「iPhoneを探す」の設定方法・使い方は?友達や家族のスマホを探す方法も解説

「iPhoneを探す」の設定方法・使い方は?友達や家族のスマホを探す方法も解説
このエントリーをはてなブックマークに追加
2025.12.12

iPhoneの「探す」アプリやiCloud.comを利用すると、盗難・紛失の際も位置情報でiPhoneを探すことができます。

「探す」アプリやiCloud.comでは、リモートでのロックや初期化などの操作も可能です。万が一の盗難・紛失に備えて、設定や使い方を押さえておくと安心です。
今回は「iPhoneを探す」の設定方法や使い方を詳しく紹介します。

目次

「iPhoneを探す」とは

「iPhoneを探す」とは、「探す」アプリやiCloud.comから紛失・盗難の際に位置情報を利用してiPhoneを探せる機能です。

主な機能は以下のとおりです。

・位置情報の確認(現在地や最後に検出した位置の表示)
・iPhoneからのサウンド再生(遠隔で製品を鳴らす)
・紛失としてマーク(製品をロックし、Apple Payなどの支払い機能を停止。連絡先メッセージも表示可能)
・リモートでの初期化(実行するとデータが消去され、以後の追跡は不可能)

以前は「iPhoneを探す」と「友達を探す」が別々のアプリとして用意されていましたが、iOS 13以降は「探す」アプリに統合されています。

「iPhoneを探す」の設定方法

「iPhoneを探す」を利用するためには、「iPhoneを探す」をオンに設定する必要があります。設定の手順は次のとおりです。

1.「設定」アプリ>自分の名前>「探す」>「iPhoneを探す」の順にタップする

2.「iPhoneを探す」をオンにする

なお、「iPhoneを探す」の中にある「"探す"ネットワーク」をオンにしておくと、電池切れなどでオフラインでも、最後の接続から24時間以内なら位置情報を確認できます。

また、「最後の位置情報を送信」をオンにすると、バッテリー残量が少ないときに端末の最終的な位置情報が、iCloud(「探す」)に自動保存されます。あとから「探す」アプリやiCloud.comで確認できます。

iPhone以外のApple製品を追加する方法

iPhoneとペアリングされ、同じApple Account(Apple ID)でサインインしているAirPods ProやApple Watchは、「iPhoneを探す」を有効にすると「探す」アプリに自動的に追加されます。

AirPods ProやApple Watchをオフラインで探せるようにするためには、「"探す"ネットワーク」をオンにすることが必要です。

AirPods Proは、iPhoneで「設定」>「Bluetooth」>デバイスの横の詳細情報ボタン(ⓘ)の順にタップして「"探す"ネットワーク」をオンにします。

Apple Watchは、Apple Watchで「設定」>自分の名前>Apple Watchの名前>「Watchを探す」の順にタップし、「"探す"ネットワーク」をオンにします。

なお、「iPhoneを探す」に対応したAirTag(Appleの紛失防止タグ。持ち物に付けて「探す」アプリで位置の確認が可能)や他社製のアクセサリも、「探す」アプリを利用することで探すことができます。

iPhoneを探す方法

iPhoneが紛失・盗難に遭った際は、「探す」アプリまたはiCloud.comで捜索が可能です。以下でそれぞれの方法を詳しく見ていきましょう。

「探す」アプリで探す

「探す」アプリからも位置情報の確認などが可能です。iPhoneを2台持ちしている場合や、iPadを持っている場合などはこちらから捜索できます。

「探す」アプリで位置情報を確認するには、アプリ内の「デバイスを探す」タブをタップします。

一覧から位置情報を知りたいデバイスをタップします。

地図上で、選択したデバイスの位置情報が確認できます。iPhoneがある場所の住所もiPhoneの名前の下に表示されます。

デバイスを選択した後は、画面下にメニューが表示されます。それを上にスワイプすると、メニューを大きく引き出すことが可能です。

メニューには、以下の項目が表示されています。

・サウンドを再生
・経路
・iPhoneを紛失
・通知

「探す」アプリからもサウンドの再生や紛失モードの設定などが可能です。

また、紛失時には「経路」をタップすると、マップアプリで紛失したiPhoneまでの経路を表示できます。

そのほか、デバイスの名前の下に「位置情報が見つかりません」と表示されているときは、「通知」の項目から「検出時に通知」をオンにしておくと、位置情報が確認されたときに通知を受け取れます。

iCloud.comで探す

iPhoneを紛失した際に、iCloud.comからiPhoneを探す方法を以下で見ていきましょう。

1)地図上で探したいデバイスの位置を確認する

まず、パソコンやタブレットのWebブラウザでiCloud.comにアクセスします。

その後、iCloud.comの「デバイスを探す」にサインインし、デバイスの一覧から紛失したiPhoneを選択します。

地図上に位置情報が表示されるので確認しましょう。

2)紛失したデバイスをマークしてロックする

「紛失としてマーク」を選択すると、iPhoneをパスコードでロックできます。

ロック中の画面に表示する電話番号、メッセージを順に入力してロックを実行します(電話番号、メッセージは入力なしでも紛失モードでロックできます)。

「紛失としてマーク」にすると、紛失中であることを示す内容がiPhoneの画面に表示されます。

3)リモートでデバイスを消去する

「消去」を選択すれば、遠隔でデータを削除して個人情報を保護することもできます。

「消去」を選択後、「次へ」をタップし、画面の案内に従って操作を進めることでデータの消去を実行します。

なお、「消去」の下にある「解除」は、消去リクエストの取り消しです。製品がオフラインで、まだ消去が実行されていない場合に限りキャンセルできます。消去が始まった/完了した後は取り消せません。

ファミリー共有で家族のiPhoneを探す

ファミリー共有の機能を利用すると、自分のiPhoneを使って家族のiPhoneを捜索できます。ファミリー共有の設定方法は次のとおりです。

1.「設定」アプリ>「自分の名前」をタップする

2.「ファミリー」をタップする

3.ファミリー共有の画面が表示されるので「続ける」をタップする

4.「登録を依頼」をタップして画面の案内に従って操作を行う

ファミリー共有を設定した後は、「設定」アプリ>「ファミリー」>「位置情報の共有」から自分の位置情報を知らせる相手として家族を選択することで、位置情報を共有できます。

ファミリー共有、位置情報の共有まで設定すると、位置情報を共有された家族のiPhoneの「探す」アプリからも、自分のiPhoneの位置情報が確認できるようになります。

「友達を助ける」でほかの人のiPhoneを探す

「探す」アプリの「友達を助ける」からは、自分のiPhone/iPadを使って、家族以外のほかの人のiPhoneも捜索できます。

「探す」アプリ内の「自分」のタブで一番下までスクロールすると、「友達を助ける」がタップできます。

「友達を助ける」をタップすると、iCloud.comの「デバイスを探す」のページが開きます。そこからは、友達のApple Account(Apple ID)でログインしてもらい、位置情報を確認してもらいましょう。

Apple Watchで探す

Apple WatchからiPhoneを探す手順は、次のとおりです。

1.Apple Watchで「デバイスを探す」アプリを開く
2.探したいデバイスをタップする
3.地図で場所を確認する

デバイスの位置情報を取得できない場合は、iPhoneの名前の下に「オフライン」や「位置情報なし」と表示されることがあります。この状態のときに表示される「通知」>「検出時に通知」をオンにしておくと、デバイスが検出された際に通知を受け取れます。

「デバイスを探す」のリストに表示されない場合の対処法

もし「デバイスを探す」のリストに表示されない場合、紛失したiPhoneの「探す」が無効になっている可能性があります。その場合は、残念ながら探す方法はありません。

iPhoneを探すことができない場合や回収に時間がかかる場合などは、すみやかにブラウザからApple Accountのパスワードを変更し、警察に紛失届けを出しましょう。さらに、携帯電話の回線を停止し、信頼できるデバイスのリストから紛失したデバイスを削除します。

iPhoneの「探す」をオフにするとどうなる?

「iPhoneを探す」は「設定」アプリ>「ユーザー名」>「探す」>「iPhoneを探す」からオフにできます。

「iPhoneを探す」をオフにすると、iCloud.comの「デバイスを探す」や「探す」アプリでiPhoneが表示されなくなります。

「iPhoneを探す」をオフにすると、以下のようなリスクがあります。

・盗難・紛失のときに位置情報で探せなくなる
・ロックができず、悪用や情報流出の可能性が高まる

「探す」をオフにすると、位置情報による捜索はできなくなります。また、「探す」からiPhoneを紛失モードにすることもできなくなります。

「iPhoneを探す」がグレーアウトでオフにできない理由は?

「iPhoneを探す」がグレーアウトでオフにできない場合、「盗難デバイスの保護」がオンになっていることが原因のケースがあります。

「盗難デバイスの保護」をオンにすると、iPhoneが自宅や職場などのよく知っている場所から離れている間、一部の機能やアクションへのセキュリティ要件が厳しくなります(常時機能を有効にする設定も可能です)。

「盗難デバイスの保護」は、以下の手順でオン/オフの切り替えが可能です。

1.「設定」アプリ>「Face IDとパスコード」をタップする
2.パスコードを入力する
3.「盗難デバイスの保護」をタップする
4.「盗難デバイスの保護」のオン/オフを切り替える

「iPhoneを探す」がグレーアウトでオフにできないときは、「盗難デバイスの保護」をいったんオフにしてグレーアウトが解消するか確認してみましょう。

ただし、「iPhoneを探す」や「盗難デバイスの保護」は、紛失・盗難時のセキュリティを高める大切な機能です。基本的には、どちらもオンのまま利用しましょう。

盗難・紛失に備えて事前にできることは?

盗難・紛失に備えた主な対策として、「盗難デバイスの保護」の設定や、「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」への加入が挙げられます。

「盗難デバイスの保護」を設定しておく

「盗難デバイスの保護」は、自宅や職場などiPhoneをよく利用する場所から離れているときにセキュリティを自動的に強化する機能です。盗難による悪用や個人情報の流出に備えるなら、以下の手順で「盗難デバイスの保護」を設定しておきましょう。

1.「設定」アプリ>「Face IDとパスコード」をタップする
2.iPhoneのパスコードを入力する
3.「盗難デバイスの保護」をタップする
4.「盗難デバイスの保護」のスイッチをタップしてオンに切り替える

「盗難デバイスの保護」をオンにすると以下のセキュリティ強化が適用され、万が一の盗難時にも致命的な変更を受けるリスクを低減できます。

・パスワード変更や支払い設定など、重要情報へのアクセスなどで生体認証が求められる
・Apple IDのパスワード変更など重要な操作には、生体認証と待機時間が設定される

盗難デバイスの保護についての詳細はこちらをご確認ください。

AppleCare+ 盗難・紛失プランに加入する

AppleCare+は、ハードウェア保証の延長や優遇料金での修理、交換などが受けられるサービスです。AppleCare+には、盗難・紛失にも対応する「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」があり、12カ月間で最大2回まで補償を受けられます。

盗難・紛失の際は、Apple Account(Apple ID)でサインインして補償請求をすれば、サービス料を支払って同等モデルのiPhoneを受け取ることができます。補償を受けるには、補償請求手続きの全期間を通じて、そのデバイスで「探す」が有効になっている必要があります。

AppleCare+ 盗難・紛失プランについては、Appleの公式Webサイトをご確認ください。

盗難・紛失の際は「探す」の機能でiPhoneを捜索しよう

「iPhoneを探す」は、位置情報を利用してiPhoneを探せる機能です。「設定」アプリ>[自分の名前]>「探す」>「iPhoneを探す」から機能をオンにできます。

iPhoneを紛失した際には、「探す」アプリやWebブラウザのiCloud.comから位置情報を確認して探索できます。

なお、AppleCare+ 盗難・紛失プランに加入していれば、盗難・紛失の際に12カ月間で最大2回まで有料で同等モデルのiPhoneと交換ができます。万が一に備えて、AppleCare+の保証サービスを検討しておきましょう。

楽天モバイルでは、スマホ購入時におすすめのオプションサービスを提供しております。

故障や紛失等のトラブルが心配という方には、Android™向け「スマホ交換保証プラス & 家電補償」、iPhone向け「故障紛失保証 with AppleCare Services & iCloud+」がございます。

さらに楽天モバイル以外で購入したスマホも「持ち込みスマホあんしん保証」に加入すれば、スマホの破損、水没等のトラブル時でも保証が受けられます。

「スマホ交換保証プラス & 家電補償」はこちらをご確認ください。
「故障紛失保証 with AppleCare Services & iCloud+」はこちらをご確認ください。
「持ち込みスマホあんしん保証」はこちらをご確認ください。

楽天モバイルの料金プランでは、データ利用量に合わせて料金が自動的に変わるため、たくさん使う人にもあまり使わない人にもおすすめの料金プランです。

家族割引適用※1で、3GBまでは880円/月(税込968円)、20GB超過後はどれだけ使っても2,880円/月(税込3,168円)とデータ使い放題※2なので、データ容量を心配せず快適な通信をご体験いただけます。
※通話料等別
※1 割引・プログラム適用条件あり。詳細はこちらをご確認ください。
※2 混雑時など公平なサービス提供の為に速度制御する場合あり

ぜひ楽天モバイルをご検討ください。

楽天モバイルは使わなければ勝手に安くなる

知らなきゃ損!91.4%の人がおトクになったと回答※1 Rakuten 最強プラン

※1 楽天モバイル「楽天モバイル通信簿2025Ver/データ収集期間2024年12月16日~12月23日」
※ 掲載内容はプラン名・サービス内容の変更によって、一部内容を修正する可能性がございます。

  • この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
  • 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。
CATEGORY : お役立ち