ロムを正しく理解して、自分に合ったスマホを選ぼう

白ロムの多くは中古として販売されています。携帯電話会社やスマホのメーカーから新品を購入するよりも安価で購入できることが多いため、予算を抑えたい人には選択肢のひとつとしておすすめです。

また、最新でなくてもよい、高機能(スペック)にこだわりがない人は、新品に近いスマホを安く入手できる可能性があるので、携帯電話会社で旧タイプの新品を購入するよりも白ロムがおトクといえます。

一方、赤ロム化など中古ならではのリスクもあります。白ロムの持つメリットとデメリットをしっかりと理解したうえで、品質管理がしっかりとした中古販売店から購入することをおすすめします。

なお、白ロムの購入について不安を感じる方や最新のスマホを使いたい方は、新品スマホの購入がおすすめです。

スマホの買い替えをお考えの方は、おトクな料金プランがある携帯電話会社への乗り換えもあわせて検討しましょう。

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※ 製品代、オプション料、通話料等は別費用。
※1 公平なサービス提供または環境により速度低下する場合あり
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※3 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE(第1世代)をiOS 14.4/14.4.1/14.4.2のバージョンでご利用になる場合、110/118/119への緊急通話で高精度な位置情報測位の正確性が低下します。iOS 14.5にアップデートすることで高精度な位置情報測位に対応いたします。楽天モバイルのご利用にあたり、iOS 14.4以降ならびにキャリア設定の最新バージョンへのアップデートをお願いいたします。
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